金言の真理135「バカは死んでも直らない」4

「バカは死んでもバカなのだ」は天才バカボンのキャラクターの一人のバカボンのパパの名言の一つで、これは漫画家・赤塚不二夫さんの対談集『バカは死んでもバカなのだ』(毎日新聞社刊)のタイトルに使われています。

お題の「バカは死んでも直らない」をアレンジしただけと思われることもあるのですが、新たな金言として別に数回書いてもよいくらい「バカは死んでもバカなのだ」には学ぶべきところがある言葉です。

「バカは死んでもバカなのだ」は、赤塚不二夫さんの哲学として伝えられている「バカになって純粋に生きる」を象徴する(的確に表した)言葉で、これは赤塚さんの自宅に転がり込んでデビューを目指していたタモリ(森田一義)も機会があるたびに話していたことです。

世間の常識や見栄に縛られることなく、純粋な自分を貫く「バカ」こそが真の自由であるという赤塚流の究極のポジティブシンキングとして伝えられています。

そして、バカボンのパパの名言中の名言の「これでいいのだ」は、“バカ哲学”から生まれた、どんな結果でも受け入れる肯定の言葉です。

自由な生き方を模索している人、自分は自由に生きていると明言する人に、このような話(解釈)を伝えると、賛同するよりも抵抗や反発されることが多くて、中には侮蔑の態度を示されることさえあります。

ここでいう「バカ」は“純粋な自分”であって、打算や計算、演技、そして違っていることに気づいていても自分に言い聞かせて(誤魔化すようにして)行動している人ではないのです。

「バカは死んでもバカなのだ」は、直す(治す)必要がない重要なことに、気づいているのかを問う金言だと考えを伝えたいのです。
〔小林正人〕