OMO 継続の仕組み18 広報活動のつながり

“門前の小僧習わぬ経を読む”という言葉がありますが、私が手掛けた臨床栄養の機関誌の編集は、それがピッタリの状況でした。

日本臨床栄養協会は、臨床医と病院栄養士が学び合う学術団体であって、機関誌の原稿は病院栄養士や医師が書いていました。また、協会の学術集会での講演内容を記事にして、参加できなかった会員に講演で示された画面とともに伝える(学んでもらう)のも大きな目的でもありました。

初めのうちは講演を聞いても、何を言っているのかわからない状態で、臨床栄養学の教科書を借りて、それでもわからないことは医師や管理栄養士の方々に聞くということで、なんとか季刊誌(年4回発行)の編集をこなしていました。

講演の内容のテープ起こしも専門用語で引っかかって、前に進まないということがあったものの、慣れというのは恐ろしいもので、いつしか専門用語が聞き取れるようになって、内容も理解できるようになりました。

専門家ほど専門用語が早口になるという特徴があって、こればかりは聞き慣れていないと、どうにもならないということでした。

慣れることができたのは、学術集会で話されたことを、すべて聞いて文字にしていたからです。学術集会は、同時に複数の講演が行われるために、1人が参加できるのは限られています。

だから、すべての講演が掲載されている機関誌は重要になるということですが、全講演を聞いたのは、文字化を担当していた私だけなので、短期間で充分過ぎるほど学ばせてもらいました。

その経験が、その後に続く、栄養士や医師などの複数の団体の機関誌の編集などに役立つことになりました。

その関わった団体は、公益社団法人日本メディカル給食協会、公益財団法人日本健康スポーツ連盟、一般社団法人日本臨床栄養協会、一般社団法人日本臨床栄養学会、一般社団法人日本未病学会、一般社団法人日本病院調理師協会、一般社団法人日本健康倶楽部などでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕