1985年に国民の食生活の目安として、当時の厚生省(現:厚生労働省)から発表された「健康づくりのための食生活指針」について、前回(食育の伴歩2)全9項目を示しました。
その中で特に注目したいのは、バランスについての項目です。
1.いろいろ食べて成人病予防
・主食、主菜、副菜をそろえ、目標は1日30品目
・いろいろ食べても、食べすぎないように
1番目は「いろいろ食べて成人病予防」ですが、この時期には現在の生活習慣病ではなくて、成人病と呼ばれていました。
そのことよりも気になるのは「主食、主菜、副菜をそろえ、目標は1日30品目」で、今では言われなくなった「1日30品目」がトップに出てきています。
「主食、主菜、副菜」が栄養バランスの基本というのは今も変わらないことですが、「健康づくりのための食生活指針」が発表されたときには、メディアが盛んに「1日30品目(食品)」を取り上げて多くの種類を食べることが推奨されていました。
多くの種類を食べることで、エネルギー摂取過剰になってはいけないということで、“腹八分目”を目指すこととが掲げられ、これが2番目の項目となっています。
2.日常生活は食事と運動のバランスで
・食事はいつも腹八分目
・運動十分で食事を楽しもう
〔小林正人〕






