朝食は英語ではブレックファースト(breakefast)と呼ばれています。英語の意味からするとブレイクファストが合っているようですが、ブレイクは壊す、ファストは断食を意味しています。
前日の夕食を食べてから何も食べていない状態を断食期間と考えて、これを破るのが朝食です。
朝食を食べるのは、夕食から摂っていないエネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質を補うためという理由が第一で、特に重要なのは糖質に含まれるブドウ糖の補充です。
ブドウ糖のほかに脂肪酸(脂質)、アミノ酸(たんぱく質)がエネルギー源として使われていますが、脳のエネルギー源となるのは原則としてブドウ糖だけです。
原則として、というのはブドウ糖が極端に不足したときには脂肪酸やアミノ酸からブドウ糖を作り出す糖新生という仕組みが身体には備わっているからです。
しかし、これは危機的状況に対応するためのものなので、ブドウ糖が含まれる糖質を摂らなくてよいということではありません。
脳細胞に取り込まれたブドウ糖は、細胞の中で充分な量が保たれるのは15時間ほどとなっています。前日の19時に夕食を食べて、朝食が7時なら12時間で、まだ余裕があります。
ところが、朝食を抜くと昼食までの空腹時間は17時間となって、2時間は充分な量が確保できなくなります。
12時間を過ぎたからといって急にエネルギー切れを起こすわけではなくて、自動車のガソリンが少なくなってくるとエンジンの働きが低下しながら走り続けられるのと同じように、機能を低下させながらも脳は働き続けます。
機能が低下した状態では、集中できない、勉強や仕事がはかどらない、キレやすくなるということにもなります。
それに加えて、脳は全身の活動をコントロールしているため、その機能が1日に2時間も低下していて、それが毎日続いていたら、健康や成長に影響が出てくるのは当然のことです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






