健忘録3 1995年からの情報発信

1995年はWindows95の登場を受けて、パソコンの認識と使い方が大きく変わった年であり、そのことを事あるごとに話をしてきたのですが、その当時も以後も私が主に使っていたのはMac(アップルコンピュータのMacintosh)です。

その当時に主に付き合っていた研究、医療、出版などの業界がMac中心だったからです。Windowsは機種によって情報容量が限られていましたが、Macは容量が増やせるので、便利に使われていました。

私もMacで仕事に支障はなかったものの、これからはWindowsシリーズが広まり、原稿を送る先も送ってくる人もWindowsになることはわかっていたので、それに対応するための導入でした。

複数の異なるパソコンを使っていた不便な時代は、MacでWindowsのソフトが使える互換ソフトの登場で終わりました。

ということで、今でもWindowsユーザーにしたら理解しにくいMacで普通に仕事をしています。

1995年は、インターネット総合研究所の設立の前年であることから、日本のインターネットの本格スタートの年ともされています。

インターネット総合研究所は1999年に発足した東証マザーズ上場第1号の会社で、代表は親戚の藤原洋さんです。

藤原さんは私よりも1歳年上で、今も代表を務めていますが、上場前の段階には関連会社で私も役員に名を連ねたことがあります。

その当時は、日本人はキーボードの操作が苦手という認識があり、キーボードではない別の入力方法も考えていたくらいです。

それが余計な心配であったと思うくらいに、インターネット業界の旗振り役も想像をしていなかった勢いで、生活や仕事に欠かせない当たり前の存在になりました。

私は、勢いに乗り遅れないようにすることよりも、これからの社会の変化への対応に力を注ぐことにして、その時からネット業界の“素人”になることを決めました。
〔小林正人〕