健康情報学の連載コラムは、健康リテラシーの向上を願って書いています。
健康リテラシーは、「健康や医療に関する正しい情報を入手して、理解して活用する能力」を指しています。
リテラシー(literacy)は、文字や文章を読んで、内容を理解して文章を書く能力を指す言葉で、膨大な情報の中から必要な情報を引き出して活用するという意味も含まれています。
現代のように膨大というレベルを通り越して、情報が洪水のように押し寄せてくる時代には、正しい情報を見抜くことも難しいような状態であり、押し寄せる情報の中から大切なこと、自分にとって重要なことを選択するのは容易なことではありません。
目にした情報が正しいのか、正しい情報であっても自分に役立つことなのか、役立ったとしても継続できることなのか、継続のために無理をすることはないのか、といったことを判断すべきです。
健康リテラシーといっても、それぞれの人によって重視することや取り入れる順番が異なるので、「これを最優先にすべき」ということは言えません。
しかし、どのような項目であっても、一つのことを極めると他の項目も見抜けるようになってきます。
そのため、関心を抱きやすいダイエット、サプリメント、抗酸化(活性酸素対策)といったところから健康リテラシーの情報発信を始めています。
これは健康分野に限らず、生活を取り巻くことについても関心が高まり、本質を見抜けることができるようになるということで、もしも国民のリテラシーが高まることになったら、巧妙な詐欺被害も減らせるようになることにつながるかもしれません。
それを目指して身近なところから考えていく「健康情報学」の連載コラムと番外編を続けていきます。
〔小林正人〕






