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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの生活習慣病の発症予防の「目標量の策定方法」の続きを紹介します。

〔目標量の策定方法〕
*小児(目標量)
2012年のWHOのガイドラインでは、小児に対しては、成人の値(5g/日未満)をエネルギー必要量に応じて修正して用いることとしています。

しかし、女子ではエネルギー必要量が少ないために、算出される値が大きくなります。そのため、カリウム(後述)と同様に、男女ともに参照体重を用いて外挿しました。

まず、WHOの提案する5g/日未満を、目標量算出のための参照値としました。

次に、成人(18歳以上・男女)における参照体重(58.6kg)と性別および年齢区分ごとの参照体重を用いて、その体重比の0.75乗を用いて体表面積を推定する方法によって外挿して、性別および年齢区分ごとに目標量を算定しました。

具体的には、「5g/日×(性別および年齢区分ごとの参照体重kg÷58.6kg)」としました。

次に、この方法で算出された値と現在の摂取量の中央値(平成30年・令和元年国民健康・栄養調査)の中間値を小児の目標としました。

*妊婦・授乳婦(目標量)
妊婦・授乳婦については、特に目標量を変える根拠はないことから、非妊娠時と同じ値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの生活習慣病の発症予防の「目標量の策定方法」の続きを紹介します。

〔目標量の策定方法〕
*成人・高齢者(目標量)続き
24時間尿中ナトリウム排泄量から食塩摂取量を推定する方法があり、海外の食事摂取基準の策定には、24時間尿中ナトリウム排泄量から推定した食塩摂取量を用いているケースも多くなっています。

我が国で1953年から2014年に行われた53本の研究論文のレビューによると、24時間尿中ナトリウム排泄量の平均値は、1950年代では約8500mg/日、2010年代の研究では約4260mg/日であったと報告されています。

これらの尿中ナトリウム排泄量から単純に2.54倍して食塩相当量を推定すると、1950年代で約21.6g/日、2010年代で約10.8g/日となります。

さらに、尿中ナトリウム排泄量は摂取量の86%であるという報告を基に食塩摂取量を推定すると、それぞれ25.1g/日、12.6g/日となります。

その後に我が国で行われている研究を含めても、特定の年齢階級を対象としたデータが多く、それらの値にはばらつきがあります。

一方、平成30年・令和元年国民健康・栄養調査の結果では、食塩摂取量の中央値は10.1g/日となっています。

このように食事記録からの食塩摂取量の推定値と、24時間尿中ナトリウム排泄量からの食塩摂取量の推定値には若干の乖離も見られますが、今回は前回同様に国民健康・栄養調査の結果を用いて目標量を算定しました。

そこで、これまでと同様に実施可能性を考慮して、WHOが推奨する5g/日と、平成30年・令和元年国民健康・栄養調査における摂取量の中央値との中間値をとって、この値未満を成人の目標量としました。

「目標量=(5g/日+現在の摂取量)÷2」

ただし、成人期以降は目標量を高くする必要はないため、男性では50〜74歳、女性では30歳以上で値の平滑化を行いました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「紙の記念日」1875年12月16日の初めての製紙工場創業にちなんで制定。

毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

「20年振りの閉店セール」というキャッチフレーズは、岡山市表町商店街(上之町商店街、中之町商店街、下之町商店街、栄町商店街、紙屋町商店街、千日前商店街)のアーケード街のうちの最も北側の上之町商店街の20年間、シャッターが閉まったままだった有名食器店の閉店セール(2025年10月初めから年末まで)で使われたものです。

これは商店街を利用する方や近隣の方々だけでなく、地元のメディア(新聞、テレビ)でも取り上げられ、ネットでも拡散されたこともあって、大評判となりました。11月の半ばにはNHKの地元番組で生中継されて、これまでの報道をまとめると、ほぼ言いたいことは伝えることができたという状態となりました。

しかし、伝え方は様々でレトロ食器店と紹介されたり、20年前の値札の40%OFF(途中から50%に)ということが強調されたりしました。

情報を発信する側としては、新聞、テレビ、ネットで見て来店される方は、すべてを見ているように思いがち(期待しがち)ですが、全部を見ているとは限りません。また、全部を見たとしても充分に把握してもらっているとは限りません。

SNSは伝言ゲームのようなもので、先に伝わるほど曖昧になったり、時には間違い情報が含まれるようにもなります。

それは承知していたにもかかわらず、あまりの混雑に来店者への説明が遅れたことがありました。

少し落ち着いてきた段階で、ボランティアで店頭に立ったときに、端的に閉店セールの趣旨と目的を話すようにしたところ、在店時間が長くなる、しっかりと見てもらえる、販売数が増える、同じ数でも高くて価値がある食器が売れていくということがわかりました。

他にも店頭で朝から晩まで商店街の流れを見ていると、時間の経過、曜日による違い、イベントの有無によって客筋が変わることもわかったのですが、そういった経験で学んだことを次回から徐々に書かせてもらいます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

コエンザイムQ10が医薬品の成分から食品の成分としても使用することが2001年に厚生労働省によって許可されて、有効な使い方ができるようになったことは、前回(サプリの不都合な真実9)説明しました

2002年にはL-カルニチンが、2004年にはα-リポ酸が許可されていますが、α-リポ酸は医薬品成分としてはチオクト酸といいます。激しい肉体労働時の補給やLeigh症候群(亜急性壊死性脳脊髄炎)、中毒性(ストレプトマイシン、カナマイシン使用)、騒音性(職業性)の内耳性難聴に使われます。これらはチオクト酸を補うことで改善されることが確認されています。

L-カルニチンの医薬品はレポカルニチン塩化物といって、カルニチン欠乏症に使用されます。脂肪酸と結びついて細胞のミトコンドリアを通過させる作用があることから、エネルギー産生を高めることができます。

医薬品の成分としてのL-カルニチンは、サプリメントとしての使用と同様の効果であって、脂肪酸と結合してミトコンドリアの膜を通過させます。

L-カルニチンは体内で合成されるものの、そのピークは20歳代前半で、それ以降は合成量が減少していきます。このことが加齢によってエネルギー代謝が低下する要因となっています。

医薬品として有効性は充分に得られていて、サプリメントとしての有効性は初めから確認されているものでした。

必須アミノ酸のリシンとメチオニンから体内で合成されることから安全性も高くなっています。このような背景もあって、有効性、安全性ともに明らかにされた珍しい存在といえます。

国内のL-カルニチン供給のトップメーカーはロンザ株式会社で、国内シェアの8割を占めています。1987年にスイスに設立された製薬会社のロンザ社(Lonza)の日本法人で、世界35か国に拠点を構えるうちの一つです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの生活習慣病の発症予防の「目標量の策定方法」を紹介します。
〔目標量の策定方法〕

*成人・高齢者(目標量)
2000年以降の国民健康・栄養調査の経年変化を見ると、日本人の食塩摂取量は、日本人の食事摂取基準(2020年版)で設定した目標量には達していないものの、減少傾向にあります(1歳以上・男女計の1人1日当たりの食塩摂取量中央値は、2000年12.3g/日、2018年9.7g/日)。

日本をはじめ各国のガイドラインを考慮すると高血圧の予防・治療のためには、6g/日未満の食塩摂取量が望ましいと考えられることから、できるだけ、この値に近づくことを目標とすべきであると考えられます。

一方、2012年のWHOのガイドラインが成人に対して強く推奨しているのは、食塩相当量として5g/日未満です。

5g/日は平成30年・令和元年国民健康・栄養調査における成人のナトリウム摂取量(食塩相当量)の分布における下方5パーセンタイル値(男性が4.7〜5.5g/日、女性が3.8〜4.5g/日)付近です。

ナトリウム摂取量の個人内日間変動の大きさ(個人内変動係数は34〜36%であり、個人間変動係数の15〜20%よりも数値として大きい)を考慮すれば、習慣的な摂取量として5g/日未満を満たしている者は極めて稀であると推定されます。

したがって、目標量を5g/日未満とするのは、現時点では実施可能性の観点から適切ではありません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのナトリウムの生活習慣病の発症予防の「主な生活習慣病との関連」を紹介します。

〔主な生活習慣病との関連〕
高血圧の発症と重症化は、遺伝要素と環境要素(生活習慣)の相互作用から成り立っています。

そのため、高血圧の発症予防と治療において生活習慣改善の意義は大きく、高血圧患者はもとより高血圧の遺伝素因のある人や正常高値血圧者(120〜129/80mmHg未満)などの高血圧予備群においては、特に食事を含めた生活習慣の改善を図るべきです。

慢性腎臓病(CKD)に対しては、食塩の過剰摂取が高血圧を介して、CKDの発症と重症化に関与している可能性が示されています。

また、食塩摂取とがん、特に胃がんとの関係について多くの報告があります。世界がん研究基金・アメリカがん研究財団は、食事とがんに関する研究報告を詳細に評価しました。

その結果、塩漬けの食品、食塩は胃がんのリスクを増加させる可能性が高いとしました。

日本人を対象としたコホート研究では、食塩摂取量が胃がん罹患率および死亡率と正の関係を示すことが明らかにされて、塩蔵食品の摂取頻度と胃がんのリスクとの強い関連も示されました。

日本人を対象とした研究も含むメタ・アナリシスでは、高食塩摂取は胃がんのリスクを高めると報告されており、別のメタ・アナリシスでも食塩摂取量が増えるに従って、胃がんのリスクが高くなると報告されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「観光バス記念日」遊覧バスが初めて運行した1925年12月15日にちなんで制定。

毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)

夜の接客業の事務室兼控え室に「お客様=神様」と書いた紙が貼られているのを見たことがあります。その「=」(イコール)に斜線が引かれて、「≠」(ノットイコール)となっていたのを目にしたときには、「余程のことがあったのだろうな」と勝手に想像をしてしまいました。

「お客様は神様ではない」と言いたかったのでしょうが、時間が過ぎて再び見てみると前よりも大きな字で「お客様=神様」が貼られていました。神様扱いをすることが何よりも大事ということを自分に言い聞かせて我慢に我慢を重ねているのが接客業というエピソードの一つです。

クレーマーがいるのは当たり前という時代を経て、今ではカスハラも当たり前の存在になってしまいました。カスハラはカスタマーハラスメント(Customer harassment)の略で、2024年には新語・流行語大賞にノミネートされています。

顧客(カスタマー)+嫌がらせ(ハラスメント)を組み合わせた造語(和製英語)で、理不尽で著しい迷惑行為を指しています。

メディアでカスハラが取り上げられると、それに連動して「お客様は神様です」が登場することが多いことには忸怩(じくじ)たる思いがあります。誰に対して申し訳ないと感じているのかというと、「お客様は神様です」の元祖とされる国民的歌手の三波春夫さんに対してです。

三波春夫さんについては次回(金言の真理72)から書かせてもらいます。

その前に、以前に介護事業で一緒に仕事をさせてもらったことがある立志伝中のワタミの創業者について書き残しておくと、接客の基本として「お客様は神様」を掲げています。

これは飲食業でも他の仕事でも同じことで、どのような気持ちで仕事をしているのかを神様は必ず見ている、お客様も必ず見ているので、自分に恥じない姿勢で仕事に取り組むことを伝える言葉としています。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

児童発達サポーターの養成講習で初めに話している5項目のうち、後半の2項目を紹介します。

3)発達障害の人や家族に自分なりにできることから実践する
専門家でなくても、発達障害児や家族に対してできることはいくつもあります。道を歩いているときに様子を見たり、声をかけたり、横断歩道を渡るときにさりげなく周囲に注意の目配りをするといったことや、発達障害児の家族の相談に乗るという、些細なことかもしれませんが、それが多く集まれば大きな力になります。

発達障害児の特性を知って、簡単にできることを無理なく行うことを、それぞれの人が少しずつ実践することが、発達障害児、発達障害者とともに歩む社会づくりの第一歩となります。

4)地域でできることを探して協力・連携
自分一人でできる手助けは小さなことでも大丈夫です。初めから大きな支援ができるようになる必要はありません。自分ができないこと、知らないことは他の人に任せればよいのです。

大切なのは、誰に、そこを任せればよいのかを知っていることです。どこに専門家がいるのか、相談できる人がいるのか、一緒に動いてくれる人がいるのか、その情報を常に探っていくことです。そして、困っている人がいたら、そこにつないであげることです。

小さなことでも、何度も続けていくことで、地域の発達支援の輪は自然と広がっていきます。

5)まちづくりを担う地域のリーダーとしての活躍
発達障害児は増え続け、家庭内だけで支えきれた時代から、地域全体で支えていかなければならない時代へと移っています。それは、あなたが暮らす地域も発達障害児に優しい地域へと変わっていかなければならないということを示しています。

発達障害児が生活する中で障害と感じることは、多くの人にとっても障害となっていることです。発達障害児に優しい地域は、いろいろな人にとっても優しい地域になるのです。

発達障害について知識と理解がある児童発達サポーターは、安心して暮らせる優しいまちづくりの担い手として、地域の発達障害児と家族の悩みを知り、さまざまな地域の人たちと共有することが望まれています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕