投稿者「JMDS」のアーカイブ

「虫歯予防デー」日本歯科医師会が虫(64)の語呂合わせで制定。

「水虫治療の日」大源製薬(兵庫県尼崎市)が、水虫が急増する梅雨入り前の時期で、む(6)し(4)の語呂合わせで制定。

「虫ケア用品の日」アース製薬が虫(64)の語呂合わせで制定。

「蒸しパンの日」日糧製パンが蒸し(64)パンの語呂合わせで制定。

「蒸し豆の日」マルヤナギ小倉屋(兵庫県神戸市)が、6月が食育月間で、む(6)し(4)の語呂合わせで制定。

「蒸し料理の日」Mizkan(ミツカン)が、蒸し(64)の語呂合わせで制定。

毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

70歳になってから、何事をするにも時間がかかるようになりました。

「慌てて仕事をするのではなくて、じっくりと構えて、年齢を重ねたことが利点になるような仕事をすべきだ」とアドバイスしてくれるのは先輩の年齢の方だけでなく、子どもの年代(40代前後)からも言われることがあります。

それは同じことを続けてきて、年齢を重ねるごとに経験を蓄積させてきている人の場合に当てはまることではあると思うのですが、一定の年齢を超えると、そうは言えなくなってくるところがあります。

このことについては前回(日々修行277)、「老化の転換点」のお題で書かせてもらいましたが、70歳になってから同じ蓄積であっても、疲労の蓄積、ダメージの蓄積、そのために以前と同じことをしようとしてもできなくなってくる、頑張ったつもりでも成果が低下してくるということを実感するようになりました。

文筆の仕事を50年も続けてきたことから右手首に炎症が起こるのが普通のことになっていて、キーボードを打っての文章作成も40年以上になることもあって、左指の筋(すじ)が傷んだ状態になりました。

痛む手首にはテーピングや湿布で対応してきて、右手首は刺激や摩擦で脱毛状態になっていて、今では産毛も生えなくなっています。

炎症も痛みも仕事を休んでいれば回復させることはできたのですが、70歳が近づくにつれて痛みは治りにくくなり、無理をしているつもりはなくても年に2〜3回は整形外科の世話にならないといけない状態になっています。

70歳になってからは左手首にも右指にも痛みが出るようになり、左手首は湿布で、右指はテーピングで対応しています。手首は長袖で隠すことはできても、指のほうは人差し指と中指は第二関節から手首までテーピングをしているので、目立って仕方がない状態です。

パソコン作業やペン書きをしないでよい外出時には、テーピングをしないこともあるものの、そんなときには手指を使わないようにしています。それを繰り返していると、機能障害かと思っている方もいて、勘違いされていることをうまく使って、親切にしてもらうことも増えました。

上半身の痛みとカバーでバランスを取っていたのですが、さらに両膝、両足首にも痛みが出るようになりました。これまでは「歩くのも仕事」と言い張って、元気に歩くことを続けてきたのですが、歩くのに必要な部位にも痛みが出るようになって、これは検査を受けたところ、今は何も異常(変形性膝関節症や炎症、痛風、リウマチなど)はないということです。

これに加えて、首にも痛みも強く感じることが、ときどき起こるようになっています。

これは中学2年生のときに空手の試合で首にキック(蹴り技)を受けて、頸椎の椎間板がつぶれたことによって神経が圧迫されていて、これが全身の痛みを強くする要因になっているとの診断を受けています。

こういった全体のバランスの調整ができなくなってきて、それぞれの専門医にかかっていたら、どれだけ時間とお金が必要になるかわからないので、どこで線引きをして、どこまで耐えるのかを決めるしかないと考えているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

脳は全体重の2%ほどしかないのに、エネルギー消費量は20%を超えていて、脳に負荷がかかる状態、つまり頭をフル回転させて学んだり、神経的に疲れた状態で学んでいるときには、これ以上のエネルギーを消費しています。

脳細胞のエネルギー源はブドウ糖だけです。脳と血管の間には血液脳関門という余計なものが脳に行かないようにする関門ゲートがあり、三大エネルギー源(ブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸)の中ではブドウ糖しか通過できないようになっています。

血液中のブドウ糖が減ってくると脳に運ばれるブドウ糖も減り、脳細胞の中で充分にエネルギーが作られなくなります。脳に限らず、細胞は、それぞれの中で作られたエネルギーしか使うことができないので、エネルギー源のブドウ糖は学習時には補っておくう必要があります。

ブドウ糖を摂るだけなら砂糖が含まれたものを食べればよいことになります。砂糖はブドウ糖1分子と果糖1分子で構成されたブドウ糖の割合が高いが食品です。

しかし、エネルギー源のブドウ糖を摂っても、これが細胞の中で効率的に代謝が起こらないとエネルギー効率が低下します。

そのために必要になるのが代謝促進ビタミンのビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンB₆、ビタミンB₁₂と、代謝促進成分のα‐リポ酸、L‐カルニチン、コエンザイムQ10です。

代謝促進成分は20歳前後までは体内で合成されますが、その材料となるアミノ酸が必要です。また、代謝のために働く酵素には、その働きを補助する補酵素が必要で、その多くはミネラルです。

これを簡単に補うものとしてすすめられるのがカロリーメイトなどの栄養補助食品です。大塚製薬のカロリーメイトは濃厚流動食(寝たきり状態の人のための食品)をアレンジした飲料から始まり、ブロックの菓子の形態となりました。大塚製薬は流動食や点滴のトップメーカーです。

これだけ食べていれば栄養バランスが取れるという内容で、1ブロックが100kcalなので、栄養計算しやすいというメリットもあります。そういったことから、学習時の栄養補給として活用されています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

時間に追われている時期には、時間を追っていくことなど考えられないというのは、よく聞くことです。限られた時間の中で、一定の(一定以上の)成果をあげなければならない状況では、いかに時間を上手に使うかが重要なテーマとなっていた人も多くいます。

そういった人でも、というか“そういった人こそ”、時間に追われることがなくなると、時間を持て余すようになりがちです。暇になる、退屈する、手持ち無沙汰になる、と表現されることもありますが、「時間に余裕がある」と言ってくれる人もいます。

時間に追われることがなくなるという状況になったときに、これまで自分を追ってくれていた存在がなくなることから、「何をしてよいのかわからない」「暇つぶし・時間つぶしの方法を教えてほしい」ということも聞こえてきます。

定年退職をした方から特に聞くことが多いのですが、何かに追われていないと行動をしないのではなく、せっかく自分に与えられた“ご褒美”のような時間を、今までできなかったこと、求められていることに使わないのは“もったいない”ことです。

今までの生活の中で、すべてをやり尽くしたので、もう何もすべきことはない、という人も中にはいるかもしれません。世の中に求められていることもないという人がいてもおかしくはないのですが、発想を変えてみないかという話をさせてもらうことがあります。

この“もったいない”時間を、“ありがたい”時間に使うことによって、時間つぶしの“苦”を誰かの役に立つ、そして自分も輝かせてくれる“楽”の時間に変えていくことができる、という発想です。

そのためには、何が社会課題になっているのか、自分が経験してきたことの何が役立つのか、を知る機会が必要になってきます。

私たちが提供している学びの場は、それを目指しての機会であり、同じ認識を持った方々の力を結集して前進させていくことを願って、話をする、書く、発信するということに取り組んでいます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「二度あることは三度ある」というのは、良いことがあったら、それが続くことを表すために使われることがある一方で、悪いことが続いて起こることにも使われます。

日本メディカルダイエット支援機構が実施する資格認定講習は、初級、中級、上級の3段階方式を採用していて、初級資格認定者は中級講習を受講して、試験に合格すると中級認定者となります。さらに上級講習を受講して試験に合格することで上級認定者となることができます。

これは「二度あることは三度ある」ということですが、中級資格認定者は初級講習を開催することができて、上級資格認定者は中級講習を開催することができるという段階システムになっています。何も新たな方式ではなくて、昔から日本に根付いている家元制度を見習ったものです。

上級資格認定者になると、単なる講師ではなくて、家元制度の役員のような立場で資格認定講習を進めることができます。何度か挑戦して中級、上級と上がっていくのは「三度目の正直」といえることですが、この教育システムを表す言葉として2つの諺(ことわざ)を組み合わせた「二度あることは三度目の正直」を作りました。そして、資格認定講習でも説明のために用いています。

3段階方式の資格認定講習は、通常は初級を広めるための方法として実施されることが多く、初級講習のテキストが中級講習でも使われます。同じ内容の詳細情報を学び、初級講習を実施できるようにするのが通常の方法です。そして、上級講習は運営に必要なことを学ぶというものです。

それに対して、私たちの3段階方式は、初級、中級、上級で内容が異なっています。メディカルダイエットアドバイザーの場合には、初級講習と中級講習でメディカルダイエットのノウハウを身につけることができます。そして、メディカルという立場で、知識を発揮できるように上級講習の内容が決定されています。

「三度目の正直」という諺(ことわざ)は、初めや二度目はうまくいかなくても、三度目は確実であるという意味で、勝負事や占いなどに使われることが多くなっています。二度目までは失敗しても問題はなくて、三度目に成功すればよいという意味でも使われるのですが、初めから失敗を前提にしているのではなくて、私たちは1回、2回の挑戦は成功ではなくて、3回の挑戦で成功とするという意味合いで使っています。

日本メディカルダイエット支援機構の資格認定講習で、「三度目の正直」という言葉を使うと、リバウンドのことを言っていて、2回くらいダイエットに失敗してもよいではないか、最終的に成功すれば、というような言い訳がましく聞こえることもあるようです。しかし、私たちはリバウンドを善としているわけではありません。

リバウンドというのは、やせたあとに体重が元に戻ってしまうことを一般には指していますが、元に戻ったというのは本人が感じているだけで、実際には元の状態ではありません。食事を減らしてやせると体脂肪だけでなくて筋肉も減ります。そのあとに太ると、筋肉は増えていなくて増えたのは体脂肪だけです。脂肪を代謝する筋肉が減るということは以前よりも太りやすく、やせにくくなったわけで、前よりも悪い状態になっています。こればリバウンドの実際の意味です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「世界自転車デー」国連によって採択された国際デーの一つ。

「もろみみその日」ますやみそ(広島県呉市)が、もろ(6)み(3)の語呂合わせで制定。

毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

長寿遺伝子の研究について前に書いたときに、加齢の転換点の話は先送りにしていました。

人間と動物では寿命は根本的に異なっているので、単純には比較することはできないのですが、平均寿命が同じだったと想定して、人間に当てはめて比較した実験成果があります。それによると、加齢の転換点がほぼ同じという結果が出ています。

それは44歳と60歳です。この年齢はWHO(世界保健機関)の世界全体の平均寿命(2023年)に基づいたもので、男性は70.8歳、女性は75.9歳と発表されています。男性で推計すると44歳から約27年、60歳から約11年の期間があることになります。

その転換点から先は大きな変化はなくて、徐々に体力と気力が失われていくということになりそうですが、日本人だけは違っています。日本人の場合には、70歳も転換点の年齢としてあげられています。

日本人の平均寿命(2023年)は、男性が81.09歳、女性が87.14歳となっています。男性の60歳は平均寿命よりも21年も手前で、そこからの期間に転換点がないことは考えられません。女性の場合は、27年もの期間があります。

これは平均寿命をもとにして計算しているわけですが、もう一つ健康寿命という指標があり、それは平均寿命よりも男性は約9年間、女性は約11年間も短くなっています。その期間は自由に動き回ることができずに、介護や医療の世話になることが想定される年齢ということです。

その健康寿命から考えると、男性の場合には72歳で平均的には自由に動けなくなることになります。女性の場合は76歳ということで、となれば70歳になって老化が大きく進む転換点に、新たなことを起こそうとしても、わずかな年数しか残されていないことになります。

では、日本人の高齢者の多くが、そんな悲しい状態になっているのかというと、日本老年学会と日本老年医学会の調査研究によって、20年前に比べて10歳以上若返っているという研究成果が発表されています。

これを、そのまま計算に加えると、男性は12年、女性は16年もの期間が残されていることになります。あくまで平均であっても、これは希望が持てる年数です。

ここまで書いてきて、70歳の自分の場合は、どうなのかというと、身体的に若さは年齢相応に保たれていれば、好きなことができるのか、社会に役立つことができるのかというと、こればかりは“身体と相談”する必要があります。

私が1982年からワープロ、93年からパソコンで文章を作成してきていて、書くことが仕事であり、自分を証明する手立てでした。これまでは書きすぎ、打ちすぎのことがあっても、これまではパーツの傷みによる痛みで済んでいました。

座りっぱなしの生活で腰が椎間板ヘルニアになり、その後は右手首と左指の痛みがあって、テーピングをすれば文章作成はできるという状態が続いてきました。ところが、70歳になってからは左手首にも右指にも痛みが出るようになり、さらに両膝、両足首にも痛みが出るようになりました。

今は首にも痛みも強く感じるようになっていて、これは中学2年生のときに空手の試合で首にキック(蹴り)を受けて、頸椎の椎間板がつぶれたことが神経を圧迫していて、全身の痛みに影響を与えているというのが、ほとんどの専門医の診断でした。

私の場合には、老化の転換点の70歳が、あまりに理論どおりに経験することになってしまったということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

話しすぎの人のことを「口数が減らない」と言うことがあるのですが、これは誤用で、正しい使い方は「口が減らない」です。口が減らないというのは、軽々しく話すこと、秘密を守ることができないことを意味しています。

「口が減らない」という言葉には、批判的な意味合いがあり、単によく話す人(話し上手)、他の人よりも話が長い人という意味では使われていません。

また、「口が減らない」には、道理では負けていても、なおも理屈を並べ立てること、負け惜しみを言う人という意味もあります。口を閉ざしたら負けだとばかりに、勝手なことを遠慮なく喋り続けることも指しています。

そのようなことだけは言われたくないところですが、世間には「口が減らない」人は多く存在しています。

「口数が減らない」というのは、先に示した「口が減らない」と「口数が少ない」との混同だと考えられています。口数が少ないというのは、ほとんど話さない、言葉数が少ないことを指しています。

もう一つ、口がつく言葉で、よく使われるものとして「口を濁す」があげられます。これも誤用で、正しくは「言葉を濁す」です。

「口を濁す」は、言葉をはっきりと言わずに、ぼかしたり、曖昧にしたりすることを意味すると説明されることもあって、確定用語を使わずに、不確定用語(と思われる、だろう、おそらくなど)を連発するようなときに使われています。

それだけ口を濁すと感じられるような人が増えてきたということかもしれませんが、これは誤用です。濁すは、よどんで濁った状態を指す言葉であるので、口そのものが濁った状態というのは、口が汚れている、息が臭いという状態のほうが合っています。

あくまでも濁すのは、口から発せられる言葉であって、どう考えても「言葉を濁す」なのですが、ネット情報などでは平気で「口を濁す」の意味として、「言葉を濁す」の説明が使われているところもあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という感覚器が受けた刺激は、電気信号に変換され、神経細胞を通じて、大脳の各領域に伝わっていきます。神経細胞はニューロンとも呼ばれ、細胞体、樹上突起、軸索で構成されています。

細胞体から伸びる突起によって電気信号を伝達していることから、他の細胞とは異なる形状となっています。神経細胞は脳全体では1000億個があるといわれます。

〔細胞体〕
細胞核などの細胞を機能させる小器官が集中し、ここに樹上突起と軸索がつながっています。サイズは3〜18μmとなっています。

〔樹上突起〕
他の神経細胞から電気信号を受け取る場所で、木の枝のように分岐して広がる構造になっていて、一つの神経細胞に複数の樹上突起につながるものもあります。

〔軸索〕
他の神経細胞に電気信号を渡す場所で、一つの神経細胞に一つの軸索しかありません。隣の細胞に向かう数mmのものから脊髄に伸びる数mのものまでサイズは大きく異なっています。

神経細胞は、それぞれが独立した存在で、電気信号は細胞内にしか伝わられない仕組みになっています。一つの細胞の軸索と他の細胞の樹上突起との間にはシナプス(隙間)があり、触れてもいません。その状態で電気信号を支えるために使われているのが、神経伝達物質です。

神経細胞の電気信号がシナプスに到達すると、手前の細胞の神経終末から神経伝達物質が放出され、これを次の受容体(レセプター)が受け取り、電気信号が発生します。これを、それぞれの神経細胞が繰り返し、電気信号が伝わっていくという仕組みになっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

よかれと思ってやったことなのに迷惑がられるのは誰しも経験していることかと思います。よかれは、良かれとも善かれとも書かれるのですが、自分たちとしては“善かれ”を使うようにしています。

その善かれと思ってやったこと、それも押しつけでもなく、感謝を期待してのことでもないのに、無視されるならまだしも、“悪しかれ”で返されることもあります。

そんな経験を資格認定講習の場で話すときに、よく使っているのが「オンをオフで返す」という諺(ことわざ)をもじった言葉です。もちろん、元の諺は「恩を仇で返す」で、仇は“かたき”ではなくて“あだ”です。

恩をオン(on)にして、その対義語のオフ(off)を合わせて作った言葉ですが、講習で使ったときの反応は、そこそこです。

しかし、その意味するところを話すと、ほとんどの方に理解してもらえます。そして、私たちの講習が目指しているところもわかってもらえます。

その意味するところというのは、私たちが恩を受けたオンをオフで返すという恩知らずの行為ではなくて、講習で知識を伝えるようにスイッチをオンにしたことが伝わらないとオフで返されることがあるということです。

聞いている方のことを思い、しっかりと伝わるように話さないで、講習テキストに沿った話をするだけだと、受け入れてもらえないことがある、ということを話しています。

というのは、私たちの講習は初級、中級、上級の3段階方式を採用していて、学んだ方が次の機会には教える立場となっていく教育システムだからです。

初級、中級と学んでいくときにも、自分が中級となって教えるときのことを考えて、しっかりと理解することが大切で、理解できていないところがあるまま放置しておいたら、教える立場になったときに充分に伝わらなくて、オンをオフで返されるようなことにもなりかねない、ということが伝わるように話をしているのです。

また、「恩を仇で返す」をもじった「オンをオフで返す」は、つまらないと感じさせるような話をしたときに聞いている方からの反応を表しています。

資格認定講習で話したことに質問があったときに、それを無視するように講習テキストに沿った話を続けるようなことも「オンをオフで返す」態度となってしまうのですが、そんなことでは受講者からも「オンをオフで返す」というリアクションなしの面白くない講習にもなりかねません。

コロナ禍から始まったオンライン講習から経験したのは、しっかりと理解してもらい、それを活かしてもらうためには、テニスや卓球のようなラリーの応酬が必要だということです。

どうしても画面越しの対面では、表情が見えず、表情の裏の思いや意図が伝わらずに、頑張って講習をした割には、頑張って受講した割には「オンをオフで返す」ような結果となってしまいかねません。

そんなことを避けるために、資格認定講習では「ギブアンドギブ」ということも話しています。これは「ギブアンドテイク」(give and take)のテイク(相手から得る利益)ではなくて、相手に利益を与えるギブに変えています。ギブにギブを重ねて、それで当たり前という感覚で、1回のギブで1回のテイクを求めるのは、教える側としては欲張りすぎという感覚です。

give and giveどころか、give and give and giveでも、さらにgiveを重ねてもよいくらいです。つまり、give and give and give and giveと利益を与えて、その重要性に気づいてもらえればよいとの考え方をしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕