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私が日本健康スポーツ連盟の理事を務めていたときに、日本ウオーキング協会の支援に送り込まれたのは、「健康ウオーキング指導士」の資格認定の講習内容の改善が大きな目的でした。

歩くことは生活習慣病の改善には有効で、血圧や血糖値、中性脂肪値やLDL(悪玉)コレステロール値の改善には、医師などから歩くことがすすめられます。医師が数値を改善する歩き方を教えてくれればよいものの、そのほとんどは歩くように言われるだけで、正しい歩く方を教えてくれることはありません。

中には、ウォーキングのイベントに行くように指示したり、ウォーキングの団体を紹介してくれることがあるものの、問題は、どこに行けば、それぞれの状態に合った歩き方を教えてもらえるかということです。

その解答は、「ほとんどない」もしくは「ない」ということになります。

先に触れた日本ウオーキング協会の「健康ウオーキング指導士」ですが、その講習テキストに書かれているのは、例えば高血圧の人が歩くことによって血圧を下げることではなくて、血圧が高い人がウオーキング大会に参加したときに、安全にイベントを終了させるための方法であって、参加する人が希望する血圧を低下させる歩き方を教えてくれることがなかったからです。

生活習慣病の要因となる検査数値を安定させる歩き方はあるのに、それを知って、指導することは大変であるので、避けて通っているというのが実際のところです。歩くことは相対的に検査数値を安定させるのに役立つものの、歩くことによって逆の結果になることもあります。

それだけに、私たちが長年の研究によって得た安全かつ効果がある歩き方を伝えるべく、研究資料を提供しようとしたのですが、それが実ることはありませんでした。
(ウォーキングは一般名称で、ウオーキングは日本ウオーキング協会の固有名称)
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

私にとっての心の平穏を得る方法は、普通であったら興奮状態になったほうがよいとされる文筆です。

原稿を書き進めていくことによって集中力が高まり、それが坐禅や瞑想を行ったのと同じような結果となり、それが原稿の内容を高めることになります。

原稿を書くには、ある程度の脳の興奮状態は必要で、完全な覚醒状態では書くことができる内容に違いが出てきます。

文章を書くことを仕事にする前は、自分の中で満足がいく状態のものが書ければよかったので、覚醒状態でも、それなりの成果を出すことができました。

ところが、仕事で書くということは読む人のことを考えないといけないのは当然のことで、さらに私の文筆はゴーストライターや全国団体の機関誌などであったことから、発行する側や、そこに名前を出す人のことを常に念頭に入れておかないと“仕事にならない”ことになります。

かといって、興奮状態は長く続くものでなくて、私が手がけたゴーストライターの仕事は単行本で、400字詰めの原稿用紙にして300枚を書く必要がありました。1日に30枚を書いたとしても10日はかかるので、なかなかの仕事量でした。

しかも、主戦場はPHP研究所だったので、求められる内容の質は高くて、興奮しすぎても覚醒状態でもうまくいかないという瞑想状態で書き進めていかないと完成しないという、今にしてみれば恐ろしさも感じることを、よくも15年間、合計で150冊も書けたものだと振り返っています。

その15年間でも、初めのうちは原稿用紙に手書きをしていました。ところが、手の使いすぎでペンが持てなくなり、辞めようと思ったところに、当時は70万円以上もしたワードプロセッサーが届けられました。

そこからパソコンの日本語ソフトへと時代は変化していきましたが、スタートは400字で書いて、それを積み重ねていくという形であったので、初めから最後まで書き切るという、まるでタイプライターを使ったような書き方が身についてしまいました。

岡山に移住してから8年半の期間でゴーストライターとして書いたのは2冊だけですが、コロナ禍の3年間に、これまで書いてきたことを活かして、広く健康に関わる講習テキストの原稿を作成していました。

A4サイズで、そのままプリントすれば講習に使えるというものですが、講習テキストに使える内容に絞っても、健康に関わる6講習で、1000ページを超えていました。
〔小林正人〕

火蓋(ひぶた)は火縄銃の火皿を覆っている蓋のことで、これを開けて火薬に点火することを「火蓋を切る」といいます。火蓋を切らないと発砲することはできないので、そこから物事が始まることを表す言葉となりました。

では、今回のお題とした「火蓋を切って落とす」は、火蓋を切った後に何を落とすのかという疑問が湧いてくるかもしれませんが、この「火蓋を切って落とす」は誤用であるので、落とすものはありません。

正しい使い方は「火蓋を切る」という言葉だけです。

なぜ誤用が生じるようになったのかというと、「幕を切って落とす」と混同したのではないかと考えられています。幕を切って落とすは、演劇などの幕が開く様子を指していて、舞台にかけられている舞台と客席を仕切る緞帳(どんちょう)を切って落とすわけではありません。

言葉の誤用については、NHK放送文化研究所が文研の用語解説の中で、さまざまな見解を示しています。

本来は誤用である言葉について、慣用句といった表現で、間違っていても多くに使われていることで徐々に正しい意味として使われるようになるという見解も示しています。

しかし、「火蓋を切って落とす」は誤用であって、「幕を切る」「幕を切って落とす」の幕が火蓋と入れ替わって使われたとの見解を示しています。

ところが、文研の別のページでは、「幕を切る」は舞台の始まりではなくて終わりを指す表現であると説明しています。

終わりを示す言葉に「幕切れ」がありますが、切るというのは終わりの意味であって、始まりの意味はない、としています。

ということは、先の説明は何なのかという疑問も生じてくるところですが、言葉の扱いの難しさを表す一例として引用させてもらっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの「生活習慣病の発症予防」を紹介します。

〔生活習慣病の発症予防〕
近年、ビタミンDに関しては、骨関連のみならず、心血管系・免疫系などに対して、種々の作用が報告されていますが、その多くが血中25−ヒドロキシビタミンD濃度との関連を報告しており、摂取量に言及した論文は限定されています。

諸外国の食事摂取基準では、唯一、骨折リスクのみが血中25−ヒドロキシビタミンD濃度と用量反応関係を示すとされています。

骨折リスクの低下が観察される血中25−ヒドロキシビタミンD濃度には研究によってばらつきがありますが、20ng/mLが閾値とされており、我が国のコホート研究の結果もおおむねこれに一致しています。ただし、それ以上の血中濃度を維持する意味は明確ではありません。

血中25−ヒドロキシビタミンD濃度低値がフレイルのリスクとなることが示されていますが、リスク低下の閾値は明確ではありません。

また、血中25−ヒドロキシビタミンD濃度低値は転倒リスクとなることも示されており、日本人高齢者を対象としたコホート研究でも同様の結論が得られています。

ただし、転倒リスクが低下する血中25−ヒドロキシビタミンD濃度の閾値は明確ではなく、また転倒予防へのビタミンDの有効性は、高用量のビタミンD補給でも乏しいことが示されています。

以上より、いずれの疾患リスクに対しても、血中25−ヒドロキシビタミンD濃度が20ng/mLを上回ることが望ましいと考えられますが、その血中濃度を達成するために摂取量を設定できるだけの科学的根拠は不十分です。

しかしながら、食事からの適切なビタミンDの摂取と日常生活における日光浴(日光曝露)を心がけることが望まれます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの過剰摂取の回避の「耐容上限量の設定方法」の続きを紹介します。

〔耐容上限量の設定方法〕
*小児(耐容上限量)
小児に関しては、参考とすべき有用な報告が存在しません。

そのため、18〜29歳の値(100μg/日)と乳児の値(25μg/日)の間を、参照体重を用いて体重比から外挿しました。

計算は男女別に行い、その後、それぞれの年齢区分について、男女において数値が少ないほうの値を採用して、男女同じ値としました。
なお、外挿・丸めの結果、乳児より低値となった場合には、乳児と同値を設定しました。

*乳児(耐容上限量)
乳児(13人)に対して出生後6日間にわたって34.5〜54.3μg/日(平均44μg/日)を摂取させ、その後6か月間における成長を観察した結果、成長の遅れは観察されなかったと報告されています。

アメリカ・カナダの食事摂取基準では、この結果を基に、44μg/日を健康被害非発現量と考えています。

そして、研究数が1つであること、追跡期間が短いこと、対象児数が少ないことを理由に不確実性因子を1.8として、24.4μg/日(丸め処理を行って、25μg/日)を耐容上限量としています。

なお、EFSAにおいて、高カルシウム尿症、高カルシウム血症、腎石灰沈着症、発育パターン異常に関する臨床試験や観察研究から得られたエビデンスから、乳幼児の耐容上限量を設定する試みもあるものの、十分なエビデンスは得られておらず、これまでの報告に基づいて設定されています。

また、6〜11か月児に耐容上限量を独自に算定するためのデータもないことから、食事摂取基準においては0〜5か月、6〜11か月ともに25μg/日を耐容上限量としました。

*妊婦・授乳婦(耐容上限量)
妊婦に対して、100μg/日までの介入を行った研究において、高カルシウム血症を含む健康障害を認めなかった報告されています。

また、特に妊婦・授乳婦に高カルシウム血症発症リスクが高いという報告がないことから、妊婦・授乳婦の耐容上限量について、独自の値を設定しないこととしました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「おいもほりの日」東洋アルミエコープロダクツ(大阪府大阪市)が、二十四節気の霜降の頃の10月23日がサツマイモの収穫時期であることから制定。

「家族写真の日」日本おひるねアート協会が、撮(10)ろうファミリー(23)の語呂合わせで制定。

「じゃがりこの日」カルビーが、じゃがりこが発売された1995年10月23日にちなんで制定。

「オーツミルクの日」HARUNA(東京都中央区)が、オー(0)ツ(2)ミ(3)ルクの語呂合わせで制定。

毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

日本ウオーキング協会に、私が関わるようになったのは、長らく歩み続けてきた同協会が分裂騒ぎになった時期で、2011年には日本ウオーキング協会(当時は社団法人)が粉飾決算を自主公表して、執行部が引責辞任をしました。

立て直しをしようとするメンバーがいる一方で、新たなウオーキングの全国団体を作ろうという動きがあって、どちらに肩入れするかということが、関連する人に求められるようなところがありました。

その両方から私にオファーがあり、選択を迫られたことがあったのは事実ですが、ウォーキングによる健康づくりという大きな目的の達成を目指して、最も良い方向を探っていました。

私が理事を務めていた財団法人日本健康スポーツ連盟が、公益財団法人への移行を目指していたときで、同連盟の理事長が日本ウオーキングの理事であったこともあり、さらに日本ウオーキング協会の当時の常務理事(現在は専務理事)が同連盟の理事を私と同時期に務めていたということもあって、私の方向性は自明の理ではあったのですが。

歩くことが健康づくりに有効であることは多くが認めることで、これまで歩き続けてきた人(参加者)が、さらに歩き続けられるようにすることが重要であるはずなのに、「権力争いと指摘されても仕方がないようなことをしている場合じゃない」というのは普通の感覚であるとは思うものの、そうではない人も、かなりいました。

結局は都道府県協会が日本ウオーキング協会を支えることになり、2014年には一般社団法人日本ウオーキング協会に移行することができました。

私が日本ウオーキング協会に関わってきたのは、医師の指示で生活習慣病の改善に歩こうと考えて、全国各地のウオーキング大会に参加する人たちをガッカリさせることなく、歩き続けてほしいという想いを実現させることでした。
(ウォーキングは一般名称で、ウオーキングは日本ウオーキング協会の固有名称)
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

「明日できることを今日するな」というのは一見すると著名な諺(ことわざ)のようにも思えるかもしれませんが、そのような諺はありません。この言葉は、言いたいことを伝えるために、逆説的に使われています。

諺のように使われているのは「今日できることを明日に延ばすな」で、今日すべきことを明日にしようと先延ばしをしていると、翌日も同じことを繰り返したり、その日に別の用事が入るなどして、いつまで経ってもできないということを指しています。

“諺のように”と書いたのは著名人の名言だからです。

原典は「Never leave that till tomorrow which you can do today」で、アメリカ建国の父と呼ばれるベンジャミン・フランクリンの言葉です。ベンジャミン・フランクリンというと、「Time is money」のほうが有名で、「時は金なり」と訳されています。

自分の時間をお金に変えるアルバイトでもサラリーマンでもなくて、「時間はお金と同じで貴重なものだから無駄にするようなことがあってはいけない」という戒めです。

自分の時間どころか、他人の時間も大事に考えない人も少なくありません。居酒屋業界の著名な経営者が2005年に始めた介護のコンサルタントをしていた関係で、代表者から「時間泥棒」という言葉を直接聞きました。また、「時間泥棒は泥棒していることに気づかない」という心に刺さる言葉も聞きました。

「今日できることを明日に延ばすな」とは逆のことをして、大事な時間を蔑ろ(ないがしろ)にした人に気づいてもらいたいことから発することが多いのですが、時間泥棒と同じで、気づいていない人がほとんどのようです。

そのような経験から、少なくとも自分が時間泥棒にならないようにしよう、という気持ちを強くしたことから、時間塾について、このようなことを書き記しています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

サプリはサプリメントを略したものというのは多くの人がわかっていることだと思っていますが、ではサプリメントの意味は何かと問われると、案外と答えられない人が多いことに今更ながら驚かされることがあります。

ただ、サプリメントの代表的なものをあげてもらうと、ビタミンやミネラルといった栄養素が出てきます。これらの栄養素を摂ることができるのがサプリメントというのが一般的な認識のようです。

サプリメント(Supplement)の元々の意味は、追加や補助、補足、補充、補完といったことであり、不足するものを補うといったことで、それは口に入れて補うものに限ったものではありません。

それが「サプリメント=栄養補助」とイメージされるようになったのは、アメリカでは略した言葉がサプリメントで、略する前の名称は「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary Supplement)です。

ダイエタリー(Dietary)は「食物の」という意味なので、ダイエタリー・サプリメントは、食物の補助ということで、「日常の食生活では不足する栄養成分を補うもの」と説明されています。

そこからサプリメントは、多くの人がイメージする栄養補助食品と理解されるようになりました。

サプリメントは錠剤、カプセル、粉末、液状などの形状で、通常の食品とは違った形状をしていますが、その形状が医薬品と似ていることから、誤解が生じることになり、それがサプリメントを厳しく規制することにもつながっています。

その規制が、サプリメントを正しく選んで、正しく使うことができないという消費者にとって不利な条件が今もって続いている要因となっているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンDの過剰摂取の回避の「耐容上限量の設定方法」を紹介します。

〔耐容上限量の設定方法〕
高カルシウム血症を対象に算定しました。

*成人(耐容上限量)
アメリカ・カナダの食事摂取基準に準拠して、不確実性因子を2.5とすると、耐容上限量は100μg/日と算出されます。

1250μg/日で高カルシウム血症を来した症例報告があり、これを最低健康障害発現量として、不確実性因子を10として耐容上限量を算出しても、ほとんど同じ値となります。

また、欧州食品安全機関(EFSA)は2023年に耐容上限量の算定根拠を、高カルシウム血症よりも早期の兆候である持続性高カルシウム尿症に変更して、最低健康障害発現量を250μg/日、不確定因子を2.5として健康障害非発現量として100μg/日、耐容上限量を100μg/日としています。

これらのことから、いずれの方法を用いても100μg/日となります。なお、性別と年齢区分ごとの違いは考慮していません。

*高齢者(耐容上限量)
現在までのところ、高齢者における耐容上限量を別に定める根拠がないことから、成人と同じ100μg/日としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕