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腸内で善玉菌が増えると、免疫力が高まっていくことが知られています。免疫というのは、細菌やウイルス、がん、有害物質などを異物と認識して攻撃、破壊する力のことで、これが高まるほど病気になりにくくなるというわけです。

私たちにとっては、腸内細菌も体の一部ではなくて異物です。善玉菌も悪玉菌も、もともと体の中にあったわけではなく、母親の皮膚や食べ物を通じて腸の中まで入ってきたものです。

善玉菌が増えると、免疫力が活発に動いて、白血球の一種のマクロファージが善玉菌を食べて、破壊していきます。マクロファージは善玉菌が多いと悪玉菌よりも勢いよく食べるといわれます。

マクロファージは、ただ有害物を破壊するだけではなく、破壊したものの情報を外側に出して、全身に伝えて、免疫細胞が活発に働くようになるわけですが、免疫細胞の白血球、リンパ球は常に活発に働いていたほうが強化されていきます。

つまり善玉菌が増えることで免疫力は高まっていくことになります。常に戦っている軍隊が強いのと同じだということができます。

マクロファージが善玉菌を食べるということは、善玉菌を常に増やすように心がけないと、善玉菌が減って、悪玉菌が優勢になりかねないということです。

悪玉菌によって、腸内で有害物質が多く作り出されると、それを排泄しようとして下痢が起こりやすくなります。下痢になると水分や有害物質だけでなく、腸内細菌も多く排泄されます。

善玉菌も悪玉菌も同じように排泄されますが、善玉菌は腸内環境が酸性傾向であったり、腸内の温度が高めであることなど増えやすい条件があります。

それに対して悪玉菌は、悪環境に強いので、勢いよく増えやすくなっています。そのため、善玉菌が減ってしまいがちです。便秘の解消に下剤を使った場合も同じようなことが起こります。

腸内細菌が減ると、そのあとに入ってきた悪玉菌が腸内で増殖していきます。もしも有害な悪玉菌が多く入ってきたら、善玉菌の増殖が抑えられてしまうことになるので、下痢のときには、とくに善玉菌を増やすようにすることが大切になります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

身体を病原菌や有害物質から守っている免疫は、免疫細胞の白血球とリンパ球によって保たれています。白血球もリンパ球も軍隊のようなもので、敵の種類と数に応じて、それに適した軍隊を整えて攻撃をしていきます。

リンパ球にはB細胞とT細胞があり、B細胞は敵と戦う抗体を作り出し、T細胞はミサイルのように敵を直接的に攻撃します。

B細胞は骨髄で造られ、そのあと胸腺で熟成されて活動力を高めます。胸腺の機能は40歳ころから低下するので、免疫の中心は胸腺から腸内へと移っていきます。

腸の中には、口から体に入ってきたものが運ばれてきます。その中には病原菌やウイルスなども含まれています。

これらの体にとって有害なものが腸内に入ってきたときに、すぐに危険をキャッチして、免疫細胞の働きを活発にさせようとする仕組みが体の中にはあります。そのキャッチする場所は、パイエル板と呼ばれる免疫細胞が集まっているところです。

免疫細胞には白血球の好中球とマクロファージ、リンパ球のB細胞とT細胞がありますが、この中でもパイエル板で重要な役割を果たしているのはマクロファージです。

マクロファージは大きな白血球で、有害物質などを内部に取り込む貪食によって処理していきます。処理したあとに、どんなものを、どれくらい処理したのかというサイン物質を外に出します。

そのサインを受けて、マクロファージで対処できない有害物質が入ってきたときには、さらに強い免疫細胞のリンパ球のB細胞とT細胞が登場するという仕組みになっています。

サイン物質は腸内だけでなく、血流に乗って全身に広がっていくので、全身でリンパ球の働きが高まり、全身の免疫力が高まっていきます。こういった免疫が腸内で起こる仕組みは、腸管免疫と呼ばれています。

腸管免疫を高めるためにはパイエル板が有害物質に触れやすくなっていることが大切で、そのためには腸内で善玉菌が増殖して、便通がよくなって、腸内が綺麗になっていることが必要です。

便通が悪くて、腸壁が便で汚れている状態では、マクロファージが病原菌などをキャッチしにくくなり、腸管免疫が働きにくいということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

食事の洋風化につれて摂取量が減っていったものに食物繊維があります。食物繊維は食品として食べても、消化もされず、ほとんど形を変えずに小腸を通過し、吸収もされません。そのため、栄養成分としては役に立たないからと、邪魔者扱いされた時代もありました。

消化も吸収もされなくても、健康維持に役立つことが明らかにされてからは、積極的に摂るべきものと位置づけられ、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルに次ぐ第6の栄養素と呼ばれています。

食物繊維は、そのまま大腸にまで届いて発酵を盛んにして、便通をよくしてくれます。また、繊維状のまま腸を通過していくので、腸内の有害物質を一緒に連れ去っていく働きもあります。

腸内の環境を整えるためには欠かせない存在である食物繊維の摂取量は減る一方です。昭和30年には1日に平均に22gの食物繊維を摂っていたのですが、今では約15g以下と、30%以上も減少しています。

食物繊維の摂取というと、野菜の葉や根を思い浮かべることが多いはずです。確かに食物繊維が多く含まれていますが、昭和30年代の食物繊維摂取量と現在の摂取量を比べると、葉と根の摂取量はほぼ足りています。

食物繊維の目標摂取量としては、成人で1日あたり20~25gが理想とされていますが、食物繊維の中でも、特に減っているのは米と豆、イモ、雑穀からの摂取で、約半分にも落ちています。また、きのこや海藻、コンニャクの食物繊維も減っています。

食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維とに大きく分けることができます。不溶性食物繊維は穀類、イモ類、野菜に含まれているセルロース、ヘミセルロース、リグニンなどで、食感は硬くてボソボソしています。

水溶性食物繊維はヌルヌル、ネバネバしているのが特徴です。成分としてはコンブやワカメなどの海藻類に含まれるアルギン酸やラミナリン、コンニャクやサトイモ、ヤマイモに含まれるマンナン、きのこのキトサン、野菜や果物に含まれるペクチン(特にリンゴに多い)があげられます。

コンニャクには水溶性食物繊維が多く含まれているものの、凝固剤を使って固めると、それ以上は変化しなくなり、口から入った形のまま胃から小腸、大腸を通過していきます。凝固剤によって水溶性食物繊維が不溶性食物繊維に変化したというわけです。

便通をよくしてくれる食物繊維ですが、不溶性食物繊維には便を硬くする作用もあります。ガンコな便秘の人が不溶性食物繊維を多く摂りすぎると、かえって便秘を進めることにもなりかねません。それに対して水溶性食物繊維は便を軟らかくするので、スムーズな便通を求めるなら、不溶性と水溶性の両方の食物繊維を摂るようにしてほしいものです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

便秘になると肌荒れや肩こり、腰痛などが起こりやすいといいます。これは悪玉菌によって発生した有害物質、いわゆる毒素が大腸から吸収されて、血管を通って全身を回っているからだと考えられています。

便通がよくなくて、有害物質が大腸に長く滞留していると、これらが大腸壁の粘膜を刺激するだけではなくて、大腸から吸収されるようになります。

小腸までは、食べたものは水分の多いドロドロの状態で運ばれていきます。小腸でも徐々に水分が吸収され、大腸では大きく水分が吸収されて、おなじみの適度な硬さと量の便になります。水分を吸収する大腸壁の粘膜は、悪玉菌によって作り出された有害物質を通過させてしまうために、水分と一緒に有害物質も吸収されていきます。

吸収されて血液に入った有害物質は、血管を通って肝臓に運ばれ、肝臓で解毒が行われるわけですが、これが続くと肝臓に負担をかけることになります。肝臓で処理しきれなかった有害物質は、再び血管に入って、全身を回っていくことになります。便秘をしたときに肌荒れや肩こりなどが現れるとしたら、肝臓だけでなく、毒素が皮膚にも回り、さらに全身の臓器にも負担がかかっていることが考えられます。

こういった危険を避けるためには、腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らしていけばよいわけですが、そのための方法として最も有効となるのは食事の見直しです。

現在の食事は、日本人の伝統的な食事から大きく変化して洋風化が進み、動物性のたんぱく質と脂肪の摂取が多くなっています。これらの摂取量は、昭和30年の約3倍にもなっています。終戦直後の昭和20年ころと比べると5~6倍にもなっています。

善玉菌も悪玉菌も、私たちが食べたものの残りを栄養源(エサ)としていますが、動物性のたんぱく質と脂肪は悪玉菌の格好のエサとなっています。これに対して善玉菌のエサとなっているのは主に糖質、乳製品(乳糖)、オリゴ糖です。オリゴ糖は善玉菌の代表であるビフィズス菌が最も好むエサです。

ビフィズス菌は善玉菌そのものなので、ビフィズス菌入りのヨーグルトは腸内の状態を整えてくれます。ビフィズス菌入りのヨーグルトには、オリゴ糖が付けられているものが多くみられます。

オリゴ糖は大豆やほかの豆類に多く含まれていますが、こういったものを多く摂るようにすれば、よりビフィズス菌を増やしていくことができます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

私たちの腸の中には、1000種類以上、約1000兆個もの腸内細菌が棲みついています。以前は100種類以上、100兆個以上、その後は300種類以上、300兆個という数字があげられていたことがありますが、どちらにしても私たちの全身の細胞の数の約60兆個を超えているのは間違いありません。

これらの腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、そして腸内の環境によって善玉菌にも悪玉菌にも変化する日和見菌に分けることができます。

善玉菌はビフィズス菌や乳酸桿菌などの乳酸菌類が代表的なものです。悪玉菌はウェルシュ菌や大腸菌、腸球菌、赤痢菌など数多くの種類があります。

腸内細菌の総量はほぼ決まっていて、善玉菌が増えると悪玉菌が減り、逆に悪玉菌が増えると善玉菌が減っていきます。

善玉菌は発酵を進めて腸内を酸性傾向にしていきますが、悪玉菌は酸性の環境に弱く、アルカリ性の環境に強いので減っていくわけです。逆に悪玉菌が増えてアルカリ性の環境に傾くと善玉菌が減っていきます。

善玉菌が増えて酸性の環境になると、日和見菌も善玉菌に変化していき、悪玉菌が減るので、どんどん善玉菌が優位になっていきます。逆に、悪玉菌が増えてアルカリ性の環境になると、日和見菌も悪玉菌に変化していき、善玉菌が減るので、どんどん悪玉菌が優位になっていくというわけです。

腸内細菌の割合は、腸内環境によって異なるものの、一般には善玉菌が約20%、悪玉菌が約10%、日和見菌が約70%とされています。日和見菌のほうが数は多いので、腸内環境を酸性傾向に保っておくことで、善玉菌側が大多数を占めることができるということがわかります。

自分の腸の中は善玉菌が多いのか、それとも悪玉菌が多いのか気になるところですが、それはトイレで簡単に確認することができます。

善玉菌が多い人は腸内での発酵が進むために、便の色は黄色くなり、臭いも弱くなります。また、便の量も増えて、便も軟らかくなっていきます。赤ちゃんのウンチが黄色で、臭くないのは善玉菌が大半を占めているからです。

それに対して悪玉菌は腸内での腐敗を進め、アンモニアや硫化水素、スカトール、インドールといった有害物質を多く作り出します。便の色が黒く、臭いが強く、便の量も少なく、便が固くなるのは悪玉菌が多くなった証拠と言えます。悪玉菌が多いと便秘や下痢を起こしやすくもなります。

善玉菌も悪玉菌も菌としての活動は同じです。エサを食べ、代謝を行い、代謝物を排出しています。その代謝物が健康に役立つもの、つまり発酵が進みやすい酸性物質を作り出しているものを善玉菌と呼び、有害物質を作り出しているものを悪玉菌と呼んでいます。

赤ちゃんの腸内には善玉菌が多くなっていますが、離乳期を過ぎると悪玉菌が増えていきます。とくに増えるのは悪玉菌の代表であるウェルシュ菌で、これは中高年から老年にかけて、どんどんと増えていきます。

その一方で、善玉菌の代表であるビフィズス菌は減っていって、悪玉菌が優勢になってしまいます。その理由としては、加齢による腸内の酸性の低下が大きいからだと考えられています。

若いときには胃液と十二指腸での腸液の分泌が盛んですが、年齢につれて徐々に分泌量が減っていきます。胃液と腸液は強酸性で、分泌量が多いと、その酸性度を引きずって胃と腸の中は酸性に保たれています。善玉菌は酸性の環境に強く、悪玉菌は酸性では活動が弱まります。

腸液は小腸下部では薄まっていくので、そこから大腸にかけては悪玉菌が増殖するようになっています。日和見菌が善玉菌となるのは腸内が酸性に傾いているときで、悪玉菌になるのはアルカリ性に傾いているときなので、善玉菌が増える環境は、さらに善玉菌を増やすことになるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「快食快便は健康の基本」と言われています。便通がスムーズではなくて、出口が詰まっているような状態では、入口側のほう、つまり胃での消化にも、小腸での吸収にも影響が出て、どうしても食も進みにくくなりがちです。

そればかりか、便秘になると体の中で有害物質が発生しやすくなり、身体を守るための免疫力も低下しかねないとう困った状況にもなりがちです。

日本人の便通は平均すると週に7回だといいます。中には便秘の人もいれば、逆に1日に数回もある人もいますが、ほぼ毎日便通があるのが平均的な状態ということになります。

それに対してアメリカ人(白人)は平均5回で、1週間に2~3日は便通がなくても当たり前という状態になっています。

この違いは、食生活が大きく影響しています。便通をよくするのは善玉菌の栄養源になる糖質と食物繊維で、逆に便通を悪くするのは悪玉菌の栄養源である動物性たんぱく質と脂肪です。これだけを見ても、日本人の食事スタイルは便通をよくし、欧米人の食事スタイルは便通を悪くすることが理解できます。

しかし、実際には日本人の1人あたり1年間の野菜の摂取量は、1997年にアメリカと逆転されてから、一度もアメリカを上回ることはありません。

日本人と欧米人の便通の回数の違いは、大腸がんの発生数の差となって現れてきます。かつての日本人は胃がんが多く、大腸がんは比較的少ない国民でした。それが食事の変化につれて、だんだんと大腸がんが増えてきています。それでも胃がんよりも大腸がんよりのほうが少ないのですが、アメリカ人の場合は大腸がんの割合が高くなっています。

食事で摂る野菜などに含まれる食物繊維などが多いと腸壁が刺激されて蠕動運動が進み、便通がよくなるため、大腸内での農薬や食品添加物、薬剤などの滞留時間が短くなり、有害物質による大腸壁への刺激を軽減できることから、大腸がんの危険も減っていくというわけです。

大腸壁を余計に刺激するのは、これらの有害物質だけではありません。安全を心がけた食生活をしていても、体の中でニトロソアミンという発がん物質が作り出されるという問題があります。これは野菜などの食品に含まれている硝酸塩と、魚介類に含まれているたんぱく分解物であるアミンが胃の中で反応することで作り出されます。

大腸がんで亡くなる人は、今から30年ほど前には年間1万2000人ほどでしたが、最近の調査では5万3000人と約4.4倍にも急増しています。このままの勢いで増え続けるとあと10年ほどで大腸がんが、全がん中の第1位になるのではないかと予想されているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

5月21日
「ニキビの日」ガルデルマ製薬(スイス・ローザンヌ市)と塩野義製薬が5(いつも)2(ニキビは)1(皮膚科へ)の語呂合わせで制定。
毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

5月22日
「抹茶新茶の日」丸七製茶(静岡県島田市)が茶は草冠が十と十、下を八十八とすると百八になることから立春から数えてほぼ108日目になる5月22日を制定。
「たまご料理の日」全日本うまいもん推進協議会が5月の05でたまご、22日をニワトリ、ニワトリと読む語呂合わせで制定。
毎月22日:「カニカマの日」(スギヨ)、「禁煙の日」(禁煙推進学術ネットワーク)、「夫婦の日」(毎日新聞、味の素など)、「ラブラブサンドの日」(日糧製パン)

5月23日
「難病の日」日本難病・疾病団体協議会が難病の患者に対する医療等に関する法律が2014年5月23日に成立したことにちなんで制定。
「骨密度ケアの日」アサヒグループ食品が骨密度=こ(5)つ(2)み(3)つどの語呂合わせで制定。
「チョコチップクッキーの日」ダブルツリーbyヒルトンがチェックインのときにチョコチップクッキーをプレゼントするダブルツリーbyヒルトン那覇の開業日の2012年5月23日にちなんで制定。
毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

5月24日
「菌活の日」ホクトがテレビコマーシャルで菌活を初めて全国発信した2013年5月24日にちなんで制定。
「伊達巻の日」せんにち(大阪府吹田市)が伊達政宗の命日にちなんで制定。
毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

5月25日
「シーチキンの日」はごろもフーズが創業日の1931年5月25日を制定。
「とんがりコーンの日」ハウス食品が、とんがりコーンの発売日の1978年5月25日にちなんで制定。
「みやざきマンゴーの日」宮崎県果樹振興協議会亜熱帯果樹部会が、みやざき完熟マンゴーの普及のためにマンゴー(05)ニッコリ(25)の語呂合わせで制定。
「子どもニコニコ笑顔育の日」笑顔育(神奈川県逗子市)が子(5)どもニコ(25)ニコの語呂合わせで制定。
「主婦休みの日」サンケイリビング新聞社が1月25日、5月25日、9月25日を主婦が忙しい日の後の日ということで制定。
毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)、「いたわり肌の日」(ライオン)

5月26日
「メープルもみじの日」サンエール(広島県広島市)が5月を表す英語のMay(メイ)とプ(2)ル(6)の語呂合わせで制定。
「風呂カビ予防の日」ライオンが日本気象協会の調査で5月26日を境に気温と湿度がカビ発生の条件に合致することから制定。
「源泉かけ流し温泉の日」野沢温泉源泉かけ流しの会が極上(5)な風呂(26)の語呂合わせで制定。
毎月26日:「風呂の日」(東京ガス)、「プルーンの日」(サンスウィート・インターナショナル日本支社)

5月27日
「背骨の日」背骨コンディショニング協会が背骨は腰椎5個、胸椎12個、頸椎7個から構成されていて5127の1を/(スラッシュ)に見立てて5/27になることから制定。
「小松菜の日」しものファーム(大阪府堺市)が小(5)松菜(27)の語呂合わせで制定。
毎月27日:「ツナの日」

5月28日
「骨盤の日」ファクトリージャパングループ(東京都千代田区)が骨(52)盤(8)の語呂合わせで制定。
「自助の日」日本保険協会が自助にとって大切な希望、知恵、財産、健康、愛を意味する五(5)つ(2)葉(8)の語呂合わせで制定。
毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

5月29日
「こんにゃくの日」日本こんにゃく協会と全国こんにゃく協同組合連合会が、こん(5)にゃく(29)の語呂合わせで制定。
「シリアルの日」日本ケロッグがコーンフレーク(529)と幸福(529)の語呂合わせで制定。
「エスニックの日」日本エスニック協会がエス(S)を5に見立て、ニック(29)の語呂合わせで制定。
「胡麻祥酎の日」紅乙女酒造(福岡県久留米市)が胡麻祥酎の普及のために口(5)福(29)の語呂合わせで制定。
毎月29日:「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

5月30日
「530(ゴミゼロ)の日」530運動環境協議会がゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)の語呂合わせで制定。
「アーモンドミルクの日」アーモンドミルク研究会がアーモンドの実が5月下旬から成ることと、実(3)が丸く(0)なるの語呂合わせで制定。
毎月30日:「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)

5月31日
「世界禁煙デー」WHO(世界保健機関)が禁煙を推理するために制定。
毎月31日:「菜の日」(ファイブ・ア・デイ協会)

「こんにゃく麺の日」ヨコオデイリーフーズ(群馬県甘楽町)が、生麺風こんにゃく麺が誕生した2013年5月20日にちなんで制定。

毎月20日:「ワインの日」(日本ソムリエ協会)、「信州ワインブレッドの日」(信州ワインブレッド研究会)、「シチューライスの日」(ハウス食品)、「発芽野菜の日」(村上農園)

東京には44年間暮らして、8年前に移住する前までは神社巡りが日課のようになっていました。神社巡りを強く意識するようになったのは原宿に暮らしていた19年間のことです。

原宿の住まいの近く(歩いて3分)には、東郷神社がありました。東郷神社は東郷平八郎が主祭神で、海上自衛隊の聖地のようなところとなっていました。

東郷平八郎は海軍大将で、日露戦争で連合艦隊司令長官として日本海海戦で大勝利をしたことから国内だけでなく、海外でも英雄視されていました。

原宿駅から住まいまでの最も近い道は竹下通りでしたが、いつも混雑しているので、1本横の道を通ると東郷神社の境内の前を通ることになります。

境内の前にある池は、地域の子ども遊び場でもあって、子どもを遊ばせているときに知り合ったのは水交会(海上自衛隊のOB会)の会長であった夏川和也さんで、現役時代は自衛隊の統合幕僚会議議長だったというのは後に知りました。

夏川さんに会う機会が徐々に増えて、神社巡りをしているという感覚ではなくて、神社にいるのが生活の一部のような感覚でした。

原宿から移った先の神谷町(住所としては虎ノ門)は、霞が関の官庁街まで歩いていくことができる範囲で、その途中には愛宕神社がありました。

愛宕神社は出世の石段が有名で、江戸三代将軍・家光に馬で乗って梅を取ってこいと命じられた曲垣平九郎が急勾配の石段を登り、山頂の梅を献上したことがきっかけで、出世をしたという逸話が残されています。

私の本籍地は東京都港区愛宕で、愛宕神社の86段の出世の石段の30段目で止まって左を向くと石柱には私の名前が彫られています。

虎ノ門1丁目には金刀比羅宮があり、その横を通るのが官庁街への通常のルートでした。

青山一丁目で暮らしていたときには乃木神社が近くにありました。乃木神社の主神は乃木希典で、こちらは陸上自衛隊の聖地です。

乃木希典といえば日露戦争の陸軍の英雄で、後に学習院の院長として昭和天皇の教育係を務めたことも知られています。

有名な乃木坂は、乃木神社というか乃木希典の居宅の前の坂ということで名付けられています。

青山一丁目から乃木神社の横を通って前進すると六本木の交差点で、テレビ朝日に行くときには、出雲大社東京分祠の前を通って、六本木ヒルズの中を歩いていました。

住居は青山一丁目駅まで歩いて3分のところでしたが、住所は赤坂8丁目で、TBSまでは徒歩で15分ほどの距離でした。そのまま進むと日枝神社があって、さらに進むと永田町の首相官邸、議員会館、内閣府ということで、ここもよく歩いていました。

岡山に移住してからも神社巡りを日課のようにするつもりでした。岡山市の中心部には出雲大社岡山分院があり、吉備地域には桃太郎に由来する吉備津神社、吉備津彦神社があり、何度か通いましたが、住まいがある岡山市東区瀬戸町は神社らしい神社がなくて寂しい思いをしていました。

こうなれば歩けば神社があるところに引っ越そうと移動を計画しています。これまで住まいを変えるのは仕事の中心が変わったときであったので、そうなるように願って、準備を進めているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

身体に使われるエネルギー源は糖質、脂質、たんぱく質ですが、このうち脳のエネルギー源となるのは糖質の中のブドウ糖だけです。

糖質の種類としては、でんぷん、グリコーゲン、糖アルコール、オリゴ糖などがあり、ご飯やイモなどにふくまれるでんぷんは主にエネルギー源となります。

オリゴは少ないを意味する言葉で、オリゴ糖は消化されずに小腸を通過して、大腸で分解されたのちに腸内細菌のビフィズス菌の栄養源となります。

糖類は糖質の一部で、単糖類、二糖類、少糖類、多糖類に分けられます。単糖類はブドウ糖、果糖などの1分子の糖で、ブドウ糖は血液中では血糖となります。血糖値は血液中のブドウ糖を指しています。果糖は果物やはちみつに含まれています。

二糖類は砂糖(ブドウ糖1分子と果糖1分子が結合したものでショ糖とも呼ばれる)、乳糖(ブドウ糖1分子とガラクトース1分子が結合したものでラクトースとも呼ばれる)、麦芽糖(ブドウ糖が2個結合したものでマルトースとも呼ばれる)があります。

少糖類は3〜10個の糖が結合したもので、これに当たるのがオリゴ糖です。

これよりも多くの糖が結びついたものが多糖類で、デキストリン、でんぷん、グリコーゲンなどの種類があります。グリコーゲンは体内では筋肉や肝臓に蓄積される貯蔵型多糖類となっています。

食品として摂取したでんぷんは、膵臓から分泌される消化酵素のアミラーゼによって麦芽糖に分解され、続いて単糖のブドウ糖にまで分解されます。

ブドウ糖は小腸から吸収されて、血液中に入り、肝臓や筋肉などの組織にグリコーゲンとして蓄えられます。それ以外のブドウ糖は全身の細胞に取り込まれてエネルギー源として使われます。

ブドウ糖が不足しては脳の機能が充分に保たれなくなることから、学びのためには糖分の摂取、それもブドウ糖が多く含まれるものを摂ることが大切になります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕