投稿者「JMDS」のアーカイブ

〔すすめる〕
「進める」前や先に動かす。物事を進行させる。
前へ進める。時計を進める。交渉を進める。議事を進める。

「勧める」そうするように働きかける。
入会を勧める。転地を勧める。読書を勧める。辞任を勧める。

「薦める」推薦する。
候補者として薦める。良書を薦める。お薦めの銘柄を尋ねる。

〔する〕
「刷る」印刷する。
名刺を刷る。新聞を刷る。版画を刷る。社名を刷り込む。刷り物。

「擦る」こする。
転んで膝を擦りむく。マッチを擦る。擦り傷。洋服が擦り切れる。

〔すわる〕
「座る」腰を下ろす。ある位置や地位に就く。
椅子に座る。上座に座る。社長のポストに座る。

「据わる」安定する。動かない状態になる。
赤ん坊の首が据わる。目が据わる。腹の据わった人物。

〔せめる〕
「攻める」攻撃する。
敵の陣地を一気に攻める。積極的に攻め込む。兵糧攻めにする。質問攻めにする。

「責める」非難する。苦しめる。
過失を責める。無責任な言動を責める。自らを繰り返し責める。拷問で責められる。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔しずまる・しずめる〕
「静まる・静める」動きがなくなり落ち着く。
心が静まる。嵐が静まる。騒がしい場内を静める。気を静める。

「鎮まる・鎮める」押さえつけて落ち着かせる。鎮座する。
内乱が鎮まる。反乱を鎮める。痛みを鎮める。せきを鎮める薬。神々が鎮まる。

「沈める」水中などに没するようにする。低くする。
船を沈める。ベッドに身を沈める。身を沈めて銃弾をよける。

〔しぼる〕
「絞る」ねじって水分を出す。無理に出す。小さくする。
手拭いを絞る。知恵を絞る。声を振り絞る。範囲を絞る。音量を絞る。

「搾る」締めつけて液体を取り出す。無理に取り立てる。
乳を搾る。レモンを搾った汁。ゴマの油を搾る。年貢を搾り取られる。

〔しまる・しめる〕
「締まる・締める」緩みのないようにする。区切りをつける。
ひもが締まる。帯を締める。ねじを締める。引き締まった顔。心を引き締める。財布のひもを締める。羽交い締め。売上げを月末で締める。申し込みの締め切り。

「絞まる・絞める」首の周りを強く圧迫する。
ネクタイで首が絞まって苦しい。柔道の絞め技。自らの首を絞める発言。

「閉まる・閉める」開いているものを閉じる。
戸が閉まる。カーテンが閉まる。蓋を閉める。店を閉める。扉を閉め切りにする。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔さげる〕
「下げる」低くする。下に垂らす。
値段を下げる。室温を下げる。問題のレベルを下げる。等級を下げる。軒に下げる。

「提げる」つるすように手に持つ。
大きな荷物を手に提げる。手提げかばんで通学する。手提げ金庫。

〔さす〕
「差す」挟み込む。かざす。注ぐ。生じる。
腰に刀を差す。抜き差しがならない状況にある。傘を差す。日がさす。目薬を差す。差しつ差されつ。顔に赤みが差す。嫌気が差す。魔が差す。

「指す」方向・事物などを明らかに示す。
目的地を指して進む。名指しをする。授業中に何度も指された。指し示す。

「刺す」とがった物を突き入れる。刺激を与える。野球でアウトにする。
針を刺す。蜂に刺される。串刺しにする。鼻を刺す嫌な臭い。本塁で刺される。

「挿す」細長い物を中に入れる。
花瓶に花を挿す。髪にかんざしを挿す。一輪挿し。

〔さます・さめる〕
「覚ます・覚める」睡眠や迷いなどの状態から元に戻る。
太平の眠りを覚ます。迷いを覚ます。目が覚める。寝覚めが悪い。

「冷ます・冷める」温度を下げる。高ぶった感情などを冷やす。
湯冷し。湯が冷める。料理が冷める。熱が冷める。興奮が冷める。

〔さわる〕
「触る」触れる。関わり合う。
そっと手で触れる。展示品に触らない。政治的な問題には触らない。

「障る」害や妨げになる。不快になる。
激務が体に障る。出世に障る。気に障る言い方をされる。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔こたえる〕
「答える」解答する。返事をする。
設問に答える。質問に対して的確に答える。名前を呼ばれて答える。

「応える」応じる。報いる。
時代の要請に応える。期待に応える。声援に応える。恩顧に応える。

〔こむ〕
「混む」混雑する。
電車が混む。混み合う店内。人混みを避ける。

「込む」重なる。入り組む。
負けが込む。日程が混んでいる。仕事が立て込む。手の込んだ細工を施す。

〔さがす〕
「探す」欲しいものを尋ね求める。
貸家を探す。仕事を探す。講演の題材を探す。他人の粗を探す。

「捜す」所在のわからない物や人を尋ね求める。
うちの中を捜す。犯人を捜す。紛失物を捜す。行方不明者を捜す。

〔さく〕
「裂く」破る。引き離す。
布を裂く。生木を裂く。二人の中を裂く。岩の裂け目。切り裂く。

「割く」一部を分け与える。
時間を割く。事件の報道に紙面を割く。警備のために人手を割く。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔きわまる・きわめる〕
「窮まる・窮める」行き詰まる。突き詰める。
進退窮まる。窮まりなき宇宙。真理を窮める。

「極まる・極める」限界・頂点・最上に至る。
栄華を極める。不都合極まる言動。山頂を極める。極めて優秀な成績。見極める。

「究める」奥深いところに達する。
学を究める。

〔こう〕
「請う」そうするように相手に求める。
許可を請う。案内を請う。紹介を請う。

「乞う」そうするように強く願い求める。
乞う御期待。命乞いをする。雨乞いの儀式。慈悲を乞う。

〔こえる・こす〕
「越える・越す」ある場所・地点・時を過ぎて、その先に進む。
県境を越える。峠を越える。選手としてのピークを越える。年を越す。度を越す。困難を乗り越える。勝ち越す。

「超える・超す」ある基準・範囲・程度を上回る。
現代の技術水準を超える建築物。人間の能力を超える。想定を超える大きな災害。10万円を超える額。1億人を超す人口。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「抗疲労の日」ベネスク(神奈川県厚木市)が抗(5)疲労(16)の語呂合わせで制定。

「旅の日」日本旅のペンクラブが松尾芭蕉が奥の細道の旅に出発した1689年5月16日にちなんで制定。

毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

一対一での関係では私のことを「さん」をつけて呼ぶ人が、他の人がいる場合には「先生」と呼ぶというのは、当たり前のことと認識していました。

他の人がいる場合というのは、2人きりで対面で話をしていたところに、途中から、もう1人が加わったということではなくて、たとえば講習会、講演会などの公の場で“先生役”をしているときのことを言っています。

“先生”は先に生まれた人という意味があって、年長者や経験がある人に対して使われる敬称ではあるのですが、元々の意味ではなくて、その場にいる最年長でなくても「先生」と呼ばれることはあります。

以前に参加した団体の会合でのこと、呼びかけてくる人(仮にAさん)が、その人よりも年上には「先生」、年下には「さん」と使い分けられていることがありました。

「同じ年齢であったときには、どちらの呼び方をするのだろうか?」と気にはなったのですが、その場にいた人は実際の年齢を聞かなくても、外見から年齢順に並べることが可能という方々だったので、違和感なく会議は進んでいきました(いったように感じていた?)。

ほぼ同じ顔ぶれの別の会合でのことですが、そのときにAさんが前の会議のときとは違った「さん」と「先生」の使い分けをしていました。

そのときには意見を交わすというよりも、経験から“先生役”をして話をする人には年齢的に若くても「先生」と呼び、若くて“先生役”をしなかった人には「さん」で呼んでいました。

会社勤めをしたことがない私にとっては、そういった敬称の使い分けが常識となっている業界なのだろうかと感じていたのですが、次の会合のときには外部の専門家は全員の敬称が「先生」になっていました。最も年齢が若くて、経験も少ない私が、かなり年齢が高い団体役員から先生と呼ばれるのは、違和感を感じていました。

その変化は、後から聞いたところ、どうやら「さん」で呼ばれた専門家の“先生”から苦情があったようです。

その団体役員と厚生労働省(霞が関の本省)に出向いたときのこと、先生と呼んでいた人のことがお役人との間で話題になったときに団体役員が「○○先生」を使っていました。その方を先生と呼んでいたことから医師だと思って、話を進めてきて、途中で医師ではないことがわかって、決まりかけていた話が白紙に戻ってしまったことがあります。

厚生労働省の会議(委員会や検討会など)に私も委員として何度か参加したことがありますが、私が専門家である分野であっても先生と呼ばれることはありませんでした。大抵は会議の中の立場の呼び名(委員、専門員など)でした。

先生という呼び方は、初めて呼んだときの敬称が続いているだけということもあって、尊敬の意味合いというよりも、口癖になっていることもあります。

大学病院の医師と管理栄養士の関係から始まった2人(ともに親しく付き合ってきた方)が、いつしか医師は年齢もあって教授から徐々に肩書きと立場が下がってきて、管理栄養士は出世して教授になりました。

また、ともに所属する医学系の学会でも管理栄養士は副会長まで行ったのですが、それでも医師は「さん」で呼び、副会長のほうは「先生」と呼び続ける関係が、今でも続いています。そのときの癖が、学会の学術集会の席でも出てしまい、副会長に恥をかかせるようなことになってしまったことがありました。

呼ばれた本人は気にしていなかったのですが、学術集会に参加していた会場の参加者が「さんづけ」で呼ばれたことに違和感があって、ざわついた雰囲気となったことを今でも覚えています。

私の場合には、どちらで呼ばれても特に感じることはないのですが、どんな気持ちを持って呼んでいるのか、そこだけは気になります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

始めることは簡単であっても、これを継続することは難しいということは、独立したり、新たなことに挑戦する人からよく聞くことです。

前回(セカンドステージ52)は、他人が決めた仕組みから脱却することが大切ということを書きましたが、今回のお題「継続の仕組みづくり」は前回と違うことを書いているのではないかと思われるかもしれません。

しかし、継続の仕組みは、何も新しい発想での挑戦だけで得られるものではありません。これまでの成功例の根本的なこと、日本人に適した仕組みを取り入れることも必要だということを書かせてもらっています。

継続のための4条件としては「好きなこと」「得意なこと」「社会に役立つこと」「稼ぎがあること」があげられます。ボランティアやNPO法人であっても、継続を考えると「稼ぎは二の次」などとは言っていられないことです。

稼ぎのことをあげるのは、自分勝手な考えに陥らないための方法であり、自分が頑張ればよい、自分が我慢すればよいという姿勢は、一見すると評価・喝采されることのように見えます。

しかし、それを一緒に活動する人にも求める、場合によっては強要するようなことがあると、続いてきてくれないことにもなります。続いてきたとしても、どこかで“しんどい”と感じさせるようなことになると、想像していなかったことが起こった、トラブルがあったときに離れていくことにもなります。

今の時代は、数年前には考えられなかったこと(コロナ禍、アメリカ大統領の想定外の行動など)が起こるようになり、“万が一”ということが当たり前のように起こることも想定していないと踏み出せなくなります。

そういった幾多の歴史の中で生き残ってきた仕組みの一つに、日本特有の家元制度があります。古い家元制度を、そのまま引き継ぐことをすすめているわけではなくて、多くの人が共感して継続させることができる仕組みを考えていくには、家元制度はよい手本となることが多いと感じています。

家元制度に限らず、徒弟制度などの伝統的な仕組みの中から、自分のセカンドステージの希望に合ったものを見つけ、それを参考にしていくことも、新たなことへの挑戦には頭の中に入れておいてもよい、ということを伝えるようにしています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

牛乳が苦手で飲めない子どもに対しては、通常は冷たいものに抵抗があるなら温めて、熱いものに抵抗があるなら冷やしたままか常温で飲ませるようにするところから始めます。

これで効果が得られなかったら、味覚に問題があると考えて、子どもが好きなココア味やイチゴ味にする、牛乳と他の飲み物で牛乳の味を弱める、といったことが指導されます。

ところが、発達障害では特有のこだわりがあり、さらに自閉症スペクトラム障害の子どもでは感覚過敏から極端な偏食が起こりやすく、さまざまな特性に合わせた対処法が必要になります。

無理に牛乳を飲ませるようなことをすると、飲ませた人に対する抵抗感が強まり、それ以降は飲めなくなってしまうということが感覚過敏では特に起こりやすくなっています。

白い色の飲み物を嫌がる子どもに対しては、容器などの工夫が考えられます。中身の色が見えない容器に移し替えて、色のついたストローで飲ませるというように色が気にならないようにさせる方法です。

牛乳にココアやイチゴなどの色がついたものを入れて、白い色を変えるという方法がありますが、味わいが違うことで飲めなくなったという子どももいます。

そこで、食用の色素を使って、味を変えずに色だけを変えるという方法が使われます。そして、慣れてきたら、徐々に食用色素を減らして、だんだんと白い色でも飲めるようにしていくようにしています。

コップに注いだ牛乳は飲めても、給食で出される紙パック入りの牛乳は飲めないという子どももいます。これは牛乳に抵抗があるのではなくて、紙パックから飲むことに抵抗があったり、いつも飲んでいる牛乳と違っていることで慣れないからといって飲めないという場合もあります。紙パックからコップに移して飲むことで改善される例がみられます。

牛乳パックには牛がイラストなどで描かれていることもありますが、牛が大きくて怖い、臭くて嫌だと感じている子どもには強い抵抗感を生むことになり、このことも紙パックからコップに移すことによって弱めることができます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「ヨーグルトの日」明治がヨーグルトのブルガリア菌を発表したイリア・メチニコフ博士の誕生日の1845年5月15日にちなんで制定。

「水分補給の日」サーモスが水分補給に最適な温度が5〜15度であることにちなんで制定。

「マイコファジストの日」日本きのこマイスター協会がきのこを好んで食べるマイコファジスト(食菌主義者)の普及活動のためにMay(5月)イコ(15)の語呂合わせで制定。

「テリヤキバーガーの日」モスフードサービスがテリヤキバーガーの発売日の1973年5月15日にちなんで制定。

毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)