投稿者「JMDS」のアーカイブ

一生懸命に学ぶことは尊重すべきことで、その知識はいつまでも活かしてほしいとは思うのですが、学んだ情報が古くなり、しかも間違いとされるほどに古くなってしまったら、それは更新する必要があります。

しかし、学んだ人に最新の情報が届かなかったら、更新するどころか、情報が古くなっていることにも気づかず、間違い情報を引きずってしまうことになります。

さらに困ったことは、学んだ人が教える立場になっていて、古いままの情報を他の人に伝えることです。一生懸命に普及しようと頑張っていることが、間違いを広めることにもなりかねないのです。

特に影響が大きいのは健康に関わる情報で、医学や科学は研究の進み具合も早く、思った以上に情報が古くなりやすいので、情報更新は頻繁に行われなければなりません。健康を考えて伝えたことが、健康を害することにもなりかねないのです。

「そのことを意識して常に学ぶ必要がある」と言われても、教えた側が更新情報を発信しないことには、いくら学ぼうとしても学べないことにもなります。だから、教えた側の責任として、常に最新情報を検索して、情報発信を行う必要があります。

このことを講習で話すときに、印象を残すために諺(ことわざ)をもじった言葉を使っています。それは「信じるものは掬われる」です。これを言葉で言われても、多くの人は「信じるものは救われる」のほうを思い浮かべて、何を言っているのかと疑問符だらけになります。

そこで先に“足元を掬われる”ということを話しておいてから、「信じるものは掬われる」を繰り出します。足元だけでなく身体ごと掬われるようなことになるので、学んで身につけたことを、ただただ信じるのではない、常に間違っているのではないかと疑いながら情報更新をしていくことの重要性を伝えるようにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本メディカルダイエット支援機構は、メディカルダイエットを冠した資格認定ができる団体という利点を活かした講習を実施しています。基本的にはダイエットに関わる講習での認定としているのですが、中にはメディカルダイエット美容インストラクターとかメディカルダイエット若返り指導士という名称での依頼をされたこともあります。

せめてメディカルダイエットサプリメントアドバイザーとかメディカルダイエットスポーツインストラクターというメディカルダイエットの知識が活かせるものであればよかったのですが。

これまでメディカルダイエットを冠した資格認定講習で300人以上を認定してきましたが、これはタイアップの意味合いで始めたものです。東京のエステ関係の商材を扱う会社が取引先のエステティシャンに正しいダイエット知識を広めたい、そして正しい知識のもとによい商品を選んで使ってほしいという要望があり、お互いに普及にも収入にもつながるということでスタートしました。

日本メディカルダイエット支援機構の資格認定講習は3段階方式(初級、中級、上級)を特徴としていて、上位資格者が下位講習を主催して講師を務められる仕組みを採用しています。それを実施する予定でしたが、中級で終わりました。

というのは、中級資格者が初級講習で教えられるということで、1社から1人だけが受講して他のエステティシャンには中級認定者が初級講習をすれば、時間も講習費も節約できます。講習費としては経費を除いた半分が講師の収益で、残りをタイアップ先と当方での折半という形だったので、講習費は安くて済みます。

その代わり中級認定者は講習をしなければならないわけですが、講習テキストを使って教えること、資格認定試験を実施して合格することが条件であったので、テキストを渡して読ませるだけ、試験問題は複数で考えて合格点が得られればよいということもできました。

実際には、知識の普及ができたのかもわからないまま、取引先のすべてに資格認定ができたということで、急に受講者が減ってしまいました。

受講者の募集も、試験の採点も任せてほしいというタイアップは、結局は「腐ってもタイアップ」ではなくて、「腐ったタイアップ」と言われても仕方がない状況になってしまいました。

その反省と、これからは素敵なタイアップをしていくという覚悟をもって、あえて「腐ってもタイアップ」という言葉を使い、そうならないことを望んでいる意志を伝えています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本メディカルダイエット支援機構の講習内容は、これから先の日常的な情報を選択・判別するための基礎的な知識を身につける機会で、講習内容としてレベルは高くないかもしれません。

しかし、基礎的なことを学び、それを元にして定期的に発信される情報を重ねてレベルアップすること、わからないこと疑問に感じたことには答えていくということを繰り返して、お互いにレベルを高めていくことを重要視しています。

言い訳めいて聞こえることがあるかもしれませんが、内容を素晴らしいものにできるのか、そうでないのかは、資格認定講習が終わってからの交流で決まっていくと考えています。

「腐っても鯛」という諺(ことわざ)がありますが、役に立たなくなっても名前だけは立派だということでは困ってしまいます。資格認定流行りの時代だけに認定資格の中には「腐った鯛」が混じっていることもあります。

それに対して、私たちの資格認定講習は本来の諺をもじった「腐ってもタイアップ」という言葉を掲げています。

この言葉を講習の途中で使うと、息抜き、緊張の緩和などと評されることもあるのですが、覚悟をもって使っています。

「腐っても鯛」というときの鯛は真鯛(スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科マダイ属)を指しています。真鯛以外にも代表的な鯛は24種類あって、この中にはタイ科ではないものまであります。見た目が真鯛に似ているならまだしも、色も赤くはなくて形からしても味でも鯛と名付けてはいけないだろう、と思ってしまう的鯛や目鯛などもあります。

「腐ってもタイアップ」というのは、広報の一環になるようなタイアップであれば、注文が多くて自由に発言できない、面白くない内容ということであっても我慢をして受け入れるしかないという諦めの境地も含めて使っています。

資格認定を進めるために、連携先を探し、よいパートナーとなってもらうために、その企業や団体の仕事を手伝うことがあるのですが、実際には「腐った鯛」だったということもあり、今後はそのようなことがないようにとの自戒を含めて講習の機会で使うこともあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

モチベーションの維持は資格認定講習には重要な要素で、モチベーションが継続していれば2〜3年ごとの資格の更新も行い、資格を活かして活動していこう、資格を看板にして自分の仕事に活かそうという人は増えていきます。

資格認定講習は開催するのは簡単でも、継続するのは難しいとされます。以前では多くの認定者がいたのに、“歯が抜けるように”というよりも“髪が抜けるように”、どんどんと減っていって、新たに認定者を増やしても、なかなか全体の認定者が増えないという悩みを抱えている団体も少なくありません。

いかに継続のためのモチベーションを高めることが重要かということで、認定者への発信情報に力を注いでいる団体もあり、その情報の提供を私どものところに求めてくる団体もあります。

日本メディカルダイエット支援機構では、健康関連の情報リサーチを毎日続けていて、それを毎週1回まとめて「健康情報メール」として送っています。

これは情報の素材だけで、これに解説を加え、それぞれの団体に合う情報にアレンジして提供するということを行っています。

継続のための講習内容の更新と定期的な情報発信がないと、せっかくの資格認定が「絵に描いた餅」になりかねず、継続の意志も「絵に描いたモチベーション」となってしまいます。そのような実質が伴わないモチベーションにならないようにするには、必要とされる情報を提供することが重要で、そのためには資格認定者との交流によって実態に即した希望を把握し続けることが必要です。

日本メディカルダイエット支援機構は、この情報発信がモチベーションを維持するための重要項目と認識しています。少なくとも他の団体に提供している情報を下回るようなことがあってはならないわけです。

資格認定団体の中には、「うちの会員(認定者)は注文をつけてこないので満足している」と話すところがあるのですが、質問にまともに答えてくれないことが続くと、質問すらしなくなります。それがわからずに、急に更新会員が減ってから慌てて相談されても、もう手遅れということにもなります。

そのようなことにならないように、自分への自戒の念も込めて、講習ではギャグに聞こえるだけかもしれないのですが、「絵に描いたモチベーション」を口走るようにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

資格認定講習は受講者が学びたいと思える内容と資格の名称が大事で、内容と名称こそがモチベーションを高めるものとなります。

資格認定流行りの時代だけあって、こんな内容でよいのかと思えるものがあり、内容的には優れていても資格名に疑問があるというものもあり、さらに教えっぱなしで資格を与えてよいのかと思えるようなものを目にすることがあります。

そんな疑問を感じたときに頭に浮かぶのが、今回のテーマの「絵に描いたモチベーション」という言葉です。

誰もが気づくように「絵に描いた餅」という諺(ことわざ)をもじったもので、モチベーションを高めてくれるような講習内容であったのに時代の変化についていけないものであったり、せっかく素晴らしい資格認定の名称なのに名前負けしていたりということへの警鐘の意味で使っています。

そのようなことにならないように、講習のときに自分への戒めの言葉として「絵に描いたモチベーション」を使うことがあります。講習の緊張を解いたり、場を和ませるためだけに口にしているわけではないのです。

日本メディカルダイエット支援機構の講習は、単発講習として90分や2時間で修了するものと、連続講習として2〜3回でセットになっているもの、そして資格認定講習があります。

資格認定講習には回数と時間は別にして、1度の講習で修了する講習と、連続した段階方式の講習があります。私たちが採用して、力を入れて実施しているのは段階方式で、初級、中級、上級の3段階方式としています。

この方式のモデルとなっているのは家元制度で、上位の資格認定者が下位の講習会を開催して講師を務めるもので、教える立場になることで収入を得ながら普及に取り組むことができる教育方式です。教える立場になることでより学ぶことになるので、一生懸命さが違っています。

ただ学んで、試験に合格するだけなら、わからないことが一部あっても問題はなくて、理解できないことがあっても問題にはならないかもしれません。ところが、教える立場になるとしたら、わからないことを、そのまま放置しているわけにはいかなくなります。

一生懸命に学ぶだけでなく、ずっと最新情報を得て学び続けることができるように、メディカルダイエットやサプリメント、健康ウォーキング、脳の健康寿命、発達障害の学習障害支援などのテーマでも、3段階方式で実施できるように進めています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

新型コロナウイルス感染症拡大の猖獗(しょうけつ:悪いものが激しい勢いではびこる)の中で、「よかったことを一つだけあげろ」と言われたときに、「常に情報を更新しないと対応できないことがあるのを知ったこと」と、「リモートで情報発信をしても違和感がなくなったこと」をあげていました。求められた答えは一つですが、二つになってしまいました。

このような話を今も講習などですることがあります。肝心の内容ではなくて、ギャグのように言った「一つではなくて二つ」のほうが記憶に残る人も少なくありません。

これをほかのところで使いたいというような反応があると、もっと内容のほうが記憶に残るように頑張らなければならないと思い知らされる瞬間でもあります。

しっかりとメモを取られて、休憩時間に話題にされることが多い言葉に、今回のテーマである「身から出たサービス」があります。前回に続いて「身から出たサービス」について書くのは、日本メディカルダイエット支援機構の講習の特徴の説明が足りていないと感じているからです。

講習を終えて、試験も済んだ後に感想を寄せてくる資格認定者もいますが、その中で多いのは「最近、ダイエットの話題をメディアで目にする機会が増えた」「サプリメントの話題が増えている」といったことです。

ずっと情報収集をして、情報発信と講習をやり続けてきて言えることは、少しも情報量は増えていないということです。

情報量は変わっていなくて情報の内容が乏しくなっているようにも感じるのですが、学んだことの話題が増えているように感じるのは、これまで素通りしていたことが、講習で学び、資格を取得したことで目にも耳にも飛び込んでくるようになり、記憶にも残るようになったからです。

これこそが私たちが求めていることで、前回も触れた、「講習に続く認定試験は大学で言えば卒業試験の位置づけではなくて入学試験の位置づけ」という考え方をしています。

講習で得た基本的な知識を元にして、入学後に学ぶことのほうが圧倒的に多く、見聞きした情報が正しいのか、自分に適しているのかを判断できるようになってほしいのです。

そのことを強調するくらい、テレビでもネットでも困った情報が多く発信されています。何かおかしいと感じたときには、いつでも相談・質問をしてもらえるように認定者との情報交流は続けています。

そのサービスが行き過ぎてしまい、サービスのつもりが錆(さび)にもなりかねない、でも続けていくということを伝えるために「身から出たサービス」という諺(ことわざ)をもじった言葉を使って伝えているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

講習や講話の途中で、会場の緊張感の高まりを解消するために余計な話をインサートすることがあります。

ただ楽しい雰囲気にするだけなら、義父の久郷晴彦・薬学博士が認知症の徘徊の話をするときに、「徘徊といっても松尾芭蕉の俳諧とは違います」といった言葉もじりのギャグでも良いのかもしれません。

しかし、日本メディカルダイエット支援機構の講習では、特徴を示すために念の入った(熱意や配慮をもって作った)ギャグを繰り出しています。

その一つは「身から出たサービス」です。すぐに「身から出た錆」という諺(ことわざ)をもじったものだと気づかれます。

ただ錆(さび)とサービスが似た語音で使っているわけではなくて、私たちの講習で話をすることや、講習後に実施しているサービスの内容が、本来の諺の「身から出た錆」と合致するところがあるからです。

サービスを続けることが「身から出た錆」になりかねない、それくらい頑張ってサービスをし続けるという覚悟を示しているからです。

それなのに「面白いから、どこかで使おう」という反応しかないと、まさに「身から出た錆」だったかもしれないと反省することにもなってしまいます。ただただ場を和ませるために、突拍子もないことを口走っているわけではないのです。

講習の冒頭で、よく話をするのですが、私たちの講習に続く認定試験は、大学で言えば卒業試験の位置づけではなくて、入学試験の位置づけです。講習で得た基本的な知識を元にして、入学後に学ぶことのほうが多く、重要だとの認識があるからです。

私たちの講習の範疇の広く健康に関わることは、変化が激しい分野であり、常に情報更新をしなければなりません。講習で覚えたことは、すぐに古い情報になってしまうことも多く、古い情報は間違いにもなりかねません。

そのため、資格認定者には定期的に最新情報を発信しています。それも一方的に情報発信するのではなくて、情報を受けた認定者の意見や反応、質問には逐一答えています。そして、質問と返答の内容は、必要と判断したときには匿名にして認定者に提供しています。

そのことは簡単であっても、長く続けるのは大変で、このやり取りが重なってくると、まさに「身から出たサービス」だと実感させられることの連続だからです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「あかりの日」日本電気協会が1879年10月21日にエジソンが発熱電球を完成させたことにちなんで制定。

「バック・トゥ・ザ・リサイクルの日」日本環境設計(神奈川県川崎市)が映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で自動車型タイムマシンのデロリアンが、ごみを燃料にしていたことから、デロリアンが到着する2015年10月21日にちなんで制定。

毎月21日:「木挽BLUEの日」(雲海酒造)、「漬物の日」(全日本漬物協同組合連合会)

「門前の小僧習わぬ経を読む」という言葉があります。これは寺の門前で遊んでいる近所の子どもは、いつも見聞きしていると習わない経が読めるようになるという意味で使われていて、繰り返し見聞きする環境にいると自然と知識がつくようになるということを指しています。

私の場合は、小学校に上がる前の3年間、母親の実家の寺院で親元から離れて暮らしていて、毎日朝晩、葬儀などがあるときには昼間もお経を聞いていたものの、まだ未就学だったので、見聞きではなくて聞くだけでした。

お経は聞いて覚えられるようなものではなくて、見てはいたものの漢字で書かれているので、これで覚えるのは無理なことでした。このようなことを書いたのは、“習わぬ経”ならぬ習わぬ学問を後に覚えることになったことがあり、その期間は1年間でした。

大学生時代のアルバイト先の厨房機器の業界団体の月刊機関誌の編集から厨房に関わる調理、その中でも病院調理(一般には病院給食)の調理師で構成される全国病院調理師協会(後の日本病院調理師協会)と巡り合いました。

病院調理師の団体は国立病院、大学病院の栄養管理室や栄養部に所属していて、その顧問役だったのが国立病院医療センター(後の国立国際医療研究センター)の栄養管理室長であった山本辰芳先生(管理栄養士)でした。

山本先生は当時の国立病院・療養所栄養士協議会の会長で、日本栄養士会の理事長も務めていました。また、臨床医と病院栄養士・管理栄養士で構成される日本臨床栄養協会の副会長でもありました。

日本臨床栄養協会の設立の立役者で、同協会の会長は医師、副会長は管理栄養士という決め事があって、臨床栄養の世界の管理栄養士としてはトップの存在でした。

山本先生が退職をして、病院栄養管理の研究所を設立するときに、事務局も担当する研究員として呼ばれました。専属ではなく、時間があるときに研究所に行く(といっても週に2〜3回は用事があると呼ばれていた)ということで、臨床栄養の世界を学ぶことができるだろうという感覚でのスタートでした。

厨房業界で編集を手掛けてきたことは、厨房機器と給食という関わりはあったものの、それは臨床栄養の世界では一部だけのことで、最も役立ったのは編集経験でした。

日本臨床栄養協会は年に4回、機関誌の「New diet therapy」を発行していて、その編集の仕事が研究所に委託されることになり、取材も含めて、ずっと関わってきました。

また、山本先生は栄養業界では「組織の山本」との異名があるくらい栄養に関わる団体を立ち上げてきて、その役員に名を連ねていたことから、団体の立ち上げ、機関誌・紙の編集、資格認定講習などが、途切れることなく続きました。

初めの半年は、取材をしても記事を書いても、専門用語が理解できないことから、まるで経文を見ているような感じもあったものの、習わぬ経も続けているうちに理解ができるようになり、その内容を伝えていけるようにもなりました。

このときの経験が、後の団体設立、資格認定講習、関連する団体を結びつけて新たな活動を始めるバックボーンとなったことは間違いがありません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

快腸を目指すためには、まずは腸の仕組みと働きを知っておくことが大切になります。

大腸は盲腸、結腸、直腸で構成される長さが約1.5mの管状の器官で、直径は小腸の2倍ほどあります。

小腸で栄養成分を吸収された残りは、水分が多いために、まだドロドロした状態になっていますが、大腸の中で15時間ほどの時間をかけて水分が徐々に吸収され、最終的には適度な固さと量の便になって、肛門から排出されます。

直腸に便が送られてくると、その刺激が脳に伝わる排便反射が起こり、その結果として直腸にたまった便だけが排出されます。

大腸まで送られてきた食べ物は、栄養素の90%ほどが小腸で吸収されていることから、大腸の主な役割は、水分を吸収して固形物の便を作り、腸内細菌によって小腸では分解されなかった栄養素を分解して吸収することとなっています。

1日に排泄される便は60~180gほどで、通常は70%ほどが水分となっています。水分以外では食物繊維などの消化されなかった食べ物の残りかす、腸内細菌とその死骸、はがれ落ちた腸の細胞が、それぞれ約7%ずつとなっています。

腸内細菌の総数は約1000兆個とされますが、善玉菌が増えると悪玉菌が減っていき、善玉菌の働きによる腸内での発酵が進むため、便の量が増えることになります。

水分量が増えると軟便になって、便の量も増えていきます。一般には、水分量が70%前後で普通の硬さの便となり、70%以下では硬い便になり、70~80%では軟便、80%以上では下痢となります。

腸内で悪玉菌が作り出すアンモニアや硫化水素、スカトール、インドールといった有害物質は、毒素とも呼ばれています。毒素は主には大腸に棲息する悪玉菌が発生させていますが、大腸は便内の水分を最終的に吸い上げる器官であり、大腸壁を毒素は通過するため、水分の吸収時に毒素も吸い上げられ、血液中に毒素が入るようになります。

血液中に入った毒素は血管に入り、門脈を通過して肝臓まで運ばれます。肝臓は有害物質を分解して無害化する解毒器官で、通常の発生量なら毒素は肝臓で充分に分解されます。

ところが、毒素の発生量が増え、肝臓に送られる量が増えると肝臓では処理しきれなくなり、その処理されなかった毒素は、再び血管に入って全身を巡るようになります。

そして、全身の血管を巡って皮膚細胞まで送られた毒素は、皮膚の状態に影響を与え、肌荒れや吹き出物などの原因となります。便秘があり、肌荒れなどが起こっている場合には、相当に毒素の量が増えていることが考えられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕