投稿者「JMDS」のアーカイブ

「なすび記念日」冬春なす主産県協議会が、よ(4)い(1)な(7)すの語呂合わせで制定。

毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)

厨房機器業界の機関誌の編集の仕事を始めたとき、他の人の代わりとして引き受けたことから、いつまでも続くわけではないという感覚があり、厨房に関わる業界として調理師の団体との付き合いを並行して始めました。

調理師の団体が数多くある中で、たまたま知り合ったのは病院の調理師団体でした。調理師の世界は専門調理師が和食、洋食、中華、寿司、麺に分かれているところに、新たに給食用特殊料理が検討されているときで、それまで病院給食の調理師は調理の専門家とは見られない時代が長く続いてきた中で、ようやく注目され始めた時期でした。

知り合ったのは日本病院調理師協会で、当時の主要メンバーは国立病院と大学病院の調理師でした。病院調理師は、病院の管理栄養士の指導のもとに仕事をしていることから、病院の管理栄養士との交流が始まりました。

その中でも親しく交流することができたのは、国立病院の管理栄養士で、そのトップの山本辰芳先生は日本栄養士会の理事長、日本臨床栄養協会の副会長でもありました。付き合い始めたときは、国立がん研究センターから国立国際医療研究センターの栄養管理室長に移ったばかりのころでした。

日本臨床栄養協会の機関誌は年4回の季刊発行で、主な記事は協会の大会や研究会の講演・講義内容を文章化して、掲載するというもので、他人の代わりに書くことを仕事にしていた私は得意としていることでした。

ただ、内容は臨床栄養という特殊な世界で、初めは医学用語、栄養学用語、科学用語もよくわからない状態でしたが、“門前の小僧”も長く続けていると経を読めるようになるのと同じようなもので、1年が経ったころには医師や管理栄養士に確認しなくても何を言っているのか、何を伝えたいのかがわかって、文章にすることができるようになっていました。

講演や講義を担当した先生の名前が出るだけで、誰が文章にしたのかは、どこにも書かれていないという、書籍とは違う形のゴーストライターをすることになりました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

早稲田大学スポーツ科学学術院、人間科学学術院のグループは、「スポーツ観戦によってウェルビーイングは醸成されるか」を、さまざまな指標を活用して検証し、スポーツ観戦がウェルビーイングを高めるという強固な科学的エビデンスを示すことに成功したと発表しました。

前回に続いて、研究2と研究3の結果を紹介します。

研究2では、日本人208名を対象に、人気スポーツ(野球・サッカー)と相対的に人気が劣る非人気スポーツ(テニス・ゴルフ)を視聴してもらい、視聴後の楽しさや活力の変化をオンラインアンケート形式で測定する実験が行われました。

分析の結果、「スポーツ観戦によるウェルビーイングの醸成効果は、人気のスポーツを観戦するとより強くなる」ことがわかりました。

研究3では、MR装置を用いて、スポーツを観ている際の脳活動およびスポーツ観戦頻度と脳構造の関連性が調べられました。人気の高いスポーツ(野球)を観ているときは、相対的に人気の低いスポーツ(ゴルフ)を観ているときよりも、尾状核という脳領域の活動が高いことがわかりました。

また、脳の構造画像データからVBM解析という手法を用いて、スポーツをよく観戦する人ほど、尾状核と扁桃体の灰白質(神経細胞の集まっているところ)の体積が大きいことを発見しました。

これらの脳領域は、報酬系と総称される神経系の一部で、幸福感を高める作用があるとされており、ウェルビーイングに深く関与することが考えられます。

これによって「スポーツを観ることで報酬系が活性化し、一時的にウェルビーイングが促進される」だけでなく、「それを繰り返すことで報酬系の構造変化が起こり、長期的なウェルビーイングにも貢献している」という神経生理学的メカニズムが示唆されました。

スポーツマネジメント領域のみならず、社会科学的研究では主観的指標を使い、できるだけ実社会に近い測定を心がける傾向があります。

一方、今回着目する現象(スポーツを観ることでウェルビーイングが醸成される)は、元をたどれば脳内で起きていることであるため、脳計測を行うに至りました。特に、報酬系という脳領域は、脳の深層に位置するため、主に脳の表層の機能を調べる脳波などは相性が悪いことは予測されました。

そこで、脳の深層の活動だけでなく、脳全体の構造も計測できるfMRIが用いられました。

この研究により、スポーツ観戦の効果が科学的に裏付けられたことで、スポーツ振興政策の立案にも影響を与える可能性があり、スポーツ観戦環境の整備に注力することで、国民のウェルビーイングの向上につなげることができると考えられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

これまでのスポーツマネジメント研究においては、スポーツ観戦はスポーツファンの楽しさや活力を向上させる可能性があることを示唆していました。その主なメカニズムとしては、スポーツ観戦が他者とのつながりを形成し、その結果としてウェルビーイングが高まるという社会的アイデンティティの枠組みを用いた説明がほとんどでした。

しかし、これらの研究の多くは特定のサンプル集団(スポーツファン)を対象としており、スポーツに特別に熱狂しているわけではない一般の人々へのスポーツ観戦の効果は十分に検討されていませんでした。

また、ウェルビーイングの測定方法も主観的な指標(質問紙)に偏っているため、客観的な指標を用いた検証も必要だという課題がありました。

早稲田大学スポーツ科学学術院、人間科学学術院のグループは、「スポーツ観戦によってウェルビーイングは醸成されるか」を、さまざまな指標を活用して検証し、スポーツ観戦がウェルビーイングを高めるという強固な科学的エビデンスを示すことに成功したと発表しました。

社会科学的なアンケート指標を用いてウェルビーイングを測定すると、スポーツ観戦と有意な正の関連を示しました。

また、この現象のメカニズムとして神経生理学的指標を測定したところ、スポーツ観戦に伴ってウェルビーイングを担うと考えられる脳領域の機能・構造が変化する可能性を示しました。

研究1では、スポーツ庁が2万人の日本人を対象に、スポーツへの関心や実施状況の把握を目的として収集した大規模調査のデータ(スポーツ庁:2019)を分析しました。調査項目には、スタジアムやテレビ・インターネットでのスポーツ観戦行動や生活充実感(ウェルビーイングの一指標)などが含まれていました。

分析の結果、性別、年齢、収入を統制しても、「スタジアムやアリーナでの観戦ならびにテレビ・インターネットでの観戦は、どちらも生活充実感と有意な正の関連がある」ことが示されました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「エスプレッソの日」デロンギ・ジャパンがイタリア国際カフェテイスティング協会のイタリアエスプレッソデーを日本で行った日にちなんで制定。

「女子マラソンの日」1978年4月16日に東京・多摩湖畔で日本で初めて女子フルマラソン大会の第1回女子タートルマラソン全国大会が開催されたことにちなんで制定。

毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

ウォーキングとランニングは歩くか走るかの違いであって、身体の使い方は同じという認識がある一方で、身体の負荷は異なり、元気に歩くことができる人が全員、走ることができるのかというと、そうではないことから別のものとの考えもあります。

運動科学を研究する人の多くは別物との考えをしていたのですが、ウォーキングとランニングを、それぞれの延長と考えて指導するジョグ・ウォークに巡り合って、両方の研究が重要であることに気づかせてくれたのは宇佐美彰朗先生です。

宇佐美先生は東海大学の名誉教授で、知り合ったときには公益財団法人日本健康スポーツ連盟の理事を務めていました。その理事の席に私も加えてもらい、運動と食事のタイミングによってエネルギー代謝を変化させるメディカルダイエットの研究にも協力をしてもらいました。

宇佐美先生は、オリンピック3大会(メキシコ、ミュンヘン、モントリオール)で連続してマラソン代表となったランニングの専門家で、大学でランニングの研究を続けながら、超高齢社会を見据えたウォーキングの研究も重ねて行っていました。

ジョグ・ウォークは、走るように歩く、歩くように走ることを目指したもので、歩くときには足から歩き出すのではなく、立位から前傾していって前に倒れる寸前に片足を前に出して身体を支える姿勢の重要性を伝えていました。

そのときの姿勢が効率的に筋肉を使って前進する方法で、運動エネルギーを無駄なく使うことが強い力を発揮する方法であり、かつ長く筋肉を使い続ける方法となります。この姿勢と筋肉の使い方を覚えるために、上半身に2本の紐を襷掛けして、後ろから引かれながら前進するトレーニング法を教えてもらいました。

このときの経験が、歩く速度を変化させて、エネルギー代謝を高めるツイン・ウォークの研究につながっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

脳・心血管疾患は日本人の死因の第2位であり、職場での労働損失の原因疾患としては第3位に位置することが報告されています。

脳・心血管疾患の発症に対して高血圧が関係することは知られていますが、血圧分類はエビデンスの蓄積とともにアップデートされてきた歴史があります。
日本高血圧学会は高血圧治療ガイドライン2019において、新たな血圧分類を提唱しています。

しかしながら、新たな血圧分類と脳・心血管疾患発症の関係を調べた日本の研究はほとんどなく、新たに定められた正常高値血圧の段階から脳・心血管疾患リスクが、どの程度上昇するかははっきりしませんでした。

また、過去の日本の研究は2000年代以前に測定した血圧値を用いた研究が多く、比較的高齢な人を対象とした研究が多いという課題もありました。

近年は救急救命技術の向上や喫煙率の低下といった脳・心血管疾患を取り巻く環境も変わってきています。過去の知見が現在の働く世代に、どれほど適用できるかは不明瞭です。

横浜市立大学医学部公衆衛生学・大学院データサイエンス研究科の研究グループは、企業等に勤務する労働者を対象としたJ-ECOHスタディ(多施設共同研究)のデータを用いて、働く世代における最新の血圧分類と脳・心血管疾患発症との関係を調査しました。

関東・東海地方に本社がある企業等10数社によるJ-ECOHスタディに参加した高血圧の治療中ではない労働者(20〜64歳)8万1876人を最大9年間(2012年4月から2021年3月)追跡調査して、「少し高い血圧」の段階から「軽め高血圧」まで脳・心血管疾患の発症リスクが高まることが確認されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「いちご大福の日」早稲田大学いちご大福研究会が、よ(4)いいち(1)ご(5)の語呂合わせで制定。

「良いコラーゲンの日」資生堂ジャパンが良(4)い(1)コ(5)ラーゲンの語呂合わせで制定。

「よい酵母の日」日健協サービス(埼玉県鴻巣市)が、よ(4)い(1)酵(5)母の語呂合わせで制定。

「からあげクン誕生日」ニチレイフーズとローソンが、からあげクンが誕生した1986年4月15日にちなんで制定。

毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。

以下に、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の推奨事項の概要の中から対象者(高齢者、成人、こども)別の推奨事項を紹介します。

〔全体の方向性〕
個人差を踏まえつつ、日常的に質・量ともに十分な睡眠を確保し、心身の健康を保持する

〔対象者と推奨事項〕
高齢者
*長い床上生活が健康リスクとなるため、床上時間が8時間以上にならないことを目安に、必要な睡眠時間を、確保する。
*食生活や運動等の生活習慣や寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高める。
*長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中は長時間の昼寝は避け、活動的に過ごす。

成人
*適正な睡眠時間には個人差があるが、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する。
*食生活や運動等の生活習慣や寝室の睡眠環境等を見直して、睡眠休養感を高める。
*睡眠の不調・睡眠休養感の低下がある場合は、生活習慣等の改善を図ることが重要であるが、病気が潜んでいる可能性にも留意する。

こども
*小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間を参考に睡眠時間を確保する。
*朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかり摂り、日中は運動をして、夜更かしの習慣化は避ける。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

オフ会という言葉があります。正式名称はオフラインミーティングで、オンラインのコミュニティやネットワーク上で知り合った人が、現実的に集まって親睦を深めることを指しています。

親睦といっても、ゲームを通じて知り合った人が面談でゲームをする、飲食をするということもあって、何をしなければならない、何をすれば成功となるのかという厳格な定義はありません。

面談でなければ感じられない、話せないことを実際に行うのがONとOFFで表現するとOFFLINEということになります。画面を通じての交流がONLINE(オンライン)、直接会うのがOFFLINE(オフライン)という認識が多いかと思いますが、これとは逆のことも実際には行われています。

多くの人が集まってのミーティングをONLINEと呼び、それが終了してから個別に情報交換が必要な人が一対一、もしくは少人数で話をすることをOFFLINEと呼ぶことがあります。

全体的な話の中では詰められなかったこと、直接的に関係する人だけで情報交換をして詳細を詰めていくことがOFFLINEで、多くの人に聞かれることを避けたいというときや、一定の人間だけが情報を共有して進めていくことに使われる手法です。

ONLINEはインターネットで接続されている状態、OFFLINEはインターネットで接続されていない状態というところから始まって、さまざまな場面でOFFLINEは使われるようになりました。

ONLINEでは情報漏洩の懸念があるので、外部とつながっていないOFFLINEで情報を管理することがあったのですが、それと同じことをしないと、つまり個別にミーティングをしないと情報が漏れてしまうことが増えてきた結果と言えそうです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕