投稿者「JMDS」のアーカイブ

「レトルトカレーの日」「ボンカレーの日」大塚食品が1968年2月12日に日本初のレトルトカレーのボンカレーが販売されたことにちなんで制定。

「黄ニラ記念日」全国農業協同組合連合会岡山県本部が黄ニラの最盛期で、にっこり(2)いいニラ(12)の語呂合わせで制定。

「乳酸菌のくすりの日」ビオフェルミン製薬が創立記念日の1917年2月12日にちなんで制定。

毎月12日:「パンの日」(パン食普及協議会)、「育児の日」(神戸新聞社)

サプリメントや健康食品の機能性について、どのように訴えていくかのアドバイスを求められることがあります。もちろん、法律の規制に従っての範囲で、実際に健康面での機能があっても表現できないことはあります。

他の会社の広告を示して、この通りに表現したい、もっと強い表現で売れるようにしたいと言って機能性表示食品の広告を示されることもあります。機能性表示食品は、血圧を低下させる、血糖値の急上昇を抑えるといった機能性を表示して販売できるもので、消費者庁に根拠を示して登録する必要があります。

その機能性の根拠は、製品そのもので検査をする場合だけでなく、研究論文を根拠として示すことも可能ですが、機能性表示食品として登録されていなければ、機能性表示食品と同様の表示をすることはできません。

以前は、健康食品の広告で許されていた(違反とされない)表示であっても、機能性表示食品の制度が始まってからは、機能性表示食品と同様の表示をした場合は罰せられることになりました。

このような法律の規制に挑戦するようなことは、厳しく対応されるので、避けるようにアドバイスをすることになります。

機能性を表現する前に、確認しておかなければならないことがあります。それは表現しようとしている機能が本当にあるのかということで、効能効果ではなく、優れた素材であることから吸収性がよいということを訴えようとする場合もあります。

ある健康食品が吸収性で勝負しようとして、いつ摂っても吸収されるという表示を示してきましたが、脂溶性の素材なので、そのような表示にストップをかけたことがあります。脂溶性の素材は、脂肪に溶けてから吸収されるので、胃の中に脂肪がある食事中か食後に取らないと吸収されず、素通りすることになります。

そのような基本的な特性を知らずに、優良な成分だから、精製されているから吸収性が高いというようなことを言うのは、法律的には危険なことでもあるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

運動後に入浴をするのは汗をかいたときの楽しみと感じる人もいて、フィットネスクラブなどでは運動後に入浴がセットになっていることもあります。入浴することによって、運動で高まった体温が長く保持されることになるので、代謝が高まるような印象が抱かれることがあり、脂肪代謝(体脂肪の分解とエネルギー代謝)が進むと感じている人もいます。

このことをフィットネスクラブの指導士に聞いてみたところ、脂肪の燃焼が進むので運動直後の入浴を推進している、体温を高く保つために熱めのお湯での入浴をすすめていると説明されたことがあります。

しかし、これは脂肪代謝ということでは逆のことをしていることになります。体温が上昇することで脂肪の分解が抑制されることになり、脂肪の代謝も低下していくことになります。その仕組みのキーは脂肪分解酵素のリパーゼの特性です。

リパーゼは筋肉の中にあって、中性脂肪を脂肪酸に分解する働きがあります。脂肪酸は細胞の中で代謝器官のミトコンドリアに取り込まれて、エネルギー化されます。脂肪分解が進めば、それだけ脂肪代謝が進むようになります。

リパーゼは筋肉の温度が高まると活性化して分解が進むようになるものの、温度が高まりすぎると活性が低下します。そのために筋肉が温まると汗が出て、筋肉の温度を下げようとします。

運動後にはリパーゼが活性化している間は、脂肪の分解が進みます。その時間は30分ほどとされています。ところが、運動後に入浴して筋肉の温度が高まるとリパーゼが働きにくくなって、分解が進まなくなります。

これに対応するためには、運動後はシャワーだけにしておきます。シャワーは筋肉までは温めないのでリパーゼの活性に影響はありません。そして、30分が過ぎてから入浴することがすすめられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

入浴後の食事は、入浴温度によって消化・吸収に違いが起こります。中でも大きく影響するのは夕食です。

夕食は、寝る前と寝ている間に使われるエネルギーとともに、翌朝に摂った食事のエネルギーが使用できるようになるまで、その間のエネルギーを補うための重要なエネルギーの蓄積の機会となります。

夕方には副交感神経の働きが盛んになり、胃液とインスリンの分泌が高まります。また、身体活動も低下させていきますが、これによって中性脂肪の合成と蓄積を高めて、エネルギーを補給させています。食事で摂ったエネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質は、どれも肝臓で脂肪酸に合成されて、脂肪酸が3個結びついた中性脂肪となり、体脂肪として蓄積されていきます。

脂肪酸の合成を進めて、体脂肪を多く蓄積させるためには、副交感神経の働きが盛んな夕方以降であるので、さらに副交感神経を刺激する方法を取ればよいわけです。

自律神経は、生体機能を自動的に調節する神経で、興奮系の交感神経と抑制系の副交感神経の切り換えは、自らの意志では調整することができないとされています。しかし、例外があり、入浴の温度によって容易に切り換えることができます。

42℃以上の高めの温度で入浴すると交感神経の働きが盛んになり、逆に38℃以下のぬるめの温度の入浴では副交感神経の働きが盛んになります。眠いときに熱めのシャワーを浴びると目が覚めるのは交感神経に切り換わった結果であり、ぬるめのお湯に入ると心身ともにリラックスできるのは副交感神経に切り換わった結果です。

夕食前に、ぬるめのお湯に入ると副交感神経の働きが盛んになり、胃液とインスリンの分泌が盛んになって、体脂肪を多く蓄積させることができるようになります。

それに対して、交感神経の働きを盛んにして体脂肪の蓄積を抑制するためには、熱めのお湯に入ればよいわけですが、入浴による休息効果が得られにくくなります。そこで、適温で入浴して、浴室を出る直前に熱めのシャワーを浴びることがすすめられます。

夕食を食べるだけという人なら夕食前の入浴は可能でも、夕食を作る役割の人にとっては、入浴した直後に夕食を食べるというのは不可能に近いことです。そこで短時間で済む熱めのシャワーを浴びる方法がすすめられます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

脂肪細胞に蓄積される体脂肪が多いと血糖値が上昇しやすいことは以前から指摘されていて、その傾向は高齢者で高く、血糖値が高いと体脂肪を減らすことが重要だと言われてきました。

順天堂大学大学院医学研究科とスポートロジーセンターの研究グループは、文京区在住の高齢者1438人を対象とした横断研究によって、内臓脂肪蓄積が高齢期の糖代謝異常に強く関連する因子であることを明らかにしました。

超高齢社会の日本では、新規に診断される糖尿病や境界型糖尿病の発症率が増加していますが、耐糖能悪化の原因として、高齢者(60歳以上)は若年者(20〜39歳)と比較してインスリンの分泌能力の低下とインスリン抵抗性の増加が認められています。

インスリン抵抗性はインスリンが分泌されているにも関わらず、働きがよくない状態を指しています。

これまでの研究は高齢者と若年者の研究が多く、高齢者は加齢によって変化するのか、変化するとしたら何が重要な因子となっているのかは解明されていませんでした。

研究の対象となったのは、糖尿病既往がなく、糖尿病の診断に用いられる検査の75g経口糖負荷検査のデータが揃っている65〜84歳の人で、体組成検査、内臓脂肪と皮下脂肪の面積測定、採血・採尿検査、糖負荷検査、生活習慣に関連するアンケートを行い、5歳ごとに4群に分けて比較されました。

その結果、高齢群ほど正常耐糖能の人の割合は低下し、新規に診断された糖尿病の割合が増加しました。インスリン感受性とインスリンを分泌する能力は加齢とともに低くなっていました。

この研究によって、内臓脂肪の蓄積や血液中の遊離脂肪酸がインスリン抵抗性やインスリン分泌の低下と関連していて、高齢者は食事や運動によって体脂肪と遊離脂肪酸を減らして体組成を改善させることが糖尿病の悪化を防ぐことにつながることが示されました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「初午いなりの日」全日本いなり寿司協会が初午に稲荷神社で五穀豊穣を願う祭りがあることにちなんで初午から近い祝日の建国記念の日を制定。

「わんこそば記念日」わんこそば全日本大会運営委員会(岩手県花巻市)が開催日に合わせて制定。

「出雲そばの日」出雲そば商組合(島根県出雲市)と松江そば組合(島根県松江市)による出雲そばの日記念日登録実行委員会が信濃国松本藩の城主の松平直政が出雲国松江藩に国替えを徳川家光から命じられた1638年2月11日にちなんで制定。

「仁丹の日」森下仁丹が仁丹の発売日の1905年2月11日にちなんで制定。

毎月11日:「果物の日」(全国柑橘宣伝協議会、落葉果実宣伝協議会)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)、「ダブルソフトの日」(山崎製パン)、「ロールちゃんの日」(山崎製パン)

日本人の生活習慣病で最も多いのは高血圧です。高血圧は初期段階では自覚症状がほとんどないために、高血圧であっても、そのことに気づかない人も多く、さらに高血圧を指摘されても改善や治療に取り組まない人も多くいます。

高血圧の治療薬(降圧薬)を使用していても、他の生活習慣病よりも軽く考える人も多く、サプリメントとの相互作用について説明しても、あまり関心を抱かずに、状態を悪くしている場合も少なくありません。

高血圧(Ⅰ度高血圧、Ⅱ度高血圧、Ⅲ度高血圧)の人は、国民健康・栄養調査(2006年)によると20歳以上では約3970万人と推定され、正常高値血圧者の約1520万人と合わせると、約5490万人となっています。これは20歳以上の国民(約1億400万人)の約52.8%にも及んでいます。

心臓が収縮して血液を送り出して血管(動脈)に一番強く圧力がかかった状態が収縮期血圧(最高血圧)です。そして、収縮したあとに心臓が拡がるときに圧力が一番低くなった状態が拡張期血圧(最低血圧)です。

正常高値血圧というと、正常とついているので血圧が高めでも問題がないと感じるかも知れませんが、このまま進めば高血圧になる人であって、決して放っておくことができないという状態です。

また、2010年の調査結果では、30歳以上の高血圧患者(高血圧症有病者)は男性の60.0%、女性の44.6%にも及んでいます。以前の調査結果では男性は52.1%、女性は41.9%であったので、明らかに患者数は増えています。

高齢になるほど血圧は上昇しやすくなり、60〜69歳(2019年調査)では男性が65.7%、女性が50.1%、70歳以上では男性が69.1%、女性が68.3%にも高まっています。

高血圧になっても、血圧が徐々に上がっているときには、これといった症状がないのが、この病気の特徴です。そのために血圧が高いことを指摘されても軽く考えてしまい、精密検査や治療を受けない人も少なくありません。

高血圧患者の約33%は自分が高血圧であることに気づいていないとされています。「高血圧治療ガイドライン」では、高血圧患者は約4300万人と推測されていて、このうち適切に血圧がコントロールされているのは約1200万人で、残りの約3100万人が管理不良とされています。

そのうち約1400万人が高血圧であることを認識していなくて、約450万人が高血圧を自覚しているものの未治療となっています。

高血圧は気づかないうちに、血管に徐々にダメージを与えていきます。血管は全身に新鮮な酸素と栄養成分を運び、全身の二酸化炭素や老廃物を運び去るための生命線であるため、血管がダメージを受けると、影響は全身に拡がっていきます。

高血圧になると血液の圧力に耐えるために徐々に動脈の血管壁が硬くなり、血管の抵抗性が高まります。また、血管が傷つくと悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLなどの脂質がたまりやすくなり、さらに内径が狭くなっていきます。

このような状態では、血圧はさらに上昇するようになり、さらに動脈硬化が促進されていくようになるのです。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」の中から、むし歯の有無別の間食の与え方について紹介します。これは平成27年度乳幼児栄養調査結果に基づいて発表されたものです。

2)むし歯の有無別の間食の与え方
子どもにむし歯のある人に「欲しがるときにあげることが多い」「甘い飲み物やお菓子に偏ってしまう」「特に気をつけていない」と回答した保護者の割合が高くなっていました。回答者は2〜6歳の保護者です。

むし歯が「ある」と回答した2〜6歳児の保護者の割合は19.2%で、むし歯の本数が「1本」が最も多くて32.4%であり、「2本」は27.8%、「3本」は13.7%でした。

むし歯の有無別に間食の与え方をみると、「時間を決めてあげることが多い」、「甘いものは少なくしている」、「間食でも栄養に注意している」と回答した者の割合は、むし歯のない子どものほうが高く、「欲しがるときにあげることが多い」、「甘い飲み物やお菓子に偏ってしまう」、「特に気をつけていない」と回答した者の割合は、むし歯のある子どものほうが高くなっていました。

むし歯あり(503人):「時間を決めてあげることが多い」(46.1%)、「甘いものは少なくしている」(15.9%)、「間食でも栄養に注意している」(8.0%)、「欲しがるときにあげることが多い」(27.2%)、「甘い飲み物やお菓子に偏ってしまう」(21.7%)、「スナック菓子を与えることが多い」(15.5%)、「特に気をつけていない」(12.1%)

むし歯なし(2112人):「時間を決めてあげることが多い」(58.7%)、「甘いものは少なくしている」(24.6%)、「間食でも栄養に注意している」(11.4%)、「欲しがるときにあげることが多い」(19.1%)、「甘い飲み物やお菓子に偏ってしまう」(16.1%)、「スナック菓子を与えることが多い」(15.8%)、「特に気をつけていない」(8.2%)

また、むし歯予防のための行動として、「間食の与え方について注意している」と回答した者の割合は、むし歯のない子どものほうが高くなっていました。

「人間は二度死ぬ」という言葉は、講演やセミナー、講話、書籍などでもよく使われる絶好のキーワードです。一度目の死は、医学的に死亡が確認されたときに迎える死です。生物的には、これ以上に死ぬことはないわけですが、その人のことを記憶に留めていてくれる人がいる限りは、心の中では生き続けることになります。

一度目の死は誰しも避けることができないわけですが、すべての人の記憶から忘れ去られたときが二度目の死ということになります。

そこから、記憶に残る人生を送ることの大切さを伝えるときに「二度死ぬ」ということが言われます。記憶に残るというのは、何も良い記憶だけに限らず、他人から恨みを買うような記憶を残すこともあります。できることなら、喜んで語られるような人間になろう、語り続けられることをしよう、という教訓としても使われています。

名言や格言は、誰が語ったことなのかということが伝えられていても、実際に話した言葉が伝えられるということは少なくて、伝聞によって少しずつ違うことがあるのは当たり前のことです。

ところが、この「二度死ぬ」ということは、「人間は二度死にます。まず死んだ時。それから忘れられた時。」という言葉が正確に伝えられています。それは語った人が、まだ記憶に鮮明に残っている人で、それは作詞家、エッセイストなど幅広い分野で活躍した永六輔さんです。

タイトルに掲げた「人間は三度死ぬ」というのは、永六輔さんが言ったことでもなく、それをもじって他の人が広めたことでもなくて、私が勝手に書き記したことです。

その三度の死は、生物的な死、記憶から忘れ去られた死に続く、実績が忘れられたときです。これを三度目の死と考えています。

誰が始めたことなのかという記憶が世間的にはなくなったとしても、実績が残っているうちは死ぬことがないということを表していて、永六輔さんが言った言葉であることは忘れられたとしても、その言葉の意味が語り続けられているうちは死ぬことはないはずです。

自分が成し遂げたことが引き継がれているうちは死なないということで、三度目の死がないような実績を作っていきたい、それも“思考が合う人”と一緒に作り上げていきたいという思いを持って、この連載コラムを始めました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

外出して歩くことは、歩数を増やすことによる足腰の健康だけでなく、さまざまな効果が認められています。そのため、外出して歩くことがすすめられ、長く歩いてもらうための工夫が行われています。

ショッピングモールではスマートフォンのアプリケーションを活用したウォーキングを実施していて、その参加者の歩数の増加についての検証が進められてきました。

その一つの成果として、千葉大学予防医学センターとイオンモールはウォーキングプログラムへの参加が歩数の増減に関わるかを検証して、その結果を発表しました。

検証のデータとなったのは、2021年の1年間に取得された約21万人の約2300万日分のビッグデータで、プログラムの参加が約1200歩の歩数増加と関連していて、特に都市部、郊外、大型モール、女性、高齢者で歩数が多く増加する可能性が示されました。

データの詳細を見ると、1年間(1月1日〜12月31日)365日にスマートフォンアプリケーション(イオンモールアプリ)に記録された日本全国の21万7344人のユーザーの2363万8110日分のデータで、性別、年齢による歩数の差異を調整して解析したものです。

その結果、ウォーキングプログラムに参加した日は、実施していない日と比較して、1日の合計歩数が1219歩多いことがわかりました。

プログラムに参加した日には、以下の傾向が見られました。

都市部、郊外のモールで歩数増加
 都市部+1433歩、郊外+1403歩、地方部+1130歩

大型モールで歩数増加
 大型モール+1422歩、小型モール+1059歩

女性、高齢者で歩数増加
 女性は男性より+728歩、高齢者は若年者より+228歩
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕