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「よーく考えよう、お金は大事だよ」というのは保険会社のテレビCMで有名になったフレーズで、子どもウケしやすいこともあって、この曲がテレビから流れると子どもが釘付けになり、家族の記憶に刷り込まれやすい効果が狙われています。

このテレビCMが流れるたびに感じるのは、本当に大事なのは「お金」ではなくて「時間」だということです。何度か聞いているうちに、「よーく考えよう、時間は大事だよ」と聞こえてくることがあります。

お金は後になって取り戻すことはできても、過ぎ去った時間は取り戻すことができないものです。自分にとっての大切な時間、チャンスをつかむための時間は、まさに今しかなくて、これもテレビCMで有名になったフレーズの「今でしょ」に通じるところがあります。

これは有名な塾講師が「じゃあ、いつやるか? 今でしょ!」とキラーフレーズとして使い始めた言葉で、2009年には新語・流行語大賞にも選ばれています。

時間は大事で、できるだけ無駄に使うことがないように、というのは、人生の残り時間があまり残されていない人だけでなく、大活躍が求められる働き世代にも、目的に向かって学んでいる子どもたちにとっても同じことです。

そう感じて、そのように行動しようと思っても、それを邪魔する人がいます。そのような人を表す言葉として使われているのが、このコラムのテーマである「時間泥棒」です。

時間泥棒は、他人の時間を盗もうとして近づいてくることは少なくて(絶対にないとは言いにくいこともあるのですが)、本人は盗んでいる意識がないだけでなく、むしろ役に立つと思って時間を取らせたり、最も時間を盗まれたくないタイミングに限って近づいてくることがあるので困ってしまうことがあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「肉汁水餃子の日」アールキューブ(東京都品川区)が水餃子を食べて1年を元気に過ごしてほしいとの願いから元日を制定。

「スカルプDの発毛デイ」アンファー(東京都千代田区)が新年の始まりに頭皮・頭髪をいたわって発毛祈願をすることで幸多き、毛も多き1年になってほしいとの願いを込めて、初詣と発毛デイの響きが似ていることから制定。

「オールインワンゲルの日」ドクターシーラボ(東京都渋谷区)がオールインワンゲルで肌に悩みのない1年を過ごしてもらいたいとの願いを込めて、1と1をオール(0)イン(1)ワン(1)の語呂合わせで制定。

毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)

健康づくりの手法は、どれだけ科学的な根拠があり、実例があげられていても、自分自身の個人にとってよい結果が得られるのかということは、実際に試してみなければわからないことです。メディアを通じて伝えられる健康情報は、多くの人に共通することを重視していることから総論であって、一人ひとりに適したものでないのは当たり前のことです。

同じ方法を実施すれば同じような結果になる、というのは健康づくりに限らず、多くのことに共通している認識です。厚生労働省が示している健康づくりの手法も、総論としては正しいことではあっても、個人に当てはめたら正しいとは限らないことがあります。

健康づくりの基本中の基本とされる歩くことも、人によってはよくない結果になることもあり、歩数だけが示されて、それをクリアすれば健康に役立つというものではありません。正しい歩き方が示されて、それを続けることで健康効果が高まるということになるので、そもそも正しい歩き方、それも個人によって異なる正しい歩き方を示す必要があります。

身体の状態と機能、個々の条件に配慮しない個別対応は、個別のように見えても実は総論でしかなかったということにもなります。そのようなことにならないようにするには、専門分野だけではなく、それぞれの専門分野をつなぐための情報を周知していて、個々の要望に沿うアドバイスができる能力も重要となります。

これは情報を発信する側での考えであって、情報を活かす側の健康づくりに取り組む方々の選択できる能力も重要になります。

示された健康情報が正しいのか、自分に適したものなのか、適した情報であっても継続できることであるのかということを把握して、最良のものを選択して実践していることが重要となります。その能力である“健康リテラシー”を高めることが、自分のための個別対応を実現する方法であるということです。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「健康経営」という言葉は、企業や団体の健康づくりのキーワードとして、随分と知られるようになってきました。

健康経営は、企業が健康管理を福利厚生施策や個人任せにすることなく、健康施策を他の事業活動と同じように、戦略的な活動と捉えて、投資を行い、従業員の活力向上や労働生産性向上などの効果を期待して実践することを指しています。

経済産業省は健康経営について、企業理念に基づいて従業員への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上などの組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながることが期待されるとして推奨しています。

そして、健康経営の推進のために、健康経営優良法人認定制度を設けています。健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度です。

これによって健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、社会的に評価を助けることができる環境を整備することを目標としています。

健康経営は1990年にアメリカで臨床心理学者のロバート・H・ローゼン博士によって提唱された「健康な従業員こそが収益性の高い会社を作る」との主張が基礎となっています。1992年に発行された著書『The Health Company』に書かれたことから、「ヘルシー・カンパニー」が健康経営の語源とされています。

「健康経営」は2006年に設立された特定非営利活動法人(NPO法人)健康経営研究会によって広められました。同研究会の岡田邦夫理事長(医学博士)は2003年から「健康経営」を執筆や講演のテーマとして使っていましたが、その一つの健康情報誌の取材で話を伺い、それが「健康流通」を考えるきっかけとなりました。

その内容については、次回(健康流通:概論2)紹介します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

12月31日といえば大晦日で、他に記念日イベントが入る余地がないので、毎月(実際には年に6回)の31日の記念日があるだけです。

毎月31日:「菜の日」(ファイブ・ア・デイ協会)

1月1日 元日
「肉汁水餃子の日」アールキューブ(東京都品川区)が水餃子を食べて1年を元気に過ごしてほしいとの願いから元日を制定。
「スカルプDの発毛デイ」アンファー(東京都千代田区)が新年の始まりに頭皮・頭髪をいたわって発毛祈願をすることで幸多き、毛も多き1年になってほしいとの願いを込めて、初詣と発毛デイの響きが似ていることから制定。
「オールインワンゲルの日」ドクターシーラボ(東京都渋谷区)がオールインワンゲルで肌に悩みのない1年を過ごしてもらいたいとの願いを込めて、1と1をオール(0)イン(1)ワン(1)の語呂合わせで制定。
毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)

1月2日
「初夢」その年に初めて見る夢ではなく、2日の夜に見るのが初夢。
「箱根駅伝の日」東京箱根間往復大学駅伝競走は記念日に登録されていないものの、箱根駅伝のスタートの日が一般に言われている。第1回(1920年)は1月14日がスタートの日。1956年から1月2日、3日に開催されるようになった。

1月3日
「ひとみの日」眼鏡・コンタクトレンズ業界が、ひ(1)とみ(3)の語呂合わせで制定。
毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

1月4日
「石の日」狛犬や地蔵などの石のものにお参りすると願いがかなうとされることから、い(1)し(4)の語呂合わせで制定。
毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

1月5日
「いちごの日」全国いちご消費拡大協議会が、いち(1)ご(5)の語呂合わせで制定。
「ホームセキュリティの日」セコムが1981年1月5日に発売したホームセキュリティシステムが2014年に100万軒を突破したことから制定。
毎月5日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

1月6日
「ケーキの日」東京・上野風月堂が日本で初めてケーキを宣伝した1879年1月6日にちなんで制定。
「まくらの日」まくら(千葉県柏市)が枕を英語でピロー(pillow)といい1をピンのピ、6をローと読むことから制定。
毎月6日:「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)

1月7日
「七草」春の七草を入れたお粥を食べて無病息災を願う習慣。
「爪切りの日」新年で初めて爪を切る七草にちなんで制定。
毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)

1月8日
「大戸屋・定食の日」大戸屋(神奈川県横浜市)が1958年1月8日の創業日を0108として0(オー)10(ト)8(ヤ)の語呂合わせで制定。
毎月8日:「お米の日」、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「ホールケーキの日」(一柳)、「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「スッキリ美腸の日」(日本美腸協会)

1月9日
「ジャマイカブルーマウンテンコーヒーの日」ジャマイカコーヒー輸入協議会がジャマイカから日本に初めてブルーマウンテンが大量出荷された1967年10月9日にちなんで制定。
毎月9日:「クレープの日」(モンテール)

1月10日
「明太子の日」ふくやが明太子を初めて販売したことから制定。
「糸引き納豆の日」全国納豆協同組合連合会が1と10で糸の語呂合わせから制定。
「ひものの日」太助(愛知県名古屋市)が干物の干が一と十に分解できることから制定。
毎月10日:「植物油の日」(日本植物油協会)、「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)

どうせ学ぶなら全体像を把握して、部分ごとの理解と対応になってほしくはないという発想があると、教えるべきこと、教えたいことを教えるということになりがちです。発達栄養の講習も、伝えるべきことを講習テキストにするとA4サイズで200ページの中身になってしまいます。

短くすることは可能ですが、それでは充分に伝わらず、間違った認識をされることがあります。それでも受講して、重要なポイントを理解できるなら短くしても大丈夫との考えがあります。

しかし、全員が教える側の意図が理解できるとは限らず、全体像を示して各論を伝えないといけないこともあります。全体像だけでも各論だけでも伝えきれないので、読み物のようなテキストになります。読み返してみれば、理解できるという配慮もあります。講師が話し上手とは限らず、印象に残りにくいようなことがあっても読み返せばわかるようにしたいという思いから、文章量が多くなる結果となります。

その一方で、分量が多いだけで圧倒される、学ぶ気が弱まっていくという人がいるのも事実です。そのような人に対応するために別の講習テキストを作るわけにもいかず、仕方がないので多くの分量の中からピックアップして教えるようなことにもなりがちです。

この難点を解決するには、全体像のテキストを、知りたい人の希望に合わせて抜き出して、それぞれの人に合わせた講習テキストに組み立て直すという方法が使われます。

発達栄養も、そのような対応が可能で、知りたいところを学べるようにしてあります。知りたいことを知っただけで終わる人もいるのですが、中には短い講習テキストで着実に知ったことで、もっと知りたいという意欲が湧いてきて、最終的には全体を学ぶことになった人もいます。

モチベーションを高め、それが自分のこと、家族のことだけでなく、社会全体のために役立つことに使ってもらえるようになるのも、「知りたいことだけを教える講習」の利点となっています。

記念日はイベントとセットで実施されることが多いことから、年末年始は健康に関わる記念日だけでなく、全体を通じての記念日もありません。大晦日の前日ということで新しい記念日にチャレンジする団体などが現れるのを待っているのですが。

毎月30日:「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)、「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)

ダイエット(Diet)は、やせることではない、健康を維持するための行動を示しているということは、この連載の初め(メディカル×ダイエット1)に紹介しました。そのときに、Dietは食事療法、運動療法を指すことも示しましたが、ダイエットと聞くと今も、やせること、やせるために食事量を減らすこと、場合によっては食べないことだと考える人も少なくありません。

その常識(非常識?)とは違うことを示すために、私たちはメディカルダイエットという言葉を使っています。食事療法の世界でいうと、日本臨床栄養協会の機関誌は『New Diet Therapy』で、食事療法は「Diet Therapy」と表現されます。

「Therapy」というと、従来の西洋医学ではない治療や癒しの手法を感じさせるところではあっても、治療、療法という意味で使われるので、食事療法には適した用語なのですが、まだ理解は充分ではありません。

余談ですが、霞が関のお役所に『New Diet Therapy』を持参したときに、「以前の機関誌の『Diet Therapy』が見たい」と言われたことがあります。前の機関誌からのリニューアルで名付けたわけではなくて、新たな食事療法という意味での“New”です。

メディカルダイエット(Medical Diet)は、従来の食事療法、運動療法だけでなく、これを組み合わせたもの、さらに健康づくりに必要な生活要素(入浴や睡眠など)を組み合わせて、個人に適した方法を提供することを目的としているので、「Diet Therapy」の範疇を超えていると認識しています。

内閣府に特定非営利活動法人(NPO法人)として認証を受ける段階で、別の名称も検討したことがあります。それは「Diet Cure」で、これこそが健康の維持・増進の療法に相応しいと思っていたのですが、“Diet”も“Cure”も用語説明が必要なところから現在の名称に落ち着きました。

「Cure」には治す、治療するという意味があり、身体の状態に合わせた行動変容を促進する方法を使える活動には「Diet Cure」が最もよい言葉だと今でも同じ認識をしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

12月29日は「福の日」ですが、ふぐでも肉でも、いろいろと語呂合わせができそうな感じがするものの、年末ということで健康に関わる記念日は一つだけです。

「福の日」紀文食品が正月行事本来の意味を知って福を招いてもらうことを目的に、お正月前の12月、29で福(ふく)の語呂合わせで制定。

毎月29日:「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)、「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)