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「二度あることは三度ある」という諺(ことわざ)でもなく、「三度目の正直」という諺でもなくて、その両方を組み合わせた「二度あることは三度目の正直」は諺ではありません。そのようなことが実際にあるのかどうか、というのが今回のテーマです。

「二度あることは三度ある」は、二度あったことは三度あるから注意しなければならないという戒めの言葉です。よいことが連続して起こっているときに、使われることは少なくて、悪いことは続くという警戒を呼びかける意味で使われることが多くなっています。

これに対して「三度目の正直」は、二度まではダメだったとしても三度目は起こるということで、どちらが正解なのかということは昔から議論の対象になってきました。

2つの諺は矛盾しているのではないかという考え方がされているわけですが、同じことを対象にしているから矛盾を感じることです。しかし、もともと違う諺なので、この2つを並べて考えること自体が間違っているのではないかということも言われています。

確率からすると「二度あることは三度ある」は75%、「三度目の正直」は25%と言われます。

「三度目の正直」を期待してチャレンジしたのに、実際にはよくない結果になってしまい、「二度あることは三度ある」と言わないで済むようにするために、あえて自分の心に言い聞かせるつもりで使われているのが「二度あることは三度目の正直」です。

二度あったよくないことが二度とないように、三度目は成功するように頑張ることが大切であり、なぜ二度もよくないことが続いたのかを考え、その反省点を踏まえて前進することが重要です。

何を冗談で言っているのか、と言われることがあっても、「二度あることは三度目の正直」のチャレンジ精神、慎重さを心がけることの重要性を説いています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

第一三共ヘルスケアは、自分自身で健康を守り対処するセルフケアという考え方が、人生100年時代の日本において重要なテーマになることを見据え、毎年、働く人の「健康とセルフケアの実態調査」を行っています。

20〜60代の働く男女を対象に、セルフケアに関する調査が行われましたが、セルフケアとタイパについての意識も調査されています。

「タイパ」はタイムパフォーマンスのことで、日本語では「時間対効果」と訳され、短時間で高い効果や満足度が得られた場合は「タイパが良い(高い)」と評されます。

「セルフケアを行う際にタイパを意識して行っているか」と聞いたところ、「そう思う」(そう思う+ややそう思う)と回答した人の割合は半数以下(40.2%)でした。

一方、意向については、日常生活の中のちょっとした空き時間の有効活用として「スキマ時間ができたらセルフケアを行いたい」と思っている人は59.4%(そう思う+ややそう思う)、「セルフケアはできるだけ効率的に行いたい」と思っている人は60.7%(そう思う+ややそう思う)と、それぞれ全体の約6割を占めています。

セルフケアを行いたいスキマ時間を聞いたところ、上位に「寝る前」(33.2%)、「昼休み」(20.4%)、「帰宅直後」(19.5%)があがりました。また、スキマ時間に行うセルフケアとしては、「歩く」(34.3%)、「ストレッチや体操」(27.8%)、「筋トレ」(22.5%)があがりました。
次に副業・兼業とセルフケアの関係についても調査されました。

2023年7月に発表された総務省「令和4年就業構造基本調査」によると、「非農林業従事者のうち副業がある人は305万人と5年前に比べ60万人増加」と報告されています。

さらに、テレワークが普及したことで、働き方の多様化が加速し、今後の副業・兼業人口が増加することが予測されます。今回の調査対象者に副業・兼業の経験を聞くと、副業・兼業経験者は264%でした。

副業・兼業経験者264人に副業・兼業をしていたときに感じたことを聞いています。すると、「疲れを感じることが多かった」(27.7%)、「自分の時間や余暇時間が取れなくなった」(25.8%)、「ついつい働き過ぎてしまった」(23.5%)が上位にあがりました。

これを副業・兼業を現在も継続している人と過去にやめた人で比較すると、継続している人は「体調管理・健康管理に気を配った」と回答した割合が21.6%と多く、やめた人(10.1%)より11.4ポイントも高くなっていました。

この結果に呼応するように、「疲れ」は9.3ポイント、「ストレス」は13.5ポイントも、副業・兼業を現在も継続している人のほうが低くなっています。体調管理は、副業・兼業を長く続けるために大切な要素であることがうかがえます。

全員に、副業・兼業をする際に気遣う大切なことに着いて聞いています。その結果、「お金の管理」(57.2%)、仕事を含めた生活全般の「時間の管理」(50.8%)を抑え、トップは「健康管理」(66.6%)でした。

現在、副業・兼業をしている人では、「健康管理」と回答した人の割合が71.6%に上り、最も高くなっていました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

第一三共ヘルスケアは、自分自身で健康を守り対処するセルフケアという考え方が、人生100年時代の日本において重要なテーマになることを見据え、毎年、働く人の「健康とセルフケアの実態調査」を行っています。

今回の調査は、働き方が多様化する中、テレワークや副業・兼業などをテーマに加え、健康やセルフケアに関する意識や行動の変化に着目して、20〜60代の働く男女を対象に、セルフケアに関する調査が行われました。

セルフケアという言葉の認知については、75.8%が「知っている」(「意味まで知っている」+「言葉だけは知っている・聞いたことがある」)ことがわかりました。

「セルフケアとは、自分自身で健康を守り対処すること」と提示した上で、自身のセルフケアがどの程度できているか聞いたところ、セルフケアができている(できている+どちらかといえばできている)と回答した割合は全体の44.4%でした。

年代別に見ると、実践率が高いのは60代(51.1%)と20代(49.5%)で、約半数が「できている」(「できている」+「どちらかといえばできている」)と回答しています。一方、40代(39.5%)と50代(41.2%)は約4割と低くなっています。

セルフケア実践率に着いて2020年からの経年推移を見ると、セルフケアの実践率は年々低下傾向を示していて、過去4年間で約10ポイントも下がっています。

セルフケアとして行っていることとしては、「十分な睡眠をとる」(44.5%)、「1日3食きちんと食べる」(40.9%)、「朝食をきちんと食べる」(39.3%)、「野菜を多く摂取する」(39.0%)、「手洗い・うがいをこまめにする」(35.5%)が上位に入りました。年代別で見ると、全体的に60代で高い傾向が見られます。

また、項目別で見ると、全体平均に比べて高いのは、20代は「サウナなどで整える」、30代は「筋トレ・ストレッチなど体を動かす」。40代・50代は「定期的に健康診断を受ける」、60代は「日常的に血圧を測定・チェックする」でした。

セルフケアに対する意識について聞いたところ、「今後、日本ではセルフケアの重要性が増す」と思う人の割合は72.5%に上りました。また、セルフケアの有用な手段の一つである市販薬の活用については、「今後、日本では病院に行かず市販薬を使う機会が増える」と思う人の割合が54.5%と半数以上を占めています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「ホスピタリティ・デー」日本ホスピタリティ推進協会が3は新しいものを創り出すエネルギー、自己表現、2は思いやり、協力、4は全体を作り上げる基礎の数字とされることから制定。

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

肉類を多く摂ると、脂肪の摂りすぎから、血管に負担がかかり、これが動脈硬化のリスクを高める結果となります。動脈硬化が進むと、血流が低下しやすくなるわけですが、日本人の血液の温度の低さが、肉類を多く食べることのリスクを高めます。

日本人の血液の温度は37~38℃であるのに対して、動物の血液温度は羊が約44℃、鶏が約42℃、牛と豚が約40℃となっています。羊や牛などに含まれる飽和脂肪酸は、その高めの温度の血液の中で溶けているため、それよりも温度が低い人間の血液の中では固まりやすくなります。これが肉の“脂”が血液をドロドロにするといわれる理由です。

これらの肉類を多く食べてから数時間経つと、固まった脂肪酸が血液の粘度を高くして、血流が流れにくくなります。そのために、血液によって細胞に送られる酸素や栄養素の供給が低下し、細胞から排出される二酸化炭素や老廃物の除去も遅れるようになります。

獣肉類(牛、豚、鶏など)が恒温動物であるのに対して、魚類は棲息する環境によって体温が変化する変温動物です。魚類は水温に合わせて血液の温度が変化して、温かな海でも冷たい海でも生き延びることができます。

環境によって血液の温度に開きはあるものの、水の中に棲んでいるために人間の血液温度よりも低いのは当然です。その低い温度の中で溶けているのが不飽和脂肪酸であるため、それよりも温かな人間の血液の中では、さらに溶けやすくなります。これが魚の“油”が血液をサラサラにするといわれる理由です。

日本人は飽和脂肪酸が血液中で固まりやすいのに対して、血液の温度が高めの欧米人は動物の血液の温度に近いので、日本人よりも飽和脂肪酸が固まりにくくなっています。つまり、同じだけの脂肪が含まれた肉類を食べても欧米人は健康被害が出にくく、逆に日本人が肉食を増やすと脂肪による健康被害が出やすいということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「体温が1℃低くなると免疫が30%低下し、基礎代謝は12%低下する」という話題が、健康を気遣う人たちの関心を集めています。

逆に体温が1℃高まれば、基礎代謝が高まることが期待されていますが、実際には体温が1℃高くなると基礎代謝は13%も上昇するとの報告があります。

基礎代謝は、体温の保持や、脳や内臓の働きなど生命維持のために必要なエネルギーのことで、1日に使われるエネルギー消費量の約70%を占めています。1日の摂取エネルギー量は男性が約2100kcal、女性が約1700kcal(令和元年国民健康・栄養調査)であるので、その70%分では男性が1470kcal、女性が1190kcalとなります。

このうち13%が上昇したとすると、男性は約190kcal、女性は約154kcal分が多く消費されることになります。この消費エネルギー量は、ウォーキングでは速度や体重などによって違いはあるものの、1時間ほど歩き続けたときの運動量とほぼ同じになっています。

体脂肪1kgは約7200kcalのエネルギー量があります。脂肪は1gあたりのエネルギー量が約9kcalですが、体脂肪は約20%が水分なので、この分を差し引いて計算をして7200kcalを導き出しています。

7200kcalを消費するためには、男性の約190kcal、女性の約154kcalを用いて計算すると毎日1時間、歩く時間を増やすと男性では約37日で、女性では約50日で1kg分の体脂肪が減ることになります。

ただ歩くだけでは、なかなか体脂肪が減らせないということで、運動をするときには、こういったことを配慮して種類や時間を選択する必要があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「夏でも靴下を履かないと足が冷えて眠れない」「風呂上がりに靴下を履いて寝ているのに足が冷える」というように冷えの体質を訴える人は少なくありません。特に女性は手足の冷えに悩まされている人は多くなっています。

身体が冷えるのは血液の温度が大きく影響しています。冷え性の人も、身体が温まりやすい人も血液の温度は変わらず37~38℃となっています。

その血液の熱によって温められたあと、皮膚からの放熱によって温度が徐々に下げられ、体温計で計ると皮膚表面温度は36~37℃となっています。体温と血液の温度は、1℃ほどの差があるというわけです。

血流がよくて、次々と温かい血液が送られてくれば、その部分の温度は高めに保たれるようになります。しかし、血流がよくないと放熱に血液の熱の補充が追いつかなくなり、身体が徐々に冷えていくことになります。冷え体質の人は、血流がよくないということがいえます。

血液の温度が37~38℃というのは日本人の場合であって、欧米人の血液の温度は39℃ほどと高めになっています。春先や秋口の日本人なら長袖に上着を着ないと少し寒さを感じるような季節でも、欧米から日本に旅行で訪れた方々は半袖で外出しているのを見かけることがあります。

屋外の国際的なスポーツ競技大会で小雨が降ってくると、「欧米人が集まっているところだけ湯気が立っている」というのは運動関係者がよく口にすることです。それだけ欧米人は体温が高くなっている証拠です。

全身の細胞は温まっている状態のときに代謝が高まりやすくなっています。代謝が高まれば、細胞の中でエネルギーを作り出す能力も高まるため、さらに細胞が温まっていくという好循環となっています。身体が温かい人は、もっと身体が温まり、逆に冷える人は、さらに冷えやすくなるということができます。

日本人と欧米人の血液の温度の違いは、歴史的に主に食べてきたものが関係しています。日本人の主食は、現在こそ多彩になっているものの歴史的に食べてきたのは米飯です。欧米人の主食はパンや麺類で、分類としては米飯と同じ糖質ではあるものの“実際の主食は肉”と言われるほど欧米人は肉の消費量が多くなっています。

ステーキのサイズの一つのポンドステーキは、1£(ポンド)の重量のステーキということで、1£は450gに相当します。牛肉100g(脂肪付き)は400kcalほどであるので、450gでは1800kcalにもなっています。

ヨーロッパの文明は北方で発展したために、穀類を充分に摂ることができず、主なエネルギー源を肉類に頼ってきました。肉類には脂肪が多く含まれることから、脂肪を効果的にエネルギーとして血液の温度を高める能力が高まってきました。

脂肪をエネルギーとして代謝させるために必要な成分として、体内で合成されるL‐カルニチンがあります。代謝促進成分のL‐カルニチンは肉類に多く、歴史的に肉類を多く食べてきたことによって体内にL‐カルニチンが多く蓄積される体質となりました。

この体質は、同じ寒い環境で暮らす人たちに遺伝によって伝えられていきました。そのため、肉類を多く食べても脂肪をエネルギーとして代謝させる高い能力が備わり、その分だけ多くの体熱を作ることができるようになったということです。

その能力は、日本人は残念ながら低くなっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

欧米人と同じだけの量のコレステロールを日本人が摂ったとすると、その吸収率は20%も高いとの研究結果があります。これは日本人が長い歴史の中で低栄養の時代が長かったために、脂肪を効率的に吸収できるように身体が変化したためだと説明されています。

日本人は腸が長いことが知られています。欧米人に比べて身体が小さいのに腸が2mも長くなったのは、腸壁の表面積を増やして吸収する場所が増えることで吸収される量を増やすための進化だと考えられています。

低栄養の時代にはメリットとなる特異な体質でしたが、食生活が変わったために今ではデメリットとなっています。コレステロールの吸収がよい体質の日本人がコレステロールを多く摂ったら、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLが血液中に増えすぎて、動脈硬化のリスクが高まることになります。

血液中のLDLが多くなると、血液中の余分なコレステロールを運び去る働きをする善玉コレステロールと呼ばれるHDLも多く作られるようになるのが通常のパターンです。ところが、日本人は歴史的にLDLを多く摂ることがなかったために、HDLを作り出す能力が低くなっています。

LDLは、食事でコレステロールが多く含まれる食事が継続されたり、全体的に摂取エネルギー量が増えると多くなっていきます。それに対して、HDLを増やす成分としては不飽和脂肪酸のDHA、EPAが認められている程度です。

しかも、DHAやEPA多く摂ったからといっても、それに比例してHDLが増えるわけではありません。食事以外では有酸素運動によってHDLが増やせることが確認されています。

このほかに食事で摂るエネルギー量が多くなると、肝臓で合成される中性脂肪も多くなりやすく、それも動脈硬化を進める要因になっています。これも低栄養の時代には生き残りのための優れた体質でしたが、今では危険度を高める体質ともなっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

肉食民族は高齢になっても、歴史的に肉類を食べてきたことから、脂肪を分解する胆汁酸が多く分泌されます。胆汁酸は胆嚢から十二指腸に分泌されますが、その原料となっているのは肝臓に蓄えられているコレステロールです。

日本人はコレステロールが多く含まれる肉類を多く食べてこなかったために、肝臓のコレステロール蓄積量が少なくなっています。日本人は長生きした歴史がなかったことから、高齢になって脂肪を摂ることが少なく、分泌量を増やす必要がなく、それが分泌量を大きく低下させる結果となっています。

そのために、日本人は高齢になると多くの人は肉を多く食べられなくなっていくのに対して、中国や韓国、インドなどの人たちは年齢を重ねても胆汁酸が多く分泌されて、脂肪を分解することができます。そのために肉類を多くの量を食べることができる体質となっています。

世界の長寿地域の食事を見ると、主食は、ご飯、パン、いもなど、それぞれ主に食べるものに違いはあっても主菜の肉類は共通しています。欧米人の食生活を見ると、肉が主食と言ってもよいほどの量となっています。これまでの常識では、肉食が多いことは生活習慣病の大きな原因になるということで、日本では長寿食とされることは過去にはありませんでした。

しかし、長寿者の研究が進むにつれて、高齢者の身体機能を保持するためには動物性たんぱく質が必要で、実際に長寿者の食生活を調べた結果、元気で長生きの人は肉食が多いことが判明しました。そこで、 我が国でも「高齢者(65歳以降)は肉を食べろ」と言われるようになりました。

肉類にはコレステロールが多く含まれ、動脈硬化の要因になるということで、過去には動物性たんぱく質は魚類で摂るのがよいとされてきましたが、コレステロールの摂取と動脈硬化のリスクは、中高年までは比例するデータも見られました。

しかし、高齢者の場合にはコレステロールを摂ったほうが健康度は高く、動脈硬化になりやすい人は65歳になる前に病気になっています。つまり65歳を超えた人はコレステロールのリスクに打ち克ってきた人であることから、肉食のメリットのほうを求めるようになったといえます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本人は欧米人とは異なる体質を持っているだけでなく、アジア各国の人たちと比べて見ても異なった体質となっています。日本に近い中国や韓国、モンゴルなどの東アジアの人たちは日本人と似た顔つきと体格をしていますが、身体の中は大きく異なっています。

最も大きな違いは伝統的な食生活によって培われた代謝の能力で、北方系の人々は肉を中心とした食生活のために動物性たんぱく質と脂肪を分解する能力が高く、アミノ酸を効率よく身体の中に取り入れて筋肉を増やし、臓器の状態を保つ能力に優れています。脂肪酸の代謝力は、欧米人と同様に高い能力を持っています。

多民族国家である中国の主流(90%以上)を占める漢民族は北方系の出身で、肉食が多かったことから肉食に適した体質となっています。中国人は、比較的長身で、やせている印象が抱かれていましたが、今では経済発展によって食糧事情が変わり、20年ほど前には1日の摂取エネルギー量は2000kcalほどだったのが今では3100kcalにも増えています。

これは都市部だけのことではなく、国民全体での統計で、いかに国民的に食べているかがわかります。肥満大国と呼ばれるアメリカでは3700kcalにも達していますが、増加傾向が緩やかなアメリカ人に対して、中国人の摂取エネルギー量は今後も増え続けると予測されています。

平均して1日に2000kcalほどしか食べていない日本人が、今後1000kcalも多く摂ったとしたら健康被害が増えることは容易に想像がつきます。中国人は欧米人と同じ肉食民族であることから、それほど大きな健康被害は出ないと考えられています。

しかし、肥満による糖尿病や高血圧症、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症)など血管に大きな負担をかける疾患が今後、大きく増えていくことは当然、考えられます。

やはり経済成長が著しいインドは1日の摂取エネルギー量が1000kcalほども増えました。1日の消費エネルギー量のうち約70%は生命維持のために使われる基礎代謝で、そのうちの70%ほどは体熱の産生のために使われています。

温かな国では体熱を多く作り出す必要がないことから、全体の摂取エネルギー量が少なくて済みます。インドは温かな国だけあって、以前は1500kcalほどで済んでいました。ところが、著しい経済発展に伴って食事量が多くなり、今では2500kcalにも達しています。

インドでは宗教上の問題で牛肉も豚肉も食べないと思われがちですが、牛肉を禁じている宗教と豚肉を禁じている宗教があり、どちらかを食べている上に鶏肉や他の肉類も食べています。以前は菜食主義者が40%とも言われていましたが、今では肉食が急激に増えたことが1000kcalの増加の要因となっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕