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家族が自分に対してやってくれることを当たり前のことだと思うのではなくて、感謝している、妻が喜ぶことを最優先にしている、といったことを実践しているとの話を、倫理法人会の講話で何回か聞きました。

表現は違っていても、参加者に言いたいこと、伝えたいことは共通していて、身近な人を気づかうことの大切さ、気づかうためには家族のことを注視すること、そして充分すぎるくらいに理解しないとできないということです。

社員に対しても、取引先や地域の方々にも同じように接することで、よりよい関係を築くことができた、という実践の話も聞かせてもらいました。

これと同じことをやっても芸がないので、「ありがとう」と言われるだけでなく、それに対してさりげなく「どういたしまして」と言うことができるように心がけています。

初めてやったときには「ありがとう」と言われたことも、繰り返してやっていると言われる回数が減り、言われなくなることもあります。それは、これまでの“やってもらって当たり前”という態度の裏返し、しっぺ返しではなくて、喜ばれることを続けていると、それに慣れてきて、普通の行為では喜ばれることがなくなることがあります。

もっと喜ばせてくれることを期待されているということもあります。もっと喜ばせるためには、もっともっと注視・観察して、今どんなことを求めているのか、それを理解して、先回りして行動することが必要になります。

「ありがとう」に対して、「どういたしまして」と切り返すのは、上から目線ではなく、いつも対等の立場にいるからできることです。それを意識することなく、まるで口癖のようにサラッと言える関係でいられることを目指して、心を磨くように努めています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

同じように有効性、機能性を表示したのに、厳しく対処される健康食品がある一方で、それほど厳しく対処されない健康食品もあるというのは事実です。そのようなことが起こっている理由として、健康食品業界では取り締まりをする機関や地域による違い、担当者による違い、会社の過去の実績や信用度の違いなどが指摘されることがあります。

しかし、それだけでなく、商品の有効性の違いが問われて、処分に違いが出てくる場合も少なくありません。健康食品は医薬品的な効能効果を表示したり、述べて販売することは法律によって禁じられています。禁じられているからといって何も伝えられないのでは販売ができないという考えもあって、ある程度のことは表現しようとする販売事業者がいます。

その表現が法律違反に問われるのかは、規制当局が事前に調査を行い、表示の内容が検討されますが、実際に有効性があるものを表現をゆるめて表示している場合と、有効性が確認されていないのに表示をしているのとでは、取り締まりの厳しさと、取り締まりの順番が違ってきます。

裏付けがあるもので、それを伝えたいあまりに表現が強くなった場合は、表現をしてよい範囲を伝えて改善させるということになります。改善した内容を示して、それ以上は処分されることがないという例が多くなっています。

ところが、有効性の裏付けがないのに表現が強くなり、それを販売しようとしたことは悪質と見做されることもあります。販売会社としては、製造会社の示した資料を信じて販売していたのに、裏付けがなかったということになると、自分は騙されたと考えるところでしょう。しかし、販売会社は製造会社に商品の内容を確認するのは当たり前という考えがあるので、知らなかった、騙されたというのは通用しません。

どこまでの有効性があるのか、どのような試験によって確認されているのかを確かめてから、広告表現を考えるのは当たり前のことです。
〔健康情報流通コンサルタント 小林正人〕

身体年齢を若く保つためには筋肉の量が大切になります。筋力を保ち、元気に暮らすために主に注目されているのは骨格筋です。骨格筋の70%ほどは下半身(ヘソから下)にあり、骨格筋が減っていくと歩行速度が低下していきます。

75〜84歳のデータでは、10年生存率は歩行速度が速い人では男性は50%、女性は92%となっています。遅い人では男性は15%、女性は32%となっていて、早く歩ける筋肉が保持されていることの重要さを示しています。

骨格筋のほかに心臓を動かすための心筋、血液を送るために血管を動かす平滑筋があげられます。骨格筋が衰えて活動量が減ると心筋、平滑筋も衰えていくようになって、全身に影響が出るようになります。自由に歩くことができる筋肉は、健康寿命を延伸させるために重要な役割をしているのです。

高齢者の筋肉量と健康度を示す言葉にフレイルがあります。フレイルは虚弱を意味するFrailtyの日本語訳で、健康状態と要介護状態の中間に位置して、身体的機能と認知機能の低下が見られる状態を指しています。

加齢によって筋肉の量が減ると、活動が低下して、食欲が低下するようになります。食事量が減ると栄養素の摂取が減りますが、特に減少しやすいのはたんぱく質です。たんぱく質は筋肉を構成する重要な成分であるので、これが不足することは筋肉を減らす大きな原因となるということで悪循環を引き起こすことになります。

筋肉量が減少する大きな原因は運動不足で、筋肉量が減ると活動量が減り、これだけでも筋肉量が減る原因になります。運動をすることによって、成長ホルモンが分泌されて、成長ホルモンに作用によって筋肉が増えていきます。

フレイルの予防、改善のためには、無理のないところから運動をする機会を設けることが重要になってくるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

免疫は外敵と戦う能力を指していますが、免疫は年齢を重ねていくと低下していきます。免疫のピークは20歳代とされていて、40歳では70%、50歳では50%に低下して、70歳では10%に低下するとの報告があります。これは平均的なことであって、もちろん個人差はあります。

高齢者の場合には、日本老年学会と日本老年医学会が従来に比べて10〜20歳分も心身ともに若くなっていることから、65〜74歳は高齢者ではなく、准高齢者とするように提言しています。それくらい若返っているので、免疫の低下も少なくなっていることが考えられています。

体温は免疫に大きな影響を与えます。体温が1℃低下すると免疫は30%下がるとされています。個人差はあるものの、わずか1℃の差で20歳分の年齢が進んだのと同じような状態になるかもしれないということです。

では、逆に体温が1℃上昇すると30%上昇するのかというと、その程度ではなく、研究報告では5〜6倍にもなるとされています。それだけ体温は重要ということですが、体温を高めるためにはエネルギーが必要になります。

食品のエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)は、全身の細胞にあるミトコンドリアでエネルギー化されますが、作り出されたエネルギーの半分ほどは体温の維持に使われます。その根拠とされているのは、基礎代謝は消費エネルギーの70%を占めていて、基礎代謝のうち70%は体温の上昇に使われているからです。

70%×70%=49%で、約半分と考えられているわけです。
体温を上昇させるにはエネルギー源を摂取して、身体を動かして酸素を多く取り込み、酸素によって進んでいくエネルギー代謝を高めることがすすめられます。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

生活習慣病の高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)の予防や改善について医師からされるときには、「もっと歩きなさい」と言われることが多くなっています。

歩くことによる健康効果、生活習慣病の改善効果は長年の研究から、ほぼ解明されています。歩くように指示されたら、その方法を医師から聞くことを期待するところですが、実際には指導されることは極めて珍しいことだと言えます。

それは医師が運動指導をしても保険点数がつかない医療制度になっているからで、運動の専門家である理学療法士や健康運動指導士に回されることがほとんどです。しかし、これらの専門家がウォーキングの専門知識があるとは限りません。

これは医療機関に専門家が所属している場合で、それ以外は専門家がいる施設や団体を紹介されるか、自分で探すように言われます。その一つに、ウォーキングのイベントがあります。ウォーキングのイベントでは健康効果がある歩きを指導されると思ってのことです。

日本ウオーキング協会は健康ウオーキング指導士を養成していて、日本ウオーキング協会が主管する、ほとんどのウオーキング大会には健康ウオーキング指導士も参加しています。

(ウォーキングは一般名称で、ウオーキングは日本ウオーキング協会の固有名詞)

しかし、健康ウオーキング指導士は、生活習慣病の予防や改善を期待する参加者が期待する血圧や血糖値などを下げる歩き方を学んでいるわけではありません。健康ウオーキング指導士の講習テキストには生活習慣病の項目もあるものの、血圧が高い人、血糖値が高い人などが参加したときに安全にウオーキング大会を運営する方法が述べられているだけです。

それでも健康効果がある歩き方を聞いたときに答えてくれるのは、各人が情報を収集して血圧を下げる歩き方などを話しているだけで、研究に裏付けられたアドバイスをしているわけではないということです。

こういったこともあって、ツイン・ウォークの実施に当たっては、的確な指導ができるように専門家が対応することができるようにする、専門知識を身につけることができる教育を受けた指導者が参加するという体制づくりをすすめています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

医療の世界で一時期、「オーダーメイド医療」という言葉が流行ったことがあります。今でも一部では使われているのですが、個人の状態を完全に把握して、それに合った医療を行うことを指しています。オーダーメイド(order made)自体が和製英語なので、オーダーメイド医療は日本発祥というか、国内だけで使われています。

というのは、海外の先進各国では、遺伝子研究が進み、それぞれの遺伝子の特性に合わせた医療行為も大きく進んでいます。そもそも個人に合った医療は当たり前という感覚なので、オーダーメイド医療と言っていること自体、まだ日本は進んでいないと言っているようなものと考えられています。

オーダーメイド(order made)が和製英語なら他の国で通じるのは何かというと、テーラーメイド(Taylor made)です。ファッションの世界にたとえると、既製品のレディーメイド(ready made)に対する注文品ということになります。

レディーメイドは本来は注文品、特注を指していますが、個人の要望に合わせるといっても、まったく従来と異なることができない業界では、フルオーダー(型紙、設計図から起こす一点もの)というわけにはいかず、イージーオーダー(フルオーダーの簡易版)、パターンオーダー(既製品のサイズ合わせ)からの選択になります。

注文品ということでは、工業製品などの製造業ではカスタムメイド(custom made)という呼ばれ方もしています。万人用を自分好みに変えるということで、ある程度のモデルが示されて、その中から変えられるものを変えていくということになります。

注文に応じて既成を改修するということではカスタマイズ(customize)が近いような感じです。パソコンの世界では、BTO(Build to Order)と呼ばれていて、部品選択注文を指しています。自作パソコンではないものの、自分が使いたいように作ってもらうということで、健康づくりについて考えるときも、マッチしていると認識しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

岡山県の平均寿命(2022年)は男性が81.90歳と全国10位と過去最高ランクとなりましたが、女性のほうは88.29歳と全国トップとなりました。岡山市の平均寿命(2019年)は男性が82.03歳、女性が88.24歳で、男性は県の平均よりも上回っているのに女性は少しだけ下回っている理由については検討が必要です。的確な検討ができれば、岡山県民、岡山市民の寿命はもっと延びる可能性が高いと考えるからです。

平均寿命が延びていることが、そのまま健康で過ごせる期間の延伸につながっていればよいのですが、岡山県の健康寿命は男性が72.16歳、女性が74.98歳となっています。

2019年の平均寿命と健康寿命の差は男性が9.87歳、女性が13.23歳なので、全国の差の男性が8.73歳、女性が13.30歳と比べると、日常生活に制限がない期間(介護を受けていない期間とほぼ同じ)は男女ともに少しは健康度が高いことになるものの、大きな差ではないことがわかります。

ということは、健康で長生きしている期間が先延ばしにされているわけで、さらに健康で長生きができるようになるためには、病気にならない工夫と努力が求められるということです。

医療の世界では以前から「疾病の最大のリスクは加齢」と言われてきました。岡山県の女性の平均寿命がトップになったときに、その理由として栄養状態、運動、肥満の少なさ、喫煙者の少なさなどが報道されていました。それは事実であったとしても、特に健康面で優れた行動をしているなら、もっと健康寿命との差が短くてもよいはずと感じた人は多いはずです。

どんなに健康的な生活をしていたとしても、免疫力、抵抗力は加齢につれて低下してきます。一般的には20歳の免疫力を100%すると50歳代で50%、70歳代では10%にもなると言われています。実は、以前には50%になるのは60歳、10%になるのは80歳と言われてきたので、免疫力が低下していることがわかります。

年齢が高まるほど疾病が多くなり、医療費が高まるのは、コロナ禍の影響はあったとしても免疫力の低下が大きく関係していることは容易に想像がつくことです。疾病対策は、もちろん重要なことですが、それと同時に免疫を強化することにも取り組まなければいけない、それは個人レベルだけではなく、自治体レベルでも必要だとの考えがあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

身体によいというイメージがあると、その食品を健康のために使おうと考えるのは普通の感覚です。中鎖脂肪酸はテレビコマーシャルでも番組などでも盛んに紹介されるようになってきて、販売している店舗も増えています。そして、中鎖脂肪酸を使用する人も増えてきました。

中鎖脂肪酸はMCTとも呼ばれています。MCTはMedium Chain Triglycerideの略で、日本語の中鎖脂肪酸は直訳的な表現となっています。脂肪酸は炭素、水素、酸素が鎖のようにつながっていて、その鎖の長さが中程度というものが中鎖脂肪酸です。

一般に脂肪酸と呼ばれている動物や植物の脂肪酸は長鎖脂肪酸と呼ばれています。長い鎖状になっているので、これを分解するためには消化液が多く必要で、消化にも時間がかかります。これに対して中鎖脂肪酸は鎖のつながりが少ないので消化が早く、早く吸収されて、エネルギーにもなりやすい特徴があります。そのために、太りにくい脂肪酸ということも強調されています。

エネルギーになりやすいというのは、細胞の中のエネルギー産生器官のミトコンドリアに入りやすく、その結果として効率的にエネルギー化されるということを指しています。

長鎖脂肪酸はミトコンドリアに取り込まれるときには、代謝促進成分のL‐カルニチンと結びつく必要があります。結びつくことによってミトコンドリアの膜を通過することができます。

これに対して、中鎖脂肪酸は単体でもミトコンドリアの膜を通過することができます。L‐L‐カルニチンは体内で合成されるものの、そのピークは20歳代前半で、年齢が進むほど合成量が減り、そのためにエネルギー代謝が低下していきます。

中鎖脂肪酸はL‐カルニチンなしでも、ミトコンドリアの中に取り込まれて、効果的にエネルギー化されるのですが、ピークの年齢に達する前の10代後半なら長鎖脂肪酸でも効果的にエネルギー化させることができます。

ただし、成長過程にある10代前半までは、まだL‐カルニチンの合成量が少ないので、長鎖脂肪酸よりも中鎖脂肪酸のほうがエネルギー化させやすいということがいえます。

体脂肪は、脂肪細胞の中に蓄積されている脂肪のことで、内臓脂肪と皮下脂肪に大きく分けられています。内臓脂肪は内臓の周りについている脂肪で、腹部から太っていくのは内臓脂肪が増えた証拠とされます。皮下脂肪は皮膚の奥についている脂肪で、表面に近いところに蓄積されています。

体脂肪は脂肪の形としては中性脂肪で、これは脂肪の最小単位の脂肪酸が3つ結びついています。飲食で摂った脂肪が多くて、体内で消費される量を上回っていると、余分なものとして肝臓で中性脂肪が作られて、重要なエネルギー源として脂肪細胞に蓄積されます。

飲食の量が少ないか、運動量が多いためにエネルギーが不足した場合には、脂肪細胞の中の中性脂肪が分解されて、脂肪酸が血液中に放出されます。

血液中の脂肪酸は、脳細胞以外の全身の細胞に運ばれて、エネルギー化されます。細胞に脂肪酸が取り込まれれば、それだけで脂肪がエネルギーになるように思われているところがありますが、細胞でエネルギー代謝を行っているミトコンドリアに脂肪酸が取り込まれなければエネルギー代謝は起こりません。

脂肪酸はL‐カルニチンという代謝促進成分と結びつくことによって、ミトコンドリアの膜を通過することができます。L‐カルニチンは重要な成分であるので、肝臓で合成されていますが、その合成のピークは20歳代前半で、それ以降は年齢を重ねるにつれて合成量が減ってきます。

年齢が進んでからは、以前と同じ食事量、同じ運動量では太っていくようになるのは代謝が低下しているからだと言われますが、L‐カルニチンの減少が大きな部分を占めています。脂肪の摂取を減らしてもやせない、運動をしてもやせないという人は、L‐カルニチンの減少が大きな原因となっていると考えられています。

L‐カルニチンは以前は医薬品(カルニチン欠乏症治療薬)の成分でしたが、今では食品の成分としても使うことが許可されているので、サプリメントでの摂取が可能になっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

筋肉は身体を支えるためにも活動をするにも、エネルギー代謝を高めるためにも重要な役割をしています。実年齢が進み、高齢になってくると筋肉量が減ってきます。運動をすれば筋肉の衰えを抑えることができると言われているものの、高齢者は運動の効果が現れにくいのは事実です。

“貯筋”という用語があって、筋肉は年齢を重ねると減る一方になるので、運動の効果があるうちに筋肉量を増やしておこうという考えを表しています。筋肉の細胞は筋繊維と呼ばれる繊維状の組織で、その数は誕生したときから変わりません。

年齢を重ねて筋肉が減っていくのは、筋繊維が減ったのではなく、それぞれの筋繊維が細くなっていくからです。筋繊維は負荷をかけることで太くしていくことができるので、高齢になっても運動をする意味はあるのです。

筋肉は全体重のうち40〜50%を占めています。筋肉量のピークは、特別な運動をしなければ20歳がピークとされています。50歳までは徐々に減り続け、70歳では20歳の40%にも減るとされています。

減少の割合は個人差があるものの、50歳を過ぎると毎年1%ずつ減少すると言われています。筋肉量の減少は活動量によっても変化します。筋肉はほとんど使わない状態では、1日で0.5%が減るといいます。これは1日のほとんどをベッドで寝ているような状態を指していて、2日も筋肉を使わないだけで1%の減少、つまり1歳分の筋肉が減少していくことになります。

それほど日常生活では筋肉が刺激されて、減少を抑えることができるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕