発達障害の名称は病名にも法律(発達障害者支援法)にも使われており、脳そのものの機能障害であるかのように勘違いされることがあります。しかし、神経の発達が遅れがちであるために、脳の機能に通常とは異なる障害があり、得手・不得手の凸凹(でこぼこ)が起こっている状態です。そのために環境や周囲の人との関わりのミスマッチを招き、対人関係やコミュニケーション、行動や感情のコントロールがうまくできずに、社会生活に困難が生じやすい状態を指しています。
発達障害者支援法では発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるもの」(第2条)と定義されています。ここで明らかにされているのは脳機能の障害であって、脳の障害ではなく、学習障害の場合でも知能の問題ではないとされています。
学習は五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の感覚を用いて行われます。この中で教室内での学習に重要な位置を占めるのが視覚と聴覚で、目で見たものは眼球から視神経を通じて大脳の視覚野と呼ばれる後頭葉に神経伝達が行われます。視覚野で眼球から入ってきた情報が映像化されます。この流れの中で神経伝達の障害があると、見たものが正しく画像化できずに文字がぼやける、二重に見える、ゆがむなどといった状態が起こります。
聴覚では、耳から入ってきた音声情報が聴神経を通じて大脳の側頭葉の聴覚野まで伝達されます。視覚と同様に、この流れの中で神経伝達の障害があると聞き取りにくいというだけでなく、聴覚野で行われている聞き分け、不要な音の減弱が行われずに、すべての音が聞こえて教師の言葉に集中できないということも起こります。
学習障害で起こっている視覚と聴覚の異常(変化)は本人以外にはわからないことであり、本人が感じている困難さだけでなく、それが教師や周囲の子どもに理解されずに進められる学習に強い抵抗感を抱くことがあります。視覚と聴覚の感覚異常があると、成長するにつれて学習の困難さを強め、学習面だけでなく、さまざまな状況において不得手な部分が多くなり、生きにくさを強く感じるようになります。
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コロナ禍で大きく低下した国民の健康度を一気に、大きく改善するためには、これまでの意識を変革しなければならない状況になっています。
いくら努力をしても報われないということは、これまでにもあったことですが、新型コロナウイルス感染症が拡大して、さらに3〜5年ごとに新たな感染症が蔓延する可能性があるとの危機感も抱かれています。今でも、どうにもならないほどに追い込まれている状況のときに「果報は寝て待て」と言われても困るという人も多いはずです。
しかし、何もやっても好転しないどころか、かえってよくないところに落ち込むような状況では、もはや神に祈るしかない、その手前の段階で「果報は寝て待て」と無駄にもなりかねないことには積極的に取り組まないようにしようということも珍しいことではないようです。
今回のテーマの「果報は練って待て」は、もちろん「果報は寝て待て」という諺(ことわざ)をもじったものです。この諺は、運というのは人の力では、どうにもできないものだから、向こうからやってくるまで焦らずに成り行きに任せて時機を待つのがよいということを示しています。
この諺を聞くと、良い結果が出るまでは寝て待つより方法がないという諦めの感覚として捉える人もいますが、“果報”の意味がわかれば、諦めの感覚でいてはいけないということが理解できるはずです。“果”は善いことを行ったときに良い結果が出ることを指していて、因果は正しく回ってくることを指しています。“報”は行為の結果が思ったとおりにいかなかった報い(むくい)のことで、果報は良い結果として出ることもあれば悪い結果として出ることもあるというのが本来の意味です。
しかし、今では果報は良い結果というように思っている人が大半です。丁半博打(ばくち)のようなもので、開き直って待ちの姿勢でいるということで、決して諦めの胸中でいることを示しているわけではないのです。良い結果を出すために必死になって動き回るのではなくて、待ちの姿勢でいても良い結果が訪れるという状態にするためには、それなりの準備と徹底した対策を練っておくことが重要です。
それを示すために「果報は練って待て」というテーマを掲げましたが、特に練ってから待つべきだと考えているのはマーケティングの世界です。これについては次回に続きます。
血糖値を上昇させるのはブドウ糖だけでなく、日本人の場合には脂肪も大きく関係していることを以前に紹介しました。動物性食品に含まれている脂肪(中性脂肪)が多く体内に取り込まれると、これを重要なエネルギー源として脂肪細胞に蓄積するようにインスリンが多く分泌されます。インスリンといえば、血糖値(血液中のブドウ糖の量)を減らす膵臓から分泌されるホルモンですが、その分泌量が日本人は遺伝的に少ないことから、脂肪の摂りすぎによって膵臓は疲弊して、インスリンの分泌量が急に低下して、糖尿病になってしまう人が多いのです。
だから、健康常識とされる、糖質を制限すれば糖尿病にならない、糖尿病を治せるということには、疑問の目をもって考えるべきだということに気づくはずです。
健康常識といえば、他にも伝えておきたいことは数多くあります。それはテレビのバラエティー番組の○×クイズのようなことではなくて、健康の維持・増進によいことであると思って続けていることで、逆に健康を害していることを危惧するようなことです。
悪玉コレステロールだと言って避けていたのに、コレステロールそのものは細胞膜の材料で、血管をはじめとして全身の細胞が健康な状態であるためには必要なものだということに気づいたら、どんな種類のコレステロールを、どれくらい摂ればよいのかが気になるはずです。
悪玉コレステロールと呼ばれるのはLDLコレステロールです。その数値が血液検査で高いことがわかると、コレステロールが多く含まれる肉類を減らそうと考える人が多いのですが、コレステロールの摂取量を減らしても、なかなか数値が下がってくれないという人が多くいます。それは血液中のコレステロールの80%ほどは肝臓で合成されているからです。
それぞれの詳しいことについては、これから徐々に紹介させてもらいますが、健康のためによいということを信じて、頑張ってやったことが逆効果になるという悲しいことだけは避けてほしいのです。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
腕を前後に大きく振って、歩幅を広げて、かかとから着地する、というのが正しい歩行姿勢とされています。その方法を身につける方法を指導しても、どうしても肘を曲げて、腕を上に向けて振り、膝も上げるようにして歩こうとする人がいます。そんな歩き方をするのは、グルコサミンのテレビコマーシャルの歩行シーンが頭に残っているからです。そのことを伝えて、肘を伸ばして、肩から手先までを大きな振り子として振ることをいっても、身についてしまった歩行姿勢は、なかなか直ってはくれないものです。
そんなときに指導に使っているのが、2本のポールを使うノルディックスタイルのウォーキングです。このウォーキングには前側にポールを突いて安定性を重視するディフェンシブスタイルと、後方に突いて勢いよく前進をするアグレッシブスタイルがあります。このうち正しい歩行姿勢を習得するために使うのはアグレッシブスタイルで、一般にはノルディックウォーキングと呼ばれています。
後方にポールを突いて、ポールを軸にして腕を後方に振るようにすると身体が前に送り出されます。スキーでストックを使って前進するのと同じ形です。前進したときには腕は後方に大きく動いて、反対側の腕はポールを路面に突いています。この形で歩いていると、腕は前に大きく振るのではなくて、後方に大きく振るものだということがわかります。
この歩き方を習得したら、今度はポールなしで、ポールを突くのをイメージして腕を大きく後方に振るようにします。腕が大きく振られるほど、反対側の足(右腕に対して左足)は大きく前に振られて、踏み出されるようになります。
このようにポールを使った歩き方の最終的な目的は、ポールなしでも大きく腕を振って、勢いよく前進できるようにすることです。
文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは家庭、技術・家庭の中学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
〔主な学習活動〕
*グループで地域の食材を用いた1食分の和食の献立を立てる。
・献立(主食、主菜、、副菜)
・調理法(煮る、焼く、蒸すなど)
*立てた献立を他のグループと交換し、アドバイスし合う。
・付箋紙にアドバイスを記入し、献立表に貼る。
青:よいところ
赤:改善した方がよいところ
*他のグループからのアドバイスを基に献立を見直す。
〔指導上の留意点〕
*日常食べられる和食として、だしを用いた煮物または汁物を取り上げる。
*献立の学習や前時に交流した地域の食材や調理についての学習を生かして献立を考えることができるよう助言する。
*調理カード等の資料を準備し、生徒が地域の食材を生かし、工夫した献立を考えられるようにする。その際、栄養教諭が学校給食の献立を例に、季節の食材や栄養バランスについて補足する。
*付箋紙などを活用し、他のグループの献立について、検討できるようにする。
コロナ後に健康度の回復を一気に進めるためには、血管の老化を防ぐためにオイル(脂肪)の摂取量を減らすことが重要となるわけですが、これは摂りすぎの人の話で、脂肪が不足してもよくないことが起こります。コレステロールは細胞膜の材料であるので、あまりに不足すると血管の細胞の老化を進めていくことになります。だから、血液中を通って全身にコレステロールを運ぶ役割をするLDLコレステロールが年齢を重ねると増えていくのは、それだけ全身で必要になっているからです。
日本人の平均寿命は戦後初の昭和22年の調査では男女ともにやっと50歳を超えました。それが今では80歳を大きく超えるところまで延びています。以前は平均寿命が短かったのは、コレステロール不足で血管が切れる人が多かったからです。今では栄養が充分に摂れるようになり、コレステロールが増えすぎたために動脈硬化が増えました。死因としては心疾患(心臓病)、脳血管疾患ですが、以前はコレステロール不足で、今はコレステロール過多で亡くなっているので、原因は逆になっているということです。
コレステロールが多く含まれるものというと、肉類と卵類があげられますが、卵のコレステロールは高LDLコレステロール血症でなければ制限されなくなりました。肉がよくないというなら、魚なら大丈夫かと考えられがちです。肉に含まれる脂肪酸は動脈硬化のリスクを高める飽和脂肪酸で、魚に含まれるのは不飽和脂肪酸という動脈硬化のリスクを抑える脂肪酸です。だから、血管の老化を考えるなら魚を食べたほうがよいことになります。
しかし、脂肪酸は飽和脂肪酸でも不飽和脂肪酸でもエネルギー量に変わりはありません。1gあたりで約9kcalです。多く食べれば、肝臓で中性脂肪に合成される量もコレステロールに合成される量も増えていきます。
血管の健康を考えるときには、脂肪酸の種類に注目するだけでなく、脂肪(オイル)の摂りすぎは血管にダメージを与えることになるということで、摂取量に注意をして、コロナ後の健康づくりに取り組んでほしいのです。
認知症の原因となる原因(病気)は、アルツハイマー型認知症の発症者が多いものの、他にもレビー小体型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症、甲状腺機能低下症、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、脳腫瘍などがあります。
発症者は、アルツハイマー型認知症が約50%、レビー小体型認知症が約20%、血管性認知症が約15%で、これらは三大認知症と呼ばれています。一般に認知症は治すことができないといわれているものの、その他の約15%の中には原因の病気の治療によって治るタイプの認知症が含まれています。
◎アルツハイマー型認知症
大脳辺縁系の海馬が萎縮して脳の記憶や空間学習脳に関わる機能が低下するアルツハイマー病によって発症します。海馬は虚血(激しい血流低下)に対して脆弱で、心理的ストレスを受け続けることによってストレスホルモンのコルチゾールが多く分泌され、海馬の神経細胞が破壊されることによって萎縮します。アミロイドβの蓄積による老人斑が特徴的に現れます。初期症状の物忘れから始まり、物盗られ妄想、徘徊、取りつくろいなどが起こります。記憶障害から徐々に広範な障害へと進行して、脳の機能が弱くなるにつれて体が動きにくくなり、寝たきりにもなります。
◎レビー小体型認知症
脳の神経細胞の中にレビー小体と呼ばれる異常なタンパク質が現れ、脳の側頭葉、後頭葉の萎縮や活動低下によって幻視、妄想、うつ状態が初期段階で起こります。手の震えや小刻み歩行、手足のこわばり、表情が失われるなどパーキンソン病のような症状のほかに、睡眠時の異常言動(怒鳴る、奇声)、自律神経症状(立ちくらみ、便秘、失禁)を伴うこともあります。調子のよいときと悪いときを繰り返しながら進行していきますが、急速に進行する例もあります。
◎血管性認知症
脳の血管が詰まる脳梗塞や血管が破れる脳出血など脳血管に障害が起こることで、脳の血液循環が低下して、周囲の神経細胞がダメージを受けることで起こります。初期症状の物忘れから手足の痺れや麻痺などの運動障害、感情のコントロールができにくくなる例もあります。
◎前頭側頭型認知症
高度な判断を行う脳の前頭葉や側頭葉が萎縮して、他人への配慮や社会ルールに合わせた行動が難しくなり、落ち着かなくなったり、同じ行動を繰り返すことがある一方で、非活動的、無関心になることもあります。他の認知症よりも若年で発症することが多く、物忘れの症状はなくて、性格の変化や行動異常が起こることから認知症の発見が遅れることもあります。
鉄は赤血球のヘモグロビンに多くあり、酸素を結合して全身に酸素を運ぶ作用があります。鉄には肉や野菜に含まれるヘム鉄と、野菜などに含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄は非ヘム鉄よりも吸収率が高くなっています。不足すると鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。
1日の目安量と許容上限量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。鉄の女性の推奨量は年齢によって異なります。また、鉄は出血によって減少していくことから、女性は月経の有無によって推奨量が異なります。
〔女性:鉄推奨量(月経なし)〕
1〜2歳:4.5mg、3〜5歳:5.5mg、6〜7歳:5.5mg、8〜9歳:7.5mg、10〜11歳:8.5mg、12〜14歳:8.5mg、15〜17歳:7.0mg、18〜29歳:6.5mg、30〜49歳:6.5mg、50〜64歳:6.5mg、65〜74歳:6.0mg、75歳以上:6.0mg。
〔女性:鉄推奨量(月経あり)〕
10〜11歳:12.0mg、12〜14歳:12.0mg、15〜17歳:10.5mg、18〜29歳:10.5mg、30〜49歳:10.5mg、50〜64歳:11.0mg。
鉄の女性の許容上限量は年齢によって異なります。
〔女性:鉄許容上限量〕
1〜2歳:20mg、3〜5歳:25mg、6〜7歳:30mg、8〜9歳:35mg、10〜11歳:35mg、12〜14歳:40mg、15〜17歳:40mg、18〜29歳:40mg、30〜49歳:40mg、50〜64歳:40mg、65〜74歳:40mg、75歳以上:40mg。
鉄の吸収率はヘム鉄が約30%、非ヘム鉄が約5%となっています。ビタミンCによって吸収率が高まりますが、それは非ヘム鉄に対してです。鉄は血流が盛んになって赤血球が傷つくことで赤血球から失われやすくなります。運動をする人は多く摂る必要があります。レバー、赤身肉、赤身魚、貝類などに多く含まれますが、これらの食品が不足している人は多く摂ることがすすめられます。
学習障害は、全般的な知的発達には問題がなく、視覚、聴覚に問題がなく、さらに学習環境や本人の意欲にも問題がないにも関わらず、読む、書く、計算するなどの学習に必要な基礎的な能力に影響が出ている状態を指しています。その能力は一つだけでなく、複数の特定の能力について起こることがあり、なかなか習得できなかったり、うまく発揮することができないことによって、学業成績や日常生活に困難が生じています。
学習障害は「識字障害」「書字障害」「算数障害」の3種類に大きく分けられ、ある特定の課題の習得だけが他に比べてうまくいかない状態を指しています。しかし、複数の障害が複合的に起こることも珍しくありません。
文字が読めない識字障害があると、文字と意味が理解できないことから文字を書くときに書字障害が起こりやすくなります。また、計算する能力があっても、文章題の意味がわからなければ計算することができなくなります。このように3種類の障害は関連性があります。
読みの困難については男性が女性より数倍多いと報告されています。
発達障害は3歳以降で、その行動的な特徴から気づくこともできますが、学習障害は未就学では気づきにくく、小学校1年生でも学ぶ内容から気づかないことがあります。しかし、識字、書字、算数の各能力が求められるようになる小学校2〜4年生ころに成績不振などから明らかになります。その結果として学習に意欲を失い、自信をなくすことがあります。
学習障害の目安としては、学校での学習到達度の遅れが1〜2学年相当、あるいは1.5標準偏差以下というのが一般的です。そのため、学習障害児を対象とした学習支援では、1〜2学年下の教科書やテキストが使われることが多くなっています。しかし、学習障害は、どの分野の障害があるのか、障害が単独か複数かなどによって、他の子どもと変わりがない教科があり、中には他の子どもより優れた能力がある場合があります。それぞれの子どもの特徴に合わせて教科書、テキストを選択する必要があります。
血液検査で中性脂肪値、LDLコレステロール値が高いことが確認されると、医師や栄養士による食事の内容の指示や指導が行われます。血液中の脂肪が多いなら、食事の脂肪を減らせばよいのだろうと考えて、脂質制限をする人も少なくありません。しかし、脂肪を減らした割には、なかなか中性脂肪値もLDLコレステロール値も下がりにくいというのは事実です。
頑張った割に報われない結果となるのは、人間の身体に備わっている脂肪を蓄積する仕組みがあるからです。今でこそ好きなものを好きなときに好きなだけ食べられる環境にはなっていますが、人類の長い歴史の中では飢餓状態の時期がほとんどで、できるだけ生命維持に必要なエネルギー源を蓄積しておくための仕組みが出来上がりました。
三大エネルギー源はエネルギー量が異なっていて、糖質とたんぱく質は1gあたり約4kcal、脂質は約9kcalと、2倍以上のエネルギー量があります。体内に蓄積ができるスペースは限られているので、エネルギー効率がよい脂質として脂肪細胞に蓄積されます。そのために、糖質もたんぱく質も脂質も余分となったものは肝臓で脂肪酸に合成されて、蓄積型の中性脂肪となります。その合成された脂肪が肝臓から全身に分布する脂肪細胞に運ばれるときに血液中の中性脂肪が増えることになります。
コレステロールも脂質の一種で、こちらはエネルギー源ではないものの、全身の細胞膜の材料、ホルモンの原料、胆汁の原料として使われています。身体に必要なものであるため、コレステロールも糖質、たんぱく質、脂質から肝臓で合成されています。血液中のコレステロールの80%以上は肝臓で合成されたもので、食事に由来するものは20%ほどでしかありません。
このことから食事で摂る脂質を減らしても、他の栄養素の摂取量が多ければ、中性脂肪値もLDLコレステロール値も下がりにくいということが理解できるかと思います。





