発達障害による学習障害であることを子どもに伝えていない、隠したまま学習塾で学ばせたいという要望をもって、子どもを学習塾に預けようという保護者もいます。それが少ないわけではなくて、普通クラスに通っている子どもの場合には、本人に伝えてショックを与えたくない、できれば発達障害であることを隠して学力を高めたいということを希望する保護者も増えてきています。
学習障害の子どもたちと話してみると、小学生でも5年生以降になると、すでに自分が発達障害であることに気づいている場合も少なくなりません。今のように通信メディアが普及していると、自分の状態を検索すれば簡単にたどり着けることです。隠しておきたいという親の気持ちにも気づいていて、それを気づかって生活をしていることが、かえって子どもたちの負担を強めて、それが学習にマイナスになっていることもあります。
かといって、発達障害、学習障害の子どもたちのための学習の場であることを表に出さずに、学習障害児の保護者にアプローチするのは大変な作業です。そんなときには、発達障害の子どもも、そうでない子どもも関係なしにサポートする新たな塾を提案しています。発達障害では集中するのが苦手で、感覚過敏もあって上手に学習用具が使えない場合もあります。鉛筆を持って、当たり前に書くこともできない書字障害も増えています。
これは発達障害に限らず、発達性協調運動障害でもみられることで、発達障害が10人に1人、そのうちの学習障害は半分という実態ですが、発達性協調運動障害も10人に1人は存在しています。発達性協調運動障害の30%ほどは発達障害という報告もあって、発達障害でなくても、手先が不器用、姿勢の保持ができないなどの理由で、認知機能に問題がなくても充分に学べないという子どもも少なくありません。
学習のために必要な学業技能を習得するための教室で隠れた能力を発揮できる基礎を身につけさせ、それを踏まえた上で学習障害に対応する講習を実施することを紹介しています。
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コロナ後を考えることが大テーマであるのに、なぜKinKi Kidsなのかという疑問が出ることは承知してのことですが、これは「嵐の前の静けさ」をもじった結果で、嵐といえば惜しまれつつも活動休止した国民的アイドルグループです。「嵐の前の静けさ」というのは、大事件や異変が起こる前に、それを予見するように一時的に訪れる静けさのことを指していて、もともとは暴風雨が襲ってくる前に一時的に風雨が収まって静かな状態になることからきています。
まさに嵐のようなグループがデビューする前には、どんなグループが活躍していたのかというとタイトルのとおり、堂本光一、堂本剛のKinKi Kidsです。大ヒットも数々出しているのに、次にデビューしたのが嵐でなかったら、「嵐の前の静けさ」で引き合いに出されることはなかったはずです。
もともとの意味が、新型コロナウイルス感染症が収束をしたのかと安心していたら、そのあとに感染拡大が4回も起こったことと共通するところがあります。静けさが、これからも続くことなのか、それとも「嵐の前の静けさ」なのか、そこを見誤ると、どんどんと悪化することにもなります。ここでいう悪化というのは感染確認者が増えることではなくて、コロナ禍が長く続いたことによって、国民の健康度が低下していくことを指しています。今でも相当に低下してしまっているだけに、また緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が出されたら、低下した健康度が、もっと低下していくことにもなりかねません。
今は「嵐の前の静けさ」ではなくて、静かな状態だと思えたとしても、実はKinKi Kidsのようなヒットを続けていて、いつ大爆発するかわからない状態だという注意喚起をしたくて、あえて固有名詞を出させてもらいました。
いつ、どんな爆発的な感染拡大が起こるかわからないという状況のときに、何をするべきなのかということについては次回に続きます。
栄養の話は医師がするものではない、と言うつもりは毛頭ないのですが、医師の全員が大学で栄養学を学んでいるわけではないのは事実です。どれくらいが学べているのかというと、医師を養成する医学部の中で栄養学講座があるのは3分の1にも達していません。これは教育の問題ではあるものの、少なからず保険制度にも関係があります。病院で栄養指導をして保険点数がつくのは管理栄養士だけで、医師が栄養指導を行っても“一銭にもならない”というのが現状です。だから、医師が一生懸命に学ばなくなってしまう、というところがあります。
なぜ、このようなことを書くのかというと、私の臨床栄養学の師匠は国立病院の栄養士団体の会長だった方で、日本栄養士会の理事長だったときに、管理栄養士の栄養指導でなければ保険点数がつかない制度が確立されたことを知っているからです。
病院に勤務する管理栄養士なら、栄養指導の専門家であるので、どんな人の指導もできると思いたいところですが、発達障害児のための発達栄養の研究を始めてから、そうではないと思うようになりました。発達障害児の中には極端な偏食がみられますが、単なる好き嫌いではなくて、感覚過敏によって食べられないという厳しい状況となっています。
それなのに、通常の好き嫌いの改善と同じように、食べられない食材を細かく切り刻んだり、すりつぶして料理に混ぜる、味付けを変えて出すといった、摂取が必要とされる食品を食べさせることに終始している例が多くみられます。それで解決できなかったという保護者の相談を受けることがあるのですが、感覚過敏の中でも食事に大きく影響する味覚過敏、嗅覚過敏がある子どもは小手先の対応だけでは食べられない食品を使ったことは見抜いてしまいます。
それで食べられなかったということで済めばよいものの、無理に食べさせようとした、隠して食べさせようとしたということで料理を作る人、食べるようにすすめる人のことが嫌いになり、そのために栄養摂取に偏りが出て、身体と脳の成長に悪影響が出ているということも少なくないのが事実です。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)
運動をすることをすすめられると検査数値の改善を強く意識することから、ついつい激しい運動を始めようと考える人も少なくありません。
しかし、生活習慣病の予防・改善のための運動の中でも、痛風予防の尿酸値を下げるための運動では、身体に負担がかかることは避けなければなりません。激しい運動をすると全身の代謝が高まり、そのために尿酸のもとになるプリン体が体内で増えていきます。特に増えるのは、運動の強度が高まり、筋肉のエネルギー消費に必要な酸素供給が追いつかなくなったときです。
この段階に達すると、血液中の乳酸が急激に増加し始め、乳酸によって尿酸の排泄が抑えられたり、プリン体の分解が進んで尿酸値が急激に高まってきます。
筋肉のエネルギー消費に必要な酸素供給のことを無酸素性作業閾値酸素消費量といい、酸素摂取量を上回る直前の状態をAT(Anaerobics Threshold)といいます。このAT以下の軽い運動ではプリン体の分解による尿酸産生も乳酸産生による尿酸排泄の抑制も起こらず、そのため尿酸値も変化がありません。尿酸値は高めの人に激しい運動が禁止されるのは、こういった理由があるからです。
日本痛風・核酸代謝学会の『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン』では、適度な運動として「有酸素運動」を推奨しています。
アメリカで実施された2万8990人の男性を対象に7年間にわたる大規模調査によると距離が長いランニングをした場合には運動をしない人に比べて痛風発症リスクが0.9倍、適度な運動をした場合には0.6倍と低い発症率となっていました。
有酸素運動は尿酸値を上昇させないだけでなく、体脂肪の減少によってインスリン抵抗性が改善して糖尿病のリスクが下がり、血圧の低下、中性脂肪値の低下、善玉コレステロールとも呼ばれるHDLコレステロールの上昇など、高尿酸血症・痛風患者に合併しやすいメタボリックシンドロームの病態を改善させるといった、多くのメリットがあげられています。
文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは家庭、技術・家庭の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
*1食分の献立作成の方法については、献立を構成する要素として主食、主菜、副菜を扱い、これらの組み合わせで1食分の食事が構成されていることがわかるようにします。また、主食、主菜、副菜などの組み合わせを考え、それぞれの料理に含まれる食品を三つのグループに分けて栄養バランスを確認し、必要に応じて料理や汁物の実などを工夫すればよいことを理解できるようにします。例えば、主菜、副菜を例示の中から選択し、献立に含まれる食品を三つのグループに分けて栄養バランスを確認する活動が考えられます。
1食分の献立については、例えば、調理実習と関連を図り、米飯、みそ汁、ゆでたり、いためたりしたおかずに、どのような料理や食品を加えれば1食分の献立として栄養のバランスがよくなるかを考え、工夫する活動などが考えられます。
*調理実習においては、C(1)「物や金銭の使い方と買い物」と関連を図り、食品などにつけられた日付などの簡単な表示やマークなどを確認する必要があることを理解できるようにします。例えば、調理実習に使う材料を購入する場面を想定して、表示やマークなどから、必要な情報を収集・整理し、選んだ理由や買い方について意見を交換し合う活動や計画を立てて購入の仕方を工夫する活動などが考えられます。また、C(2)「環境に配慮した生活」と関連を図り、例えば、実習材料の無駄のない使い方について発表し合うことを通して、使い方を見直す必要があることに気づかせる活動や水、電気、ガスなどの使い方を振り返り、グループで話し合う活動が考えられます。
新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いのは基礎疾患の中でも高血圧、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)とされています。これらの疾患に共通しているのは動脈硬化を進行させるということで、その先には心疾患(心臓病)、脳血管疾患という死に直結する恐ろしい状態が待っています。それだけに、どんなにワクチン接種による副反応があっても、接種はするべきだという説得材料となってきました。
ワクチンを接種していても新型コロナウイルス感染症に感染して、発症することがあり、その場合には通常の副反応だけでなく、血管にダメージが与えられることが指摘されています。基礎疾患があると血管が弱くなるということでは、感染防止のために外出自粛が呼びかけられ、歩く機会が減ったことで太る人が増え、また血圧、血糖値、中性脂肪値などが高まって、血管にダメージを受ける人も増えてしまいました。
こういったことを考えると、今回の新型コロナウイルス感染症をきっかけにして、血管が弱くなっている人が増えてきていることから、低下した国民の健康度を高めるためにウォーキングをする機会を増やすときにはリスク管理が重要となってきます。
血圧、血糖値、中性脂肪値を下げるための歩き方を健康ウォーキングでは指導していますが、効果があるということは身体的な負荷も強く、血流が盛んになることによって血管にも負担がかかります。それだけに、ウォーキングに参加する人に安全対策として健康チェック、歩行中の注意などは以前よりも気を配る必要があります。
健康ウォーキングでは、より安全な歩行法、より効果が高い歩行法として、2本のポールを使ったノルディックスタイルのウォーキングも取り入れています。ポールを使って歩いていると、身体的な負荷がポールにも分散されることから、心拍数が高まっても感じにくく、ついつい気づかずに無理をすることにもなります。本来なら参加者全員の心拍数を測定するハートレートモニター(センサー)を装着して歩いてほしいところですが、それは難しいことなので、リーダーとなる人が装着して、自分の状態を参考にして他の人の状態を見ていくということも必要です。
「急がば回れ」をもじった「急いで回れ」をテーマに書き進めてきましたが、健康ウォーキングは健康になることと同時に、健康面でマイナスになってはいけないということで、参加者すべての状態を見るために参加者の間を急いで回って、確認することも重要です。ということで、健康ウォーキングで最も多く歩かなければならないのはリーダーということになります。
ナイアシンは水溶性ビタミンで、ニコチン酸とニコチンアミドの総称です。多くの量を摂っても体内では長くは保持されないものの、体内で合成されるので比較的不足しにくくなっています。しかし、肉類、魚介類、きのこ類、穀類に多く含まれることから、これらが不足している場合にはサプリメントでの補給も必要となります。ただし、耐容上限量が定められていて、過剰症が起こるため、これを超える量の摂取は控えるべきです。1日に摂取すべき量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。
ナイアシンの女性の推奨量は年齢によって異なります。
〔女性:ナイアシン推奨量〕
1〜2歳:5mgNE、3〜5歳:7mgNE、6〜7歳:8mgNE、8〜9歳:10mgNE、10〜11歳:10mgNE、12〜14歳:14mgNE、15〜17歳:13mgNE、18〜29歳:11mgNE、30〜49歳:12mgNE、50〜64歳:11mgNE、65〜74歳:11mgNE、75歳以上:11mgNE。(NE=ナイアシン当量)
これに対して、女性の耐容上限量は以下のとおりです。
〔女性:ナイアシン耐容上限量〕
1〜2歳:60mg、3〜5歳:80mg、6〜7歳:100mg、8〜9歳:150mg、10〜11歳:150mg、12〜14歳:250mg、15〜17歳:250mg、18〜29歳:250mg、30〜49歳:250mg、50〜64歳:250mg、65〜74歳:250mg、75歳以上:250mg。
女性は男性に比べて推奨量、耐容上限量ともに大きな差はなく、体が小さい分だけ少なくなっている程度です。
ナイアシンの吸収率(利用効率)は60%ほどとされています。糖質、脂質、たんぱく質の代謝に必要なビタミンであることから、多くの量を食べる人、運動をする人は多めに摂ることがすすめられています。
運動をすると、ブドウ糖が代謝(燃焼)して血糖値が下がるだけでなく、インスリンの働きを高めることができます。血糖値を低下させるためには、インスリンの分泌量を増やすことと、インスリンの働きを高めることの二つの方法があります。インスリンは血糖値が高まるほど分泌量が増えるという特徴があるため、インスリンを増やすことは容易ではありません。
インスリンが多く分泌されれば、それだけブドウ糖を取り込むというわけではなく、インスリンの働きを阻害するアディポサイトカインが脂肪細胞から多く分泌されると、取り込みは低下します。そのアディポサイトカインは、運動によって減っていくので、運動をするとインスリンの働きがよくなり、血糖値が下がっていくようになります。
逆に運動不足で太ってくると、インスリンの働きが低下してくるので、血糖値を下げるだけでなく、太りぎみの人は脂肪も効率よく代謝させるように、運動を続けるようにしたいものです。
腎機能が低下してくると、血圧が高くなり、血管の負担が強くなっていきます。糖尿病と腎機能低下が重なると、血管の負担は、さらに強くなっていくようになります。
血糖値や血圧の上昇のほかに生活習慣病に影響を与えるものとしては、中性脂肪とコレステロールがあげられます。中性脂肪もコレステロールも脂肪なので、食事で脂肪を減らせば血液中の数値を下げることができるように思われがちですが、ブドウ糖を多く含む、ご飯やパン、麺などの糖質を多く摂ると、これらの数値は上昇していきます。
というのは、血液中にブドウ糖が多くなると、膵臓でインスリンが多く分泌されるようになり、そのインスリンによって肝臓の中でブドウ糖は中性脂肪に合成され、コレステロールも増えていくようになるからです。血糖値が高くなりすぎないように、運動をするのは、中性脂肪もコレステロールも減らして、動脈硬化などの生活習慣病を幅広く抑制することにもつながります。
学習障害児のための学習塾は、そこに通う子どもたちが、自分のことを知っているのかどうかが教える側にとっても重要なポイントなります。学習塾に通わせたいと相談に訪ねてくる保護者の中には、子どもに発達障害であることを言い出せなくて、それを本人に隠したままで学習能力を高めてほしいというリクエストをすることも多々あります。
塾での成績の向上を願ってはいるものの、そこが発達障害による学習障害児のための教室だということがわかると、そこに入るようにすすめた親が子どもから不信感を抱かれてしまう、悪くすると嫌われてしまうという思いを強く抱いていることも少なくありません。
そのようなリクエストの理由を聞いてみると、塾の講師から面談のときに発達障害、学習障害という言葉が出たことがあって、本人に向かって言うようなことがないようにしてほしいというのが大半です。有能な講師は、そのようなことを言うことはありません。子どもたちが見ることがあるかもしれないホームページやSNSでも用語には注意をして、発達障害、学習障害というワードは使わないようにしています。
それでは、どうやって知らせて、集客するのかということですが、チラシや口コミなどを駆使するほかに教育委員会の協力を得ることもして保護者に伝わるようにしています。そして、塾の説明会を開いて、学習障害児のための学習塾であることをしっかりと伝えて、子どもたちにはわからないようにすることも伝えるようにしています。
もちろん、保護者だけを対象とした説明会であるのに、その場に子どもを連れてくる方もいます。その子どもにカミングアウトをしているのかどうか、それがわかないと発達障害、学習障害の特性を踏まえての学習指導という本論さえ伝えにくくなります。説明会が始まる前に来てくれれば、先に確認して対応することもできるのですが、中には始まってから途中で子どもを連れて訪れる方もいて、気になって本論が充分に伝えられないまま終わってしまったということもあります。
本来なら、子どものことを考え、その子どもの能力を引き出すための学習の機会であることを考えると、本人に話をして、ある程度は納得した状態で通わせてほしいのですが、それができない場合も少なくありません。学習障害児のための学習塾は教えることのほかにも検討しなければならないことが多くあるのです。
「急がば回れ」ではなくて、「急いで回れ」というテーマを掲げて社会的な状況を考えてきましたが、コロナ後の対策としては、まさに急いで回ることをすすめています。
効率よく代謝を高める運動としてサーキットトレーニングが行われています。これは身体的な負荷が強い無酸素運動と、負荷が弱い有酸素運動を交互に繰り返す方法ですが、これを歩いて行うのがインターバルウォーキングです。サーキットトレーニングのウォーキング版といっても、同じコースをグルグルと回るわけではなくて、早歩きと普通歩行を繰り返すものです。ただ早歩きをすればよいというわけではなくて、無酸素運動に近づけるような歩き方と速度が重要になります。その方法を学んで身につければ、いつでも自分で実施することができます。
早歩きをすると筋肉中の酸素が減って無酸素運動になり、血流量が増えます。急ぐことによって血液を早く回します。その後に有酸素運動で酸素を多く取り込むことによって、ブドウ糖と脂肪酸を効果的にエネルギー化する代謝を高めることができます。これだけのことでは若い人は筋肉が増えるところまでは進みにくいのですが、高齢者は速歩だけでもエネルギー不足の状態になり、これを補うためにAMPキナーゼというサテライト(衛星)細胞を増やす酵素が多くできます。このサテライト酵素は、運動によって傷ついた筋肉細胞の周囲にタンパク質を多く作り、このタンパク質が筋肉に取り込まれて筋肉細胞が太くなっていきます。
高齢者にとっては、速歩でも充分な筋肉トレーニングになっているのです。高齢者は長く速歩を続けることは難しくても、速歩と普通歩行を繰り返すインターバルウォーキングなら続けられます。コロナ禍で大きく低下した健康度、中でも歩く機会が減ることによって起こった健康度の低下は、歩いて取り戻す、それも一気に健康度を押し上げることが重要です。
早歩きができない人の場合には、身体負荷を高める歩き方をすることが必要ということで、2本のポールを使って歩くノルディックスタイルのウォーキングを採用しています。ポールがあれば歩行速度も上がりますが、速歩ほどではなくても、ノルディックスタイルのウォーキングでは全身の筋肉のうち首から下の90%を使うことから、身体負荷を20%以上は高めることができます。これを通常の速歩の代わりとして、普通歩行との繰り返しによって代謝を高める歩き方をすることによって、健康度の押し上げを行っていこうとしているのです。





