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「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの過剰摂取の回避の「耐容上限量の策定」を紹介します。

〔耐容上限量の策定〕
食品以外からのマグネシウムの過剰摂取によって起こる初期の好ましくない影響は、下痢です。

多くの人では何も起こらないようなマグネシウム摂取量であっても、軽度の一過性下痢が起こることがあります。

それゆえ、下痢の発症の有無がマグネシウムの耐容上限量を決めるための最も確かな指標になると考えられます。

下痢の発症を臨床アウトカムとすると、欧米諸国からの報告に基づき、成人におけるサプリメント等からのマグネシウム摂取による最低健康障害発現量を360mg/日とするのは適当と考えられます。ただし、日本人における報告はありません。

マグネシウムの過剰摂取によって生じる下痢が緩やかなものであり、可逆的であることを考えると、不確実性因子は例外的に1に近い値にしても良いと考えられます。

アメリカ・カナダの食事摂取基準でも同様の考え方を採用して、最低健康障害発現量を360mg/日(体重換算すると5mg/kg体重/日)とした上で、不確実性因子をほぼ1として、成人並びに小児(ただし、8歳以上)について、耐容上限量を350mg/日としています。

この考え方を採用して、サプリメント等、通常の食品以外からの摂取量の耐容上限量を、成人の場合は350mg/日、小児では5mg/kg体重/日としました。

なお、サプリメント以外の通常の食品からのマグネシウムの過剰摂取によって好ましくない健康影響が発生したとする報告は見当たらないため、通常の食品からの摂取量の耐容上限量は設定されていません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「福の日」紀文食品が、正月行事本来の意味を知って福を招いてもらうことを目的に、お正月前の12月、29で福(ふく)の語呂合わせから制定。

毎月29日:「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

「三百六十五歩のマーチ」の歌詞の内容とテレビ時代劇『水戸黄門』のテーマ曲の「あゝ人生に涙あり」の歌詞と似通ったところがあるということを前回(金言の真理77)書いて、どこが似ているのかという話は次回に譲るという終わり方をしました。

「三百六十五日のマーチ」の1番
しあわせは歩いてこないだから歩いてゆくんだね
一日一歩 三日で散歩 三歩進んで二歩さがる
人生はワン・ツー・パンチ 汗かき べそかき歩こうよ
あなたのつけた足あとにゃ きれいな花が咲くでしょう
腕を振って足をあげて ワン・ツー ワン・ツー
休まないで歩け それワン・ツー ワン・ツー

「あゝ人生に涙あり」の1番
人生楽ありゃ苦もあるさ
涙のあとには虹も出る
歩いてゆくんだ しっかりと
自分の道を踏みしめて

「三百六十五日のマーチ」では“三歩進んで二歩さがる”となっていて、今回のお題は“下がる”と漢字になっていますが、漢字にしたのは雰囲気を合わせるためにしただけで、特別の意味はありません。

「三百六十五日のマーチ」の2番には「あなたはいつも新しい 希望の虹をだいている」との歌詞が、3番には「歩みを止めずに夢みよう 千里の道も一歩からはじまることを信じよう」との歌詞があり、確かに似通ったところがあります。

「あゝ人生に涙あり」の作詞家の山上路夫さんはビクターの専属、「三百六十五日のマーチ」の作詞家の星野哲郎さんは日本コロムビアからクラウンへと専属が移っていて、共通項はないのですが、人生の応援歌となると歌詞が似てくるのは必然的なことかもしれません。

「三百六十五日のマーチ」を歌唱した水前寺清子さんとの関わりと、なぜ金言と感じているのかということは次回(金言の真理79)に続きます。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

発達障害は幼児期では、周囲にあまり興味を持たない、コミュニケーションを取るのが苦手、強いこだわりを持つといった特徴がみられます。

言葉を話し始めた時期は遅くなくても、自分の話したいことしか口にせず、会話がつながりにくいことがしばしばあります。また、電車やアニメのキャラクターなど、自分の好きなことや興味のあることには、毎日何時間でも熱中することがあります。

初めてのことや決まっていたことの変更は苦手で、なじむのにかなり時間がかかることがあります。

児童期では、集団になじむのが難しい、臨機応変に対応するのが苦手、「どのように」「なぜ」といった説明が苦手といった特徴がみられます。

この他に、刺激に対する感覚の偏り(感覚過敏、感覚鈍麻)や睡眠障害などの行動上の問題が特徴として現れることがあります。

思春期では、不自然なしゃべり方をする、他人の気持ちや感情を読み取るのが苦手、雑談が苦手、興味のあるものにはとことん没頭するといった特徴がみられます。

青年期になると、自分と他の人との違いに気づいたり、対人関係がうまくいかないことに悩んだりして、不安症状やうつ症状を合併する場合があります。

就職してから初めて仕事が臨機応変にこなせないことや職場での対人関係などに悩み、自ら障害ではないかと疑って病院を訪れる人もいます。

成長とともに症状が目立たなくなる人や、能力の凸凹をうまく活用して社会で活躍する人もいます。

自閉症スペクトラム障害では感覚過敏と感覚鈍麻が特徴的に現れますが、感覚過敏は体調や気分によって大きく左右されます。同じ感覚刺激であっても体調や緊張、不安などによって感覚過敏が出やすくなる傾向があります。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「国に預けている金」というと、年金のことを思い浮かべる人が多いようですが、これは預けているわけではないことを、国民全員が承知しているということが前提となっています。

公的年金制度は、現役世代が支払った保険料を高齢者の年金給付に充てるもので、いわば仕送りのようなものを想定しています。自分が出した金が積み立てられて、それを一定の年齢になったら受け取れるという制度ではありません。

しかし、払ったものを取り戻すという感覚の人は依然として多くて(そちらの考えをする人のほうが多い?)、支払った金額よりも少ない給付しか受けられないと損をした、支払った金額よりも多く受け取ったら得をしたということを口にする人は相変わらず多く存在しています。

こんな考え方になるのも“損益分岐点”という用語を使って説明しているメディアやネット情報のせいで、もちろん給付金額にもよるものの、年金受給年齢を引き上げると全体的に受け取れる金額が増えるというのは事実です。

損益分岐点は総支払額と総受給額が逆転する年齢を指しています。その分岐点の年齢は、60歳繰り上げなら約80歳10か月、75歳繰り下げなら約86歳11か月が目安となります。

この年齢に達する前に亡くなると繰り上げたほうが総額は多くなり、その年齢を超えて長生きすれば繰り下げたほうが総額は多くなります。こういった説明をされると、どうしても損得の感覚になりがちです。

65歳の受給を70歳の受給にすると、得をするのは81歳からとなり、ちょうど男性の平均寿命と同じくらいになります。なんだか長生きすることがギャンブルのような感覚で、これは「自分の金を預けているだけ」という感覚と重なってきてします。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*乳児(目安量)
日本人における母乳中のマグネシウム濃度の平均値は、27mg/Lと報告されています。

これに0〜5か月児における基準哺乳量(0.78L/日)を乗じると21.1mg/日となり、丸め処理を行って20mg/日を目安量としました。

6〜11か月児については、母乳中のマグネシウム濃度(27mg/L)と6〜11か月の哺乳量(0.53L/日)から計算される母乳由来のマグネシウム摂取量(14mg/日)と、離乳食由来のマグネシウム摂取量(46mg/日)を足し合わせて、60mg/日を目安量としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から多量ミネラルのマグネシウムの欠乏回避の「推定平均必要量、推奨量の策定方法」の続きを紹介します。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*妊婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
妊婦に対するマグネシウムの出納試験の結果によると、430mg/日のマグネシウム摂取で、そのほとんどが正の出納を示しています。

妊娠時の除脂肪体重増加量を6〜9kg(平均7.5kg)、除脂肪体重1kg当たりのマグネシウム含有量を470mgとして、この時期のマグネシウムの見かけの吸収率を40%と見積もると、1日あたりのマグネシウム付加量は31.5mgとなり、丸め処理を行って30mgとなりました。

これを妊娠期の推定平均必要量の付加量としました。

推奨量は、個人間の変動係数を10%と見積もり、推定平均必要量の付加量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。

*授乳婦の付加量(推定平均必要量、推奨量)
授乳婦については、母乳中に必要な量のマグネシウムが移行しているにもかかわらず、授乳期と非授乳期の尿中マグネシウム濃度は同じであるため、授乳婦にマグネシウムを付加する必要はないと判断しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「身体検査の日」文部省(現・文部科学省)が身体検査を実施する訓令を1888年12月28日に発したことにちなんで制定。

「冬のごちそう『ゆめぴりか』の日」北海道米販売拡大委員会(北海道札幌市)が、高級ブランド米の販売促進のために12月第4日曜日を制定。

毎月28日:「にわとりの日」(日本養鶏協会)、「ニワトリの日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

今回のお題の「真逆」は、どのように読むのが正しいのかというと、通常は「まぎゃく」となります。

真逆は、逆であることを強調した言葉で、“真”は名詞や形容詞などの前について、完全な、正確な、全くの、という意味があります。

真をつけなくても間違いではなくて、大きな意味では違ってはいないものの、真横、真北、真冬、真っ黒といったように、さまざまな言葉につけられて、より強い印象を持たせるために以前から使われてきました。

逆に真がつけられた「真逆」も同じように長く使われてきたのかというと、辞書には載っているものの新語扱いをされています。辞書の中には「2000年以降に広まった言葉」と解説しているものもあります。

国語学的には、真は訓読みで、逆は音読みであるので、それが一緒になるのは重箱読みと呼んで変則的な読み方とされています。重箱(じゅうばこ)は「かさねばこ」と読むのが正しいとのこと。

逆は訓読みでは「さか」と読むので、真逆(まぎゃく)は「まさか」と読まれてしまうこともあるので、元からあった「正反対」という言葉を優先して使うことにして真逆(まぎゃく)は積極的には使われてこなかった、という説が有力となっています。

言葉づかいにうるさい(厳しい)NHKが実施した全国調査では、「正反対も真逆もおかしくない」との回答が62%であるのに対して、「真逆の言い方はおかしい(正反対はおかしくない)」との回答は28%と、半数以下という結果でした。

若い世代のほうが「正反対も真逆もおかしくない」の割合は高くて、年齢が上がると低くなってきて、「真逆の言い方はおかしい」は逆の傾向(真逆?)が出ています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

L-カルニチンは細胞のミトコンドリア(エネルギー産生器官)における代謝促進成分で、L–カルニチンなしには脂肪酸(一般的な長鎖脂肪酸)はミトコンドリアに取り込まれることはなくて、その減少が代謝低下の大きな原因となっています。

L–カルニチンは必須アミノ酸のリシンとメチオニンを材料にして、体内(主には肝臓、腎臓)で合成されるものの、そのピークは20歳代前半で、それ以降は低下する一方です。

合成量が低下しても、L–カルニチンが含まれる食品を多く摂っていれば補われるようなことが言われることはあるものの、L–カルニチンが多く含まれるのは肉類で、中でも飽和脂肪酸が多い牛肉に多く含まれているので、脂肪も多く摂取することになってしまいます。

日本人の平均的な食生活から、1日のL-カルニチンの摂取量は80mgと推定されています。正常な代謝のためにはL-カルニチンは1日に200mgは必要とされていて、安全な摂取量は体重1kgについて20mgとされています。体重が50kgなら1日に1000mgを摂っても安全だということになります。

市販のサプリメント製品に含まれているL-カルニチンの量を見てみると、500〜750mgとなっています。これは主成分をL-カルニチンとしている製品であり、複数の代謝促進成分と組み合わせているものはL-カルニチン含有量が少なくなっています。中には20mg程度しか含まれていないものもあります。

L-カルニチン製品の多くは粒状となっていますが、750mg以上を1日分として加えるとなると、粒状では摂りにくくなります。それは味に問題があるからで、これ以上の量を摂るためには味覚の問題を解決するためにカプセルが使われます。カプセルなら味覚に関係なく摂って、小腸から吸収させることができるものの、価格面で高くなります。

そのために品質面で疑問が抱かれているL-カルニチンを用いて、含有量を増やしている製品があるのも事実です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕