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文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは生活の小学校の食に関連する内容を前回に続いて紹介します。
〔各学年の食に関連する内容〕
第1学年および第2学年
ア 食に関連する内容
*学校、家庭および地域の生活に関する内容
(2)家庭生活に関わる活動を通して、家庭における家族のことや自分でできることなどについて考えることができ、家庭での生活は互いに支え合っていることがわかり、自分の役割を積極的に果たしたり、規則正しく健康を気をつけて生活したりしようとする。
(3)地域に関わる活動を通して、地域の場所やそこで生活したり働いたりしている人々について考えることができ、自分たちの生活はさまざまな人や場所と関わっていることがわかり、それらに親しみや愛着をもち、適切に接したり安全に生活したりしようとする。
*身近な人々、社会および自然と関わる活動に関する内容
(5)身近な自然を観察したり、季節や地域の行事に関わったりするなどの活動と通して、それらの違いや特徴を見つけることができ、自然の様子や四季の変化、季節によって生活の様子が変わることに気づくとともに、それらを取り入れ、自分の生活を楽しくしようとする。
(7)動物を飼ったり植物を育てたりする活動を通して、それらの育つ場所、変化や成長の様子に関心をもって働きかけることができ、それらは生命をもっていることや成長していることに気づくとともに、生き物への親しみをもち、大切にしようとする。

言いたいことを言わなかったために損な役回りになって、「沈黙は損なり」を経験したことは何度となくありました。口出しをすることでもない、口出しをしたら雰囲気を壊す、口出ししたら傷つけるかもしれないという気遣いのレベルなら、わざわざ書くほどのことでもないのですが、言っても理解してくれない人、態度を変えるつもりがない人には何も言わずに距離を開ける、去るといったことをしてきました。
中には、自分がいないうちに会合をして先に進めてくれと言っておいて、会合の結果が想像していたことと違ったら、自分がいないときに勝手に会合を開くとは何事か、と怒って、すべても台無しにしたオーナーがいました。それでも他の会合に参加した人はオーナーが間違っているとは誰も口にせずに、そこから去ったことを途中で放り投げたといって批判していると後になって聞いて、そんな人から離れてよかったと思ったこともありました。
「沈黙は損なり」の元々の言葉は「沈黙は金なり」ですが、他人の沈黙は反対がない、全員が賛成と思い込んで、特に対策を取らなかったことが、コロナ禍で、これまで蓄積してきた実績を台無しにした例も多数目にしてきました。言っても改善されないと思ってしまったら、何も言わなくなります。臨床栄養の世界にいたときに、患者が給食に特に何も言わないので、自分の病院の給食はよい内容だと言い張っている院長がいました。看護師に文句を言ったのに上に伝わらず、それが栄養部門にも伝わらなかったら、何もしてくれない病院だと思って、文句を言う気持ちも失せてしまいます。栄養部門まで伝わっても、それを上に話すと評価が下がると思って、特に行動を起こさないということも、よく目にしました。そんな忖度にもならない沈黙の行動は決して“金”ではなくて、最終的には“損”になるということに気づかない人が多いのは事実ですが、そんなことでは潰れてしまいかねないのが、こんなにも長く続いたコロナ禍の社会だということを伝えたいのです。

ビタミンAは脂溶性ビタミンですが、体内の脂肪に溶けて保持される性質があるため、過剰症が起こる可能性があります。これらの量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。
ビタミンAの1日の推奨量は女性の場合は、男性に比べて少ない傾向がありますが、許容上限量については年齢によって差はあるものの男性と大きくは変わっていません。
〔女性:ビタミンA推奨量〕
1〜2歳:350μgRAE、3〜5歳:500μgRAE、6〜7歳:400μgRAE、8〜9歳:500μgRAE、10〜11歳:600μgRAE、12〜14歳:700μgRAE、15〜17歳:650μgRAE、18〜29歳:650μgRAE、30〜49歳:700μgRAE、50〜64歳:700μgRAE、65〜74歳:700μgRAE、75歳以上:650μgRAE。
〔女性:ビタミンA許容上限量〕
1〜2歳:600μgRAE、3〜5歳:850μgRAE、6〜7歳:1200μgRAE、8〜9歳:1500μgRAE、10〜11歳:1900μgRAE、12〜14歳:2500μgRAE、15〜17歳:2800μgRAE、18〜29歳:2700μgRAE、30〜49歳:2700μgRAE、50〜64歳:2700μgRAE、65〜74歳:2700μgRAE、75歳以上:2700μgRAE。
女性のビタミンAの許容上限量は男性よりも多くなっているのは、それだけ健康被害が出にくいということですが、だからといって多く摂ってよいということではありません。
女性は体脂肪量が多いので、それだけ蓄積する部分が多いことから許容上限量が多くなっています。しかし、蓄積される部分が多いということは過剰摂取を続けていると健康被害が出やすいということになります。

外出をして歩くことは健康維持の基本ですが、歩行数が大きく減ったことによって、全年齢層の筋力低下、体力低下、心肺機能低下、生活習慣病の増加が懸念され、さらに高齢者については免疫低下、認知機能低下も叫ばれています。その不安に拍車をかけたのが新型コロナウイルスの感染拡大による外出の自粛でした。
歩く機会が極端に少ない状況では、筋肉の量は1日に1%が減少することが指摘されています。高齢者は特別な筋肉トレーニングをしない限りは、1年ごとに筋肉の量は1%ずつ低下していくとされており、寝たきりのような状態で1日をいるだけで、1年分の筋肉が落ちていくことになります。2週間も寝たきり状態だと高齢者は筋肉が23%減少して、若者の場合では28%も減少することが確認されています。外出自粛が2年、3年と続いた場合には、さらに大きく低下することになりますが、この筋肉を元の状態に戻すためには、効果的な筋肉トレーニングであっても3倍以上の期間がかかります。
全身の筋肉量の70%ほどを占める足腰の筋肉量の低下は、さまざまな機能低下をもたらすことは明らかです。新型コロナウイルスの感染拡大による医療崩壊が懸念されている中、医療機関の崩壊だけでなく、医療を受ける側が歩かないことによって医療崩壊、介護崩壊につながりかねないことも大きな懸念材料となっています。
誰も経験したことがない超高齢社会が進む中、医療と介護の重要性が高まり、従来の医療システム、介護システムでは支えきれないことが新型コロナウイルス感染拡大を通じて肌で感じられるようになってきました。感染拡大が収束して、元の生活に戻れば健康度も回復しするという甘い考えは通用しなくなります。それだけ長い期間の運動不足、歩行不足は身体にも社会にも大きな影響を与えているのです。
地域の健康対策は、これまでは自治体の責任であり、社会的な支援に頼ればよいとの考えもされがちでしたが、大きく低下した身体機能を回復させるには、これまで以上に人材も資金も必要となり、自治体が支え切れる状態ではないと認識しています。そこで市民が連携して地域の力を結集した健康づくり活動として、歩いて健康になることを目指した活動を始めることとしました。歩くだけでなく、より効果を高める方法として食事や睡眠などの活用法について理解をして継続させるための講習も実施して、新しい生活様式としての健康ウォーキングの研究と普及に取り組む必要があります。

学習障害は読むことと書くことの困難さがあり、その改善のためのアプローチも、さまざまな方法が実施されています。どの方法が適しているのかを判断するために知っておきたいのが、読むときと書くときの脳の活動の違いです。
読む場合は文字によって使われる脳の回路が異なっています。かな文字(ひらがな、カタカナ)を読むときには「視覚野→左角回→ウエルニッケ領野」という回路で、漢字を読むときには「視覚野→左側頭葉後下部→ウエルニッケ領野」の回路が使われます。
書くときには、かな文字では「ウエルニッケ領野→左角回→体性感覚野」の回路で、漢字では「ウエルニッケ領野→左側頭葉後下部→視覚野→左角回→体性感覚野」の回路が使われます。
左角回は読み書き中枢とも呼ばれる言語中枢で、大脳の前頂葉の外側面にあります。側頭葉は言語、記憶、聴覚に関わっている大脳の一部分で、その後ろの下側が漢字の読み書きのときに盛んに使われています。体性感覚野は大脳の頭頂葉の前側の前頭葉に接する位置にあり、運動に関わる情報を得て、実際に身体を動かすための指令を出しています。ウエルニッケ領野は大脳の左半球にあり、言語を理解する役割があります。
これらの情報伝達がスムーズでないと、視覚野で得た情報が言語として理解されるのに時間がかかり、また理解をした言語情報を文字にするのにも時間がかかることになります。かなに比べると漢字は複雑で、漢字を形として理解して、それを文字として表現するためのルートも複雑であることから、脳の機能の発達に差があると漢字を書くことが苦手となっていきます。
脳は左脳と右脳に分かれていて、左脳は思考・論理の言語脳、右脳は知覚・感性のイメージ脳と説明されています。言語を理解するためのウエルニッケ領野が左脳にあるからですが、男性は左脳が優れていると言われていて、言語では主に左脳を使っています。それに対して女性は言語を左脳と右脳の両方を使って理解するという特性があることから、男性のほうが言語の記憶と、記憶の引き出しに困難さが現れやすいことが指摘されています。

「黙っていたら損」だというのは、何も特定の地域の人だけのことではなくて、思ったことを言わなければ損をする、だから言えるときには言ったほうがいい、というのが普通の感覚かもしれません。今のコロナ禍では、少しでも稼ぐチャンスがあるならば先に手を出す、先に口を出すというくらいでないと勝ち残れないというのもわからないではない感覚です。そんな感覚の人に、今回のテーマの「沈黙は損なり」は当たり前すぎる言葉と感じられるはずです。
今のような風潮のときに「沈黙は金なり」などと言ったら、何を消極的なことを言っているのかと叱られそうですが、ここで確認しておきたいのは沈黙が評価されるのは“金”(きん)であって、“金”(かね)ではありません。
「沈黙は金なり」の意味は、沈黙は金にたとえられるほどの価値があるという意味で、あれこれと喋るよりも黙っていたほうがよいことがあるといったシーンで使われています。
では、本当に雄弁に語ることはいけないことなのかというと、その答えは「雄弁は銀、沈黙は金」という格言の中に隠れています。イギリスの評論家のトーマス・カーライルが著書で「Speech is silver,silence is golden」という言葉を使っています。これが日本語に訳されたときに、「雄弁は銀、沈黙は金」が初めて紹介されました。これを見ると評価されるのは沈黙だけでなく、雄弁も銀、つまり金に次ぐ価値があるということがわかります。
雄弁に語ることも大事だが、沈黙するときを知っていることも大事ということで、ただ黙っていればよいということではないのです。雄弁と沈黙のタイミングの見極めが重要で、黙っていたら損とばかりに雄弁なればよいというわけではないということを指し示しています。
コロナ後の活動を考えるときに、どのタイミングで沈黙を保ち、どのタイミングなら「沈黙は損なり」と行動を起こすのかということについては、次回に続きます。

記念日を決定するパターンとして語呂合わせがあります。新たな記念日を考えるときの参考資料として、12月の語呂合わせ記念日を紹介します。
12月2日 オタフクソースがナツメヤシのドライフルーツのデーツの認知のために、12月(December)と数字の2の組み合わせでデー(D)ツ(2)と読むことから「デーツの日」と制定。
12月3日 凸版印刷が1年間の労をねぎらい妻に感謝する日として1年最後の12月のサン(3)クス(Thanks)の語呂合わせで「妻の日」と制定。日本トイザらスが、いい(1)にん(2)ぷさん(3)の語呂合わせで「プレママの日」と制定。
12月8日 ベストアメニティが食育の一環として子どもの料理教室などを推進するためにジュニ(12)ア(8)シェフとの語呂合わせで「ジュニアシェフの日」と制定。
12月11日 日本OTC医薬品協会が胃腸薬のPRのために胃に(12)いい(11)の語呂合わせで「胃腸の日」と制定。
12月12日 福祉サービスの丸富士が高齢者や障害者の外出を促す目的で、杖を持ってイッチニ(12)イッチニ(12)の語呂合わせで「杖の日」と制定。日本漢字能力検定協会が、いい字(12)一字(12)の語呂合わせで「漢字の日」と制定。
12月13日 太田胃散が胃を酷使する忘年会シーズンに合わせて胃に(12)胃酸(13)の語呂合わせで「胃に胃酸の日」と制定。
12月20日 ブリは師走の魚で、20日はブ(2)リ(0)の語呂合わせで「ブリの日」と制定。
12月22日 日本スープ協会が温かいスープをより温かく感じることができる冬で、1つ(12)もフーフー(22)とスープを飲むという語呂合わせで「スープの日」と制定。
12月29日 紀文食品が正月行事本来の意味を知って福を招いてもらうことを目的に、お正月前の12月、29で福(ふく)の語呂合わせで「福の日」と制定。

ビタミンは1日に必要な推奨量や目安量が注目され、これを下回らないようにすることが摂取の第一義です。しかし、ビタミンには摂りすぎると健康に悪影響を与えることもあり、種類によって許容上限量が定められています。脂溶性ビタミンは体内の脂肪に溶けて保持される性質があるため、過剰症が起こる可能性があります。これらの量については「日本人の食事摂取基準」(2020年版)に掲載されています。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、男性の推奨量は年齢によって異なります。まずは1日に摂るべき量について紹介します。
〔男性:ビタミンA推奨量〕
1〜2歳:400μgRAE、3〜5歳:450μgRAE、6〜7歳:400μgRAE、8〜9歳:500μgRAE、10〜11歳:600μgRAE、12〜14歳:800μgRAE、15〜17歳:900μgRAE、18〜29歳:850μgRAE、30〜49歳:900μgRAE、50〜64歳:900μgRAE、65〜74歳:850μgRAE、75歳以上:900μgRAE。
※μgRAE:レチノール活性当量
これに対して、男性の許容上限量は以下のとおりです。
〔男性:ビタミンA許容上限量〕
1〜2歳:600μgRAE、3〜5歳:700μgRAE、6〜7歳:950μgRAE、8〜9歳:1200μgRAE、10〜11歳:1500μgRAE、12〜14歳:2100μgRAE、15〜17歳:2500μgRAE、18〜29歳:2700μgRAE、30〜49歳:2700μgRAE、50〜64歳:2700μgRAE、65〜74歳:2700μgRAE、75歳以上:2700μgRAE。

岡山県岡山市東区の一つの地域を発祥の地としてスタートさせる健康ウォーキングの活動は、ただ教える人、指導する人から学ぶだけ、言われたことに従って学んで、動いていればよいというものではありません。基本的な知識を得たあとは、一緒に活動はするものの、自分で考えて、自分に合った方法で実践し続けることを目指しています。
せっかく学ぶのなら、学んで自分や家族のために活用するだけでなく、多くのことを知れば知るほど、多くの人に伝えたい気持ちが高まっていきます。自分が教えるという前提で学ぶということは、その覚悟が違ってきます。といっても、全般を教える講師の能力を身につけるのは、そう簡単なことではありません。
ところが、自分が学んだことを、そのまま教えて、理解をしてもらうということなら、そんなにハードルが高いものではありません。学んだことを教えるだけで講習が成り立つのかという疑問もあるかと思いますが、その方式をずっと続けてきて、成果をあげている世界があります。それは家元制度による資格認定です。華道や茶道の世界では、家元が頂点に立って組織化されていますが、それを見習おうというのではありません。一定の知識と技術の蓄積、エビデンスが必要なのは当然のことですが、それを上から支配するのではなくて、活躍する場を提供するという気持ちで進めていこうとしています。
このことによって、例えば退職した方が自分の健康のためだけに学んで実践するだけでなく、資格認定によって教える立場になることで「先生」と呼ばれて活躍することができます。また、講師になった方が、地域の健康づくりのリーダーになれるような小さな活動の連合体組織を作ることで、「会長」「副会長」などの肩書きをもって活躍することができる人を増やすのも重要なことと考えています。このモチベーションこそが、健康づくりを勢いよく進めていく原動力となります。
(日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人)

文部科学省の「食に関する指導の手引」では教科ごとの食に関する指導を各論として掲載しています。ここでは生活の小学校の食に関連する内容を紹介します。
〔目標〕
具体的な活動や体験を通して、身近な生活に関わる見方・考え方を生かし、自立して生活を豊かにしていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1)活動や体験の過程において、自分自身、身近な人々、社会および自然の特徴や良さ、それらの関わりなどに気づくとともに、生活上必要な習慣や技能を身に付けるようにする。
(2)身近な人々、社会および自然を自分との関わりで捉え、自分自身の自分の生活について考え、表現することができるようにする。
(3)身近な人々、社会および自然に自ら働きかけ、意欲や自信をもって学んだり生活を豊かにしたりしようとする態度を養う。
〔教科の特徴〕
生活科は、児童の身近な生活圏を学習の場や対象とし、児童が具体的な活動や体験を通して、それらを自分との関わりにおいて一体的に捉えるとともに、自分自身の成長に気づいていくことで、「自立して生活を豊かにしていく」教科です。そのために、児童の思いや願いを実現していく過程を重視します。特に、直接体験による対象との関わりや、振り返り、表現する活動によって気づきの質を高める指導を大切にします。
食に関する指導においても、食事や睡眠などに関する習慣や技能を身に付けることで、規則正しく健康に気をつけて生活できるようにします。また、自分で野菜を育て、食べる活動などを通して、食の安全や命の大切さについて考えます。生活科の学習は、食に関する理解を、より身近に実感をもって深めることにつながります。