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サプリ概論12 ビタミンの摂取タイミング
ビタミンのサプリメントは、摂取タイミングによって吸収に違いがあります。体内に必要なビタミンは13種類があり、その性質から水溶性ビタミン(9種類)と脂溶性ビタミン(4種類)に大きく分けられています。水溶性ビタミンは、水に溶けやすく、油脂には溶けにくい性質のビタミンで、ビタミンB群(ビタミンB₁、ビタミンB₂、ナイアシン、ビタミンB₆、葉酸、ビタミンB₁₂、ビオチン、パントテン酸)とビタミンCがありま
記憶力チェックでわかったこと
病院・クリニックや調剤薬局で無料で配布されているフリーマガジンというと、なんだか健康食品の記事広告だらけという印象がありますが、公式な発行物である限りは半分は記事ページとする必要があります。ということは、多くのフリーマガジンは健康雑誌というよりも通販雑誌を病院などに置いて、患者に購入してもらうことを期待しているということになりそうです。 まともに記事を載せているフリーマガジンを発行しているのはN
発達栄養学145 食に関する指導の目標1
文部科学省の「食に関する指導の手引」の食に関する指導の目標から、食事の重要性について紹介します。 【食事の重要性〕】(食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解する) 子どもたちが豊かな人間性を育み、生きる力を身に付けていくためには、何よりも食が大切であるという視点である。 食は人間が生きていく上での基本的な営みの一つであり、健康な生活を送るためには、健全な食生活や食環境が欠かせないものであり、
ポストコロナ「猫にこんばんは」3
日本メディカルダイエット支援機構の講習は、ただ聞いてためになった、という反応があるだけでは正しく伝わったとは考えていません。聞いたことが、そのまま他の人に話ができるくらいに理解してくれることを目指しています。そのために何をしているのかというと、わかりやすい言葉を使う、ゆっくりと話をする、受講者の顔を見回してわかったという表情が見られたら次へと進む、わからない人が多いようだったら詳しく説明するように
サプリ概論11 代謝促進成分の摂取タイミング
L‐カルニチンが脂肪酸のエネルギー代謝、α‐リポ酸がブドウ糖のエネルギー代謝に作用する代謝促進成分であり、コエンザイムQ10がTCA回路の代謝促進の補酵素ということで、この3種類の成分が医薬品成分から食品成分として使用することが許可されたときに、3種類を組み合わせたダイエット用サプリメントが数多く登場しました。 コエンザイムQ10、L‐カルニチン、α‐リポ酸は、それぞれ働きが異なり、複合的に作用
ワクチン接種後の感染は女性が圧倒的に多い
統計調査というのは、たった1回の結果で右往左往するようなことがあってはいけません。多くのデータ、長い期間のデータが出てこないと結論を出すようなことはあってはいけないのですが、今回ばかりは「右往左往もしたくなる」と言いたいような調査結果が出ました。その調査というのは新型コロナウイルスのワクチン接種後に感染した人の数で、調査・発表したのは国立感染症研究所というコロナ対策の日本の総本山のような機関です。
学習障害144 腸内環境の改善
腸内細菌の善玉菌を増やす方法は、大きく二つの方法が考えられています。一つは、善玉菌と同じ働きをする菌を摂ることで、これはプロバイオティクスと呼ばれています。腸の機能を高める食べ物としては、ヨーグルトや発酵食品に含まれている乳酸菌が代表としてあげられます。乳酸菌は糖を分解して乳酸を作り出す菌ですが、腸内には乳酸菌は多くは棲みついていません。腸内に棲みつき、増殖をするためには酢酸も必要であり、乳酸と酢
ポストコロナ「猫にこんばんは」2
コロナ禍の講習は、どうしても対面は難しくて、オンライン講習になりがちです。対面の講習でもオンライン講習でも、使っている講習テキストは同じで、目の前に講師がしても画面を通してであっても顔や表情が違うわけでもないし、流れてくる言葉も同じなので、何も変わりがないではないか、と言われることがあります。 しかし、受講している側には、どう感じられているのかはわからないものの、話をしている側にしたら、対面とは
サプリ概論10 有効成分の食品への使用許可2
ビタミン、ミネラルだけでなく、医薬品成分であったものが食品成分としても許可され、サプリメント・健康食品に使われるようになった例もあります。その中でも特徴的なものとして取り上げられることが多いのはコエンザイムQ10、L‐カルニチン、α‐リポ酸の3種類の代謝促進成分です。規制緩和の流れを受けて、2001年にコエンザイムQ10が食品成分として使用することが許可されました。 コエンザイムQ10は細胞の中
病気の“おかげ”でプラスが増えた
テレビを見ていると言葉の使い分けができていないことに腹が立つようなことがあります。本来なら否定語の「全然」が肯定語として使われていて、「そこは断然だろう」ということもあれば、よくない出来事なのに「おかげ」と使われていることもあります。悪いことなら「せい」を使うのが本当のところです。しかし、今回は本来ならよくないことと思われることに対して、わざわざ“おかげ”を使っています。 この話をするときに、「





