最新情報

学習支援24 勘違いされやすい発達性協調運動障害1

発達障害と勘違いされやすいこととして、発達性協調運動障害があげられます。発達性協調運動障害は「脳性まひや神経や筋肉の病気など、何らかの診断名がついていないにも関わらず、日常生活に支障が出るほどの不器用さがある状態」を指しています。極端な不器用状態で、靴の紐が結べない、平らなところでも転ぶ、階段が上り下りできない、ということが起こります。 発達性協調運動障害は子どもに多く、子ども(5〜11歳)では


ポストコロナ「頭隠さず七難隠す」2

マスクをつけていると表情が見えないのは、見る側からしたらマイナスですが、見られる側からするとプラスにもなります。マスク着用によって、子どもたちは表情が読み取れなくてコミュニケーションが取れないというマイナス面がコロナ禍で随分と報道されました。発達障害児の支援をしていると、ただでもコミュニケーションが取りにくいところに、マスクのために、さらに交流ができないということも多く目にします。 学校給食では


Medical Diet13 家元制度の3段階方式を採用

資格認定講習には、単独の資格だけで実施されるものもあれば、複数の資格を合わせて一つの資格認定制度としているものもあります。後者は初級、中級、上級といった形でランク付けしているもので、例えば、初級○○指導士、中級○○指導士、上級○○指導士といった方式で、初級の認定者が次に中級資格認定講習を受講して、合格したら次に上級資格認定講習というようにランクアップしていきます。 前者の単独の資格といっても、講


視覚と聴覚の不一致の困難さ

学習障害の識字障害を起こす要因は複数ありますが、困難さを増す要因として感覚過敏による視覚過敏と聴覚過敏があげられます。視覚過敏は目に入ってきた情報を選択・遮断がうまくいかずに、刺激が弱められず、多くの刺激が同時に入ってくることから脳の視覚野が正常に働くことができなくなります。聴覚過敏は耳から入ってきた音を脳の聴覚野が選択をして、余計な音を弱めたり、聞こえなくすることができずに、余計な音の刺激によっ


ポストコロナ「頭隠さず七難隠す」1

コロナ後の行動を考える今回のテーマの「頭隠さず七難隠す」は、「頭隠して尻隠さず」と「顔の白いは七難隠す」をもじりつつ合体されたもので、このままで意味がわからないというものです。その意味は、徐々に明らかにして、最後は“なるほど”と納得してもらいたいのですが、「尻隠さず」という言葉から思いつく尻を隠すものというとパンツになります。コロナ禍で流行した言葉の中でメディアでよく使われるようになったのは「顔パ


Medical Diet12 資格認定は“入学試験”の位置付け

資格認定講習を受講した人から、よく言われるのは「最近、ダイエットの情報が増えてきましたね」という言葉です。テレビやネット情報を見ても、雑誌などを読んでも、ダイエットに関する話題が多くなったと感じているから、そのような言葉が出るのでしょうが、そんなことは実際にはありません。 急に特定の情報量が大きく増えることもなければ、ダイエットについて学んだときに合わせるようにタイミングよく増えるという偶然もな


Medical Diet11 日本人には多くのエネルギーが必要

全身の細胞の中で起こっているエネルギー代謝で作り出されたエネルギーは、健康を維持するために使われています。食品のエネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)を細胞内のミトコンドリアが取り込んで、酸素を使ってエネルギー化が起こっています。酸素を多く取り込むためにも、脂肪細胞に蓄積された中性脂肪を脂肪酸に分解して多くのエネルギー源を供給するためにも運動は重要です。酸素が重要なので、有酸素運動が有効になります


Medical Diet10 日本人の体質の研究

“体質”というのは便利な言葉で、一般的な範囲から外れている人がいると、「それは体質のせいですね」と決めつけて、なぜ一般常識と異なることが起こっているのかを追求しなくても、なんとなく納得してもらえるところがあります。 そのようなことではなくて、日本人には特有の体質があり、それが健康づくりにプラスになる反面、マイナスにもなっています。その体質がメディカルダイエットの研究テーマの一つであり、臨床栄養や


Medical Diet9 エネルギー代謝促進によるメディカルダイエット

「食事×運動」「運動×入浴」「食事×入浴」の組み合わせによるタイミングダイエットは、メディカルダイエットの基本中の基本となっています。 私たちの研究分野は、学問でいうと生命科学となります。生命の営みを細胞・分子といったレベルで研究して、その機能を生活や産業などに役立てようとする学問です。その分野としては、医学、生理学、薬学、理学、農学、食物学、栄養学、運動科学などがありますが、それに共通している


脳の健康寿命30 健康食品の認知機能成分1

認知機能を高める特有の成分が使われた健康食品があります。日本では健康食品の成分ですが、海外では医薬品成分として使われているものもあります。 脳神経伝達促進作用がある成分は、脳神経の働きを助け、精神状態を安定させます。それは4種類のビタミンB群で、ビタミンB₁は中枢神経や末梢神経の機能を正常に保ち、ビタミンB₆はたんぱく質の代謝に不可欠で、中枢神経の働きが正常に働くようにします。ビタミンB₁₂は神