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抗酸化に関わるビタミンとメディカルダイエット

活性酸素は通常の酸素のプラスとマイナスの電子バランスが崩れたもので、不足している電子を細胞から奪うことで正常な酸素に戻ります。電子を奪われたものが細菌なら破壊されるため、活性酸素は免疫の一つと考えられています。細菌は一つの細胞だけで生息できる単細胞ですが、人間の細胞も一つひとつに注目すると細菌と変わりはありません。そのため、活性酸素の発生量が増えると身体の細胞から電子が奪われて、細胞が破壊されるこ


感染拡大から考えるウイルスの変異

新型コロナウイルスが他のウイルス感染よりも恐れられているのは変異して、感染力も症状も強くなることです。もともとはコウモリのウイルスが人間に感染したものと伝えられていることから、人間から人間への感染とともに、人間からペットへ、そしてペットから人間への感染も危惧されています。それ以上に危惧されているのは、人間に感染した後の変異です。 新型コロナウイルスは1つのタイプだと考えられていましたが、今ではS


発達障害の腸と脳の関係

脳と腸の機能研究が進むにつれて、「脳腸相関」が語られるようになってきました。脳と腸の関係性については、ストレスが強まると下痢や便秘になりやすいことから、以前から指摘されてきました。腸の働きは自律神経の交感神経と副交感神経の働きに影響されていて、ストレスが強まって交感神経の働きが盛んになると、胃の消化が低下して、腸の吸収も蠕動運動も低下します。そのために便秘になりやすくなるわけですが、便秘になると腸


感染拡大から考える表示による効果の違い

新型コロナウイルスによる感染を防ぎたくてもマスクが不足している状態が続き、マスクを手作りしようという人が増えています。そのために市販店からガーゼも減っていて、すでに売り切れの店舗も増えています。感染防止にガーゼを使うなら、その種類を確認する必要があります。市販のガーゼには殺菌ガーゼと滅菌ガーゼがあります。 ネットでは、本当に必要な人のために滅菌ガーゼを買わないでほしいという情報が拡散しています。


血圧抑制に関わる健康食品とメディカルダイエット

血圧が上昇しすぎないようにするための成分というと、ナトリウムを排出する作用があるカリウムが注目されがちですが、その作用はナトリウムで血圧が上昇するナトリウム感受性が強い人にだけ関係することで、ナトリウム感受性が低いためにナトリウムの量に影響されない人の場合には、ナトリウムが多い食塩を減らしても血圧に変化が起こらないのです。そのような人に対して血圧降下作用が期待されているのはペプチドです。 ペプチ


感染拡大から考える肥満の対応

新型コロナウイルスは感染リスクが高い人として基礎疾患がある人があげられています。その基礎疾患としては高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症)ですが、以前に流行した新型インフルエンザのときにも基礎疾患のある人に対して注意がされていました。そのときには高血圧症、糖尿病、脂質異常症のほかに、肥満が含まれていましたが、今回は肥満がはずされていま


発達障害児は気候の変化に過敏に反応する

生気象学という研究分野があります。気象が人間に与える影響について研究する学問で、中でも健康分野の研究が進められています。その生気象学で最新のテーマの一つとして注目されているのは、発達障害児の気象への反応で、気象の変化が発達障害児の特性に影響を与えて、健康にも影響しやすいことが知られています。気象の健康面への影響は個人差があって、これまでは体質的な違いによるものと捉えられがちでしたが、発達障害児の場


感染拡大から考えるひきこもり

新型コロナウイルスの蔓延対策として、小学校、中学校、高校、特別支援学校までが一斉に臨時休校とすることが要請されました。そして、公共施設や感染のリスクが高い場所への出入りはできなくなり、家庭内にいるように実質的に指示をされています。家庭に父兄がいないために、子どもだけで長時間を過ごすということが起こっています。そのドタバタの報道が先立って、家庭内に閉じ込められている子どもが、どうなるのかということに


血流促進に関わる健康食品とメディカルダイエット

血液サラサラは健康維持のキーワードで、動脈硬化が要因となる疾患の引き金になる高血圧、糖尿病、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症)が増えている時代だけに、血流を促進する健康食品への期待は膨らみます。血流を促進成分は、血液をサラサラ状態にすると同時に、血管の弾力性を高め、収縮力を強めることが期待されています。 亜麻仁油は、アジア原産のマメ科の1年草であ


感染拡大から考える陽性の再燃

新型コロナウイルスに感染して、治療によって治ったはずの人が再び陽性になることが報道されています。検査によって陰性と確認されて、大型クルーズ船から下船して自宅隔離状態だった人が陽性になる場合は、体内でのウイルスの活性が低くて、検査をしても検出されない状態だったということが考えられます。しかし、陽性であった人が治療で陰性になったあとに、また陽性になったとなると、これは再び感染したことと、もう一つはウイ