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肝機能の基礎知識10 肝機能改善の食事のポイント
肝機能を改善するための食事のポイントとして、以下のことがあげられます。 ①ご飯のおかわりに注意 主食の適量は、その人の1日に必要なエネルギー量によって異なります。 30~50歳代の男性の場合には、1日に必要なエネルギー量の目安は2000~2200kcalとなっています。軽度のアルコール性肝障害で肥満でない人は、アルコール飲料を飲む場合には適量(日本酒なら1合)までとして、そのエネルギー量
6月17日の記念日
「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」国連が採択した国際デー。 毎月17日:「減塩の日」(日本高血圧学会)、「いなりの日」(みすずコーポレーション)、「国産なす消費拡大の日」(冬春なす主産県協議会)、「森のたまごの日」(イセ食品)
学びの伴歩28 健康になる講師
「健康になるボランティア」という考えから寄り添っていく学びについて前回(学びの伴歩27)紹介しました。 健康であることは誰もが(多くの人が?)望むことであり、健康になる方法は、学びの場にいるなら生徒(学ぶ側)も講師(教える側)も知っておきたいこと、できることなら実践法も身につけたいことと認識されています。 受講者のために健康の話をしているのに、その反応は受講者を支えるスタッフ、講師のほ
日々修行291 “半ドン”の発想
就職したのに、あっという間に(1週間も経たないということも)退職をする若者が増えてきて、その退職代行会社がメディアで何度も取り上げられる状況になっています。 人手不足が大きく進んで、社員が会社を選ぶ時代を反映しているとの取り上げ方をされることもあるものの、代行料金が社員(正社員、契約社員、派遣社員)は2万2000円ということの“お手軽感”も関係しているようです。 メディア報道は、ここで
セカンドステージ57 現役を続けながらの新たな活動
やりたい仕事は退職をしてから、それまでは現役を続けるというのが、かつての常識でしたが、今では現役時代から別の現役活動を始める、同時進行で進めるというのが当たり前になりつつあります。 一つは副業の解禁で、常勤の仕事をしながら、別の仕事をすることも、条件付きとはいえ可能になりました。副業については時間的に定められた範囲でというものから、本業の助けになるものだけ(営業活動や技能を高めるなど)という
発達栄養学53 早食いは何が悪いのかを知ってからの指導
早食いをする子どもは、それなりの理由があります。味わって食べることを学んでいなくて、ただ食べればよいと考えている(もしくは教えられてきた)子どもはいるものの、それは少数派です。 中には、親に急かされて、早く食べることしか教えられていないという子どももいるのですが、それも少数派です。 家では、食事を作るのも大変で、食べたあとの片付けにも時間がかかるからと、掻き込むように食べさせられている
肝機能の基礎知識9 過栄養性脂肪肝の食事のポイント
過栄養性脂肪肝の原因は、肥満と同じように、食べすぎと運動不足です。 脂質だけでなく、糖質とアルコールなども取りすぎで摂取エネルギー量が多くなれば、余った分は肝臓で中性脂肪に合成され、肝臓や脂肪細胞に蓄えられていきます。 そのため、食事を見直して摂取エネルギー量を適正にして、消費エネルギー量を増やすことが必要となります。 1)飲酒をする人 アルコール飲料はエネルギー量が高いことに加え
6月16日の記念日
「和菓子の日」日本和菓子協会が、848年6月16日に天皇が16個の菓子や餅を神前に供えて厄除けと健康招福を祈ったとされる故事にちなんで制定。 「麦とろの日」はくばく(山梨県中央市)が、麦(6)とろ(16)の語呂合わせで制定。 「手羽トロの日」マザーフーズ(大阪府大阪市)が、6が手羽元の形に似ていることとトロ(16)の語呂合わせで制定。 「堂島ロールの日」堂島ロールを販売するモンシ
日々修行290 栄養学の変遷その2
日本の栄養学の歴史は、公衆栄養学、人間栄養学、予防栄養学、発達栄養学と変遷してきましたが、2008年から始まったメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に対応する特定健診・特定保健指導による栄養指導は、人間栄養学のスタート地点とも呼ばれる出来事でした。 それ以降、ずっと栄養学の研究と情報発信の極めて近いところにいて、発達栄養学の始まりから今まで、ずっと歩んできました。その中でも発達栄養学は
学習特性サポート50 夢を見ているときに記憶が整理される
「覚えたことは思い出せるが、覚えていないことは思い出しようがない」と言われます。当たり前といえば当たり前のことですが、一生懸命に覚えるために時間を使うだけでは記憶として残ってくれません。 記憶されるには、以前に記憶したことと照らし合わせて、整理をして重要なことを記憶としてインプットすることが第一段階です。 これは一時的な記憶であって、本当に記憶として刻み込み、いつでも引き出せるようにす