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ノルディックウォーキングとポールウォーキングの歩き方
ノルディックウォーキングとポールウォーキングの違いについては、これまでに何度が触れてきていますが、年齢を重ねて普通の速度の歩行もできにくい人を対象にして、どう違うのかということは触れてきませんでした。触れてこなかったのは、このコーナーは文字数が限られているからで、たっぷりと語る時間があるセミナーなどでは詳しく説明しています。中でもインターバルウォーキングの講習では、ノルディックウォーキングとポール
75歳以上の運動に適したインターバルウォーキング
高齢者が今のところ65歳以上とされていますが、年金の支給も含めて高齢者の年齢を上げようという議論が行われています。高齢者の年齢を上げることについては、日本老年学会と日本老年医学会が高齢者が以前に比べて身体的に若くなっているということで、65歳から75歳にするべきだという提言をしています。これを受けてのことなのか、定時的な配慮があるのかの議論は別にして、高齢者が若くなっているのは事実で、65歳で高齢
74歳以下は75歳以上の何を支えればよいのか
2018年は後期高齢者の数が前期高齢者の数を上回る記録に残る年です。日本の高齢者は増え続け、高齢化率は27.3%(2017年)に達していますが、これまでは前期高齢者(65〜74歳)が後期高齢者(75歳以上)を上回ることはありませんでした。初めての出来事だけに、画期的な対策がなされるのかと思って待ち構えていたのですが、10月末になっても、まだ大きな出来事はないという印象です。 後期高齢者が前期高齢
不規則な生活が発病の原因になるのか
早起きは健康によい、とは言われているものの、それは日常的に早起きをして、それに合わせて早寝をするという一定のリズムで生活をしている場合のことです。早起きをしたり、通常の時間に起きたりを繰り返すようなことをしていると生活リズムが乱れてしまいます。例えば、いつもの起床時間で1日を始めたときには食欲もあり、排泄もスムーズにいっていた人が、1〜2時間も早起きをしたときには食欲が高まらず、いつもなら食べてか
酸素を多く吸えばやせるわけではない
有酸素運動は体内に酸素を多く取り込むことが大切であり、そのために速歩と普通歩行を交互に繰り返すインターバルウォーキングを紹介しています。そんな面倒なことをしなくても、「携帯型の酸素吸入器を使って酸素を口から入れてやればいいのでは」と考える人は多くて、インターバルウォーキングの説明をすると、よく質問されることです。ジョギングをして息苦しくなったときに、圧縮酸素を吸い込むことはありますが、それは一時的
インターバルウォーキングはエネルギー理論
速歩と普通歩行を交互に繰り返すインターバルウォーキングは、初めはサーキットトレーニングのウォーキング版として考えられました。サーキットトレーニングは無酸素運動のマシントレーニングと有酸素運動のジョギング(その場足踏み)を交互に繰り返すもので、無酸素運動によって筋肉に血液を多く送り込み、それによって筋肉の中の酸素を増やし、その酸素を有酸素運動で使って脂肪を効率よく代謝させることを狙っています。マシン
大人のリバウンドと子供のリバウンドの違い
リバウンドについての情報に続いて、リバウンド対策について触れるつもりで準備していましたが、その最中に健康雑誌の編集者から連絡があり、「大人と子供のリバウンド対策の違い」についての問い合わせがありました。大人と子供では同じダイエット法であっても、効果が異なることがあります。その原因は複数あるのですが、中でも決定的な違いとなっているのが代謝成分の違いです。細胞の中のミトコンドリアでエネルギー代謝を起こ
リバウンドの本当の意味
リバウンドという言葉を出すと、私たちの団体が日本メディカルダイエット支援機構であることと関係がないシーンでも、「体重が減った後に元の体重に戻ること」を思い浮かべることが多くなっています。せっかく頑張ってダイエットに取り組んで、体脂肪を減らすことに成功したのに、また体脂肪が増えたことを指しています。筋肉が増えて、体重が増えたことをリバウンドと表現することは、あまりありません。 リバウンド(rebo
歩行強度計とハートレートメーターの違い
歩行強度計について取り上げたところ、「歩行強度計で安全性は保たれるのですか」という質問がノルディックウォーキング関係者からありました。ノルディックウォーキングの指導者はハートレートメーター(心拍計)を装着して、参加者の安全確保につとめていることから、歩行強度計で充分なのかと考えるのは当然のことです。歩行強度計はウォーキングをしているときの中強度の状態を測定して示す装置で、最も脂肪代謝が盛んな状態を
医学的な歩き方の象徴的なネーミング
医学的な研究に基づいたウォーキングのことを、どのように表現するかというネーミングは普及のためには重要です。その打ち合わせをすると、まず出てくるのは「メディカルウォーキング」です。私たちの団体の名称は日本メディカルダイエット支援機構なので、メンバーがメディカルをつけたくなる気持ちはわかります。しかし、ウォーキングの世界で「メディカルウォーキング」というと書籍が有名で、それも私たちがよく知っている方が