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腸内細菌の多様性がダイエットにつながる

腸内には約100種類、100兆個以上の腸内細菌が棲息するという話は、今でも当たり前のように語られています。WEBサイトを閲覧して回っていると、この情報は今でも数多く紹介されています。しかし、300種類、300兆個という説が登場し、今では500種類、1000兆個という発表もされています。こんなにも腸内細菌の数が増えた、という話ではなくて、研究によって実態が明らかになってきたということですが、これだけ


やせている先生のダイエット法は正しいのか

ダイエット法の情報ほど怪しく感じるものはなくて、科学的な解説がされていると信じてしまいがちですが、正しいことなのか、怪情報なのかの判断は難しいことです。ダイエット情報が正しいかどうかの判断基準として、ありがちなのはダイエット法を語っている先生が太っているか、やせているかを一般の方々は重要視していることです。どんなに素晴らしい研究者で、素晴らしい研究をしている先生であっても、その先生が太っていたら、


「ジェネリックは先発医薬品と中身は同じ」は本当か

処方箋薬を購入するときには「ジェネリックにしますか」と聞かれます。ジェネリック医薬品は、先発薬と呼ばれるオリジナルと一緒という話をされ、しかも安いのでお得だと言われます。先発の医薬品には20〜25年間の特許期間があり、その期間が過ぎたものが後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品です。先発医薬品とジェネリック医薬品で同じなのは有効成分の種類と量のことで、錠剤やカプセルとしての医薬品全体が、まったく一


30食品に含まれるもの含まれないもの

女性月刊誌の記者から、「七味唐辛子は7食品になるのですか」という質問をされました。これは以前にセミナーでギャグとして話したことと一緒のことだったので、あえて返答させてもらいました。品目数については、以前に“1日30食品”ということが言われ、1日に食べる食品の数を増やすことが栄養バランスを整えることだというので、メディアにも盛んに取り上げられました。 日本メディカルダイエット支援機構は“おかず”は


同じ先生がテレビで違うことを言っている

日本メディカルダイエット支援機構では、厚生労働省をはじめとした官公庁、大学などの研究機関の研究成果などの情報を検索して、医師、研究者、団体役員などに健康情報メールとして毎週1回、発信しています。このうち研究成果は、まだ途中の段階のものもあり、ここまで研究が進んでいるということを知ることで、研究が重ならないようにする、さらなる研究の道を目指すといった使い方がされています。研究途中のことなので、同じよ


医薬品としての三大ヒトケミカル

メディア関係者から、以前に返答したことと同じ質問が来ることがあります。教えてもらったことを忘れたということではなく、記録や資料を調べるよりも、もう一度聞いたほうが簡単に済むということもあるようです。そういった質問に再び答える当方の姿勢がメディアの方々を安易にさせてしまうのかもしれませんが、このコーナーでも同じことを繰り返して紹介させてもらいます。少しだけ書き方を変えますが。 その質問というのは、


超高齢社会のモデル地域とは

2020年に高齢化率30%に達することが予測される日本は、それから30年後の2050年には高齢化率40%の超高齢社会に突入すると予測されています。中国の高齢社会が世界の経済に大きな影響を与えることが懸念されていますが、その中国は30%の高齢社会に達するのも2050年と予測されています。中国の高齢対策プロジェクトに参加しているアドバイザーから「中国は金もある、土地もある、人もいる。日本に期待するのは


香港を世界一の長寿にした食べ物とは

30年以上も世界一の長寿を誇っていた日本が、香港に抜かれて男女平均が世界2位となりました。日本の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳と過去最高を更新しましたが、香港の延びは急速で平均寿命は男子が81.32歳、女性が87.34歳となりました。そのことが発表されてからテレビ番組で香港の長寿の秘訣が取り上げられる機会が増え、香港で健康を維持している元気な高齢者の運動と食生活が紹介されています


「・」と「、」の使い分けで健康情報を正しく伝える

読み間違いを防いで正しく伝えることはテレビ番組、ラジオ番組だけの話ではなく、書籍や雑誌、WEBサイトでも、あってはならないことです。誤字、脱字は気をつけていても、ある程度は仕方がないものです。原稿を書いている段階で誤字、脱字、変換ミス(パソコン使用)があっても、しっかりと校正をしてから公開すれば正しくなるだろうし、WEBサイトなら文字修正可能なソフトが入れ込んであれば、いつでも簡単に直すことができ


70歳は免疫の分岐点

70歳という年齢は健康について考えるときのターニングポイントです。男性は平均寿命が80歳を超えましたが、平均寿命まで、あと10年ということになり、この10年間を如何に過ごすかというのが人生の締めくくりを幸せとできるのか、それとも不幸と感じながら最期に向かうのかの大事な分かれ目になります。幸せな10年間のためには、入院することもなく、介護を受けることもなく自由に暮らしたいものですが、実際には健康寿命