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1日2食を充実させるという話の根拠
今の前期高齢者が子どもだったときのこと、テレビで見るアメリカの生活に憧れを持ち、朝から家族が大きなテーブルを囲み、その上の豪勢な食事を食べているシーンから、アメリカと日本の違いをまざまざと見せつけられていたといいます。この朝食シーンを持ち出して、「アメリカはパンを食べていたから、ご飯だけの日本に勝った」というような馬鹿げたことを真顔で話す大人がいて、それを今でも思い出すという人は多いようです。日本
記念日5月11日〜17日
広く健康に関わる記念日について紹介します。 5月11日 全国ご当地スーパー協会が、ご(5)とう(10)ち(1)の語呂合わせで「ご当地スーパーの日」と制定。毎月11日は「ロールちゃんの日」(山崎製パン)、「めんの日」(全国製麺協同組合連合会)。 5月12日 看護の日制定を願う会がナイチンゲールの誕生日などから「看護の日」と制定。團助が、ごま(5)どうふ(12)の語呂合わせで「永平寺胡麻豆腐の日」
健康経営は幸せになれる方法なのか
健康経営は、働く人の健康を重視した考え方で、これを推進しているのは厚生労働省ではなくて経済産業省です。ということは経営面で健康を取り上げているということですが、経済産業省は以下のように定義しています。 「健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の構造等の組織の活性化をもたらし、結果
自分でできるツボ療法が悪用?されたことがある
ツボ療法というと東洋医学の治療法であり、予防法としても使われています。ツボ療法を体験するには一般的には東洋医学の治療院などに行くか、専門家に来てもらうということになりますが、日本メディカルダイエット支援機構ではメンバーの専門家の協力のもとに「自分でできるツボ療法」を紹介しています。教えているというと、来てくれ、継続してやってくれという要望がきてしまうので、あえて紹介と言っています。 ツボ療法は経
発達栄養学107 脂肪は太りやすいものの多くのエネルギーとなる
同じだけの量を食べているのに太るということがありますが、それは食品に含まれている脂肪の量が大きく関係しています。三大エネルギー源の糖質、脂質、たんぱく質はエネルギー量が違っていて、1gあたりで比較すると糖質は約4kcal、脂質は約9kcal、たんぱく質は約4kcalとなっています。脂質は糖質の2倍以上のエネルギー量となっているので、脂肪が多く含まれていると、食べた量に比べて太りやすくなるのは当然の
健康寿命延伸のための提言34 提言のエビデンス3食事12
国立高度専門医療研究センター6機関(国立がん研究センター、国立循環器病研究センター、国立精神・神経医療研究センター、国立国際医療研究センター、国立成育医療研究センター、国立長寿医療研究センター)が連携して、研究成果として「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開しています。提言のエビデンスの解説(第12回)を紹介します。 前回に引き続き、アメリカのNIH(Natio
“支える人を支える”その人を支える
高齢者は次世代の子どもたちや、その子どもたちを支える立場になってほしいという思いは、発達障害児の支援活動に携わっていると、痛切に感じています。外見からわかりやすい障害児は社会的な支援システムがあり、支援施設もあって、それなりに地域社会からも支えられています。これに対して、発達障害児は外見ではわかりにくく、まだ地域で支えるところまでいっていません。 通常の学校に通学している発達障害児が利用できる発
学習障害106 算数障害への接し方2計算できるようにする工夫
算数障害がある子どもは、数の概念を理解するのが困難という例も少なくありません。1という数字は個数でいうと1個(●)というのはわかりやすく、2は2倍の2個(●●)、3は3倍の3個(●●●)というところまでは簡単に進むことができます。これが4以上になると急に困難さが出てきて、4という数字は「よん」と読んで、4という文字になって、●+●+●+●、●+●●+●、●+●+●●、●+●●●、●●+●+●、●●
盗むやつより盗まれたやつが悪いと言われる時代の対応
「盗まれない知識をつけろ」ということが盛んに言われた時代があります。日本メディカルダイエット支援機構の理事長が子どものころに、勉学のモチベーションを高めようとして周囲のお年寄りが口にしていたことです。一生懸命に働いて買った高級品は泥棒に入られたら簡単に持っていかれてしまうけれど、頭の中に詰め込んだものは盗まれることはない、というような意味です。 とにかく盗まれないものを頭に詰め込むように頑張ろう
65歳以上の高齢者は支えられる側なのか
高齢者の従来のイメージであった若い人たちに支えられる立場ではなく、積極的に健康情報のために活動して、その成果を次世代に活かしてもらおう、という新老人運動について、100歳を超えて現役医師であった日野原重明先生へのインタビューをもとに前に紹介させてもらいました。高齢者というと以前は60歳以上でしたが、今は65歳以上とされています。それだけ日本人は元気になってきているということなのか、それとも高齢者が