アジア原産のマメ科の1年草である亜麻(フラックス)の種子を絞った油です。不飽和脂肪酸であるn‐3系のα‐リノレン酸とn‐6系のリノール酸を豊富に含んでいます。コレステロール抑制、エネルギー代謝、心臓の血液循環、免疫向上の機能があります。また、ごまと並んで豊富に含まれるリグナンには、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)と同様の働きをする植物性ホルモンとして、骨粗鬆症や動脈硬化の予防の働きがあります。亜麻仁油は加熱に弱く、食品として摂取する場合には、常温での摂取が必要となります。