健忘録11 2000年の大きな変化

1995年から始まった健康関連の出来事の大変化の一応のゴールは2001年で、この年の1月6日に厚生省と労働省が合併して厚生労働省が発足しました。

その前年の2000年には、次々と新たな施策が始まりました。

その一つが健康日本21です。第3次国民健康づくり対策の元年にあたり、21世紀における国民健康づくり運動が掲げられて、「健康日本21」と名づけて、健康寿命の延伸と生活の質の向上が生涯を通じた健康づくりとして始まりました。

それまでは健康づくりの方針を掲げても、目標値と達成時期が定められていなくて、実際に成果があったのかが明らかにされないこともありました。

そこで「健康日本21」では目標値と実際の違いを10年後に検証して、次の10年の計画を立てるという画期的な健康づくりの施策が打ち出されました。

この国民運動では、予防対策としてメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を掲げて、内臓脂肪の減少が大きな健康目的としてスタートしました。

2000年には、翌年の厚生労働省の発足を踏まえて、厚生省の従来の健康づくりのための食生活指針を改定して、新たな『食生活指針」』を農林水産省、文部省(現:文部科学省)との連携で、各省庁の取り組みとして発表されました。

『食生活指針』
1.食事を楽しみましょう
2.1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
3.主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを
4.ごはんなどの穀類をしっかりと
5.野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて
6.食塩や脂肪は控えめに
7.適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を
8.食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も
9.調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく
10.自分の食生活を見直してみましょう
〔小林正人〕