健忘録7 NPO法人から公益法人への拡がり

NPO法人(特定非営利活動法人)は、特定非営利活動促進法が施行された1998年12月1日から認められるようになりました。当時は認証の数は少なく、中央省庁再編があった2001年1月6日から内閣府が主導するようになってから、急速に設立数が増えました。

2001年1月6日は中央省庁再編の初日で、総理府から内閣府に名称と活動が変更となりました。

その当時は、事務所が県境をまたぐ2か所以上にあるNPO法人は内閣府の認証で、1か所のNPO法人は都道府県の認証と所轄が分かれていました。

その所轄制度が変更になったのは2012年のことで、事務所が県境をまたぐ2か所以上にあるNPO法人は都道府県の認証となり、1か所のNPO法人は指定市(政令指定都市)という身近な自治体の認証となりました。

これを契機に、NPO法人の設立数が大きく増えて、今では国内に約5万ものNPO法人が存在しています。

NPO法人を所管する部署の担当(審議官)が厚生労働省で世話になった方の一人であったことから、NPO法人に関わる仕事も、新たにNPO法人を設立したいという方々の支援もさせてもらいました。

NPO法人が内閣府の直接的な所管ではなくなったタイミングで、新たに活動が始まったのが公益認定等委員会で、その事務局は内閣府に設けられました。

その役割は、それ以前の社団法人と財団法人の制度から公益社団法人と公益財団法人を認定して推進していくことであり、「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」が運用されています。

それと同時に、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」も運用が始まり、社団法人と財団法人は公益か一般かに分けられることになりました。

この制度変更によって、公益社団法人を目指す社団法人、公益財団法人を目指す財団法人からのサポート依頼が飛び込んできました。そして、サポートした法人からの仕事も増えていきました。

また、今では新規に公益社団法人、公益財団法人を設立したいとの相談も受けるようになっています。
〔小林正人〕