しっちゃかめっちゃかと聞いて、NHK(Eテレ)の子ども向け番組の『u&i』のキャラクターを思い出すのは、2018年〜2023年当時に子どもだったか、子どもと一緒に視聴した親くらいかもしれません。
白いサルの妖精はシッチャカ、ピンクのサルの妖精はメッチャカで、メッチャカの声を演じていたのは“きゃりーぱみゅぱみゅ”だったと記憶しています。
この番組は、身体障害や発達障害などのマイノリティの特性を持つ子どもが夢の中でシッチャカとメッチャカに出会って悩みを話すという内容で、その悩みについて理解を深めるという画期的な内容でした。
この番組を通じて、「しっちゃかめっちゃか」の意味を知ったという親子も少なくはなくて、今では日常会話で使われるようになった“めっちゃ”が広まった一つの要因とも考えられています。
「しっちゃかめっちゃか」は、物事が激しく混乱して、無秩序に入り乱れている様子を指す言葉で、「めちゃくちゃ」の強調表現です。
現在の世界情勢を見ると、まさに「しっちゃかめっちゃか」という状況で、シッチャカとメッチャカなら、どのように応えるのか、気になってしまいます。
「しっちゃかめっちゃか」に漢字表現はないのですが、めちゃくちゃは滅茶苦茶、その類語の「はちゃめちゃ」は破茶滅茶の漢字が当てられています。
〔小林正人〕






