「強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ」というのは、かつてのサッカー西ドイツ代表のツランツ・ベッケンバウアーの名言です。
勝ったほうが強いというのは結果であって、その前に必要なのは常に勝てる本物になることです。本物中の本物を目指すのはスポーツやビジネスだけでなく、あらゆる世界に通じることだ、ということは長くゴーストライターをする中で、何度も書いてきました。
それを今の時代にも当てはめられるのかというと疑問があります。
私たちが扱う情報、コンテンツ、テクニック、それを活かす人脈は、単に数が多いだけでなく、他の人では経験ができないことを数多く乗り越えてきたによって、本物になっていくのだと認識しています。
私自身も情報の宝庫(今どきの表現ではデータベース?)となれるように、情報のやり取りを重ねて、これまでにない成果を作り出すことに力を注いできたつもりです。
このような話をすると、断片的に聞いた方から「セルフラーニングAIのことかと思って聞いていた」との声が出ることもあります。
セルフラーニング、つまり自己学習をするAIは教師データ(人間がラベル付けした基本データ)に頼ることなく、AI自身がデータの特徴やパターンを自律的に発見・生成して学習する技術です。そして、膨大なデータから自らルールを導き出して、未知の状況にも柔軟に対応することが可能となります。
過去の話をするだけの経験者(年寄り?)は、頼りにされるよりも避けられても仕方がない時代になっているだけに、未知のことにも対応できる本物を目指してきました。
偽物の宝石(宝石と呼んでいいのか?)は、本物と比べると見分けがつくのが普通のことで、単品でも区別できるのがプロだとわれます。
そんなプロが身近にいると、本物でないこと、本物であったとしても価値が周囲にわかってしまうとの(浅はかな)考えから、本物が避けられる(邪魔になる)ことがあり、そのことを私自身も経験しました。それは最近もあったことです。
かといっても、自分を本物でないように見せるのは、とても受け入れられない相談です。
本物が近くにいることで、より本物であることが明らかになる、本物が並ぶことで、これまではできなかったことができるようになる、という判断ができる“本物”との活動に、これから取り組んでいきたい意向です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕






