食事摂取基準465 骨粗鬆症2

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病とエネルギー・栄養素との関連について説明しています。その中の骨粗鬆症と食事の関連の「概念と定義」の続きを紹介します。

〔概念と定義〕
「原発性骨粗鬆症の診断基準の2012年度改訂版」では、問診、身体診療、血液・尿検査、骨密度測定、脊椎X線検査等から、低骨量をきたす骨粗鬆症以外の疾患または続発性骨粗鬆症を認めず、骨評価の結果が次に述べる条件を満たす場合、原発性骨粗鬆症と診断することとしています。

まず、脆弱性骨折があり、その部位が大腿骨近位部か椎体であった場合は骨密度に関係なく骨粗鬆症と診断します。

骨折部位がそれ以外の場合は、骨密度が若年成人平均値(young adult mean:YAM)の80%未満であれば、骨粗鬆症と診断します。

脆弱性骨折がない場合は、骨密度がYAMの70%以下または-2.5標準偏差(SD)以下の場合は骨粗鬆症と診断します。

骨密度が-2.5SDより大きく、-1.0SD未満の場合は骨量減少と呼び、-1.0SD以上の場合は正常とします。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕