OMO 8 絵に描いたモチベーション1

モチベーションは向上心の支えであり、いかにモチベーションを高めるかというテーマは教育講習を始める際の重要ポイントとされています。モチベーションが高まれば(やる気スイッチがONになれば)、それで問題の半分は解決できるということを掲げている教育セミナーもあります。

しかし、モチベーションを無理やりのように高めるようなことだと、学んだことに疑問や悩みがあったときには、急激に高まった分(爆上がりした)だけ、急激に下がってしまう(爆下がり)することにもなりかねません。

講習は受講者が学びたいと思える内容と講習の名称、その資格などの名称が大事で、内容と名称の一致こそがモチベーションを高めるものとなります。

資格認定が大流行りの時代だけあって、こんな内容でよいのかと思えるものがあり、内容的には優れていても資格名に疑問があるというものもあり、さらに教えっぱなしで資格を与えてよいのかと思えるようなものを目にすることがあります。

そんなことを感じたときに頭に浮かんでくるのが、「絵に描いたモチベーション」という言葉です。

誰もが気づくように「絵に描いた餅」という諺(ことわざ)をもじったもので、モチベーションを高めてくれるような講習内容であったのに時代の変化についていけないものであったり、せっかく素晴らしい資格認定の名称なのに名前負けしていたりということへの警鐘の意味で使っています。

そのようなことにならないように、講習のときに自分への戒めの言葉として「絵に描いたモチベーション」を使うことがあります。講習の緊張を解いたり、場を和ませるためだけに口にしているわけではないのです。

私が代表を務める日本メディカルダイエット支援機構の講習は、単発講習として90分や2時間で修了するものと、連続講習として2〜3回でセットになっているもの、そして資格認定講習があります。

資格認定講習には回数と時間は別にして、1回の講習で修了する講習と、連続した段階方式の講習があります。私たちが採用して、力を入れて実施しているのは段階方式で、初級、中級、上級の3段階方式としています。

この方式のモデルとなっているのは家元制度で、上位の資格認定者が下位の講習会を開催して講師を務めるもので、教える立場になることで収入を得ながら普及に取り組むことができる教育方式です。教える立場になることでより学ぶことになるので、一生懸命さが違っています。
〔小林正人〕