SSF 2 セカンドステージのスタート

「第二の人生」という言葉があります。

さまざまな場面で使われていますが、これまで歩んできた半生(「はんなま」ではなくて「はんせい」)に区切りをつけて、新たな環境や新たな気持ちで歩み始めることを指しています。

定年退職をして仕事中心の人生を終えて、その後は悠々自適の生活を始めるという意味で用いられることも多くなっています。

第二の人生を、私たちは「セカンドステージ」と表現しています。

退職後の生活というと、セカンドライフという言葉も使われていますが、あえて“ステージ”を使うのは、人生の第二幕として、第一幕に匹敵する、場合によっては第一幕を越えるようなシーンの主人公になってもらいたいという思いを込めているからです。

セカンドステージの活動のために、私たちが立ち上げたのがNPO法人(特定非営利活動法人)セカンドステージ連盟です。立ち上げのタイミングは、2025年(令和7年)4月の1年前のことでした。

セカンドステージの始まりは以前は60歳からと一般には認識されていましたが、2021年(令和3年)4月1日に高年齢者雇用安定法が改正されて、65歳まで定年を延長することが推奨されました。

この推奨が義務に変わったのは2025年(令和7年)4月で、それに合わせて70歳までの雇用が努力義務とされて、現在の定年を超えても働きたいと希望する従業員は70歳まで雇用するか、雇用に準じる措置をしなければならなくなります。

高齢者の活躍の場だけを目指したわけではなくて、あらゆる年齢層を想定してのことでしたが、NPO法人の設立には目立ちやすい(わかりやすい)社会の事情と対応があったほうがスタートしやすいということもあって、まずは新制度によって仕事環境が変わる高齢者への取り組みから着手しました。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕