公益法人学51 認定NPO法人の8つの認定基準

認定NPO法人(認定特定非営利活動法人)は、8つの厳しい基準を満たして、所轄庁の認定を受けたNPO法人を指しています。

〔8つの認定基準〕
①パブリック・サポート・テスト
広く市民から寄付や支援を受けているかを測る基準で、「相対値基準(総収入の2割以上が寄附金)」または「全体値基準(3000円以上の寄附者が年平均100人以上)」などの、いずれかを満たす必要があります。

②共益的な活動の制限
特定の会員や身内を対象とした利益(共益的活動)ではなく、社会全体のための公益的な活動を行っていること。共益的活動が占める割合が50%未満である必要があります。

③運営組織・経理の適正性
組織の意思決定や会計処理が正しく行われていること。会計基準の遵守や、特定の親族・利害関係者が役員の多数を占めないことが求められます。

④事業活動の適正性
集居活動や政治活動、特定の公職の候補者を支持する活動をメインとしていないこと。また、特定の者に不当な利益を与えないこと。

⑤情報公開の適正性
資産や事業内容について、一般の人が閲覧できるように適切な情報公開を日常的に行っていること。

⑥事業報告書等の提出
毎年、毎事業年度終了後に所轄庁(都道府県か指定市)に対して事業広告書などを危険ないに提出していること。

⑦法令違反や不正行為がないこと
過去に法令違反、不正行為、その他著しく公益に反する事実がないこと。

⑧設立からの経過期間
法人設立の日から1年を超える期間が経過していること。
〔小林正人〕