投稿者「JMDS」のアーカイブ

「和食の日」和食文化国民会議が、いい(11)に(2)ほんしょ(4)くの語呂合わせで制定。

「いい尿の日」クラシエ製薬が、寒い季節は尿トラブルが増えることから啓発や治療を呼びかける目的で、いい(11)にょう(24)の語呂合わせで制定。

「鰹節の日」ヤマキが、鰹節の使い方、上手なだしの取り方を多くの人に知ってもらうことを目的として、いい(11)ふし(24)の語呂合わせで制定。

「冬にんじんの日」カゴメが、冬にんじんの旬の11月と、にん(2)じん(4)の語呂合わせで制定。

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)

“地獄の苦しみ”というと、誰も経験したことがない苦しい出来事を指していて、地獄に堕ちたくなければ善行を積むこと、善行に時間を割くことができない場合は代わりのもの(その多くはお金)を提供することというのが多くの仏教宗派が伝えていることです。

これに対して、私のベースとなっている浄土真宗には地獄が存在していません。浄土真宗の門徒(他宗では信者)は、亡くなったら即座に誰もが極楽に行くことができるという考え方をしています。

地獄があるとしたら、それは生きている現世に存在していることになります。浄土真宗の宗祖(開祖)の親鸞聖人の教えの中に「地獄」という言葉は出てこないものの、同じ発音をする「自業苦」(じごく)が教えの中にはあります。

自業は自業自得の前の部分のことで、自分が行ってきたことによって苦しむのは「自業苦」だとされています。これは何も悪いことや失敗をしたことを指しているだけではなくて、自らが行ったことが結果として現れているということで、よいことをしても苦しむことがあります。

他の人よりもよい生活をしている人が今の生活を崩したくない、もっとよい生活をしたいと望み、それがかなえられないこと、思ったよりも歩みが鈍いことを苦しみのように感じることがあります。これも自業苦となります。

この苦しみを、楽に変える生活ができれば、業の苦が楽になるということで「業苦楽」(ごくらく)となります。自業苦がなければ業苦楽もない、つまり苦しみを感じて自分を変えることができた人は、すべてが極楽に行けるという極楽往生という発想です。

亡くなった人の魂は、この世に残っているわけではないので、お墓は祖先を偲ぶ場であって、そこで祈りを捧げると魂が現世に戻ってくることもありません。お盆は他宗では迎え火と送り火が行われますが、浄土真宗では迎え火も送り火もなく、お盆に行われていることも他宗と比較するまでは知りませんでした。お盆に墓参りをすることはあっても、これも故人や祖先を偲ぶために行くだけです。

現世で業苦楽(極楽)を感じることができれば、亡くなったときに即座に自動的に極楽浄土に行けるわけで、閻魔大王のお裁きを受けることもない、そもそも裁判が行われる冥土に行くこともないわけです。

「自業苦」を経験しなければ絶対に極楽に行くことがないということではなくて、「自業苦」を感じた人であっても極楽に行くことができるということですが、この説明は他宗の方には理解しにくいことのようです。
〔小林正人〕

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に焦点を当てた特定健診・特定保健指導が始まった2008年は幸か不幸か、日本メディカルダイエット支援機構が特定非営利活動法人(NPO法人)として内閣府に認証された年で、「メディカルダイエット=メタボリックシンドローム対策」の印象を持って、多くの方々が対応してくれました。

私たちとしてみれば、メディカルダイエットはメタボリックシンドロームの対策が目的ではないものの、活動に弾みをつけるためには役立つだろうということで、特に異論を述べるわけでもなくて、メタボ関連の仕事は受け入れていました。

メタボリックシンドロームは、霞が関のお役所も医学系学会も医療機関も「内臓脂肪症候群」という訳語を使っているのですが、それは正しくはない、というのが私たちの考えで、それは事あるごとに主張してきました。

メタボリック(metabolic)は、代謝を意味しています。シンドローム(syndrome)は症候群のことで、複数の症状や兆候が同時に起こる状態を指しています。

ということで、メタボリックシンドロームは代謝の異常(低下)によって起こる、さまざまな状態ということになります。そこで我々の訳語としては「代謝低下症候群」を使い続けてきました。

代謝が低下することによって、血圧、血糖値、中性脂肪値、コレステロール値などに影響が現れるということで、その対策は代謝を高めることだ、というのは当たり前に理解できそうなものです。

ところが、食事を減らすことや糖質制限をすすめる医療関係者もいて、それでは根本的な解決にはなりません。そして、メタボ対策によって痩せてきたら(内臓脂肪が減ってきたら)、それで成功したと勘違いする人が多くなってしまいます。

年齢を重ねて代謝が低下してくると、食事制限をしても太ってくるということになります。代謝を高めるために何をすべきかということですが、それはエネルギー源を充分に摂取して、それを的確にエネルギー化して、体内(細胞内)で作り出したエネルギーを使って、全身の細胞を的確に働くことができる身体づくりをすることです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の欠乏回避の「目安量の策定方法」を紹介します。

〔目安量の策定方法〕
*成人(目安量)
健康な成人を対象として、ビタミンB₁₂摂取量と血清ホロトランスコバラミン濃度、血清メチルマロン酸濃度、血清ホモシステイン濃度との関係を調べた観察研究が報告されています。

いずれの生化学的指標も良好な値を示したのは、平均摂取量4.2μg/日(摂取範囲3.4〜5.3μg/日)以上の集団でした。

また、日本人成人(18〜64歳)の摂取量は、平成30年・令和元年国民健康・栄養調査の結果の中央値によると2.9〜6.0μg/日となっています。そこで4.0μg/日を目安量としました。

血清ビタミンB₁₂濃度は男性に比べて女性で高いことが報告されていますが、その詳細は明確になっていないこともあり、男女差は考慮されていません。

*高齢者(目安量)
高齢者には萎縮性胃炎などで胃酸分泌の低い人が多く、食品中に含まれるたんぱく質と結合したビタミンB₁₂の吸収率が減少しています。

しかし、高齢者のビタミンB₁₂の吸収率に関するデータがないことから、高齢者でも目安量は成人(18〜64歳)と同じ値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の「指標設定の基本的な考え方」を紹介します。

〔指標設定の基本的な考え方〕
ビタミンB₁₂の栄養状態を反映する生化学的指標として血清ホロトランスコバラミン濃度、血清メチルマロン酸濃度、血清ホモシステイン濃度が利用できます。

ビタミンB₁₂輸送たんぱく質トランスコバラミンにビタミンB₁₂が結合したホロトランスコバラミンの血清濃度は、分配されているビタミンB₁₂量を反映します。

ビタミンB₁₂の栄養状態が低下すると、ビタミンB₁₂を必要とするメチルマロニルCoAムターゼとメチオニンシンターゼの活性が低下して、血清ホモシステイン濃度が上昇します。

これらの生化学的指標を適正に維持できるビタミンB₁₂摂取量が報告されています。

しかし、それがビタミンB₁₂の欠乏症の回避に必要な最小摂取量を算定するために利用可能であるとの結論はまだ得られていません。

このため、推定平均必要量を設定せず、適正なビタミンB₁₂の栄養状態を維持できる摂取量として目安量を設定しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「お赤飯の日」赤飯文化啓発協会が、新嘗祭の日を制定。

「ハートケアの日」ハートケア情報委員会が、勤労には心臓が重要であるとして勤労感謝の日に制定。

「牡蠣の日」全国漁業協同組合連合会が、栄養豊富な牡蠣で勤労の疲れを癒してもらおうと勤労感謝の日に制定。

「いいふみの日」旧郵政省が、い(1)い(1)ふ(2)み(3)の語呂合わせで制定。

「珍味の日」日本珍味商工業協同組合連合会が、いい(11)つ(2)まみ(3)の語呂合わせで制定。

「ゆず記念日・いい風味の日」高知県ゆず振興対策協議会が、いい(11)風味(23)の語呂合わせで制定。

「勤脳感謝の日」サントリーウエルネスが、勤労感謝の日(11月23日)に脳も一緒に労う日として制定。

毎月23日:「乳酸菌の日」(カゴメ)、「不眠の日」(エスエス製薬)、「国産小ねぎ消費拡大の日」(小ねぎ生産県協議会)

看脚下を「足元を見る」と簡約すると、勘違いされることがあります。足元を見るというのは、「弱みを見つけてつけ込む」ことも意味していて、困っている人や他に選択肢がない人に不当な要求をすることを指しています。

追い込まれている状況の人に対して、足元を見ることは絶対にやってはいけないはずなのに、それを平気でやってしまう人もいます。例えば、今晩の泊まる宿がない人に、本来の料金よりも高い料金を吹っかけるようなことです。

部屋が空いていないということなら泊まることができないのは仕方がないものの、1部屋だけ空いていて、それを通常の(標準的な)料金よりも高く言って差額を儲けようという行為です。

本来なら売れ残ったものを安く提供して損をしない程度にしようということは普通にあることで、それと同じことをしてもよいだろうと思うのですが、逆のことをしてくる人がいます。

旅行業界では、別の意味で足元を見ることをすることがあって、旅館で深々と頭を下げて迎えるのは、お客の足元を見るために、つまり客の値踏みをする行為と言われます。お辞儀をして何を見ているのかというと、それは靴です。

いろいろと金をかけることがあったら、靴に金をかける順番は後回しになりやすいということで、よい靴を履いているのか、そうでないのかは頭を下げている短時間で瞬時に見抜こうということです。

旅行業界に限った話ではないのですが、そのようなことをしている人にこそ、「看脚下」の3文字を突きつけて、己の足元を見つめ直したらどうなのかと言いたくなります。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

自分の年齢からして、どこまで有効に使えるかを考えるのは高齢者にとっては重要なことです。68歳の半ばで倫理指導を受けさせてもらったときには、「あと50か月」という短い期間を、いかに有効に活用するかという考えがありました。

日本人の男性の健康寿命の平均は72歳で、72歳の年の最後までの期間はちょうど50か月でした。それを2倍にしてもよいかと考えるようになったのは、平均寿命で考えても仕方がないのではないかと思い立ったからです。

男性の平均寿命は81歳ほどで、健康寿命との差は9年ほどなので72歳という単純計算をしていました。平均寿命は、正式には“平均余命”といって、それぞれの年代が何歳まで生きられるのかという推定値です。0歳の子どもの平均余命が平均寿命となります。

5歳ごとの数字が発表されていて、私の場合は70歳ということから、その歳での平均余命を見ると15.96年で、合わせると85.96歳となります。

ここから健康寿命との差の9年を引くと77歳になります。77歳の最後の月までの期間は、ほぼ100か月になります。

平均寿命の延伸に合わせて、定年退職の年齢も延びて、2025年4月からは65歳までの雇用が義務づけられました。また、70歳までは企業は就業機会を確保するための施策を講じることが努力義務とされます。

まだ、70歳まで同じ職場で働く機会が全員に保障されているわけではないものの、企業や団体は社会貢献事業を始めるか、外部の社会貢献事業で70歳まで働くことができるようにすることが求められています。

高齢者になっても働ける限りは働いて、社会のために役立ちたいと考えている人が、その通りに進むことができるようにしないとしたら、この貴重な時間を泥棒していることにならないか、という考えで、65歳以降の方々に対する時間を大切にするセカンドステージの構築を伝えています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の基本的事項の「消化、吸収、代謝」を紹介します。

〔消化、吸収、代謝〕
食品中のビタミンB₁₂は、たんぱく質と結合しており、胃酸やペプシンの作用で遊離します。

遊離したビタミンB₁₂は唾液腺由来のハプトコリンに結合して、次いで十二指腸においてハプトコリンが膵液中のたんぱく質分解酵素によって部分的に消化されます。

ハプトコリンから遊離したビタミンB₁₂は、胃の壁細胞から分泌された内因子と結合します。

内因子-ビタミンB₁₂複合体は主として回腸下部の刷子縁膜微絨毛に分布する受容体に結合した後に、腸管上皮細胞に取り込まれます。

消化過程は食品ごとに異なり、同時に摂取する食品の影響も受けます。

正常な胃の機能を有した健康な成人において、食品中のビタミンB₁₂の吸収率はおよそ50%とされています。

食事当たり2μg程度のビタミンB₁₂で内因子を介した吸収機構が飽和するため、それ以上のビタミンB₁₂を摂取しても生理的には吸収されません。

よって、ビタミンB₁₂を豊富に含む食品を多量に摂取した場合、吸収率は顕著に減少します。

また、胆汁中には多量のビタミンB₁₂化合物が排泄されますが(平均排泄量2.5μg/日)、約45%は内因子と結合できない未同定のビタミンB₁₂類縁化合物です。

胆汁中に排泄される真のビタミンB₁₂の半数は腸肝循環によって再吸収され、残りは糞便に排泄されます。

なお、健康な成人の平均的なビタミンB₁₂貯蔵量は2〜3mgです。

そして、1日当たり体内ビタミンB₁₂貯蔵量の0.1から0.2%が損失します。

また、食品中には、ヒトがビタミンB₁₂として利用できないシュードビタミンB₁₂が存在します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのビタミンB₁₂の基本的事項の「定義と分類」と「機能」を紹介します。

〔定義と分類〕
ビタミンB₁₂活性を有する化合物を総称してビタミンB₁₂といいます。

ビタミンB₁₂はコバルトを含有する化合物(コバミド)であり、アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、スルフィトコバラミン、ヒドロキソコバラミン、シアノコバラミンがあります。

アデノシルコバラミンとメチルコバラミンが補酵素として機能します。

日本食品標準成分表(七訂)と日本食品標準成分表(八訂)に従って、食事摂取基準の数値をシアノコバラミン相当量として示しました。

〔機能〕
ビタミンB₁₂は、アデノシルコバラミンとメチルコバラミンの形態で、それぞれメチルマロニルCoAムターゼとメチオニンシンターゼの補酵素としてスクシニル基とメチル基の転移反応に機能して、アミノ酸代謝に関与します。

ビタミンB₁₂の欠乏によって、巨赤芽球性貧血、脊髄と脳の白質障害、末梢神経障害が起こります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕