投稿者「JMDS」のアーカイブ

赤ワインはフランスのボルドー大学によって基礎研究が行われていましたが、それに続いて同大学ではフランスの南海岸に自生するフランス海岸松の内部樹皮に含まれるピクノジェノールの研究が始まり、抗酸化機能が確認されました。

しかし、内部樹皮は量が限られることから原材料が多くあるブドウの種が注目され、その抽出成分のグレープシードオイルの抗酸化作用について報告されました。

その後には、緑茶のカテキン、魚介類などの赤い色素のアスタキサンチン、ごまのセサミン、トマトのリコピン、マリーゴールドのルテイン、カシス、ブルーベリーなど、さまざまな抗酸化成分が登場しましたが、2001年に決定的とされるコエンザイムQ10が登場しました。

コエンザイムQ10は同年に医薬品の成分から食品の成分として用いることが厚生労働省から許可されていて、糖質と脂質を代謝させる補酵素として広く知られるようになりました。

メディアでコエンザイムQ10が大々的に取り上げられるようになったのは、日曜日のゴールデンタイムのテレビ番組で紹介されてからですが、抗酸化成分であるのは間違いないものの、そこばかりが着目されて、肝心な代謝促進成分であることが伝わらなかったという残念なこともありました。

こういった流れもあって、抗酸化を打ち出した赤ワインブームは落ち着いていきました。

その流れの、ほぼすべてにメディア広報などに関わってきたので、活性酸素と抗酸化成分には詳しくなりました。この内容は「抗酸化アドバイザー」の講習テキストの中に入れ込んであります。
〔小林正人〕

「とろみ調整食品の日」介護医療食品のフードケア(神奈川県相模原市)が、誤嚥防止の普及のために、と(10)ろみ(3)の語呂合わせで制定。

「榮太棲飴の日」榮太棲總本舗が、榮太棲飴の生みの親の細田栄太郎の誕生日にちなんで制定。

「飲むオリーブオイルの日」クオリティライフ(和歌山県白浜町)が、トルコ産のエクストラバージンオリーブオイルを飲む習慣による健康の提案からトルコ(10)サンシャイン(3)の語呂合わせで制定。

「ドイツパンの日」ドイツパン研究会が、1990年に東西ドイツが合併された日にちなんで制定。

「洗浄の日」日本洗浄技能開発協会が、1000(せん)は10の3乗(じょう)であることから制定。

「健康オートミールの日」ライスアイランド(岐阜県岐阜市)が、10月はスポーツの日があって健康意識が高まる時期で、オー(0)トミ(3)ールの語呂合わせで制定。

「糖鎖の日」糖鎖生命コア研究所(名古屋大学、岐阜大学)が、糖(10)鎖(3)の語呂合わせで設定。

毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

2000年に、厚生省(現:厚生労働省)の従来の健康づくりのための食生活指針を改定して、新たな『食生活指針』が農林水産省、文部省(現:文部科学省)との連携で、各省庁の取り組みとして発表されました。

『食生活指針』の内容について書き記しておきます。

1.食事を楽しみましょう
・心とからだにおいしい食事を、味わって食べましょう。
・毎日の食卓で、健康寿命を延ばしましょう。
・家族の団らんと人との交流を大切に。また、食事づくりに参加しましょう。

2.1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
・朝食で、いきいきした1日を始めましょう。
・夜食や間食はとりすぎないようにしましょう。
・飲酒はほどほどにしましょう。

3.主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを
・多様な食品を組み合わせましょう。
・調理方法が偏らないようにしましょう。
・手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。

4.ごはんなどの穀類をしっかりと
・穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
・日本の気候、風土に適している米などの穀類を利用しましょう。

5.野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて
・たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。
・牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、カルシウムを十分にとりましょう。

6.食塩や脂肪は控えめに
・塩辛い食品を控えめに、食塩は1日10g未満にしましょう。
・脂肪のとりすぎをやめ、動物、植物、魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう。

7.適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を
・太ってきたかなと感じたら、体重を量りましょう。
・普段から意識して身体を動かすようにしましょう。
・美しさは健康から。無理な減量はやめましょう。
・しっかりかんで、ゆっくり食べましょう。

8.食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も
・地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう。
・食文化を大切にして、日々の食生活に活かしましょう。
・食材に関する知識や料理技術を身につけましょう。

9.調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく
・買いすぎ、作りすぎに注意して、食べ残しのない適量を心がけましょう。
・賞味期限や消費期限を考えて利用しましょう。
・定期的に冷蔵庫の中身や家庭内の食材を点検し、献立を工夫して食べましょう。

10.自分の食生活を見直してみましょう
・自分の健康目標をつくり、食生活を点検する習慣を持ちましょう。
・家族や仲間と、食生活を考えたり、話し合ったりしてみましょう。
・学校や家庭で食生活の正しい理解や望ましい習慣を身につけましょう。
・子どものころから、食生活を大切にしましょう。
〔小林正人〕

「豆腐の日」日本豆腐協会が、豆(10)腐(2)の語呂合わせで制定。

「跳びの日」日本なわとびプロジェクトが、跳(10)び(2)の語呂合わせで制定。

「グラノーラの日」カルビーが、1をスプーン、0を皿、グラノーラの原料のオーツ麦(02)の語呂合わせから制定。

「杜仲の日」日本杜仲研究会が、杜(10)仲(2)の語呂合わせで制定。

「とんこつラーメンの日」久留米ラーメン会が、とん(10)こつ(2)の語呂合わせで制定。

「芋煮会の日」山形県中山町が、い(1)も(0)に(2)の語呂合わせで制定。

1995年から始まった健康関連の出来事の大変化の一応のゴールは2001年で、この年の1月6日に厚生省と労働省が合併して厚生労働省が発足しました。

その前年の2000年には、次々と新たな施策が始まりました。

その一つが健康日本21です。第3次国民健康づくり対策の元年にあたり、21世紀における国民健康づくり運動が掲げられて、「健康日本21」と名づけて、健康寿命の延伸と生活の質の向上が生涯を通じた健康づくりとして始まりました。

それまでは健康づくりの方針を掲げても、目標値と達成時期が定められていなくて、実際に成果があったのかが明らかにされないこともありました。

そこで「健康日本21」では目標値と実際の違いを10年後に検証して、次の10年の計画を立てるという画期的な健康づくりの施策が打ち出されました。

この国民運動では、予防対策としてメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を掲げて、内臓脂肪の減少が大きな健康目的としてスタートしました。

2000年には、翌年の厚生労働省の発足を踏まえて、厚生省の従来の健康づくりのための食生活指針を改定して、新たな『食生活指針」』を農林水産省、文部省(現:文部科学省)との連携で、各省庁の取り組みとして発表されました。

『食生活指針』
1.食事を楽しみましょう
2.1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを
3.主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを
4.ごはんなどの穀類をしっかりと
5.野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて
6.食塩や脂肪は控えめに
7.適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を
8.食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も
9.調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく
10.自分の食生活を見直してみましょう
〔小林正人〕

「悪玉」という名称は、よくないものの代名詞ともなっています。

腸内細菌には悪玉菌がありますが、今では不要なものではないという説明がされています。

コレステロールも同じようなものだということを教えてくれたのは、悪玉コレステロールの命名者の中村治雄先生で、知り合ったときは慶應義塾大学病院(医学部)の内科科長から防衛医科大学教授に移るタイミングでした。

悪玉コレステロールの正式名はLDL(Low Density Lipoprotein)で、低比重リポタンパク質です。善玉コレステロールの正式名はHDL(High Density Lipoprotein)で、高比重リポタンパク質です。

コレステロールは肝臓で合成されて、血液中に放出されて全身に運ばれていきます。コレステロールは全身の細胞膜の材料であり、ホルモンの原料、胆汁の材料にもなっています。

健康維持に欠かせないものですが、悪玉と呼ばれるのは血液中で増えすぎると動脈硬化の原因となるからです。

コレステロールは脂肪の一種であるので、そのまま血液中に放出すると血液中では水と油の関係で固まってしまいます。そこで肝臓の中で、新水性のタンパク質とコレステロールが組み合わされた状態となります。これがリポタンパク質です。

コレステロールが多いリポタンパク質がLDLで、コレステロールが少ないリポタンパク質がHDLです。LDLは肝臓から血液を通じて全身にコレステロールを運ぶ船のようなもの、HDLは血液中の余分なコレステロールを集めて肝臓に戻していく積荷が少ない船のようなもの、と考えることができます。

LDLはLDLコレステロールと呼ばれることもあるのですが、LDLコレステロールはLDLに含まれているコレステロールのことです。しかし、一般にはLDLコレステロール、HDLコレステロールと認識されていることもあって、その呼び方を医療関係者も使うようになっています。

LDLが多いと動脈硬化のリスクが高まるといっても、これはLDLが活性酸素によって酸化すると異物として免疫細胞のマクロファージが取り込んで処理していきます。限界まで取り込むと活動を止めて、マクロファージは血管の内部に入り込みます。

これが続くと、血管が硬くなり、血管内部が狭くなっていっていきます。これが動脈硬化の始まりです。LDLが多いことではなくて、LDLが酸化することが問題であるので、酸化を防ぐことによって動脈硬化を予防することができるということです。
〔小林正人〕

「日本酒の日」全日本酒造組合中央会が、新米の酒造りが10月から始まり、酒造年度が10月1日から始まることから制定。

「コーヒーの日」全日本コーヒー協会が、コーヒー年度が10月1日から始まることから制定。

「日本茶の日」伊藤園が、豊臣秀吉の北野の大茶会の開催日にちなんで制定。

「食物せんいの日」アサヒ飲料が、10月1日を1001に見立てて、せんいちと読む語呂合わせで制定。

「天ぷら粉の日」昭和産業が、世界で初めてアメリカで天ぷら粉を販売した1960年10月にちなんで月の最初の日を制定。

「たまご蒸しパンの日」フジパンが、たまご蒸しパンを十五夜・十三夜のお月見シーズンに食べてほしいということで、その日に近い10月1日を制定。

「超熟の日」敷島製パンが、超熟が販売された1998年10月1日にちなんで制定。

「ピンクリボンの日」、「乳がん検診の日」エスティローダーグループが、乳がん早期発見月間の初日の10月1日を制定。

「頭皮ケアの日」資生堂プロフェッショナルが、頭(10)皮(1)の語呂合わせで制定。

「トンカツの日」味のちぬや(香川県三豊市)が、トン(10)カツ(勝つ=1番)の語呂合わせで制定。

「塩ふき昆布(えびすめ)の日」小倉屋山本(大阪府大阪市)が、塩ふき昆布の元祖のえびすめが販売された1945年10月1日にちなんで制定。

「食文化の日」日本食研ホールディングスが、創業記念日(1971年10月1日)にちなんで制定。

「ヤマモトヤ・玉子サンドの日」ヤマモトヤ山本幸子(神奈川県厚木市)が、1をパンに、0を玉子に見立てて制定。

「井村屋ゆであずきの日」井村屋グループが、あずきの収穫時期が10月であることと、毎月1日が「あずきの日」であることから制定。

「電話健康相談の日」ティーペックが、24時間年中無休の電話健康相談サービス「ハロー健康相談24」が1989年10月1日に開始されたことにちなんで制定。

「モンダミンの日」アース製薬が、モンダミンペパーミントの発売日(1987年10月1日)にちなんで制定。

毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)、「もったいないフルーツの日」(ドール)

健康に関連する情報を得て、体験もして実践をすれば、希望するような(情報の中でうたわれているような)結果が得られるものと期待するのは、多くの人に共通していることかと思います。

ところが、実際には頑張っているのに、一生懸命に取り組んでいるのに結果が出ないということがあり、頑張れば頑張るほど不安が高まってくる、かえって不調や痛みが出てくるということも起こりかねません。

なぜ、そんなことになってしまうのかというと、一つには情報が間違っていたことが考えられます。間違っている情報を正しい情報と見誤ってしまったということですが、「正しくない情報ほど正しいように見せかける」と言われるようなことがあります。

これは通販番組や宣伝講習販売で指摘されることがあるのですが、どうして正しい情報と思い込んでしまったのかというと、健康に関わるキーワードが上手に使われていることがあります。そのキーワードが勘違いさせるような使い方をされています。

もう一つは情報を得る側のリテラシー(読み取る能力)の差で、正しいキーワードが使われているのに、自分の勝手な理解で別のことを実践しているということがあげられます。

このことについては、この連載(健活keyword)の中で、徐々に明らかにしていきます。

キーワードの理解は重要な判断基準であるはずですが、キーワードというとネット情報の検索ワードとして理解されがちです。

キーワード(keyword)は、重要な情報を得るための“鍵となる語”であるとの認識から、直訳すぎるかもしれないのを承知で、「鍵語」という用語を使っています。

この鍵語の中でも発信者と受信者(健康づくり実践者)で違いがある用語を、次回から取り上げていくことにします。
〔小林正人〕

「クミンの日」ハウス食品が、ク(9)ミン(30)の語呂合わせで制定。

「宅配ピザの日」ドミノ・ピザジャパンが、初めて宅配ピザを行った1985年9月30日にちなんで制定。

「和栗の日」日本和栗協会が、和栗の収穫の最盛期が9月下旬で、栗(9)を通して育てる人・菓子を作る人・味わう人の三者(3)がつながり、その輪(0)を広げていきたいとの思いから制定。

毎月30日:「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)、「晦日そばの日」(本田商店)

アルコール飲料の提供を専門としている人は、いわゆる“酒に強い”というイメージがありましたが、「酒に強くてはいけない」と言われる方と出会ったときは驚きの感覚がありました。

それは、パレスホテル(東京・丸の内)の「ロイヤルバー」の初代チーフバーテンダーの今井清先生です。今井先生の異名は「ミスター・マティーニ」で、マティーニを作らせたら世界でも右に出る者はいないと言われた超有名人です。

マティーニはドライ・ジンにドライ・ベルモットを4:1の割合で合わせて、あとはステア(材料と氷をミキシンググラスに入れて手早くかき混ぜる)してオリーブを添えるだけのシンプルな作り方だけに、「カクテルはマティーニに始まりマティーニに終わる」とまで言われます。

初めての客の一杯目にマティーニを注文されたら、「試験をされているに違いない」と思って覚悟して作らなければならない、とも言われています。

マティーニはジンベースのカクテルの代表で、カクテルの王様とも呼ばれています。その王様を扱ってミスター・マティーニと呼ばれるようになったのは、バーテンダー世界大会のマティーニ部門の優勝者ということだけではありません。

冷蔵技術が普及していない戦後の時期に、それまでは常温に置かれたジンを使うのが普通だった常識を覆して、冷やしたジンでマティーニを作った最初の人で、ジンそのものの味を残した冷たいマティーニを飲むことができるようにしたパイオニアです。

ジンを冷やしておくことによって、ステアのときに氷が溶けて味が薄まることを極限まで減らすことができます。さまざまな逆転の発想をされた方であり、それは私のような素人でもカクテルを通して学ぶことだらけの師匠でした。

お酒に関わる仕事をする人は、いわゆる“酒に強い”のが当然と考えられるところがあります。中でもカクテルは、あらゆるアルコール飲料の特徴を知っておく必要があるため、“飲める人”でないと務まらないとされてきました。

ところが、今井先生はアルコールに弱い“飲めない人”でした。バーテンダーが酒に強いと、だんだんと辛口を好むようになり、カクテルのテイスティングも変化していくことを教えていただきました。
〔小林正人〕