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メンタルが弱いと病気になりやすいことは以前から指摘されてきました。メンタル(mental)は「精神的な〜」という意味ですが、日本では精神、精神力を指して使われることが増えてきました。

メンタルの適切な表現を探す中で、「心の免疫力」という使われ方も登場してきました。

免疫力は人によって強さが異なり、少しくらいの外圧なら平気な人がいる一方で、わずかな変化でも極端な反応が起こる人もいます。免疫力が弱いという表現は過剰な反応をすることを指す例が多いのですが、気づかないところで徐々に影響を与えることが起こっています。それは脳への影響です。

脳は重要な器官であることから、必要なものを取り込み、不要なものは取り込まれないようにするか、わずかな量に抑える仕組みがあります。それは血液脳関門と呼ばれるもので、毛細血管の端に備わっています。

脳に必要なものはブドウ糖、ケトン体、一部のアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酸素、そして神経伝達物質のセロトニンです。セロトニンは脳神経細胞が次の脳神経細胞に情報を伝えていくために必要な物質です。

自然界においては必要のないものも血液脳関門のバリアを通過して、脳に影響を与えます。アルコール、カフェイン、ニコチン、医薬品のほかに、有害ミネラルの鉛、水銀、アルミニウムは吸収が抑制されるものの、必ず通過します。

血液脳関門の機能は常に一定ではなくて、強いストレスが継続しているときには機能が低下してバリアの効果が低下します。この状態では脳への有害ミネラルの取り込みが増えて、農薬、添加物、薬剤、化学物質なども通過するようになります。

脳に余計なものが入るとストレスが高まり、そのために血液脳関門の機能が低下するという悪循環にもなりかねません。

発達障害がある人はストレスが強くかかり、特に子どもの場合には強いストレスが続いている状態です。脳の機能が充分ではない子どもの場合には血液脳関門の機能が低いことから、食品に含まれる化学物質には特別な注意が必要になってくるのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

日本メディカルダイエット支援機構の講習内容は、これから先の日常的な情報を選択・判別するための基礎的な知識を身につける機会で、講習内容としてはレベルは高くないかもしれません。

しかし、基礎的なことを学び、それを元にして定期的に発信される情報を重ねてレベルアップすること、わからないこと疑問に感じたことには答えていくということを繰り返して、お互いにレベルを高めていくことを重要視しています。

言い訳めいて聞こえることがあるかもしれませんが、内容を素晴らしいものにできるのか、そうでないのかは、資格認定講習が終わってからの交流で決まっていくと考えています。

「腐っても鯛」という諺(ことわざ)がありますが、役に立たなくなっても名前だけは立派だということでは困ってしまいます。資格認定流行りの時代だけに認定資格の中には「腐った鯛」が混じっていることもあります。それに対して、私たちの資格認定講習は本来の諺をもじった「腐ってもタイアップ」という言葉を掲げています。

この言葉を講習の途中で使うと、息抜き、緊張の緩和などと評されることもあるのですが、覚悟をもって使っています。

「腐っても鯛」というときの鯛は真鯛(スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科マダイ属)を指しています。真鯛以外にも代表的な鯛は24種類あって、この中にはタイ科ではないものまであります。見た目が真鯛に似ているならまだしも、色も赤くはなくて形からしても味でも鯛と名付けてはいけないだろう、と思ってしまう的鯛や目鯛などもあります。

「腐ってもタイアップ」というのは、広報の一環になるようなタイアップであれば、注文が多くて自由に発言できない、面白くない内容ということであっても我慢をして受け入れるしかないという諦めの境地も含めて使っています。

資格認定を進めるために、連携先を探し、よいパートナーとなってもらうために、その企業や団体の仕事を手伝うことがあるのですが、実際には「腐った鯛」だったということもあり、今後はそのようなことがないように、との自戒を含めて講習の機会で使うこともあります。

日本メディカルダイエット支援機構は、メディカルダイエットを冠した資格認定ができる団体という利点を活かした講習を実施しています。基本的にはダイエットに関わる講習での認定としているのですが、中にはメディカルダイエット美容インストラクターとかメディカルダイエット若返り指導士という名称での依頼をされたこともあります。

せめてメディカルダイエットサプリメントアドバイザーとかメディカルダイエットスポーツインストラクターというメディカルダイエットの知識が活かせるものであればよかったのですが。

これまでメディカルダイエットを冠した資格認定講習で300人以上に認定をしてきましたが、これはタイアップの意味合いで始めたものです。東京のエステ関係の商材を扱う会社が取引先のエステティシャンに正しいダイエット知識を広めたい、そして正しい知識のもとによい商品を選んで使ってほしいという要望があり、お互いに普及につながるということでスタートしました。

日本メディカルダイエット支援機構の資格認定講習は3段階方式(初級、中級、上級)を特徴としていて、上位資格者が下位講習を主催して講師を務められる仕組みを採用しています。それを実施する予定でしたが、中級で終わりました。

というのは、中級資格者が初級講習で教えられるということで、1社から1人だけが受講して他のエステティシャンには中級認定者が初級講習をすれば、時間も講習費も節約できます。講習費としては経費を除いた半分が講師の収益で、残りをタイアップ先と当方での折半という形だったので、講習費は安くて済みます。

その代わり中級認定者は講習をしなければならないわけですが、講習テキストを使って教えること、資格認定試験を実施して合格することが条件であったので、テキストを渡して読ませるだけ、試験問題は複数で考えて合格点が得られればよいということもできました。

実際には、知識の普及ができたのかもわからないまま、取引先のすべてに資格認定ができたということで、急に受講者が減ってしまいました。

受講者の募集も、試験の採点も任せてほしいというタイアップは、結局は「腐ってもタイアップ」ではなくて、「腐ったタイアップ」と言われても仕方がない状況になってしまいました。

その反省と、これからは素敵なタイアップをしていくという覚悟をもって、あえて「腐ってもタイアップ」という言葉を使い、そうならないことを望んでいる意志を伝えています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

6月1日
「氷の日」日本冷凍事業協会が陰暦の6月1日が江戸時代の氷室の日であったことから制定。
「氷みつの日」井村屋グループが氷(5)みつ(32)の語呂合わせで、5月32日=6月1日となることから制定。
「麦茶の日」全国麦茶工業協同組合が麦茶の季節の始まりで、衣替えの日でもあることから制定。
「チューインガムの日」日本チューインガム協会が6月1日は歯固めの日として硬いものを食べて健康増進を図る風習があることから制定。
「鮎の日」全国鮎養殖漁業組合連合会が鮎の旬が6月であることから制定。
「牛乳の日」Jミルクが国連食糧農業機構の世界牛乳の日に合わせて制定。
「ロールアイスクリームの日」SomethingNEW(東京都港区)が6をロール、1をアルファベットのIに見立ててアイスと読んで制定。
「梅肉エキスの日」梅研究会(大阪府大阪市)が、梅の実のシーズンの6月の初めの日を制定。
「長崎ちゃんめんの日」焼肉坂井ホールディングス(愛知県長崎市)が、長崎ちゃんめん1号店が開店した1971年6月1日にちなんで制定。
「鼠径ヘルニアの日」日本ヘルニア学会が、6がヘルニアの膨らみやヘルニアが出てくる穴に似ていることと、同学会が一般社団法人となった2023年6月1日にちなんで制定。
毎月1日:「あずきの日」(井村屋グループ)、「釜めしの日」(前田家)、「Myハミガキの日」(ライオン)、「もったいないフルーツの日」(ドール)

6月2日
「オムレツの日」日本シュリンク包装卵協会が、オム(06)レツ(02)の語呂合わせで制定。
「甘露煮の日」平松食品(愛知県豊川市)が、佃煮誕生のきっかけとなったとされる本能寺の変(1582年6月2日)に由来するとともに、甘露煮の露(6)煮(2)の語呂合わせで制定。(本能寺の変を知った徳川家康が岡崎に逃げる途中で小魚を煮たものを食べたと伝えられる)
「おむつの日」大王製紙が、おむつ(062)の語呂合わせで制定。
「ベビーチーズの日」六甲バター(兵庫県神戸市)が、6を六甲、毎日1個はベビーチーズを食べてほしいとのことから6月の第一日曜日を制定。

6月3日
「世界自転車デー」国連によって採択された国際デーの一つ。
「もろみみその日」ますやみそが、もろ(6)み(3)の語呂合わせで制定。
毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

6月4日
「虫歯予防デー」日本歯科医師会が虫(64)の語呂合わせで制定。
「水虫治療の日」大源製薬(兵庫県尼崎市)が、水虫が急増する梅雨入り前の時期で、む(6)し(4)の語呂合わせで制定。
「虫ケア用品の日」アース製薬が虫(64)の語呂合わせで制定。
「蒸しパンの日」日糧製パンが蒸し(64)パンの語呂合わせで制定。
「蒸し豆の日」マルヤナギ小倉屋(兵庫県神戸市)が、6月が食育月間で、む(6)し(4)の語呂合わせで制定。
「蒸し料理の日」Mizkan(ミツカン)が、蒸し(64)の語呂合わせで制定。
毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

6月5日
「環境の日」国連人間環境会議が人間環境宣言をした1972年6月5日にちなんで制定。
「ロコモ予防の日」ロコモティブ・シンドローム予防推進委員会が、6と5でロコモ、老後と読む語呂合わせで制定。
「ろうごの日」神戸市老人福祉施設連盟が、ろう(6)ご(5)の語呂合わせで制定。
毎月5日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

6月6日
「飲み水の日」東京都薬剤師会公衆衛生委員会が、世界環境デー(日本では「環境の日」)の翌日を制定。
「らっきょうの日」岩下食品(栃木県栃木市)が、6月はらっきょうの旬で、漢字の六は根菜のらっきょうが土の中で成長するのをイメージさせ、数字の6がらっきょうの形に似ていることから制定。
「山形さくらんぼの日」全国農業組合連合会山形県本部が、6月がさくらんぼの収穫の最盛期で、6がさくらんぼのシルエットに見えることから制定。
「大麦の日」大麦工房ロア(栃木県足利市)が、麦秋の季節の6月と大麦をO(オー)6(麦)と読むことから制定。
「梅の日」紀州梅の会が、室町時代の天文14年4月17日(現在の6月6日)に京都の賀茂神社の例祭で梅が献上された故事から制定。
「麻婆豆腐の素の日」丸美屋食品工業が、麻婆豆腐の素の発売日で、6が麻婆豆腐を食べるレンゲをイメージさせること、6+6=12(とうふ)となることから制定。
「ローカロリーな食生活の日」アイケイ(愛知県名古屋市)が、ロー(6)カロ(6)リーの語呂合わせと、無理(6)をしない無駄(6)にカロリーを摂取しないの意味を込めて制定。
「補聴器の日」日本補聴器工業会が、6が補聴器を耳の装着している姿に似ていることから左右の耳の66で制定。
「ロールケーキの日」ロールケーキの日実行委員会(福岡県北九州市)が、ロ(6)ールケーキの語呂とロールケーキの形が6の字が巻いているように見えることから制定。
「アンガーマネジメントの日」日本アンガーマネジメント協会が、怒りの感情のピークが6秒であること、怒りをムカムカと表現することからム(6)カム(6)カのゴリ合わせで制定。
毎月6日:「メロンの日」(全国メロンサミットinほこた開催実行委員会)、「手巻きロールケーキの日」(モンテール)、「手巻きロールの日」(モンテール)

6月7日
「緑内障を考える日」緑内障フレンド・ネットワークが、緑(6)内(7)の語呂合わせで制定。
「むち打ち治療の日」むち打ち治療協会が、む(6)ち打ちをな(7)おそうの語呂合わせで制定。
毎月7日:「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「Doleバナ活動の日」(ドール)

6月8日
「ガパオの日」ガパオ食堂のベース(東京都渋谷区)が、設立日の2007年6月8日にちなんで制定。
「ロハスの日」スーパーホテル(大阪府大阪市)が、地球環境と健康を意識した行動様式のLohasの取り組みを知ってもらうためにロ(6)ハ(8)スの語呂合わせで制定。
毎月8日:「お米の日」、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「ホールケーキの日」(一柳)、「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「スッキリ美腸の日」(日本美腸協会)

6月9日
「たまごの日」鈴木養鶏場(愛知県)が、卵が6と9に似て見えることから制定。
「岩牡蠣の日」ゼネラル・オイスター(東京都中央区)が、岩=ロック(69)の語呂合わせで制定。
「ロックアイスの日」小久保製氷冷蔵(千葉県八千代市)がロック(69)の語呂合わせで制定。
毎月9日:「クレープの日」(モンテール)

6月10日
「ミルクキャラメルの日」森永製菓が、1913年6月10日に初めてミルクキャラメルが発売されたことにちなんで制定。
「リボンシトロンの日」ポッカサッポロフード&ビバレッジがリボンシトロンの前身のシトロンの発売日の1909年6月10日にちなんで制定。
「ところてんの日」伊豆ところてん倶楽部が、ところ(6)てん(10)の語呂合わせで制定。
「ローストビーフの日」ローストビーフの通販たわら屋(静岡県菊川市)がロー(6)スト(10)の語呂合わせで制定。
「無糖茶飲料の日」伊藤園が無(6)糖(10)の語呂合わせで制定。
「BLACK無糖の日」UCC上島珈琲が無(6)糖(10)の語呂合わせで制定。
「うどんと和菓子をいっしょに食べる日」ちから(広島県広島市)が、うどんと和菓子を一緒に食べる食文化の普及を目的に、うどんと和菓子の店として同社が創業した1935年6月10日にちなんで制定。
「Doleスムージーの日」ドールが、スム(6)ージー(10)の語呂合わせで制定。
「てっぱん団らんの日」オタフクソースが、食育基本法が成立した2005年6月10日にちなんで制定。
「こどもの目の日」日本眼科啓発学会が、6歳までに視力0.1に成長するのが大事ということで制定。
「ロートの日」ロート製薬が、ロ(6)ート(10)の語呂合わせで制定。
毎月10日:「植物油の日」(日本植物油協会)、「糖化の日」(AGE測定推進協会)、「パンケーキの日」(日本ハム)、「コッペパンの日」(全日本丸十パン商工業協同組合)、「アメリカンフライドポテトの日」(米国ポテト協会)

「世界禁煙デー」WHO(世界保健機関)が禁煙を推理するために制定。

毎月31日:「菜の日」(ファイブ・ア・デイ協会)

号令に従って全員が同じ方向を向くことは「右向け右」と言い表されています。これは頭を動かして右側を見るということではなくて、身体全体を右に90度変えることを指示されています。

右でも左でも構わないとは思うのですが、同じ方向を向いて、その後には何をするかというと同じ方向に向かって進んでいきます。

これは軍隊や警察の規律訓練や体育のときの整列行進だけでなくて、言葉は違っても同じ方向を見て、同じように従わせるときに用いられる言葉であり、発想でもあります。

目線を向けて見ることについては、交通安全では「右見て左見て、もう一度右を見て」ということが言われます。ただ見るだけではなくて、道路を渡るときのルールとされていて、幼稚園や保育園、小学校に入ったときには初めのうちに習うことです。

これは車両が左側通行の日本ならでは、の習慣です。右側から来る車両が一番危険であるので、それを確認するために左を見る、そして再び右を見て安全を確認するという説明がされています。

これが道の横断ではなくて、さまざまな世界の安全対策では「右向け左」が用いられています。全員が右を見ているときに、それに従って同じ方向を見ていたのでは全体像を見逃すことがあり、危険に気づかないことにもなります。

そこで「右向け右」の状況になったときに、「右向け左」の発想をもって、見落としがないか、全員で同じ方向を見ていてよいのかという慎重さを持って行動することを呼びかける用語となっています。

これは企画立案でも重視されることで、論議を重ねていくことで全員の方向性が一致してきたときに、本当にそれでよいのか、その場の雰囲気に流されて偏った判断をしていないかという確認に意味でも「右向け左」が使われます。

全員が「右向け右」になるのは、そもそも左(だけでなく全方向)を見て基本となる提案をしなかったことが後々に問題となることも多いだけに、「右向け左」の発想で企画から会議、最終決断まで取り組む人が一人くらいいてもよいという考えがあります。

このことを気づかせてくれたのは、書籍の執筆が仕事だったときの編集担当者の言葉で、集中するほど意識を多方面に向けておく必要があり、それがヒット作の秘訣ということを話してくれました。

その言葉は、何事を考えるときにも頭の中にはあって、発達障害の特性がある人の中でも多動性の特性がある人には「右向け左」の役割を期待することがあります。発達障害では注意欠陥・多動性障害と呼ばれていて、自閉症スペクトラム障害と並ぶ発現率が多い状態を指すときに使われています。

注意欠陥というと集中できない困った状態のような印象も抱かれがちですが、多くのことに目を向けているからこそ、考えが偏らないという重要な特性であると考えています。

そのような特性を活かすための場作りも重要との考えで、学びに関わる仕事を進めているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

発達障害は自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害に大きく分けられています。この分類が情報として広まっているために、学習障害というと自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害とは違うものと認識されることがあります。

発達障害は自閉症スペクトラム障害、注意欠陥・多動性障害、学習障害が重なって起こることもあることから、自閉症スペクトラム障害と注意欠陥・多動性障害で学習障害が起こっている場合は、この重なった状態と思われることもあります。

しかし、実際には自閉症スペクトラム障害でも注意欠陥・多動性障害でも学習障害はみられて、それぞれの特性から学ぶことに困難が生じています。

発達障害がみられない子ども(定型発達)の場合は、学習に要するエネルギーを100%として考えたときに、集中して学ぶための条件に20%が必要で、学習そのものに要するエネルギーが80%という状態を想定してみます。

これに対して、自閉症スペクトラム障害は学習環境に慣れるために例えば40%が必要になるとすると学習に向けられるエネルギーは60%に低下することになります。環境に適合するために60%が使われる状態だった場合には、学習に振り分けられるエネルギーは40%と半分にもなってしまうことになります。

このような条件下で学習していたら、授業についていけないどころか、授業そのものが大きなストレスになって学ぶことができなくなるということが起こります。学べたとしても、試験の環境に慣れないために、せっかく学習した結果が発揮できずに終わるということにもなりまねません。

注意欠陥・多動性障害の場合には、落ち着いて座って学ぶことが負担になり、それを強いられることは強力なストレス下で脳を働かせることになり、学習のインプットにも、学んだことを試験で発揮するアウトプットでも持てる能力が発揮できないことにもなってしまいます。

学習障害の識字障害、書字障害、算数障害は学ぶためには徐々に克服していく必要がありますが、自閉症スペクトラム障害も注意欠陥・多動性障害も学ぶための能力を身につける機会を学校の学習とは別のところで得る必要があるということです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

連載コラムの「業苦楽」は、日本メディカルダイエット支援機構のホームページの中の最新情報の一つのコーナーとして書いています。“書く”という表現は、ワープロ(ワードプロセッサー)で文章を作成することが始まったときから、「書くが正しいのか、打つが正しいのか」との議論がされてきました。

今では書くというのは、昔の発想の筆記具を手にして、紙などに書き記していくことだけでなく、頭の中にあることを表現していく行為を指すことも含まれるようになってきて、パソコンの文章作成ソフトを用いて打ち込むことも“書く”と表現してもおかしくない状況になっています。

最近では、手指を使うこともなく、話すだけで文字が打ち込まれたのと同じようになるソフトがパソコンでもスマートフォンでも使えるようになっています。これを“書く”と表現するのは、まだ抵抗感があるという人もいます。

それは私のように書くことを仕事としてきた古い考えから抜け出せない“古い人間”に多いようですが、書くことを「文字にする」という発想から、新たなものや新たなことを生み出していくという発想に切り替えたときには、「創作=書く」と表現しておかしくない状況になっていきます。

書くべきことが何もないときでも、ペンを持つか、パソコンに向かうかして手を動かしているのかは、私にとっては(私だけではないはず)書くことと同じことになります。

発想は何かのヒントの言葉なりがあって、それを膨らませたり、変化させたり、場合によっては消していきながら高めていくものとの認識があります。

書くことによって考える、書くことによって考えをまとめていくということです。ただ考えていても結論が出にくい、結論が出ないこともあるという“苦”の状況から抜け出すには、書くことが“楽”になる手段となることから、自分がやってきたこと(業)の苦を楽に変えていく「業苦楽」に合致した行動ではないかと考えているところです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

資格認定講習は受講者が学びたいと思える内容と資格の名称が大事で、内容と名称こそがモチベーションを高めるものとなります。

資格認定流行りの時代だけあって、こんな内容でよいのかと思えるものがあり、内容的には優れていても資格名に疑問があるというものもあり、さらに教えっぱなしで資格を与えてよいのかと思えるようなものを目にすることがあります。

そんな疑問を感じたときに頭に浮かぶのが、「絵に描いたモチベーション」という言葉です。

誰もが気づくように「絵に描いた餅」という諺(ことわざ)をもじったもので、モチベーションを高めてくれるような講習内容であったのに時代の変化についていけないものであったり、せっかく素晴らしい資格認定の名称なのに名前負けしていたりということへの警鐘の意味で使っています。

そのようなことにならないように、講習のときに自分への戒めの言葉として「絵に描いたモチベーション」を使うことがあります。講習の緊張を解いたり、場を和ませるためだけに口にしているわけではないのです。

日本メディカルダイエット支援機構の講習は、単発講習として90分や2時間で修了するものと、連続講習として2〜3回でセットになっているもの、そして資格認定講習があります。資格認定講習には回数と時間は別にして、1度の講習で修了する講習と、連続した段階方式の講習があります。私たちが採用して、力を入れて実施しているのは段階方式で、初級、中級、上級の3段階方式としています。

この方式のモデルとなっているのは家元制度で、上位の資格認定者が下位の講習会を開催して講師を務めるもので、教える立場になることで収入を得ながら普及に取り組むことができる教育方式です。教える立場になることでより学ぶことになるので、一生懸命さが違っています。

ただ学んで、試験に合格するだけなら、わからないことが一部あっても問題はなくて、理解できないことがあっても問題にはならないかもしれません。ところが、教える立場になるとしたら、わからないことを、そのまま放置しているわけにはいかなくなります。

一生懸命に学ぶだけでなく、ずっと最新情報を得て学び続けることができるように、メディカルダイエットやサプリメント、健康ウォーキング、脳の健康寿命、発達障害の学習障害支援などのテーマでも、3段階方式を採用しています。

モチベーションの維持は資格認定講習には重要な要素で、モチベーションが継続していれば2〜3年ごとの資格の更新も行い、資格を活かして活動していこう、資格を看板にして自分の仕事に活かそうという人は増えていきます。

資格認定講習は開催するのは簡単でも、継続するのは難しいとされます。

いかに継続のためのモチベーションを高めることが重要かということで、認定者への発信情報に力を注いでいる団体もあり、その情報の提供を私どものところに求めてくる団体もあります。

日本メディカルダイエット支援機構では、健康関連の情報リサーチを毎日続けていて、それを毎週1回まとめて「健康情報」として送っています。

継続のための講習内容の更新と定期的な情報発信がないと、せっかくの資格認定が「絵に描いた餅」になりかねず、継続の意志も「絵に描いたモチベーション」となってしまいます。そのような実質が伴わないモチベーションにならないようにするには、必要とされる情報を提供することが重要で、そのためには資格認定者との交流によって実態に即した希望を把握し続けることが必要です。

日本メディカルダイエット支援機構は、この情報発信がモチベーションを維持するための重要項目と認識しています。資格認定団体の中には、「うちの会員(認定者)は注文をつけてこないので満足している」と話すところがあるのですが、質問にまともに答えてくれないことが続くと、質問すらしなくなります。それがわからずに、急に更新会員が減ってから慌てて相談されても、もう手遅れということにもなります。

そのようなことにならないように、自分への自戒の念も込めて、講習ではギャグに聞こえるだけかもしれないのですが、「絵に描いたモチベーション」を口走るようにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「530(ゴミゼロ)の日」530運動環境協議会がゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)の語呂合わせで制定。

「アーモンドミルクの日」アーモンドミルク研究会がアーモンドの実が5月下旬から成ることと、実(3)が丸く(0)なるの語呂合わせで制定。

毎月30日:「EPAの日」(日本水産)、「サワーの日」(宝酒造)、「みその日」(全国味噌工業協同組合連合会)

発達障害の子どもは10人に1人は存在しているのが現実であり、その支援(早期発見、早期対応)は国や自治体の責務とされています。これは発達障害者支援法に明記されていることです。

その発達障害の支援の取り組みとして、放課後等デイサービスの制度があり、制度が成立した2012年から子ども(小学生、中学生、高校生)の対応が行われています。その内容は施設(事業所)によって大きな差があるのは事実であっても、支援は継続して実施されています。

その一方で、社会課題となっているのは発達障害の改善や、特性を理解しての才能の向上に取り組んでも、学校や社会での受け入れ体制が、なかなか進んでいないことです。

支援施設のスタッフが頑張って、子どもたちを送り出しても、それを受け入れる側が理解してくれないのでは、努力が報われないことにもなります。努力が報われないのは、支援をする側だけでなく、支援を受けている子どもたちも同じことです。

そこで考えないといけないのは、もっと努力をして社会に受け入れられる子どもを育てていくことなのか、それとも別のことを実践するのか、ということです。

別のことというのは、社会全体の認識を変えていく活動で、発達障害の改善に取り組んでいる家族や支援スタッフからしたら物足りないと感じるかもしれない(おそらく強く感じている)のですが、発達障害の実態を広く知らせること、発達障害の特性を知らせること、そのために何ができるのかを、それぞれの方々に知らせることに、まずは取り組んでいます。

その知らせる方法として、私たちは児童発達サポーターの養成に取り組んでいます。

それで解決されるわけではないことは充分に気づいていて、どちらが優先されるべきなのか、ということではなく、どちらも並行して進めるべきことだと認識しています。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕