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金言のテーマとして相応しくないのではないか、との声が出そうですが、これはテレビ業界では「偉大なるワンパターン」は金言扱いを超えて、金言そのものとして使われています。

もちろん、単なるワンパターンで、お笑い芸人が同じギャグを言い続けて、その場の笑いを取ればよい、というのとは異なっています。それは、あまりよい表現ではないのですが、マンネリとか馬鹿の一つ覚えと言われる状態です。

ワンパターンは、変化や新鮮味がなくて、代わり映えのしない、工夫がないことを表す和製英語で、登場したときには若者言葉として紹介されていました。

今では新たな言葉は「新語・流行語大賞」にノミネートされることで認められたものとして記録されますが、以前は「現代用語の基礎知識」に掲載されることで世間に認められと認識されていました。

ワンパターンが掲載されたのは1980年版でした。「新語・流行語大賞」が始まったのは、その4年後の1984年のことです。

現在の「新語・流行語大賞」はユーキャンが運営(2004年から)していますが、それ以前は「現代用語の基礎知識」の発行元の自由国民社が運営していました。「現代用語の基礎知識」に掲載される(予定も含む)言葉の中からノミネートされて、その中から「新語・流行語大賞」のトップ10と年間大賞が選定されていました。

ここまではワンパターンという言葉の説明であって、お題の「偉大なるワンパターン」については、次回(金言の真理49)から触れていくことにします。

その話の始まりは、「偉大なるワンパターン」の代名詞とされるテレビ時代劇「水戸黄門」です。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

“正念”という言葉を使って書こうと考えたきっかけの一つは、私が大学生の時から今に至るまで一部の人たちに呼ばれ続けている俗称と同じだったからです。

その俗称は「正念さん」で、一部の人というのは真宗在家門徒会のメンバーです。このメンバーは、東洋大学でインド哲学を同時期に学んだ13人です。初めて在宅門徒の集まりに参加したのは大学2年生の時だったので、今から50年も前のことになります。

真宗は浄土真宗のことで、その開祖(宗祖)は親鸞聖人です。

真宗在家門徒会のメンバーは真宗十派に属する寺院の息子や孫にして、跡取りではない立場の人(在校生と卒業生、中には中退の人も)が、在家門徒として学び続けようということで始めたものです。

私は母親の実家(新潟県出雲崎町)の運行寺(真宗大谷派)で生まれ、その後は父親の赴任地で両親と一緒でしたが、3歳の時から小学校に入る前まで親元を離れて寺院で祖父母と暮らしていました。

母親は次女であったので、いわゆる外孫に当たります。長女には男児が3人いて(私にとっての従兄弟)、その三男が私より1年前に生まれているので、世間的な序列では4番目ということになります。

それなのに、寺院で生まれたのも、親元を離れて寺院で暮らしていたのも私だけでした。そのおかげで、“三つ子の魂”に仏教の基礎的な感覚が刻まれることになりました。このことについては、後に詳しく書くことになると思います。

その寺院は日本海側の山の中腹にあり、遠景に佐渡島が見える位置にありました。そこから、それほど遠くない越路町に同じ宗派(真宗大谷派)の慈光寺がありました。慈光寺は、東洋大学の創立者の井上円了先生の実家として知られていて、祖父(運行寺の住職)と一緒に訪ねたことがあります。

本人としては記憶には残ってはいないのですが、モノクロ写真には慈光寺の前で祖父と並んで写っていたので、行ったことだけは間違いありません。

私が祖父と祖母から「正念」と呼ばれるようになったのは、慈光寺を訪ねた後のことで、それについて祖母から話を聞いたのは高校生の時で、寺院に行っていたときでした。

通っていた柏崎高校は父親の母校で、ここでも親元を離れていたこともあり、柏崎からバスで1時間ほどの出雲崎には月に1回は行っていました。

「正念」と呼ばれながら過ごした寺院での経験が、第一の“正念場”だったと感じたのは、東洋大学に通うようになって、真宗在家門徒会で自分の短い過去を振り返った時でした。
〔小林正人〕

大根は品種改良によって、見た目が大きく変わりました。これは長らく大根を店頭などで見てきていればわかることで、初めから今の主流の青首大根しか見ていないという人には理解しにくいことかもしれません。

青首大根が登場したのは1974年のことで、タキイ種苗によって甘くて柔らかくて形が一定、さらに病気に強いというF1種(一代雑種)として誕生しました。

青首大根の名称は、根の上の部分(葉がある方)の胚軸が薄緑色になることから名付けられたもので、日本には緑色のものを青と表現する伝統があります。なぜ薄緑色になるかというと、青首大根は胚軸が成長すると地表からせり上がる特徴があり、日光を浴びた部分が薄緑色に変化します。

登場したばかりのときには、青首の部分は短かったのですが、だんだんと長くなっています。これは農家の高齢化と関係しています。

青首大根が地表からせり出すことができるのは、全体的な形状がまっすぐだからです。以前の主流であった白首大根の三浦大根、練馬大根は中央部が膨らんでいて、せり上がりにくくなっていました。

中央部が膨らんだ大根は、女性の足にたとえられることがあったのですが、今では大根足といえば白くて、ほっそりとした良い形にたとえられるようになっています。

まっすぐの形状であって、さらに地表に出ている部分が長くなれば、それだけ抜きやすくなります。これが農家の高齢化に関係している部分ですが、流通面でも青首大根は優位となりました。

太さが同じなので、一定の長さになったときに収穫することで、一定の箱に入れて効率よく運ぶことができます。それ以前は太さ、長さが違っていて、箱に入れて流通させることが難しかったので、価格が安定しない野菜(根菜)でした。

この話は次回(食の不都合な真実15)に続きます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンKの基本的事項の「定義と分類」を紹介します。

〔定義と分類〕
天然に存在するビタミンKには、フィロキノン(ビタミンK₁)とメナキノン類があります。これらはナフトキノンを共通の構造として持っていますが、側鎖構造のみが異なります。

メナキノン類のうち、栄養上、特に重要なものは、動物性食品に広く分類するメナキノン–4(ビタミンK₂)と納豆菌が産生するメナキノン–7です。

フィロキノン、メナキノン–4、メナキノン–7は、ヒトにおける腸管からの吸収率や血中半減期がそれぞれ異なり、生理活性も異なると考えられます。

ビタミンK₁に比して、ビタミンK₂の効果が大きいことは報告されていますが、相対的な生理活性の換算は困難であるため、ビタミンKの食事摂取基準は両者を区別せず、両者の合計量として指標(目安量)を算定しました。

分子量のほぼ等しいフィロキノンとメナキノン–4については、それぞれの重量を、メナキノン–7はメナキノン–4相当量に換算しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンEの「生活習慣病の発症予防」を紹介します。

〔生活習慣病の発症予防〕
血中α–トコフェロール濃度と心血管疾患による死亡リスク、ビタミンE摂取量と脳卒中リスク、骨折リスクに関する報告があります。

しかしながら、食事由来のビタミンE摂取者に限定した研究報告は乏しく、また、その結果も十分に一致していません。

また、耐容上限量よりも低用量のビタミンE補給(300mg/日程度)であっても、出血性脳卒中リスクや、前立腺がんのリスクが上昇したとの報告もありますが、報告数は少なく、十分な科学的根拠は得られていません。

以上から目標量の設定を見送りました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「国産とり肉の日」日本食鳥協会が、国産とり肉のPRのために干支の10番目が酉であることから10月、肉(29)の語呂合わせで制定。

「トニックの日」花王が、育毛ト(10)ニック(29)の語呂合わせで制定。

「ドリアの日」ニューグランド(神奈川県横浜市)が、ドリアを考案した初代総料理長がスイスから来日した1927年10月29日にちなんで制定。

「てぶくろの日」東和コーポレーション(福岡県久留米市)が、て(10)ぶ(2)く(9)ろの語呂合わせで制定。

「ジビエ(獣肉)の日」サンセイ(大分県宇佐市)、宇佐ジビエファクトリー、日本ジビエアカデミーが、獣(10)肉(29)の語呂合わせで制定。

毎月29日:「ふくの日」(日本アクセス)、「クレープの日」(モンテール)、「Piknikの日」(森永乳業)、「肉の日」(都道府県食肉消費者対策協議会)

日本で赤ワインブームが始まったのは1996年のことで、最大に盛り上がったのは1997年から1998年でした。

その根底にはフレンチパラドックスの研究がありました。フレンチパラドックスは、フランス人は飽和脂肪酸が多い食事をしているにも関わらず、心臓病(中でも虚血性心疾患)に罹患することが比較的少ないという逆説的な観察を指しています。

虚血性心疾患は、動脈硬化や血栓で心臓の中の血管が狭くなり、心臓に酸素と栄養が行き渡らなくなり、前胸部などに痛み(いわゆる心臓の痛み)や圧迫感といった症状が生じる状態です。

動脈硬化の最大の原因は悪玉コレステロールとも呼ばれるLDL(低比重リポタンパク質)であることは広く知られていました。

食事療法で血液中のLDLを下げることは難しいことですが、赤ワインの健康成分はポリフェノールだということから“赤ワインポリフェノールブーム”と呼んだほうがよいかもしれないくらい、「赤ワイン=ポリフェノール」ということが浸透していました。

この時期は脂肪の過剰摂取で動脈硬化が増えていたこともあり、その当時の死因は心疾患が第2位でしたが、それは今も続いています。脂肪を減らすのか、動脈硬化を抑える効果があるものを摂ればよいのかという論議があり、楽な方法としてメディアなどでポリフェノールの摂取がすすめられるようになりました。

赤ワインの健康成分を摂るには何を選べばよいか、という発想をしてもらえばよかったのですが、飲酒習慣がない人が健康のために赤ワインを飲んで、かえって健康を害したということも多く聞くようになりました。

このことはメディアでも取り上げてもらったものの、それでも赤ワインが売れるほど飲酒による健康被害が増えるという困ったこともあったのですが、それでも赤ワインの売り上げが下がることはありませんでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

糸などがもつれて絡まること、もつれることは「こんがらがる」と表現されることが多いのですが、これは誤用です。正しい使い方は「こんがらかる」と説明されても、納得できないという人は少なくありません。

辞書的にも「こんがらかる」が正しいのは間違いないことなのに、濁点(゛)がついた「こんがらがる」のほうが納得しやすい、しっくりとくるという人が多いのは、混同して、まさに「こんがらがっている」人の多さを示しています。

「こんがらかる」には、先の説明(糸などがもつれて絡まること、もつれること)のほかに、物事がうまくまとまらずに混乱するという意味もあります。

言葉づかいに厳しいNHKの放送用語委員会は、放送用語のレポートを発行していますが、その中でも「こんがらかる/こんがらがる」の使い分けの調査結果を報告しています。

糸を例にあげて、「こんがらかる」と「こんがらがる」のどちらを使うか(言うか)を質問しています。

その結果、「こんがらがる」を使う人が圧倒的に多いことがわかりました。このことが判明してから、「こんがらかる/こんがらがる」は誤用の代表例のように扱われるようになりました。

「こんがらかる」を使う 10%
「こんがらがる」を使う 78%
両方とも使うが「こんからかる」が多い 5%
両方とも使うが「こんからがる」が多い 5%
両方とも使わない 2%

「こんがらかる」「こんがらがる」のほかに、「こんぐらかる」という使い方(言い方)をする人もいて、辞書の中には「こんがらかる」の説明として「こんぐらかる」をあげている例もあります。

このことが、「こんぐらかってしまう」要因の一つとなっていると考えられているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンEの過剰摂取の回避の「耐容上限量の策定方法」の続きを紹介します。

〔耐容上限量の策定方法〕
*乳児(耐容上限量)
乳児については、耐容上限量に関するデータがほとんどないことや、実際上、母乳や離乳食では過剰摂取の問題が生じないことから、耐容上限量を設定しないこととしました。

*妊婦・授乳婦(耐容上限量)
妊婦・授乳婦については、耐容上限量に関するデータがほとんどないことから、耐容上限量を設定しないこととしました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から脂溶性ビタミンのビタミンEの過剰摂取の回避の「基本的事項」と「耐容上限量の策定方法」を紹介します。

〔基本的事項〕
ビタミンEの過剰症としては、出血傾向の上昇があげられます。ビタミンEの過剰に対応する生体指標は確立されていません。

血中α–トコフェロール濃度と尿中α–CEHC排泄量が使用できる可能性がありますが、今回は採用していません。

〔耐容上限量の策定方法〕
*成人・高齢者・小児(耐容上限量)
ヒトを対象とした高用量のビタミンE摂取に関する研究の主要な副作用として血液凝固能の低下が対象とされています。

高用量のビタミンE(最高で727mg/日)(all–rac–α–tocopherol)を4か月間摂取させた結果、いずれの用量でもプラセボ群と比べてプロトロンビン時間の有意な延長は認められませんでした。

この研究では一般栄養状態、肝酵素機能、甲状腺ホルモン濃度、クレアチニン濃度、血清自己抗体、好中球によるカンジダアルビカンスに対する防御作用も評価されており、いずれの有害事象も認められませんでした。

その他、健康なヒト集団にビタミンEを与えた他の研究でも類似の結果が得られています。

さらに、ビタミンEの耐容上限量は、トコフェロール当量540〜800mg/日が適切と考えられるレビューもあります。

一方、ビタミンKが不足している状況では、高用量のα–トコフェロールで血液凝固能に障害が起こることが報告されています。

以上より、健康な成人のα–トコフェロールの健康障害非発現量は、現在のところ800mg/日と考えられます。

そして、最低健康被害発現量が明確でないことから不確実因子を1として、小児を含めて、800mg/日と参照体重を用いて体重比から性別と年齢区分ごとに耐容上限量を算出しました。

外挿の基となる体重には、日本人を対象とした研究の62.2kgを用いました。

ただし、800mg/日を超えた場合の過剰摂取による健康被害について、明確な科学的根拠があるとはいえないために、算定値が800mg/日を超える場合には800mg/日を設定しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕