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感覚過敏の聴覚過敏の特性としては、以下のことがあげられています。

・音が大きく聞こえる

・大きな音が苦痛

・拍手の音が苦痛

・特定の音や声が苦手(スピーカーやマイク、金属音、サイレン、雷、花火、赤ちゃんの泣き声、怒鳴り声など)

・赤ちゃんや子どもの泣き声が脳をつんざくように響く

・BGMがうるさく感じる

・騒々しい場所では集中できない

・喫茶店や人ごみのざわざわする音と目の前の人の声が同じ大きさで聞こえる

・話の聞き取りが難しい(必要な声を選んで聞くことができない)

・周囲の音が同じように聞こえる(選択的に音を聞くことができない)

・繁華街や駅で騒音すべてを等しく拾ってしまい疲れる

・時計の音、換気扇、空調、冷蔵庫などの生活音が気になる

・掃除機やドライヤーなどの家電の音が耳に突き刺さるように感じる

・蛍光灯のノイズ音がとても気になって耐えられない

聴覚過敏の特性の中で学習障害に与える影響としては、普通なら問題ないと考えられるような音も脳の中に飛び込んできて、学習に集中できないということが起こります。

耳から入ってきた音は、すべてが脳で音として捉えられるわけではなくて、不必要な音、聞きたくない音は遮断されるか音量を小さくして脳の側頭部の聴覚野で選択的に音声の信号を受けています。その調整ができなくなっているのが聴覚過敏の特性です。

集中したくても集中できないという聴覚過敏の特性を理解して、学習環境を整えることから始める必要があります。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

ダイエットを目指すときには体重を減らすことを目標とすることはあっても、体脂肪を減らすことを目標にすることは、あまり多くはありません。体重が1kg減少したときに、どれくらい体脂肪が減ったのかというと、「体脂肪1kgは約7200kcal」という計算が使われています。

脂肪は1gあたり約9kcalのエネルギー量があるので、そのまま計算すると約9000kcalとなるところですが、体脂肪の約20%は水分であるので、「9000kcal×80%」で約7200kcalとしています。

これを具体的にする方法として、100kcal分の食品・料理の量を示して、その分を減らすように指導するのが「100kcalはらすまダイエット」です。

これは日立製作所の企業グループで実践されているもので、100kcal分ずつを減らすことで90日間で目標を達成することを目指しています。目標とされるのは体重の5%を減らすことで、体重が90kg以上の人は7%を減らすことが示されています。

これが登場したのは厚生労働省の特定保健指導(メタボリックシンドローム対策)の一環で、「はらすま」は「腹をスマートに」を略したものとされています。メタボリックシンドロームは内臓脂肪が多く蓄積されることによって、発生する生活習慣病の予防を目的としています。

「はらすま」には日立グループのキャッチコピーの「HALSM」(Hitachi Associates Life Style Modification & Action)にも共通する「日立の仲間で考えた生活習慣を見直して実行する」の意味合いがあると伝えられています。

100kcal栄養学では、100kcal単位の食材を組み合わせていくプラスの発想をしていますが、はらすまダイエットではマイナスの発想をしています。

100kcal単位に減量メニューを小分けした「100kcalカード」を使って、無理なく賢く内臓脂肪を減らすプログラムで、料理や飲料の1人前から100kcal分をカットすることを示しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「あんぱんの日」木村屋総本店が1875年4月4日に明治天皇にあんぱんを献上したことにちなんで制定。

「どらやきの日」丸京製菓(鳥取県米子市)が3月3日の桃の節句と5月5日の端午の節句にはさまれた4月4日に、あんこを間にはさむどらやきを食べて皆んな幸せ(4合わせ)として制定。

「C.C.レモンの日」サントリー食品インターナショナルがシー(4)シー(4)レモンの語呂合わせで制定。

「しあわせ写真の日」全日本福祉写真協会が4と4が重なることで、し(4)あわせの語呂合わせで制定。

「猪肉の日」肉の鈴木屋(長野県飯田市)がシ(4)シ(4)の語呂合わせで制定。

「歯周病予防デー」goodbye perioプロジェクトが歯(4)周病予(4)防の語呂合わせと2012年4月4日のプロジェクト開始にちなんで制定。

「脂肪0%ヨーグルトの日」日本ルナ(京都府八幡市)が脂肪(4)0%(0)ヨーグルト(4)の語呂合わせで制定。

毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

自分にとって「よいこと」というのは、好きなこと、得意なことであることが多くて、嫌いなこと、不得手なことを「よいこと」としてあげる人は少ないはずです。

好きなことが得意であって、それによって利益があげられることであれば、これを突き詰めるのは嬉しいことで、これを“生き甲斐”として掲げている人もいます。

生き甲斐は、生きる甲斐のことで、生きることの喜びや張り合い、生きる価値を意味しています。生き甲斐については社会学的に、さまざまな定義づけがされていますが、日々修行の観点から考えるときに例としてあげたいのはアメリカのダン・ベットナーが発表した「IKIGAI」です。

ダン・ベットナーは長寿地域を意味する「ブルーゾーン」の概念を広めた研究者として知られています。

沖縄の長寿の理由として、環境や食べ物が多くあげられる中、『ナショナル・ジオグラフィック』との共同調査によって「生き甲斐」の重要性を世界に向けて発表しています。

生き甲斐は日本語独自の表現であることから訳しにくく、「IKIGAI」が使われました。

生き甲斐を構成する4要素は「得意なこと」「好きなこと」「社会が求めていること」「稼げること」です。得意なことは専門性と情熱、好きなことは情熱と使命、社会が求めていることは使命と天職、稼げることは天職と専門性が、それぞれ必要としています。

この4つのうち1つでも欠けていると、「IKIGAI」にまで醸成しにくく、健康や長寿を望んでも達成しにくいと説明されています。これは健康などに限ったことではなくて、人生や学習の成果などを理解するためにも重視されています。

自分にとっての4つの要素を考えて、無理もせず、無駄なことも避けて歩んでいくことがよいのはわかっていても、実際には何をすればよいのかわからない、わからないから始めないという人が少なくないことは承知しています。

評判を点数化するグルメサイト、映画やDVD・Blu-rayの映像作品に評価ポイントをつけるサイトなどと同じ仕組みがあれば簡単なのでしょうが、よいことを見るための方法のガイドというのは存在していません。

さまざまなガイドは成功例だけでなく、失敗例も参考にして作られていて、その失敗をしないようにチェックしていくことで成功に導くという手法が取られています。有能なAI(人工知能)も同様で、成功例だけを積み重ねていった成果よりも、失敗例も交えたほうが性能が高まっていくことが知られています。

何がよいことなのかの的確な判断は経験と挫折、もしくは挫折とまではいかなくても失敗した体験と、そこから回復した経験が重要となります。

この観点からすると、私には悪いことを嫌というほど見てきた経験があり、それがよいことを見るために役立つのではないかと思っています。誰のために役に立つのかというと、自分のためではなくて、失敗を活かした“よい目”(目利き)を育てるために役立ててもらいたいという考えをしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

忙しいのかと聞かれたときに、どのように返答すればよいのかは、相手との関係性によって違ってきます。

一緒に仕事をしているか仕事を回してもらっている関係であれば、「忙しい」と答えると、今以上の仕事や用事が来るようなことは少ないはずです。

初めて仕事をするような関係性であれば、「忙しい」と答えると仕事が回ってこない、想定していたよりも少ない仕事しか回ってこない、ということが多くあります。

中には「忙しい」と返答する人でないと仕事を回さないという人もいて、そのような人に「忙しくない」と答えたら仕事が回ってこないことになります。

相手との関係性が、どのような状態であっても、「忙しいのか」と聞かれたときに、「忙しい」「忙しくない」という返答をしてはいけない地域があります。その代表的な地域は京都です。

京都人から「お忙しいとの違いますの?」と聞かれたら、これは忙しいのか忙しくないのかということを聞かれているわけではありません。絶対ということではないものの、「忙しいのに、ここにいていいのか」という意味合いが含まれていることがほとんどです。

京都人から忙しいのではないかと聞かれたら、聞いている意味や言葉をかけている気持ちを察してほしいという心情があって、その意味合いは「帰ってくれ」ということです。

初めての出会い、訪問者に対して「お忙しいとの違いますの?」と言われたら、これは「こっちに来るな」という意味で発せられています。

このような意味合いで使うときには、言葉だけでなくて顔の表情や態度にも現れることが多く、そこを察して対応するのが一番、帰るべきときは即座に帰るというのが正しい反応ということになります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

筆記具へのこだわりは誰にもあることですが、発達障害児は特に強いこだわりがあります。この筆記具でなければならない、学習のときと試験のときでは別の筆記具でなければ納得しない、筆記具が違うと試験問題がうまく回答できないということもあります。

発達障害の中でも、学習障害児で書字障害がある場合には、微妙な感覚の違いが文字に現れてくることから、筆記具へのこだわりには驚かされるほど強いものがあります。

デザインや書き心地ということではなく、他の人からすると、まったく同じとしか感じられない鉛筆であっても、また芯の硬さと色が同じであっても、こちらでは書けるが、こちらでは思ったとおりの文字が書けないということも起こっています。

六角形の鉛筆は、転がりにくく、3点(親指、人差し指、中指)で押さえるために、3の倍数の形になっています。三角形では持ちにくく、九角形では丸に近くなって持ちにくく、転がりやすくなります。

色鉛筆の断面が丸いのは、文字ではなく、絵を描くために開発されたもので、文字よりも複雑に動かすために、さまざまな持ち方をすることを想定して、形が決められています。

発達障害では感覚過敏の触覚過敏の子どもも多く、指先の微妙な感覚の違いが把握できずに、3点で押さえにくい場合もあります。そのために握るような持ち方をする子どもも少なくありません。

六角形の鉛筆は複数のものを比較してみても同じ形に見えることが多く、表面の加工も同じようでも触覚過敏があると違いがあるように感じることが多いはずです。

一番書きやすい鉛筆であっても、長さによって力のかかり方が違い、また芯の硬さによっても感覚が違っています。

形と長さと芯の硬さによって書きやすさが違い、その感覚が文字を書くときの集中や正確さなどにも変化を与えるため、これはこだわりというよりも、その子どもにとっては別のもので書かされているような感覚であることを理解する必要があります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「みずの日」全国清水寺ネットワーク会議が、し(4)み(3)ずの語呂合わせで制定。

「葉酸の日」母子の健康を考える会が葉(4)酸(3)の語呂合わせで制定。

「ケシミンの日」小林製薬がシ(4)ミ(3)の語呂合わせで制定。

毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

今回のお題である「よいことだけを見たい」という言葉を発すると、「よいものだけを見たい」の間違いではないかと指摘されることがあります。これは書き間違いでも変換ミスでも、ましてや私の記憶の間違いでもありません。

「よいものだけを見たい」は、偽物ではなくて本物、アマチュアではなくてプロフェッショナル、ビギナー(初心者)ではなくてエキスパート(熟練者)という分類であれば後者の選択となります。

そのような見ればわかる、聞けばわかる、味わえばわかるという“格付けランキング”のようなものではなくて、「よいことだけを見たい」というのは、他人の評価の善し悪しとは違ったものです。

自分にとってよいこと、周囲にとってよいこと、これから先のことを考えるとよいことは、その場、その時にはよくないことのように思われたとしても、“悪し”と判断してはいけないことです。

「よいものを見る」には、目を見開いて、眼球を通して視野に入ってきた視覚情報が脳の後頭葉まで届けば、そこで画像として映し出されます。後頭葉は左右の目から入ってきた情報を画像化する部分です。

美しい絵は美しいままに映し出されて、その画像情報が大脳皮質の記憶の部分に届けられて、ここで過去の蓄積データと比較対照して、よいものを見たことが記憶に刻まれることになります。

これに対して「よいことを見る」には、目の前にあるものを見るだけでは充分とは言えません。「見ていても本質を見ていない」「木を見て森を見ず」と言われるように、小さなことに気を取られて全体を見通せないことも少なくありません。

全体が見えないと、目先にとらわれて本質や大極がわからなくなり、ちょっとした気分がよくなること、気分を害することに一喜一憂することにもなります。場合によっては、もともと何をしなければならなかったのか、目的は何だったのかが見えなくなることも往々にして起こります。

自分にとってメリットになることをしてくれている人がいたとしても、その人が邪(よこしま)な考えをしたり、小さなメリットを与えて“その気にさせる”だけで実は大きなデメリットを与えようとしていることもあるのです。

そのような疑った目で他人の行動を見ることは、できるならから避けたいところですが、そのようなことまで目配りしておかないと、「よいことだけを見たい」という願望をかなえることができなくなってしまう世の中であることは事実です。

それだけに、あえて「よいことだけを見たい」と口にするようにしているのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

感覚過敏の視覚過敏の特性としては、以下のことがあげられています。

・光や白いものをとてもまぶしがる

・フラッシュを嫌がる

・特定の色のものがとても苦手(黄色が苦手、緑色で落ち着く)

・色の組み合わせでとても苦手なものがある

・反射や回っているものをずっと注視している

・人ごみなど動くものがたくさん目に入るとすごく疲れる

・テレビやパソコン、スマホの画面から目を反らす

視覚過敏の特性の中で学習障害に与える影響としては、ほとんどの状態があげられています。

光をまぶしく感じる視覚過敏では蛍光灯の光の下では白い紙に書かれた文字を読むことはできても、LEDの光は強い視覚刺激があって、文字を読むことができないだけでなく、LEDの光のために周囲の状況も把握できないほどまぶしく感じることがあります。

文字を特徴づけたり、読みやすくするために複数の色が使われているものがあります。これが強い視覚刺激になって、集中して見ることができないということがあります。

複数の色づかいが、すべて苦手だというのではなくて、赤色は加わるとダメ、黄色が加わるとダメということがあります。赤色でも黄色でも単色なら大丈夫でも、黒色と赤色が苦手であったり、赤色と黄色が一緒に使われたものが苦手という場合もあります。

周囲に動いているものがあると、それに目が奪われることがあり、目が奪われた瞬間に、それまで覚えていたはずのことを忘れてしまうことがあります。目が奪われることはなくても、動いているものがあると、そのことが気になって、勉強に集中できないということもあります。

学習障害の子どもには、その改善支援のためのソフトが使われたデジタル教材が使われる機会が増えていますが、デジタルの画面が苦手で、デジタル教材ばかりか、テレビを見るのも辛いという子どももいます。テレビ画面でもLEDでなければ、なんとか見ることはできても、LEDの光が使われた画面は見ることができないという例も少なくありません。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

第二次世界大戦後の昭和20~30年代は食料などで物価が高く、肥料や飼料が少ないことから、野菜、果物、卵などのサイズが小さくなり、魚や肉の一切れの量も少なくなっていました。

こういった実態を受けて、昭和29年(1954年)に開催された第1回日本栄養改善学会で、「現時点での食生活では食品の目安量は100kcalより80kcalに近い」との発表がありました。そして、食事療法が特に重要である糖尿病などで80kcalを目安とする食事指導が検討されました。

発表者の荒井光雄先生は、私が知り合ったときには集団給食の専門家で、後に私が事務局を務めた産業栄養指導者会の初代会長でした。
昭和40年(1965年)には、80kcal単位の食事では理解しにくいことから、十進法を採用して、「80kcal=1単位」もしくは「80kcal=1点」として採用することとなりました。

80kcal単位の目安量は、戦後の食糧難を背景に生まれたものであり、肥料や飼料の不足、1食分の食品の小型化などの影響がありました。それまで採用されてきた100kcal単位の栄養学に対して、戦後の緊急措置として始められたものです。

このことは荒井光雄先生から直接うかがいました。80kcalが広く知られるきっかけとなったのは日本糖尿病学会や栄養専門学校などが採用したからだということです。

戦後が終わってから久しい現在でも80kcalが目安量となっていることに違和感を抱く意見も少なくありません。現在の食品の目安量は100kcalに近く、100kcal単位で考えたほうが食品を身近に感じやすく、理解しやすい単位となっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕