投稿者「JMDS」のアーカイブ

抹茶は世界的に人気となっていて、茶葉の価格も高いことから、これまでの煎茶の栽培を抹茶に切り替えようという茶葉農家、生産地域も増えています。

抹茶は栽培途中で日光を遮って育てた碾茶(てんちゃ)を石臼で粉末にしたものです。煎茶は日光を浴びて育った茶葉を蒸して揉んで針状に完成させたものです。茶葉の種類としては同じとされていますが、実際は茶葉によって差があって、高級とされるものが碾茶に使われます。

煎茶の製造過程で蒸すのは酵素の働きを止めるためで、これによって緑色が保たれます。発酵が進むと烏龍茶や紅茶の茶葉と同じ状態になります。

茶葉の種類が同じということになると、抹茶は産地と加工技術が重要となるわけですが、抹茶のブランドといえば京都の宇治(うじ)が世界に知られています。

宇治抹茶と表記できるものは要件が定められていて、京都府内の業者が京都府内で仕上げ加工をしたものが絶対条件です。「宇治市内の業者」の書き間違いではなくて、京都府内の業者とされています。

京都府内といっても、以前は宇治市と、宇治市の周辺に限られていました。市町村の境は茶葉の栽培地や加工地によって線引きされたわけではないので、宇治市内でなくても宇治抹茶が製造されていても違和感はありません。

栽培地が拡大していくにつれて、宇治市の周辺だけというわけにはいかなくなりました。そこで京都府内であればよいことになったわけですが、京都府は太平洋側から日本海側まで、かなりの範囲に広がっています。

「京都府内の業者が京都府内で仕上げ加工をしたもの」という定義だと、会社は京都府内にあって、茶葉の栽培地は他の地域であっても仕上げ加工だけ京都府内で行われていればよいのかということですが、それが事実です。

どの範囲で栽培されていればよいかということですが、大抵は宇治茶の定義に当てはまる地域です。

宇治茶の定義については次回(負の歴史21)に続きます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの欠乏回避の「必要量を決めるために考慮すべき事項」と「推定平均必要量、推奨量の策定方法」を紹介します。

〔必要量を決めるために考慮すべき事項〕
ナイアシンは不可欠アミノ酸のトリプトファンから肝臓で生合成もされます。

この転換比は、おおむね重量比で60mgのトリプトファンから1mgのニコチンアミドが生成するとされています。

〔推定平均必要量、推奨量の策定方法〕
*成人(推定平均必要量、推奨量)
推定平均必要量はエネルギー当たりの値としました。

ナイアシン欠乏試験において、欠乏とならない最小ナイアシン摂取量は4.8mgNE/1000kcalであったと報告されています。

この値を成人(18〜64歳)の推定平均必要量算定の参照値として、対象年齢区分の推定エネルギー必要量を乗じて推定平均必要量を算定しました。

推奨量は、推定平均必要量に推奨量算定係数1.2を乗じた値としました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの「指標設定の基本的な考え方」を紹介します。

〔指標設定の基本的な考え方〕
ナイアシン欠乏症のペラグラの発症を予防できる最小摂取量から、推定平均必要量を求めました。

ヒトを用いたナイアシン欠乏試験より、ニコチンアミド代謝産物であるN-メチルニコチンアミド(MNA)の尿中排泄量が1mg/日を下回ったころから、ペラグラ症状が顕在化することが報告されています。

そこで、MNA排泄量を1mg/日に維持できる最小ナイアシン当量摂取量を必要量としました。

ナイアシンは、エネルギー代謝と密接に関連することから、推定エネルギー必要量当たりで算定しました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「いいひざの日」ゼリア新薬工業が、膝関節痛の治療と予防を呼びかけることを目的に、いい(11)ひざ(13)の語呂合わせで制定。

「チーかまの日」丸善(東京都台東区)が、11月11日が「チーズの日」、11月15日が「かまぼこの日」との説があることから中間の日を制定。

「いい焼き芋の日」いい子のやきいも阿佐美や(埼玉県戸田市)が、さつまいもの日(10月13日)の1か月後を制定。

「いい瞳の日」千寿製薬が、い(1)い(1)ひと(1)み(3)の語呂合わせで制定。

毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯)、「お父さんの日」(ヤクルト本社)、「登山の日」(ICI石井スポーツ)

テレビ時代劇『水戸黄門』の主題歌の歌い出しの歌詞の「人生楽ありゃ苦もあるさ」は、あまりに有名で、「人生楽ありゃ苦もあるさ」が曲名だと思っている人が多いくらいですが、曲名は「あゝ人生に涙あり」です。

「ゝ」の読み方がわからないという向きに合わせて、「ああ人生に涙あり」や「嗚呼人生に涙あり」と書かれることもあります。

「ゝ」は一の字点(いちのじてん)で、「ゝ」そのものに読みはありません。ひらがなを繰り返すための踊り字(繰り返し符号)という記号です。

前回(金言の真理54)では、「あゝ人生に涙あり」の1番の歌詞を紹介しましたが、3番までが『水戸黄門』のテーマと合致した内容となっています。

1番
人生楽ありゃ苦もあるさ
涙のあとには虹も出る
歩いてゆくんだ しっかりと
自分の道を踏みしめて

2番
人生勇気が必要だ
くじけりゃ誰かが先に行く
後から来たのに追い越され
泣くのがいやなら さあ歩け

3番
人生涙と笑顔あり
そんなに悪くはないもんだ
なんにもしないで生きるより
何かを求めて生きようよ

「人生楽ありゃ苦もあるさ」の呼びかけの結論が「何かを求めて生きようよ」となっているわけです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

言い間違いは、文字が読めているのに間違って覚えていることもあれば、読み間違いをして、それを覚えて話していることもあります。
以下に、間違いやすい例を紹介しますが、よくある間違いには×、正しいものには○をつけています。

テレビ番組でよく見るのは、凸凹を「おうとつ」、凹凸を「でこぼこ」と読むことですが、文字の形を見れば、凸凹が「でこぼこ」、凹凸が「おうとつ」ということは簡単に理解できることです。

×と○で示すなら、凹凸の「おうとつ」は○で、一般には凸凹は使われません。

出汁は「だし」が○で、「でじる」は×です。

肉汁は「にくじゅう」が○で、「にくじる」は×です。

苦汁は「くじゅう」が○で、「にがじる」は×です。

汁がつく言葉を取り上げてみましたが、さらにメディアでも一般的にも間違いやすいのが、次の3つです。

相殺は「そうさい」が○で、「そうさつ」は×です。

世論は「せろん」が○で、「よろん」は×です。

読本は「とくほん」が○で、「どくほん」は×です。

この他にも、専門家が使っている言葉が正しいのに、それを指摘する人が間違っていることもあって、視聴者などを混乱させることになります。

最近も、舞台の幕間「まくあい」(○)について話していることに対して、司会者が「まくま」(×)と間違った修正をしていたシーンを目にしたので、ここで書いてみました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの基本事項の「消化、吸収、代謝」を紹介します。

〔消化、吸収、代謝〕
生細胞中のナイアシンは主にニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)とニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)として存在します。

食品中のニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)とニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)は、食品を調理・加工する過程と消化管内でニコチンアミドに加水分解されます。

また、動物性食品ではニコチンアミド、植物性食品ではニコチン酸としても存在します。

ニコチンアミド、ニコチン酸は小腸から吸収されます。穀物中のニコチン酸の多くは結合した難消化性の結合型ニコチン酸として存在します。

消化過程は食品ごとに異なり、同時に摂取する食品の影響も受けます。

我が国で食されている平均的な食事中のナイアシンの遊離型ナイアシンに対する相対生体利用率は、60%程度であることが報告されています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から水溶性ビタミンのナイアシンの基本事項の「機能」を紹介します。

〔機能〕
ナイアシンは、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)とニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)の形態で、酸化還元反応を触媒する酵素の補酵素として電子の授受を行います。

ナイアシンは、解糖系、クエン酸回路(TCA回路)、電子伝達系、脂肪酸のβ酸化、糖新生経路、脂肪酸合成経路、ステロイドホルモン合成経路、アルコール代謝、ビタミンC、ビタミンEを介する抗酸化系など、さまざまな代謝経路に関与して、特にエネルギー産生栄養素代謝とエネルギー産生において重要な役割を果たします。

また、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)はADP-リボシル化反応の基質として、DNAの合成と修復、細胞分化に関与しています。

ナイアシンが欠乏すると、ナイアシン欠乏症(ペラグラ)が発症します。ペラグラの主症状は、皮膚炎や下痢、精神神経症状です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「皮膚の日」日本臨床皮膚科医会が、皮膚科の専門医療の理解を深めることを目的に、いい(11)皮膚(12)の語呂合わせで制定。

「いいにらの日」高知県農業協同組合が、にらの出荷量が増える11月、いい(1)に(2)らの語呂合わせで制定。

「コラーゲンペプチドの日」日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が、第1回コラーゲンペプチドシンポジウムが開かれた2009年11月12日にちなんで制定。

毎月12日:「パンの日」(パン食普及協議会)、「育児の日」(神戸新聞社)

浄土真宗というと西本願寺と東本願寺が一般にはよく知られています。京都駅から北へ徒歩5分のところの七条烏丸の東本願寺は浄土真宗大谷派の総本山です。

東本願寺の西に位置しているのが七条堀川の西本願寺で、京都駅から徒歩では17分かかります。西本願寺は浄土真宗本願寺派の総本山です。

私の母親の実家は浄土真宗大谷派の寺院なので、ついつい東本願寺のほうを先に書いてしまうところがありますが、一般には西本願寺、東本願寺の順で呼ばれています。

西本願寺も東本願寺も宗祖の親鸞聖人をお祀りしているのですが、西本願寺は浄土真宗本願寺派(龍谷山本願寺)、東本願寺は真宗大谷派(大谷本廟)と別の宗派を名乗っています。

親鸞聖人が浄土真宗を開いたのは、1224年とされています。

浄土真宗が浄土真宗本願寺派と真宗大谷派に別れたのは、石山本願寺(現在の大阪城の場所にあった)と織田信長の10年にわたる(1570〜1580年)争い(石山本願寺一揆)までさかのぼります。

石山本願寺内では、信長と和睦するか、徹底抗戦するかで意見対立が起こりました。和睦を主張したのは宗主の顕如と、顕如の三男の准如でした。徹底抗戦を主張したのは顕如の長男の教如でした。

顕如が和睦を決めて、石山本願寺は信長に明け渡されることになり、顕如は浄土真宗の宗主を三男の准如に譲りました。

信長が本能寺の変で討たれたのちに、顕如は豊臣秀吉から七条堀川に土地の寄進を受けて、御影堂と阿弥陀堂を建築しました。これが現在の西本願寺の始まりです。

徹底抗戦を主張した教如は徳川家康に接近して、七条烏丸に寺の寄進を受けて、東本願寺を作っています。これが西本願寺と東本願寺が分裂した理由です。

1602年に東西分裂してから、今も続いていると思われがちですが、真宗十派による真宗教団連合が1923年に設立されて、親鸞聖人を宗祖と仰ぐ真宗十派が宗派の垣根を越えて、教えを広めています。

真宗十派は、他の宗派とは異なり、親鸞聖人の家族から派生した四派と、親鸞聖人の弟子から派生した六派に分けられています。スタートこそ違えども、どちらも直系の子どもが継いでいくことは同じです。

そもそも仏教では出家者(僧侶)は煩悩を断つということから妻帯禁止が貫かれてきました。明治時代になって緩和(解禁)されていますが、浄土真宗は初めから禁止はされていません。そのことが、今の繁栄(仏教徒の2割が浄土真宗の信者)につながっていると考えられています。
〔小林正人〕