投稿者「JMDS」のアーカイブ

聴覚系に課題がある場合には、見て、聞いて、声に出すという読み書きの基本となる音読が困難になっています。

集団で音読をするときには周りに合わせて進められるものの、個人での読み書きとなると聞いたことを言葉にすることがスムーズにいかず、中でも長い文を読むことが難しいことがあります。

そのようなときには、短く区切って、それを読むことから始めて、徐々に長い文に慣れるようにしていきます。

覚え間違いをしているときには、それを指摘するだけでなく、どのように違っているのか、知らない言葉や思い出せない言葉があるときには意味を理解させてから進めていくようにします。

日本語の特有のリズムである2拍フットで読むことも大切です。

2拍フットは2拍でひとまとまりにするというルールで、例えば「おはようございます」は「おは/よう/ご/ざい/ます」となります。

中には前から順番に2拍ずつ区切って「おは/よう/ござ/いま/す」と話す子どももいますが、2字ずつ切って読めばよいという単純な法則でないことが聴覚系に困難がある子どもには初めのうちは理解しにくいところがあります。

漢字の指導は、繰り返し書いて練習させることよりも、理解しにくいところがあったときには、そこで止めて、意味を理解することを重視して、日常生活の中で出てくる別の読み方も指導して、理解を深めてから進んでいくようにします。

「本」は「ほん」と読むのが基本で、「本棚」は「ほん」でよいのに対して、「一本」は「ぽん」、「二本」は「ほん」、「三本」は「ぼん」と別の読み方となっています。

これが混乱させる原因になっていますが、特別なルールを面白いと感じさせることができれば、つまずきは解消されます。

日本語の基本は「1音=1字」ですが、拗音(きゃ、しゅ、にゅ)や促音(きって)のように1文字以外になるルールを整理して、つまずきがあった場合には法則を指導して、理解できるまで繰り返し教えていきます。

聴覚系の課題は、個人の特性だけでなく、家庭環境や教室環境も関わりがあることから、聴く力を育て、それを表現していく言語環境を整えていくことを意識して指導法を考えていくことが大切になります。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

確信犯という用語は、間違った意味で捉えられていることが多く、用語の理解の違いによって人間関係の乱れや組織体制の崩壊にもつながりかねないと認識される要注意の用語です。

確信犯と聞くと、正しくないこと、よくないことだとわかっていながら行ってしまうことのように思ってしまいがちです。

そのように思って使っている人も多く、メディアも間違った使い方をしていることがあります。

しかし、これは間違った認識で、「正しいことだと確信して行う犯罪」が正解です。

文化庁の『国語に関する世論調査』でも、7割近くの人が間違った使い方をしていることが指摘されています。

よくないことだと思いながらの行動であれば、正論を説いていけば改善をすることも望まれるところですが、本来の意味の“確信犯”となると、何も間違ったことをしていないと本人は信じているので、諭して修正させるのは、なかなか厄介なことです。

その例としてあげられることが多いのは、組織運営におけるパワハラの感覚です。パワハラ(パワーハラスメント)は、地位や立場を利用して、適正な範囲を超えた言動や行為によって就業環境を悪化させることです。

“組織内虐待”と位置づけているところもあり、それを指摘して、改善を求めても、本人は正しいこと、間違っていないと信じ込んで行っているので、指摘に対して反発をしてきます。

それだけでなく、指摘したことが「パワハラだ」と反逆してくることもあって、上に立つ者、上との間に入って調整する者を悩ませることにもなります。

その本人にとっては、正しいことと信じるだけの考えがあって、そう考える根拠を求めても納得できるだけの返答が得られない場合が多いのです。その多くは、総論を言うだけで、具体的な各論には及んでいないという状態です。

その認識の違いを抱えたままの態度(自業)が、自分も相手も苦しませることになっているということに気づけないと、自業苦(じごく)は、いつまでも続きかねないのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「けん玉の日」グローバルけん玉ネットワークが現代のけん玉の原型の日月ボールが実用新案登録された1919年5月14日にちなんで制定。

「マーマレードの日」ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会実行委員会がオレンジデー(4月14日)の1か月後を制定。

「ゴールドデー」ゼスプリインターナショナルジャパンがゴールデンルーキーの新人に五月病に負けないようにゴールドキウイフルーツを贈る日として制定。

毎月14日:「ひよこの日」(ひよ子本舗吉野堂)、「丸大燻製屋・ジューシーの日」(丸大食品)

「規格外の人は天才だ」とまでは言うつもりはないのですが、規格外の人の中に天才と呼ばれる人が数多く存在しているのは事実です。

その天才を天才たらしめているのは、それぞれの才能を認めて、個性を伸ばすような環境を整えていること、同じ環境にあっても個性を伸ばすように接していることという考えがあります。

そのせっかくの個性を、効率化のためにつぶすようなことになっていないか、ということを伝えたくて、申し訳ない気持ちもありながら前々回(日々修行255)、前回(日々修行256)と続けて「規格外野菜」のお題で書いてきました。

箱に収まって効率よく運ぶことができる野菜、効率よく運ぶために箱に合わせて育てる人、同じ形・長さ・重さ・色のものを均一価格で販売する人、それを好んで購入する人と、規格野菜に関わる人に、規格外野菜の実態を知ってほしいとの思いで書いてきました。

規格外野菜は、あくまで野菜の話であって、“規格外の子ども”のすべてに当てはまるわけではないことは充分に承知しています。

中でも発達障害の特性がある子どもは、すべての子どもの10人に1人に発現するとされていて、これは文部科学省をはじめとした調査でも明らかにされています(文部科学省の調査では、通常学級の子どものうち教師が発達障害であろうと推定している割合で約8.8%)。

子どもの個性は“十人十色”と言われます。発達障害では“百人百様”とされることが多いのですが、実際には“千差万別”で、環境や周囲の接し方などによって変化するので、同じ子どもなのに何人もと対応しているような状態になることも不思議なことではありません。

それこそ規格外の子どもに対して、支援する専門家(児童発達支援や放課後等デイサービスなど)であっても発達障害児支援の制度の限界、支援する人の経験、成功体験(子どもの、ではなくて親や支援者の)に当てはめようとするところがみられます。

中には、扱いにくい子どもを避けようとするところが専門家の中にもあって、そういった子どもを“困った子”と認識している人(口には出さないものの意識の中にある)もいます。しかし、そのような子どもの多くは、困った子ではなくて“困っている子”なのです。

自分でもどうしていいかわからない状態の子どもに対して、一番いけないことは決めつけであり、また励ましでもあります。頑張ってもらおう、才能を引き出してあげようとの思いで励ます人は多いのですが、その心の内が発達障害のある子どもにはわかります。

根拠をもって励ましているのか、それとも心がこもっていない口先だけの励ましなのかということで、発達障害で“困っている子”にとって根拠のない励ましは不安を強めたり、否定されたと感じてしまうことが非常に多いということです。

ただし一つだけ注意してほしいことは、発達障害にはギフテッドと呼ばれる非常に高い能力がある子ども(超天才)が存在していることは間違いないことではあっても、全員がギフテッドの才能があるとは限らないことです。その確率は100人に1人だと言われています。

そのような状況であるのに、期待を寄せすぎることは根拠のない励ましの超ハード版のようなもので、子どもの状態に大きな影響を与えることにもなることも知っておいてほしいのです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

栄養摂取のバランスを考えるときに、基本に置いているのはエネルギー量です。一般に使われているのは80kcalを基本としたもので、その何倍のエネルギー量を摂取したのかを計算する方法が採用されています。

これに対して、私たちは100kcalを基本としています。それは日本で栄養学が始まった明治時代の基本であり、終戦後(今から80年前)の食糧不足に採用された80kcal単位では現状に合っていないと考えているからです。このことについては、別の連載コラム(100kcal栄養学)で詳細を紹介しています。

100kcal単位で考えるときに、主食となるご飯、麺類は大雑把なエネルギー量の計算になりがちですが、食パンだけは計算しやすい状態になっています。

食パンの一斤は重量では350〜400gで、平均的なエネルギー量は1000kcalです。食パンは関東では6枚切り、関西では5枚切りが一食分として広まっています。これは一斤を何枚にカットするかということで、6枚切りは約166kcalとなって計算しにくい量となっています。

それに対して5枚切りは、1000kcalの5分の1なので、1枚が200kcalとなります。通常の主食は1回分が200kcalで計算されます。5枚切り食パン1枚が、ごはんの茶碗1杯分に相当するので理解しやすい分量になっています。

しかし、同じ食パンであっても、高級食パンはバターや乳成分などが多くて、エネルギー量も高くなっています。

中には菓子パンのエネルギー量と同じくらいのものもあって、単純に食パンのエネルギー量として伝えにくい状態ものもあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

学習障害の困難さは、読む・書く・計算するといった代表的なことだけではありません。視覚情報処理が正常に行われないために、文字が書かれたままの状態で見えずに、文字がゆがむ、にじむといったように変形して見えることがあります。

眼球から入ってきた視覚情報は視神経を通り、脳に送られる途中の視床になる外側膝状体で中継されています。

その中継点には神経細胞のシナプスがあり、神経伝達物質のグルタミン酸の放出があるとシナプスの反応が低下することが確認されています。この仕組みによって、視覚情報の一部が強調され、他の情報が取り除かれることとなり、はっきりと見ることができるようになります。

ところが、この仕組みに異常があると文字がよく見えなくなるだけでなく、元の文字が見えにくくなることがあり、さらに変形して見えるようにもなっていくようになります。

このような文字の変形は本人以外にはわからないことで、視覚情報処理が正常に行われていないことによる文字の変形があることを理解していないために、そのような訴えがあったときに見逃したり、中には嘘つき呼ばわりするという、あってはならないことが実際に起こっています。

そのようなことにならないように、視覚情報処理の仕組みを知って、視覚の困難さがあることを理解することが大切になってきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「愛犬の日」ジャパンケンネルクラブの前身の全日本警備犬協会の発足記念日を制定。

毎月13日:「一汁一菜の日」(一汁一菜ぷらす・みらいご飯)、「お父さんの日」(ヤクルト本社)、「登山の日」(ICI石井スポーツ)

「規格外の野菜はおいしい」という認識について、前回(日々修行255)紹介しましたが、すべての規格外がおいしいというわけではないのは多くの人が承知していることです。これを理解するためのヒントとして、規格外の実例について書き進めていくことにします。

規格外野菜が増えたのは、品質の問題もあったものの、多くは流通が関係しています。例えば大根の話をすると、以前の大根は中央部が太い練馬大根や三浦大根が主で、箱には入れにくく、トラック輸送もしにくい形状でした。

それに対して一般に青首大根と呼ばれる品種は、細長くて抜きやすく、箱に入りやすい形状です。箱に入れて運ぶことができると積み上げることができて、大量に運ぶことができます。

箱に入れるときに、太さとともに条件となるのは長さで、一定の長さになったところで抜くことによって、運びやすく、販売するときに均一の形状のものを同じ価格で販売することができるようになるので、流通だけでなく販売にもメリットとなります。

青首大根の抜きやすいというのは、農業の高齢化に適した品種で、従来の中ぶとりの白首大根と比べると3〜5倍も抜きやすくなりました。この割合は、実際に引き抜くときの力を測定して求められました。

青首大根の“青”は上側の緑色の部分を指していて、それに対して従来の品種は白首大根と区別して呼ばれるようになりました。

緑色の青首は、登場したときから長くなる傾向があり(緑の部分が増えていった)、これも農業の高齢化が関係しています。青首の部分は日光を浴びている部分で、土から出ている部分が長くなり、ますます抜きやすくなりました。

大根に限らず、種は品種改良によって均一に育つようになったものの、必ずしも同じ長さになるわけではありません。土壌や栽培条件、気温などによって最も栄養価が高くなったときに箱のサイズと同じ長さになるということではないのです。

長さを一定にすると、本来の抜くべきタイミングと合わないことがあるのは当然のことです。まだ栄養価がピークになる前に抜くこともあれば、ピークを過ぎて低下が始まったときに抜くこともあります。

栄養価を優先させるのか、それとも長さを優先させるのか、という選択を迫られたときに、規格に合わせるというのが農業の現実です。容れ物に合わせるという画一的な育て方では栄養価だけでなく、おいしさにも影響が出てくるのは当然のことです。

最もおいしい野菜と画一化が一致しない現実があっても、画一的な野菜とは違った特徴があることを個性として認められないのは、何も野菜や農業に限ったことではありません。

規格外野菜の話は次回(日々修行257)の「教育の規格外」の前振りのようなもので、「規格外野菜=野菜の個性」と考えるのと同じように、子どもの発達のための対応に「規格外=個性」との発想で臨めないのか、という話に続きます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

文が読めない子どもで、聴覚系に課題がある場合には、初見では逐次読みになりますが、だいたいの意味がわかるようになると勝手読みをするようになります。

文は句読点で区切って読むことを繰り返させてもリズミカルに復唱することや、正確に覚えることが困難になります。これは聞き取る力が弱くて、知らない言葉や正確に覚えていない言葉が多くなっているからです。

そのために、単語や文節を正確にひとまとまりとして読み取ることが難しく、聞いて覚えて音読するという文を読む基本となる習得が困難となっています。

漢字の習得については、一度覚えた文字を正確な形(概ね正確な形に近いこともある)を覚えているものの、意味を正しく理解して、それを定着するのが難しくなっています。特に読み替えが難しく、書字では同じ読み方の意味の違う誤字である当て字を使うようになります。

音を正確に記憶することができないことから、意味の理解が不正確で、適切に利用できないことから、繰り返し覚えさせることではなく、その都度、正しい意味を教えるという基本的な指導の徹底が求められます。

拗音(きゃ、しゅ、にゅ)や促音(きって)は1音節が1文字とはならない特殊音節ですが、その感覚がつかめずに混乱を起こしていることが多くみられます。特殊音節が文の中にある場合には読めても、音を聞いて正しく書くことができないということがあります。

これは感覚的な問題ではなく、聴覚系の課題による困難さであることから、その困難さを理解して、聴覚系の課題を解決することを指導と同時に進めないといけない対象となります。

指導の中でも、繰り返しを強要することは、これが困難な子どもにとっては苦痛を強いていることだけにもなりかねず、見てわかる、1段階ずつ理解するまで次のステップに進まないという配慮が必要となってきます。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、目的に応じた活用上の留意点を説明しています。その中から食事評価を紹介します。

〔食事評価〕
個人の食事改善を目的とする食事摂取基準を活用した食事評価では、栄養素摂取量の評価には摂取量推定による個人の摂取量を用いますが、個人が日々選択する食品は異なり、食欲も違うなど、日々の摂取量に影響を及ぼすさまざまな要因が存在するため、個人の習慣的な摂取量を把握することは困難です。

このように、個人の摂取量は大きな測定誤差が含まれた値であり、特に日間変動が大きく、個人の真の摂取量ではないことを理解することが大切です。

そうした数値の限界を理解した上で、摂取量と食事摂取基準の指標を比較して、食事評価を行います。なお、エネルギー摂取量の評価は、エネルギー出納の正負を評価するものであり、その評価指標にはBMIまたは体重変化量を用います。

エネルギー摂取量の過不足の評価には、成人の場合、BMIまたは体重変化量を用います。BMIについては、今回提示した目標とするBMIの範囲を目安とします。

ただし、たとえこの範囲にあっても、体重が増加傾向または減少傾向にある場合は、エネルギー収支バランスが正または負になっていることを示すため、このことに留意して適切に対応することが必要です。

乳児および小児のエネルギー摂取量の過不足の評価には、成長曲線(身体発育曲線)を用います。体重や身長を測定し、成長曲線(身体発育曲線)もカーブに沿っているか、体重増加が見られず成長曲線を大きく下回っていないか、成長曲線を大きく上回るような体重増加がないかなど、成長の経過を縦断的に観察します。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕