投稿者「JMDS」のアーカイブ

〔あわせる〕
「合わせる」一つにする。一致させる。合算する。
手を合わせて拝む。力を合わせる。合わせみそ。時計を合わせる。調子を合わせる。二人の所持金を合わせる。

「併せる」別のものを並べて一緒に行う。
両者を併せ考える。交通費を併せて支給する。併せて健康を祈る。清濁併せのむ。

〔いく・ゆく〕
「いく」移動する。進む。過ぎ去る。
電車で行く。早く行こう。仕事帰りに図書館に行った。仕事がうまく行かない。行く秋を惜しむ。

「逝く」亡くなる。
彼が逝って3年たつ。安らかに逝った。多くの人に惜しまれて逝く。

〔いたむ・いためる〕
「痛む・痛める」肉体や精神に苦痛を感じる。
足が痛む。腰を痛める。今でも胸が痛む。借金の返済に頭を痛める。

「傷む・傷める」傷が付く。壊れる。質が劣化する。
引っ越しで家具を傷める。家の傷みがひどい。髪が傷む。傷んだ果物。

「悼む」人の死を嘆き悲しむ。
故人を悼む。親友の死を悼む。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あらい〕
「荒い」勢いが激しい。乱暴である。
波が荒い。荒海。金遣いが荒い。気が荒い。荒療治。

「粗い」細かくない。雑である。
網の目が粗い。きめが粗い。粗塩。粗びき。仕事が粗い。

〔あらわす・あらわれる〕
「表す・表れる」思いが外に出る。表現する。表に出る。
喜びを顔に表す。甘えが態度に表れる。言葉に表す。不景気の影響が表れる。

「現す・現れる」隠れていたものが見えるようになる。
姿を現す。本性を現す。馬脚を現す。太陽が現れる。救世主が現れる。

「著す」本などを書いて世に出す。
書物を著す。

〔ある〕
「有る」備わる。所有する。ありのままである。
有り余る才能。有り合わせの材料で作った料理。有り金。有り体に言えば。

「在る」存在する。
財宝の在りかを探る。教育の在り方を論じる。在りし日の面影。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あぶら〕
「油」常温で液体状のもの(主に植物性・鉱物性)。
事故で油が流出する。ごま油で揚げる。火に油を注ぐ。水と油。

「脂」常温で固体状のもの(主に動物性)。皮膚から分泌される脂肪。
牛肉の脂。脂の多い切り身。脂ぎった顔。脂汗が出る。脂が乗る年頃。

〔あやしい〕
「怪しい」疑わしい。普通でない。はっきりしない。
挙動が怪しい。怪しい人影を見る。怪しい声がする。約束が守られるか怪しい。空模様が怪しい。

「妖しい」なまめかしい。神秘的な感じがする。
妖しい魅力。妖しく輝く瞳。宝石が妖しく光る。

〔あやまる〕
「誤る」間違う。
使い方を誤る。誤りを見付ける。言い誤る。

「謝る」わびる。
謝って済ます。落ち度を謝る。平謝りに謝る。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あてる〕
「当てる」触れる。的中する。対応させる。
胸に手を当てる。ボールを当てる。くじを当てる。仮名に漢字を当てる。

「充てる」ある目的や用途に振り向ける。
建築費に充てる。後任に充てる。地下室を倉庫に充てる。

「宛てる」手紙などの届け先とする。
本社に宛てて送られた書類。手紙の宛先。

〔あと〕
「後」順序や時間などが遅いこと。次に続くもの。
後の祭り。後から行く。後になり先になり。事故が後を絶たない。社長の後継ぎ。

「跡」通り過ぎた所に残された印。何かが行われたり存在したりした印。家督。
車輪の跡。船の通った跡。苦心の跡が見える。縄文時代の住居の跡。立つ鳥跡を濁さず。父の跡を継ぐ。旧家の跡継ぎ。

「痕」傷のように生々しく残る印。
壁に残る弾丸の痕。手術の痕。台風の爪痕。傷痕が痛む。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あたたかい・あたたかだ・あたたまる・あたためる〕
「温かい・温かだ・温まる・温める」冷たくない。愛情や思いやりが感じられる。
温かい料理。スープを温める。温かな家庭。心温まる話。温かい心。温かい人柄。温かいもてなし。

「暖かい・暖かだ・暖まる・暖める」寒くない(主に気象や気温で使う)。
日ごとに暖かくなる。暖かな日差し。暖かな毛布。暖まった空気。室内を暖める。

〔あつい〕
「熱い」温度はとても高く感じられる。感情が高ぶる。
お茶が熱くて飲めない。熱い湯。熱くなって論じ合う。熱い声援を送る。熱い思い。

「暑い」不快になるくらい気温が高い。
今年の夏は暑い。暑さも寒さも彼岸まで。日中はまだまだ暑い。暑い部屋。暑がり屋。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あし〕
「足」足首から先の部分。歩く、走る、行くなどの動作に見立てたもの。
足に合わない靴。足の裏。足しげく通う。逃げ足が速い。出足が鋭い。客足が遠のく。足が出る。

「脚」動物の胴から下に伸びた部分。また、それに見立てたもの。
キリンの長い脚。脚の線が美しい。机の脚。

〔あたい〕
「値」値打ち。文字や式が表す数値。
千金の値がある。称賛に値する。未知数のXの値を求める。

「価」値段。価格。
手間に見合った価を付ける。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あがる・あげる〕
「上がる・上げる」位置・程度などが高い方に動く。与える。声や音を出す。終わる。
二階に上がる。地位が上がる。料金を引き上げる。成果が上がる。腕前を上げる。お祝いの品物を上げる。歓声が上がる。雨が上がる。

「揚がる・揚げる」空中に浮かぶ。場所を移す。油で調理する。
国旗が揚がる。花火が揚がる。たこ揚げをして遊ぶ。船荷を揚げる。海外から引き揚げる。天ぷらを揚げる。

「挙がる・挙げる」はっきりと示す。結果を残す。執り行う。こぞってする。捕える。
例を挙げる。手が挙がる。勝ち星を挙げる。式を挙げる。国を挙げて取り組む。全力を挙げる。犯人を挙げる。

〔あく・あける〕
「明く・明ける」目が見えるようになる。期間が終わる。遮っていたものがなくなる。
子犬の目が明く。夜が明ける。年が明ける。喪が明ける。らちが明かない。

「空く・空ける」からになる。
席が空く。空き箱。家を空ける。時間を空ける。

「開く・開ける」ひらく。
幕が開く。ドアが開かない。店を開ける。窓を開ける。そっと目を開ける。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

〔あう〕
「会う」主に人と人が顔を合わせる。
客と会う時刻。人に会いに行く。駅でばったりと友人と会った。投票に立ち会う。二人が出会った場所。

「合う」一致する。調和する。互いにする。
意見が合う。答えが合う。計算が合う。目が合う。好みに合う。部屋に合った家具。割に合わない仕事。会議で話し合う。幸運に巡り合う。

「遭う」思わぬことや好ましくない出来事に出くわす。
思いがけない反対に遭う。災難に遭う。にわか雨に遭う。

〔あからむ〕
「赤らむ」赤くなる。
顔が赤らむ。夕焼けで西の空が赤らむ。

「明らむ」明るくなる。
日が差して部屋の中が明らむ。次第に東の空が明らんでくる。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

書き間違いをしやすい用語として異字同訓があげられます。

異字は漢字の形が異なること、同訓は漢字の訓読みが同じことで、「異字同訓」は漢字の形は異なるものの、訓読みが同じ用語ということになります。

辞書を引くと(今どきはネット検索でも)、同じ訓読みの用語が複数出てくるのですが、異なる漢字と意味が一致していて、明らかに意味が違っていればわかりやすいものの、一つの意味で複数の漢字が使われていると、どちらを選択すればよいのかがわからなくなってしまいます。

「やわらかい」という訓読みは、どのようなものかイメージが湧きやすいとしても、「柔らかい」と「軟らかい」の、どちらが合っているのか、どちらが相応しいのかの判断がつかないことも少なくありません。

新聞社や出版社では、意味によって的確に使い分けているところが多く、書き分けや文字変換がしやすくなっています。とはいっても、多少の違和感があっても、著者の癖を修正することなく使うということもあります。

パソコンやスマなどに使われている変換ソフトによっては、優先されて表示される訓読みに対して表示される文字(異字)の順番が違っています。使用頻度が多い漢字が先に表示されることもあって、適した文字が先に表示されるわけではありません。

この文字の使い分けができるかどうかが執筆者の腕であり、間違いがない表現ができる人ということになります。

学習の場では、使い分けが的確にできるようにすることが大切なポイントであり、どのような文字(異字)が使われるのかを知っておくことが重要となります。

それを身につけることを目的として、この連載を始めることにしました。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「小鉢の日」フジッコが小(5)鉢(8)の語呂合わせで制定。

「声の日」声総研が、こ(5)え(8=エイト)の語呂合わせで制定。

「ごはんパンの日」高原のパンやさん(長野県小海町)が、ご(5)はんパ(8)ンの語呂合わせで制定。

毎月8日:「お米の日」、「歯ブラシ交換デー」(ライオン)、「ホールケーキの日」(一柳)、「生パスタの日」(全国製麺協同組合連合会)、「にわとりの日」(トリゼンフーズ)、「スッキリ美腸の日」(日本美腸協会)