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学習障害の識字障害、書字障害の改善支援の壁となっていることに、ひらがなの特有の表記があげられます。

この表記には法則があるので、それを充分に理解して学習が進められるように、「学んで知っているはず」という認識ではなく、「念のために再学習する」という考えで、一つひとつ確かめていくことが大切です。

法則の1は用法の異なりで、1音に2文字が対応しているものが5種類あることです。それは「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」、「わ」と「は」、「お」と「を」、「え」と「へ」です。

法則の2は拗音で、1音を2文字で表すものです。それは「きゃ、きゅ、きょ」、「ぎゃ、ぎゅ、ぎょ」、「しゃ、しゅ、しょ」、「じゃ、じゅ、じょ」、「ちゃ、ちゅ、ちょ」、「にゃ、にゅ、にょ」、「ひゃ、ひゅ、ひょ」、「びゃ、びゅ、びょ」、「ぴゃ、ぴゅ、ぴょ」、「みゃ、みゅ、みょ」、「りゃ、りゅ、りょ」です。

法則の3は長音で、母音を2音分の長さにして2文字で表すものです。あ段、い段、う段の長音は「あ」「い」「う」をつけるのが原則です。あ段の場合は、例えば「お母さん」は「おかあさん」と表記して、「かあ」ではなく「かー」と発音します。

え段の場合は「え」ではなく「い」をつけます。例えば「英語」は「ええご」ではなく「えいご」と表記して、「えいご」ではなく「えーご」と発音します。

お段の場合は「お」ではなく「う」をつけます。例えば「王様」は「おおさま」ではなく「おうさま」と表記して「おうさま」ではなく「おーさま」と発音します。

ただし、え段とお段には例外があります。え段の例外としては「い」ではなく「え」と表記するものがあり、例えば「お姉さん」は「おねいさん」ではなく「おねえさん」と表記します。

お段の例外としては「う」ではなく「お」と表記するものがあり、例えば「大きい」は「おうきい」ではなく「おおきい」と表記します。

お段の長音の例外の中で、小学生で覚えるのは「大きい」「多い」「遠い」「通る」「氷」「十」「狼」です。これを覚えるために、多くの小学校では「遠く(とおく)の大きな(おおきな)氷(こおり)の上に、多く(おおくの)の狼(おおかみ)、十(とお)ずつ通った(とおった)」というフレーズを覚えるように教えています。

法則の4は促音で、無音の1音分の部分を「っ」と表すものです。例えば、切手は「きって」と表記して「っ」は読まないようにします。

法則の5は撥音で、子音を鼻音の「ん」で表すものです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

前回(100kcal栄養学18)は、実際に食べている分量から、どれくらいのエネルギー量(kcal)を摂取しているのかを知る方法を紹介しました。

主食では、ご飯類は茶碗1杯(軽い盛り)で200kcal、麺類は1玉(1食分)で300kcalとわかりやすいのですが、食パンは例として10枚切り1枚が100kcalの目安であることを示しました。

10枚切りは一般にはサンドイッチのパンの厚さで、食パンは全国的に出回っているのは6枚切りです。これに対して関西で多く出回っている5枚切りは1枚が200kcalとなります。これは食パン1斤(きん)が約1000kcalとなっているからです。

主菜と副菜は食品の種類や切り方などによってエネルギー量が変わってきますが、手を使った簡単な目安の付け方があります。

以下に、100kcalの分量の目安の付け方を紹介します。

肉:手の厚さで、手のひら半分(指4本分)

魚:手の厚さで、手のひら半分(指4本分)

卵:手を軽く握れる空間(卵1個分)

豆腐:手を握ったグーの大きさ

果物:手を握ったグーの大きさ

野菜::両手のひらの上に山に載せた量が1日分

揚げ油:材料の10%(100gの豚カツは10gの油)

油大さじ1:13g(てんぷら以外の揚げ物は1人前10g前後)
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「エスプレッソの日」デロンギ・ジャパンがイタリア国際カフェテイスティング協会のイタリアエスプレッソデーを日本で行った日にちなんで制定。

「女子マラソンの日」1978年4月16日に東京・多摩湖畔で日本で初めて女子フルマラソン大会の第1回女子タートルマラソン全国大会が開催されたことにちなんで制定。

毎月16日:「十六茶の日」(アサヒ飲料)、「トロの日」(カッパ・クリエイト)

学習のための栄養補給で最も重視されるのは糖質です。糖質は、ご飯、パン、麺類などの中心的な栄養素で、糖質が含まれている食品は唾液と胃液によって分解されて澱粉(でんぷん)になります。

澱粉はブドウ糖が数多く(数千個)つながった形をしていて、さらに分解されると麦芽糖になります。よく噛んでいると甘くなってくるのは麦芽糖に変化するからで、麦芽糖はブドウ糖が2個つながったものです。

ブドウ糖は脳が正常に働くためには欠かせないもので、脳の細胞は三大エネルギー源(糖質、脂質、たんぱく質)のうち、糖質のブドウ糖しか取り込むことができません。

脳細胞につながる毛細血管には、血液脳関門というゲートがあって、必要なものだけを通過させて、不必要なものを通過させないという機能があります。この機能によって、余計な成分が脳細胞に運ばれないように調整して、脳が正常に働くようにされているのです。

疲れたときに甘いものを食べると元気が出るのも、甘いものを摂ると頭の働きが回復してくるのも脳細胞に不足したブドウ糖が補われた結果です。

脳の働きを正常に保って、学ぶ能力を高めるためにはブドウ糖が必要だということですが、ブドウ糖は素早く吸収される特徴がある一方で、消費も早くて、ブドウ糖が不足すると集中力や記憶力が低下したり、気力が続かないようなことが起こります。

そのため、夕方以降にも学ぶ必要がある場合には、ブドウ糖が含まれた食品をとっておくのがよいことになります。

ところが、空腹のまま学んでいる例もあり、岡山自主夜間中学校では夕食を提供することができないため、栄養補給は各人に任されています。

実際には、自主夜間中学校の生徒は空腹のまま学んでいて、講師だけ食べるわけにはいかないと空腹のまま教えているところがあります。

少なくともブドウ糖が摂取できる糖質が多い食品を摂ってほしいのですが、経済的に、それができない実情があります。

ちなみに、脳の重量は全身の体重のうち2〜3%しかないのに、1日に消費されるエネルギー量の20〜23%を占めています。頭を集中的に使っているときには25%にも達しているのです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「8020運動」は、80歳になっても自分の歯を20本以上残すことによって健康を維持することを目的として厚生労働省によって始められました。

運動が始まった当時は、80歳まで生きるために20本の歯を残す方法を知りたいという声もあったのですが、男女ともに平均寿命が80歳を超えた現在(2023年:男性81.09歳、女性87.14歳)では、80歳というのは途中経過となりました。

8020運動は、単に高年齢になっても自分の歯が20本以上あればよいということではなくて、歯が丈夫であれば外出して飲食を楽しむことができて、結果的に身体活動量が高まることによる健康増進を目的としています。

これを裏付ける調査は数多く行われていて、最新の調査結果が広く着目されています。調査を実施したのは国立がん研究センターが中心となった次世代多目的コホート研究で、秋田県横田地域の40〜74歳の男女2160人の歯科健診の結果に基づいて4年間に渡って研究が進められました。

口腔内の慢性炎症性疾患である歯周病は歯の喪失の主な原因の一つであり、糖尿病などの全身疾患と関連されることが示唆されています。

歯周病は世界で11億人が重度歯周病に罹患していると推定されています。日本国内では歯科疾患実態調査(2016年)によると歯周病の有病率は49.4%でした。

今回の研究による歯周病の有病率は、女性では中等度が56.3%、重度が13.2%、男性では中等度が51.7%、重度が20.8%でした。女性は身体活動量が多くなるにつれて、歯周病の重度の傾向が下がりました。身体活動が少ない人を1とすると多い人は0.64のオッズ比となっています。

これに対して男性では身体活動と歯周病との間に関連は見られず、身体活動が少ない人を1とすると身体活動が多くなると増える傾向にあり、多い人は1.36のオッズ比となっていました。

男性は喫煙率が高く、歯科定期受診をする人の割合が低く、1日に2回以上のブラッシングをする人や歯間清掃補助器具の使用が少ないことが、身体活動が歯肉に与える影響が少ない原因と考えられています。

日常的に身体活動量が多い人は、炎症性サイトカインの血中濃度が低いことが報告されていて、運動には臓器・組織の炎症を抑制する効果があることが示唆されています。

また、運動には末梢血液循環を促す効果があるとされることから、これが歯肉の健康に好影響を与えている可能性が考えられています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

元気なことはよいことで、実際に元気でなくても「元気そう」と言われるのは気分的にはよいことです。少なくとも「元気そう」と言われて嫌な思いをすることは、よほどのことがなければないはずです。

よほどのことというのは、元気そうに見せているものの、実際には苦しい思いをしていることで、それが自分の努力や工夫では、どうにもならないところまで追い込まれていると、「元気そう」は精神的なダメージを与える“悪魔の言葉”にもなりかねません。

これは受け手側の事情や対応という話ですが、こちらの心情に関係なしに、ダメージを与える言葉を投げかける人に出会うことがあり、それを京都で経験したという人も少なくありません。

それは京都人に特有とされる言い回しで、「いつ見ても元気そうやね」と言われたら、これは元気であることへの褒め言葉ではありません。

これまで京都の言い回しとして、言っている言葉の裏に本音があること、逆の意味で使っていることを紹介・説明してきました。それからすると、「元気そうやね」は「うるさい」「騒々しい」という意味が含まれているということになりそうです。

実際に、そのような気持ちを伝えようとして使っている人もいるにはいるのですが、「いつ見ても」という言葉が「元気そうやね」の前につけられていると、ちょっと意味合いが違ってくます。

元気に見えるだけではなくて本当に元気に働いてほしい、もっと元気に働いてくれという気持ちが込められていて、「休まずに働け!」という厳しい意図もあります。その言葉を優しそうに感じるイントネーションで言われると、“いけず”と感じさせられてしまいます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

生活に必要な計算として、まず思い浮かべるのはお金の使い方です。

商店に数多く並んでいる商品の中からほしいものを探して、その中から手持ちの金額で買うことができるものを分類・選択します。

価格が消費税込みで198円であったら、100円玉1枚、50円玉1枚、10円玉4枚、5円玉1枚、1円玉3枚を出せば買えるわけで、それだけのコインを財布から出すことになります。

もちろん、お釣りをもらってもよいわけで、100円玉を2枚出して、2円のお釣りを受け取ります。その計算ができていれば1円玉が2枚出されても驚かずに反応できます。198円なら、お釣りは2円というのはわかりやすくなっています。

ところが、500円玉、1000円札、5000円札、1万円札となると、出されたお釣りが正しいのかどうか、わからなくなるという子どももいます。

こういったことを、お金という身近なものを使ったとしても、例題と感じているうちは、なかなか身につくところまではいかないことが指摘されています。

金銭の出し入れの計算がわからなくても、電卓やスマホの計算アプリがあれば問題なくこなすことができます。しかし、実際の商売の場でツールを使っていたら時間がかかり、客を待たせることになります。

お釣りを間違えて、少なく渡すようなことを防ぐつもりであっても、現実社会ではできないこととなっています。

“お店屋さんごっこ”でお金と商品の交換を体験させることを発達改善の教育として行っているところもありますが、“ごっこ”では厳しさが違っています。

そこで責任を持ってお金の計算がわかるように、実際のお客さんを相手に駄菓子の販売をするということを実践して成果をあげている教育団体もあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「いちご大福の日」早稲田大学いちご大福研究会が、よ(4)いいち(1)ご(5)の語呂合わせで制定。

「良いコラーゲンの日」資生堂ジャパンが良(4)い(1)コ(5)ラーゲンの語呂合わせで制定。

「よい酵母の日」日健協サービス(埼玉県鴻巣市)が、よ(4)い(1)酵(5)母の語呂合わせで制定。

「からあげクン誕生日」ニチレイフーズとローソンが、からあげクンが誕生した1986年4月15日にちなんで制定。

毎月15日:「お菓子の日」(全国菓子工業組合連合会)、「惣菜の日」(日本惣菜協会)

歯の本数と歯周病の有無が高血圧と関係することは以前から報告されていました。

歯の本数が少なく、噛む力が低下している高齢者は身体機能が低下して、転倒リスクが高い傾向があることも知られています。これは口腔が変化すると、食品の選択や食習慣が変化することが影響していると考えられています。

高血圧は、75歳以上の日本人の70%が発症していて、主な死因の一つにあげられています。食事摂取の内容と高血圧との関係は広く知られていますが、口腔の健康と食事摂取の内容、高血圧の関係性については明らかにはされてきませんでした。

この関係性について、兵庫医科大学、新潟大学、丹波篠山市が共同で丹波篠山圏内の高齢者(65歳以上の自立した地域在住の高齢者894人)を対象にコホート研究(疾病との関係を調べる観察研究)を行っています。調査期間は4年に渡っています。

この研究では、対象となった高齢者の口腔内の状態を、残存歯数、咬合力(噛む力)、後方咬合支持(奥歯の噛み合わせ)、咀嚼能力、口腔内水分量、口腔内細菌数によって評価しています。

その結果、臼歯部の咬合支持域を喪失して、奥歯の噛み合わせのない高齢者では、高血圧のリスクが1.72倍と有意に高いことが明らかにされました。

咀嚼は食べ物を細かく砕いて飲み込むという消化の始まりで、健康の維持には重要な役割をしています。

特に高齢者では影響が出やすく、厚生労働省の国民健康・栄養調査(2018年)では60歳以上の約25%が咀嚼機能の低下を訴えており、さまざまな食べ物を噛むことができない状態になっていました。

歯を失うと軟らかくて噛みやすい食べ物を選ぶようになり、食物繊維が豊富で栄養価が高い食べ物を避ける傾向になります。

高血圧の原因としては、塩分(ナトリウム)摂取があげられることが多いものの、必要な栄養素(特にビタミン、ミネラル)が不足すると、早く栄養素を全身に届けるために血圧が上昇しやすくなっています。

今回の研究は横断研究のために、高齢者の高血圧、口の働き、食生活との因果関係は明らかにはされていません。今後は高齢者の血圧の変化を経時的に追跡していくことで、口の働きがよい状態を保つことが、どのように高血圧の予防に関わるのかを解明することにつながると期待されています。

このような情報は、2010年4月から専門家向けに毎週発信している「健康情報メール」でも伝えるようにしています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

ひらがな、カタカナ、漢字は、どれも文字として書くときには縦線、横線、斜め線が基本となり、曲線は縦線、横線、斜め線のアレンジとなっています。文字を書く前に、まずは基本となる筆使い(鉛筆づかい)を身につけることから始めます。

初めに書くのは縦横の線だけで描くことができる図形(+)や閉じた図形(◯)で、それに続いて縦線と横線が組み合わされた図形(□)、斜め線の入った図形(△、◇)を描けるようにします。

初めのうちは歪(いびつ)であってもよいものの、いつまでもよしとしないで、最終的に文字を正確に書くための学業技能を身につけるために、図形も正確に描けるようにすることを心がけて取り組むようにします。

学習障害の識字障害では、ひらがな一文字を見て、それを読むという基本的なことにも時間がかかることがあります。文字を見て、その特徴を形で把握して、記憶の中に刻まれた、その文字の読み方を声に出して言うという流れとなります。

形で把握するときに、他の文字との違いを判断するのに時間がかかり、さらに記憶から取り出して声に出すときにも時間がかかります。

文字を見ることなら簡単にできそうに思えても、見るべき文字に眼球を動かし、止めて、読み取りを開始するまでにも時間がかかることがあり、眼球の動きのトレーニングの差が識字障害の場合には影響することがあります。

「ね」と「ぬ」の違いを、書き順を目で追うようにしないと判断できないという例もありますが、これは学習を進めていくことで時間を短縮することができるようになっていきます。

ひらがなとカタカナは似ている形がある一方で、似ていないものもあって、これが混乱の原因になることもあります。

ひらがなは万葉仮名を書き崩していく中で誕生しました。万葉仮名は一つの音に漢字を当てはめたものです。ひらがなからカタカナが誕生したわけではなくて、カタカナは万葉仮名の一部を抜き出したものから誕生しました。

誕生の経緯が異なっているので、ひらがなとカタカナが似ているものもあれば、まったく違っているものもあり、初めのうちは由来を知らないまま、覚えていくしかありません。そのことが困難な子どもが少なからずいるということを知っておくことが必要です。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕