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糖尿病は血管を傷める合併症が起こりやすく、血管にダメージを与える他の要因が加わることによって、合併症が起こりやすくなることが指摘されています。

最も合併症に影響を与えているのは血圧です。糖尿病によって血管の弾力性が低下してくると、血流を確保するために心臓の圧力が高まり、高血圧になりやすくなります。このことが動脈硬化の危険性を高めています。糖尿病患者の60%ほどが高血圧であるとの報告あります。

血圧の抑制目安である降圧目標値を見ると、糖尿病の合併症がある人の場合には、拡張期血圧は130mmHg、収縮期血圧は80mmHgと『高血圧の治療ガイドライン』では、過去に比べて最も低く設定されています。

糖尿病になると高血圧になりやすいだけではなく、両方の病気が重なることで動脈硬化が進みやすくなることが指摘されています。

心臓病のリスクは、健康な人の危険度を1とした場合に、肥満、高血圧、高血糖、高トリグリセライド(中性脂肪)血症の危険因子の1つがある場合には5.14倍、2つある場合は5.76倍、3つから4つを併せ持つ場合には35.80倍と大きく跳ね上がることが知られています。

糖尿病で高血圧になる理由としては、以下のことがあげられています。

1)循環血液量が増える
血糖値が高い状態では体内の細胞の浸透圧が高くなり、水分が細胞内から細胞外に出てきたり、腎臓から吸収される水分の量が増えるようになります。その結果、血管の中を循環する血液の量が増えて、血管を圧迫して、血圧が上昇します。

2)インスリン抵抗性がある
糖尿病の人はインスリン抵抗性があります。インスリン抵抗性は、インスリンの作用を受ける細胞の感受性が低下している状態のことで、この状態ではブドウ糖が細胞に多く取り込まれず、血液中で多くなったブドウ糖が尿と一緒に排泄されるようになります。

インスリンが効きにくくなると、それを補うためにインスリンが膵臓から大量に分泌されるようになり、高インスリン血症となります。

高インスリン血症では、交感神経の働きが盛んになり、腎臓でナトリウムが排泄されにくくなるために、血管の細胞の成長が促進されて血管の壁が厚くなっていきます。そのため、血管が拡張しにくくなり、血圧が上昇します。

3)糖尿病性腎症
糖尿病性腎症では、腎臓の細くて弱い細小血管である糸球体がもろくなっていくために、充分に濾過ができなくなり、体内の有害物質が多くなっていきます。糖尿病性腎症になると、腎臓から血圧を上昇させるホルモンが多く分泌されるようになり、血圧が上昇します。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

血圧を下げて、安定させるものとしては、カリウムの摂取、睡眠、休息、ぬるま湯での入浴、運動習慣、適度なアルコール摂取などがあげられます。加齢とともに体重が増加している場合には心臓に負荷がかかることになり、運動や食事制限によって体脂肪を減らすことで血圧の上昇を予防することができます。

野菜や果物に多く含まれるカリウムは、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促進することから血圧上昇を予防する働きがあります。

入浴は、お湯の温度が大切で、38℃以下のお湯では自律神経の副交感神経の働きが盛んになり、心拍数も減り、血管も拡張されて血圧は下がります。それに対して、42℃以上の熱めのお湯に入るか熱いシャワーを浴びると血管が収縮し、心拍数も増え、血圧が上昇します。

入浴中は血圧の変動が大きく、また温かな浴室から温度差のある脱衣室に出たときには血圧が上昇するため、室温には注意が必要です。脱衣所で体が冷えやすいときには、浴室内でバスタオルを使って、皮膚の水分を拭き取ってから出ることがすすめられます。

飲酒をすると、アルコールの作用によって血管が拡張して血圧は下がります。その量は、日本酒に換算して1合、ビールなら大ビン1本程度です。しかし、飲酒量が2合になると血圧は元に戻り、3合を超えると逆に血圧は上昇するようになります。

これは飲酒によって血管が拡張しすぎることによって血流が低下するので、それを戻すための血圧上昇が進みすぎるために起こることです。2合以下の飲酒なら大丈夫かというと、習慣的に飲み続けていると血圧は上昇していくようになります。

適度な運動では血流が盛んになり、血圧は下がるようになります。同じ運動であっても、ストレスがない状態では血圧は下がりやすく、逆に義務的な運動では下がりにくくなっています。日常生活の中に組み込めるような、心拍数が上がりすぎない速歩でのウォーキングのような適度な運動が血圧を安定させるには有効となります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

タバコを吸うとニコチンが副腎を刺激して、血圧を上昇させるホルモンが分泌されます。また、ニコチンには血管を収縮させる作用があるため、タバコを吸うと血圧が上昇します。

運動をして酸素の必要量が増えると心拍数を増やし、赤血球が早く酸素を届けられるようになります。運動をやめれば、酸素の必要量は元に戻るので、心拍数も元に戻ります。

ところが、喫煙した場合には、タバコを吸っているときだけでなく、吸っていないときにも酸素が不足していることから、酸素を早く全身に送り届けるために自律神経の交感神経の働きが盛んになって血圧が上昇します。

また、酸素不足の状態が継続することによって赤血球が増えていきます。

タバコを吸うと、赤血球が増えて血液の量が増えるとともに、血液がドロドロ状態になりやすいことで、血圧が上昇することになります。食事や運動などの生活習慣を改善し、また降圧剤を使用していても、喫煙を続けていれば血圧を安定させることはできないわけです。

飲酒も血圧に影響を与えます。アルコールには血管を緩める(拡張させる)作用があるため、適度な飲酒は血圧を下げます。その量は日本酒換算で1合(ビールなら中ビン1本、焼酎なら25度で0.6合、ワインなら1杯、ウイスキーならダブル1杯)ほどとなります。

2合に相当する量を飲むと、下がった血圧が元の状態に戻るようになり、3合を超えると逆に血圧が上昇します。これはアルコールによって血管が拡がることによって血流が低下して、全身に運ばれる酸素量が減少することから、それを補うために血圧が上昇するようになるのです。

飲酒によって血圧が下がるのは適度な量を、休肝日を入れながら週に2〜3回にしている場合で、毎日の飲酒習慣は、かえって血圧を上昇させることにもなります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

生活習慣病のうち、やせることが医師や栄養士などによって指導されるものというと、肥満症、糖尿病、脂質異常症、肝臓病などと並んで、高血圧があげられます。血圧は心臓から送り出された血液が動脈の壁に与える圧力のことで、必要以上に圧力がかかっている場合が高血圧です。

太っている人は脂肪細胞の中に体脂肪が多く蓄積された状態で、多くなりすぎた体脂肪によって脂肪細胞が膨らんでいきます。脂肪細胞に蓄積された中性脂肪は、体脂肪と呼ばれます。

この体脂肪のうち内臓の周りに蓄積されているものが内臓脂肪で、皮膚の奥についているものが皮下脂肪です。血圧に大きな影響を与えているのは、内臓脂肪のほうです。

血管の周囲にある脂肪細胞が膨らむと、その脂肪細胞によって血管が圧迫され、血液が送り出されたときに弾力をもって膨らみにくくなります。そのために血液による圧力が血管に強くかかるようになり、高血圧となります。

水道のホースを握ると圧力が高まって勢いよく噴出するようになりますが、それと同じようなことが血管内で起こっているわけです。

高血圧になると塩分を減らすように指示されることから、高血圧は塩分(ナトリウム)の摂りすぎが原因といわれます。しかし、原因はそればかりではなく、さまざまな原因があげられています。食塩を減らしても血圧に変化がなかった人が、内臓脂肪を減らすことによって高血圧域から境界域に、さらに正常域へと血圧が下がったという例も少なくありません。

血圧が高めであることが指摘されたら、太っている人の場合には、まずは内臓脂肪を減らすことを心がけることが大切になります。

内臓脂肪が多く蓄積されると、脂肪細胞からアンジオテンシノーゲンという血圧を上昇させるアンジオテンシンⅡのもとの物質が盛んに放出されます。

また、アンジオテンシンⅡはインスリンの作用を抑制したり、膵臓を障害してインスリン分泌を低下させる作用があるため、肥満によって糖尿病が発症しやすくなります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

食塩感受性については前回(サプリメント相互作用10)説明しましたが、食塩感受性が高くない人は食塩(ナトリウム)と血圧は無関係であるものの、日本人は食塩感受性が高い人が多く、食塩の摂りすぎには注意が必要であると指摘されています。

食塩を空気に触れさせておくと固まっていくのは、ナトリウムが空気中の水分を取り込むためです。血液中のナトリウムが増えたときにも、ナトリウムが水分を多く取り込むために、血液循環量が増えることになります。

また、塩分が多くなると喉が渇いて、水を多く飲むようになることでも血液循環量が増えていきます。そのために血圧が上昇します。

さらに、ナトリウムが多くなって血液中の塩分濃度が高まると、細胞組織の活動が低下するために水分を薄めることが必要になります。そのために腎臓から血液中に戻される水分が多くなり、血液循環量が多くなって心臓に負担がかかるようになって、血圧が上昇していきます。

血液中のナトリウムが多い状態が長く継続すると、血管の細胞内にナトリウムが入り込むようになります。そして、ナトリウムが水分を細胞内に取り込み、細胞が膨らんでいくために血管壁の内径が狭くなり、血圧が上昇しやすくなります。

食塩感受性が高くない人は、食塩を多くとっても血圧が上昇しにくいのが一般的な考えですが、ナトリウムの過剰摂取は着実に血管の細胞を膨らませていきます。

細胞は一定の水分量が保たれているときに新陳代謝が正常に行われます。水分量が多くなりすぎた細胞は新陳代謝が低下することから、細胞の老化が進みやすくなり、血管がダメージを受けるようになっていくのです。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

高血圧であっても、血圧が徐々に上がっているときには、これといった症状はみられません。高血圧であるからといって、それだけで死につながるようなことはないものの、高血圧は、さまざまな病気を引き起こす原因となっています。

高血圧になると血管が硬くなり、血管の内径が狭くなる動脈硬化になりやすく、心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳出血、脳梗塞など)の危険因子となります。そのため、高血圧は「サイレントキラー」(静かなる殺人者)とも呼ばれています。

糖尿病の人は血液中のブドウ糖濃度が高くなった影響を受けて血管がもろくなっているために、高血圧によって腎臓疾患や眼底出血などを引き起こすことが知られています。高血圧の人が糖尿病になると動脈硬化の危険性が2倍以上になるという報告もあります。

塩分によって血圧が上がる食塩感受性が高いタイプの人は高血圧の原因の30%ほどと言われています。食塩感受性が高くない人は、食塩(ナトリウム)を多く摂っても、それほど血圧が上昇しない特徴があります。

血圧を上げる要因としては、塩分の摂りすぎのほかに、加齢(男性は60歳以上、女性は65歳以上)、喫煙、ストレス、食べすぎ、肥満、運動不足、過度のアルコール摂取、寝不足、疲労、糖尿病、動脈硬化、寒さ、温度の急変、排便時の力み、遺伝的な体質、タイプA型行動パターンと呼ばれる性格などがあげられます。

タイプA型行動パターンは、せっかち、怒りっぽい、競争心が強い、積極的などの行動パターンで、ストレスを抱え込みやすく、血圧も上がりやすいことが指摘されています。

高血圧の体質は遺伝すると言われていて、一般には両親ともに高血圧ではない場合には子どもが高血圧になる確率は5%ほどですが、両親のうち片方が高血圧なら約4分の1、両親ともに高血圧なら約2分の1が高血圧になるといわれています。

また、親が塩辛い味付けを好む場合には、食事の味付けが濃い傾向があり、その食習慣が受け継がれた結果とみることもできます。外食のときに味を確かめずに塩や醤油、ソースをかける人は食塩を1日に約20g、味を確認してからかける人は約12g、そして調理の味付けのみで食べている人は約6gを摂っているという報告があります。

高血圧は病気によって高まる傾向があるものの、高血圧の約90%は本態性高血圧と呼ばれるもので、原因となる病気が見当たらないのに血圧が上がっています。特徴的な症状がないために血圧測定で発見されることが多くなっています。

本態性高血圧は、要因が一つではなく、複数の要因が重なって起こると考えられています。本態性高血圧で最も影響を受けるのは遺伝で、片親が高血圧だと50%ほどに、両親ともに高血圧だと70%ほどの人に高血圧が現れるといわれています。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

森下仁丹が、全国の小学生(小学1年生から6年生)計804名を対象に、「こどものうんちとちょうに関する実態調査」を実施しました。その後半について紹介します。

健康的なうんちを出せている小学生が過半数を占めていますが、62.4%の小学生が日常的に健康な腸やうんちを保つための方法を実践できていないことから、1日に大半を過ごす学校におけるトイレ事情について聞いています。

健康的なうんちを出せている652名の小学生に、学校でうんちをしたくなったときに、我慢したことがあるかを聞いたところ、86.8%の小学生が、これまでの学校生活でうんちを我慢したことがあることがわかりました。

また、「いつも我慢している」小学生は4.8%で、日々の学校生活でうんちができていない小学生もいることがわかりました。

いつもうんちを我慢している31名の小学生に学校でうんちを我慢した理由を聞くと、「他人友人に知られたくなかったから(58.1%)」、「学校のトイレが汚いから(51.6%)」と友人関係や学校のトイレ環境に関する理由があることがわかりました。

また、同上の小学生に学校においてうんちを我慢したときの具体的な状況を聞いたところ、「授業中・テスト中でトイレに行きたいと言い出せなかった」、「もう少しで下校の時間だったため、友達がいる学校でうんちをするのを我慢した」、「みんなに知られることが恥ずかしい」と、他人の状況で我慢していることが推測されました。

次に、健康的なうんちを出せている652名の小学生に学校以外でうんちをしたくなったときに我慢したことがあるかを聞いたところ、79.6%が「いつも我慢することが多い」「時々我慢していることが多い」「あまり我慢しないことが多い」と回答していました。

その中で、いつもうんちを我慢している12名の小学生に我慢したときの状況について聞くと、「遊びを優先していた」、「近くにトイレがなかった」、「外にいてトイレに並んでいる人がたくさんいた」など、うんちをしたくなったときの環境や状況によって我慢していることが推測されます。

健康的なうんちを出せている小学生の中で、学校でうんちを我慢することが多い286名の小学生に、うんちを我慢することで便秘になる可能性があり、その際に地震に生じる腹痛、便の漏れ、機嫌が悪くなる、集中力が低下するなどの悪影響を知っているかを聞いたところ、12.9%の小学生のみが、「悪影響があることは知っていて症状も知っていた」と回答しました。ほとんどの小学生がうんちを我慢することで起きる症状を知らず、うんちをしたくなっても我慢していることがわかりました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

森下仁丹が、全国の小学生(小学1年生から6年生)計804名を対象に、「こどものうんちとちょうに関する実態調査」を実施しました。

日頃から、うんちの「形(硬さ)」「臭い」「頻度」の状態を確認しているかを聞いたところ、全体の51.1%が「している」と回答し、約半数の小学生が自分のうんちの状態を確認していることがわかりました。

最近したうんちの状態について聞いてみると、理想的な健康なうんちである「なめらかなバナナうんち」を出している割合が62.6%いることがわかりました。

また、ブリストルスケール(便の状態を表す世界的な基準で色や形に基づいて便の状態を分類)における「健康的なうんち」である「なめらかなバナナうんち」「ひびわれうんち」「やわらかうんち」は、全体を通して81.1%いることがわかりました。

健康的なうんちを出せている腸は健康である可能性が高いことから、全体を通して、健康的な腸である小学生が多いと推測されます。健康的なうんちを出せている652名の小学生に対して、うんちの状態で腸の状態がわかることを知っているかを聞くと、64.0%が「知らなかった」と回答していました。

健康的なうんちを出せている652名の小学生に、健康な腸やうんちを保つための方法を聞いてみると。「よく運動する(70.9%)」、「うんちを我慢しない(65.0%)、「よくご飯を食べる(60.3%)」、「よく眠る(57.5%)」と、正しい方法を選択した小学生が、いずれも5割を超えていました。

一方で、同上の小学生に健康な腸やうんちを保つ方法を説明した上で、普段どれくらい実践できているかを聞くと、「いつもできている」と回答した小学生は37.6%に留まりました。

そのため、今は健康的なうんちができている小学生も、今後、うんちの状態が固くなったり、緩くなるなど健康的ではなくなる可能性が推測されます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「あんぱんの日」木村屋総本店が1875年4月4日に明治天皇にあんぱんを献上したことにちなんで制定。

「どらやきの日」丸京製菓(鳥取県米子市)が3月3日の桃の節句と5月5日の端午の節句にはさまれた4月4日に、あんこを間にはさむどらやきを食べて皆んな幸せ(4合わせ)として制定。

「C.C.レモンの日」サントリー食品インターナショナルがシー(4)シー(4)レモンの語呂合わせで制定。

「しあわせ写真の日」全日本福祉写真協会が4と4が重なることで、し(4)あわせの語呂合わせで制定。

「猪肉の日」肉の鈴木屋(長野県飯田市)がシ(4)シ(4)の語呂合わせで制定。

「歯周病予防デー」goodbye perioプロジェクトが歯(4)周病予(4)防の語呂合わせと2012年4月4日のプロジェクト開始にちなんで制定。

「脂肪0%ヨーグルトの日」日本ルナ(京都府八幡市)が脂肪(4)0%(0)ヨーグルト(4)の語呂合わせで制定。

毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

健康リテラシーを向上させるための情報発信として、食事と運動の研究が重要であることは認識していながらも、自らの研究としては食事の改善から始まったことがあり、運動は他の専門家に任せていたところがありました。

しかし、健康づくりの情報は食事と運動の両方が同じようなレベルに高まっている必要があり、メディカルダイエットは食事と運動のタイミングによってエネルギー代謝を効果的に変化させることがテーマとなっていることから、運動の研究にも自ら飛び込む必要を感じていました。

そんなときに巡り合うことができたのは、日本健康スポーツ連盟の玉利斎理事長です。日本健康スポーツ連盟は、厚生労働大臣認定運動型健康増進施設の唯一の調査・指導を行う公益財団法人です。

玉利先生は、当時は公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟の会長でもあり、ボディビルの世界では伝説とも言われるほどの方です。日本で初めてボディビルを大学内の活動として始め、大学生のときに日本ボディビル協会を創立させて、役員となりました。作家の三島由紀夫のボディビルのトレーナーとしても知られています。

玉利先生は筋肉運動、有酸素運動とともに栄養摂取の重要性を訴えていて、私は臨床栄養の世界にいたこともあって、日本健康スポーツ連盟の理事として迎えてもらいました。

日本健康スポーツ連盟では、健康運動指導士のサプリメント講習の講師を担当させてもらい、これまでの栄養の補助という観点だけでなく、運動の能力向上、筋肉強化のためのサプリメントについても、教えながら学ばせてもらうという機会を得ることもできました。

このときの研究成果が、日本メディカルダイエット支援機構のサプリメントスペシャリスト講習の基礎となっています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕