投稿者「JMDS」のアーカイブ

学校での教科に馴染めないのは、教室の雰囲気や教師の教え方なども原因となっていますが、もう一つ原因となっていることに教科書があげられます。教科書は全員が一緒に学び、充分に理解できるように作られています。

ある特定の子どもに適したものではなくて、平均的な内容がクリアされていて、その理解の上に次のステップに進むことができるように構成されています。

それだけに、どこかでつまずいてしまうと、そこから先に進むことができなくなり、どんどん授業は進んでいく、自分だけが取り残されて、どんどん離されていくという結果になってしまいます。

だから、つまずきがあったら、すぐにクリアするために何が問題なのか、どうして理解できなかったのか、どうすればクリアできるのかを知り、改善に取りかかりたいところですが、学習障害では、それを教室の中での授業に求めることは無理というものです。

学習塾ではクリアできなかったことを気づかせ、クリアするために何度も問題を解かせるということをしています。

それで改善できればよいのですが、発達障害、学習障害がある子どもはクリアできなかった教科書を嫌いになってしまうところがあります。

そこで他の教科書を使ったり、サブテキストの参考書を使う、教科書を使わずに塾のオリジナルのペーパーを使うということをしています。

この方法でうまくいけばよいのですが、できることなら苦手になりかけている教科書を使ってクリアさせてあげて、教科書を嫌いにさせない、できることなら好きにさせてあげるということを考えるようにしたいものです。

学習障害の子どもの中には、覚えられないというよりも、覚えるのに時間がかかる、覚えて回答するまでに時間がかかるということも少なくありません。

教科書を嫌いと感じてしまうと、その教科書を使うことを拒否するようになり、そのままでは教科書を嫌いになってしまいます。嫌いと感じたときに、教科書を使って問題が解けて、それが嬉しい、楽しいと感じると嫌いという感覚が徐々に弱まっていきます。

教科書は学びのためのエッセンスを詰め込んで遭って、実によくできています。それを活用することを考え、実践することが学習障害の改善には大切なことなのです。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中からトランス脂肪酸の「基本的事項」「摂取状況」を紹介します。

〔基本的事項〕
トランス脂肪酸(トランス型脂肪酸)は不飽和脂肪酸であり、1つ以上の不飽和結合がトランス型である脂肪酸です。
(注:自然界に存在する脂肪酸に含まれる不飽和結合のほとんどはシス型結合です)

工業的に水素添加を行い、不飽和脂肪酸(液状油)を飽和脂肪酸(固形油)に変えるときに副産物として発生します。つまり、これらのトランス脂肪酸は工業由来のものです。

また、反芻動物の胃で微生物によって生成され、乳製品、肉の中に含まれる脂肪酸の中にもトランス脂肪酸が存在します。
我々が摂取するトランス脂肪酸は、この2つに大別されます。

〔摂取状況〕
食品安全委員会は「食品に含まれるトランス脂肪酸」(報告書)で、国民健康・栄養調査(平成15〜19年)のデータを解析して、全対象者における平均値、中央値ともに0.3%エネルギーと報告しています。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から一価不飽和脂肪酸の「目標量の策定」を紹介します。

〔目標量の策定〕
必須脂肪酸でなく、同時に、主な生活習慣病への量的影響も明らかではないため、目標量は策定されていません。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「主婦休みの日」サンケイリビング新聞社が、1月25日、5月25日、9月25日を主婦が忙しい日の後にリフレッシュする日ということで制定。

毎月25日:「プリンの日」(オハヨー乳業)、「歯茎の日」(佐藤製薬)、「いたわり肌の日」(ライオン)

時間栄養学という研究分野があります。身体は時間によって変化をしていて、同じ活動をしても結果が異なるのは理解されることです。同じものを食べても、同じ栄養素を摂取しても時間によって結果が変わってきます。

そのことを象徴的に言い表したのが、「朝の果物は金、昼の果物は銀、夜の果物は銅」という言葉です。実際に金や銀になるということではなくて、スポーツ競技などの順位の金・銀・銅という健康効果のランキングです。

同じ果物(フルーツ)を食べても、朝食の時間帯では金、昼食の時間帯では銀ということで、ここまでは推奨される時間帯ということになります。それ以降の夕方までの時間(15〜18時)は銅になるものの、それ以降は効果が低い、むしろマイナスにもなるということで鉄もしくは鉛(なまり)と言われることもあります。

夜に果物を食べると、活動時間ではないのでエネルギー消費が少ないことに加えて、夜には自律神経の副交感神経の働きが盛んになっているために、消化・吸収がよくなっています。これは夕方以降に食べたものをエネルギー源として効率よく吸収すると同時に、ビタミンやミネラルなども吸収しやすくするための作用です。

そのときに摂った果物の糖質(果糖やブドウ糖)は、エネルギーになりにくく、余分なエネルギー源が脂肪として肝臓で合成されるとともに、その脂肪を脂肪細胞の中に蓄積されるので、体脂肪が増えて、いわゆる太りやすい状態になるからです。

こういうこともあって、朝に食べるのが最も効果的で、昼、夜と時間が経つにつれて効果が薄れていくという考えから、「朝の果物は金、昼の果物は銀、夜の果物は銅」という言葉を使って果物の有効性について語られるようになったのです。
〔セカンドステージ連盟 小林正人〕

新たな連載コラムの「時間塾」を始めるにあたって、関係先の何人かに簡単に説明をしたところ、時間軸と聞き間違えられて話が噛み合わないことが多々ありました。そこでメールで文字にして送ったのですが、中には「時間軸の打ち間違えではないか」という返答もあって、新たな用語をタイトルにしてよいのかと一瞬迷うこともありました。

ネットのAI検索では、どのような説明をされているのかと調べてみたら、「時間塾という名前の学習塾はない」とか「短時間だけ学べる学習塾についての紹介」という回答がありました。

AIは、相手が想定している範囲を超えた質問が増えると、それなりに学んで賢くなっていくので、そのうち的確な回答をするようになるのではないかとITの専門家に聞いてみました。

それについては、AI検索はネット上の情報を組み合わせて、“それらしい情報”を作ってくるので、ネット上に基本となる情報をアップすることを教えてくれました。

その一つの例として「学びの伴歩」があげられたのですが、それは私たちが始めた活動の一つで、ホームページの最新情報で何度か書いてきたことです。

ということで、「時間塾」も書き続けていることで、AI検索から一般のネット検索へと広がり、徐々に浸透していくであろうということで、毎日とは行かないまでも2日に1回くらいのペースで書いていくことを決めました。

2025年8月31日まで「日々修行」のタイトルで366回(閏年の1年分)書いてきましたが、366回を振り返ってみると、これは時間を切り口にして再考すると新たな展開になるのではないか、というものが複数見つかりました。

「日々修行」は、日本メディカルダイエット支援機構の理事長として書きました。

そもそも時間塾は、何を伝えようとしているのか、塾として時間を教えてどうするのか、という意見は関係者にもあるものの、それは徐々に明らかになっていけばと思います。

そして、最終回を迎えるときには(100回は続けたいとは考えていますが)、時間塾の考え方が実は重要であるということがわかってもらえるようになったらいいな、という思いでいます。
〔セカンドステージ連盟 理事長:小林正人〕

「見かけ倒れ」という言葉は以前であれば、あまり聞くことはなかったのですが、メディア(中でもテレビのバラエティ番組)で聞かれるようになり、その影響を受けてか、徐々に広まっています。

「見かけ倒れ」の意味として、表向きの評判と内容が合っていないことが説明されていますが、この表現が合っているのか、という話です。

逆引き辞典というものがあって、これは言葉から意味を知るのではなくて、その逆で意味から元々の言葉を探していくものです。以前であれば、紙の辞典であったので、言葉の意味を探すのも大変だったところが、今ではネット検索でも逆引きができます。

言葉の全部ではなくて、一部からも検索できる時代になっているものの、これが間違いを広める要因にもなっています。

「見かけ倒れ」を「外見は立派だが、実質が劣っていること」や「言っていることは正論に聞こえるが、実際には正論ではない」という意味で使っている人が増えているのは、そのような人が実際に増えているからです。

「見かけ倒れ」は誤用で、正しい使い方は「見かけ倒し」です。これは“倒れ”と“倒し”が極めて似ていることから勘違いされたというよりも、「かけ声倒れ」との混同と考えられています。

「かけ声倒れ」は、勢いよく始めたことが期待外れで終わってしまうことを指していて、やはり該当するような人が増えています。「かけ声倒れ」には「表向きの評判と内容が合っていないこと」という意味もあって、これは「見かけ倒し」と意味が重なって(一緒になって)います。

「かけ声倒れ」と「見かけ倒し」が混同して、「見かけ倒れ」となったというのが公式の意見です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から一価不飽和脂肪酸の「生活習慣病の発症予防」を紹介します。

〔生活習慣病の発症予防〕
一価不飽和脂肪酸摂取量と総死亡率、循環器疾患死亡率、脳卒中死亡率、心筋梗塞死亡率の関連を検討したコホート研究の結果をまとめたメタ・アナリシスでは、どの指標でも有意な関連を観察していません。

一方、このメタ・アナリシスでは一価不飽和脂肪酸摂取量/飽和脂肪酸の比が総死亡率や循環器疾患死亡率と有意な負の関連を示しました。

また、一価不飽和脂肪酸摂取量に関する別のコホート研究のメタ・アナリシスでは、総死亡率と負の関連を認めている報告もあります。

飽和脂肪酸の置き換えの影響を検討したコホート研究のメタ・アナリシスでは、飽和脂肪酸を一価不飽和脂肪酸に置き換えた場合、総死亡率の低下を認めています。

以上のように、一価不飽和脂肪酸が主な生活習慣病の予防にどのように、そしてどの程度寄与し得るか(またはリスクになるか)はまだ明らかではないと考え、一価不飽和脂肪酸の目標量は設定されていません。

しかし、一価不飽和脂肪酸もエネルギーを産生するため、肥満予防の観点から過剰摂取に注意すべきです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、各論のエネルギー・栄養素について説明しています。その中から一価不飽和脂肪酸の「基本的事項」「摂取状況」を紹介します。

〔基本的事項〕
一価不飽和脂肪酸には、ミリストオレイン酸(14:1n–7)、パルミトオレイン酸(16:1n–9)、オレイン酸(18:1n–9)、エルカ酸(22:1n–9)などがあります。

一価不飽和脂肪酸は食品から摂取されるとともに、不飽和酵素と呼ばれる二重結合を作る酵素によって、飽和脂肪酸から生体内でも合成できます。

〔摂取状況〕
平成30年・令和元年国民健康・栄養調査における日本人成人(18歳以上)の摂取量は、25.3g/日(男性)、20.7g/日(女性)です。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「海藻サラダの日」カネリョウ海藻(熊本県宇土市)が、海藻サラダを初めて作った会長の誕生日(1930年9月24日)に合わせて制定。

毎月24日:「ブルボン・プチの日」(ブルボン)、「削り節の日」(東京削節類卸協同組合)