投稿者「JMDS」のアーカイブ

100kcal単位の運動量を知るためには、METSを用いて消費エネルギー量を計算する方法を活用しています。消費エネルギー量は、以下の計算式で求めます。

「消費エネルギー量(kcal)=体重(kg)×METS×運動時間(h)×1.05(係数)」

この計算式を逆算する方法で、100kcal単位の運動をする時間がわかります。

「100kcal÷体重(kg)÷METS÷1.05(係数)=運動時間(h)」

METSは、運動に合わせてメッツ(METS)表の運動と生活活動の数値を使います。

普通歩行(67m/分)は3METSで、体重50kgの人は、以下の計算となります。

「100kcal÷50(kg)÷3METS÷1.05(係数)=0.6349(h)」

1時間(60分)×0.6349は約38分です。

速歩(95〜100m)は4METSで、体重50kgの人は、以下の計算となります。

「100kcal÷50(kg)÷4METS÷1.05(係数)=0.4761(h)」

1時間(60分)×0.4761は約28分です。

ジョギングの場合は7METSと運動量が多く、同じく体重50kgの人が100kcalを消費するための運動量は以下の計算で求められます。

「100kcal÷50(kg)÷7METS÷1.05(係数)=0.2721(h)」

1時間(60分)×0.2721は約16分となります。

性別や年齢によって差は生じるものの、100kcal単位の運動は、概ね以上のように計算されています。体重が多いほど身体を動かすために多くのエネルギーが必要となることから運動の時間が短くなっていきます。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「いちごの日」全国いちご消費拡大協議会が、いち(1)ご(5)の語呂合わせで制定。

「ホームセキュリティの日」セコムが1981年1月5日に発売したホームセキュリティシステムが2014年に100万軒を突破したことから制定。

毎月5日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

やせ体質という言葉があって、他の人と同じ生活をしても太らない、やせやすいということを指しています。そのような体質の人は共通点があって、それはヤセ菌と呼ばれる腸内細菌が多いことです。

この真偽は置いておくとして、ヤセ菌は酪酸産生菌を指していて、大腸の中で水溶性食物繊維をエサにして酪酸を作り出しています。酪酸の中には短鎖脂肪酸が含まれていて、この短鎖脂肪酸が脂肪の吸収を抑えたり、脂肪のエネルギー代謝を活性化させる働きがあります。

この仕組みを知って、水溶性食物繊維が含まれる海藻、きのこ、果物などを多く摂ることによって、食べている量に比べると太らなくなったということは実際にあることです。

だから、ヤセ菌が多く存在していて、ヤセ菌が活性化したのだと考えがちですが、水溶性食物繊維は粘度が高く、余分な中性脂肪を吸着して吸収されにくくする働きがあります。また粘度の高さのために、食べたものがゆっくりと胃から小腸に運ばれるようになり、そのために血糖値が急上昇しにくくなります。

血糖値が急上昇すると膵臓からインスリンが多く分泌されますが、インスリンにはブドウ糖を細胞に取り込ませる働きと同時に、肝臓での脂肪合成を進める働きがあります。だから、水溶性食物繊維が多くなることで太りにくくなる効果があるわけです。

同じものを食べても太りにくいということが起こるのは肥満遺伝子も関係しています。糖質が脂肪に合成されるのを進める肥満遺伝子がある場合には、糖質の摂りすぎが太る大きな要因となります。

体脂肪が多く蓄積される肥満遺伝子もあり、この場合には脂肪が多く含まれるものを食べたことで脂肪細胞の中に中性脂肪が蓄積されやすい特徴があります。食べ物の内容が影響するので、何もヤセ菌や、やせ体質だけで結果が決まってくるわけではないということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「石の日」狛犬や地蔵などの石のものにお参りすると願いがかなうとされることから、い(1)し(4)の語呂合わせで制定。

毎月4日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

健康デザインは、健康づくりに必要な食事、運動、休養などの中から、それぞれの人に適したものを選択して提供することを目標としています。食事だけで健康になることもできなければ、運動だけでも休養だけでも無理があるということで、それぞれのパーツの組み合わせを紹介するわけです。

さらに、食事と運動、食事と休養、運動と休養の組み合わせとタイミングによって、より効果を高めよう、しかも無理なく継続できるようにしようというのはメディカルダイエットの手法で、そのベースがあるから単にパーツを組み合わせているわけではないということを伝えるようにしています。

これは食事によって栄養の質と量が確保されていることが大前提となっています。栄養素が不足している状態で運動を実施しても効果が得にくく、場合によっては逆効果になりかねないということがあるからです。

食事で栄養が充分に摂取できていればよいものの、食事の内容を確認するためのツールの「食生活チェック」を実施してみると、明らかに不足している栄養素、現状の食事では補うことが難しい栄養素、通常の食事では足りているようでも運動や疾患などの関係で多くの摂取がすすめられる栄養素がある人が非常に多くなっています。

不足するものを補うのはサプリメントで、そもそもサプリメント(supplement)は補助、補完、補充といった意味があります。何も栄養素を補うものだけがサプリメントではなくて、運動が足りない人が無理なく実施できるようにすることも、休養の時間が充分に取れない人のためのアイデアなどもサプリメントと同じ位置づけと考えることができます。

とはいえ、健康デザインの基本となる食事で不足するものを補うところからスタートする必要があるとの考えで、サプリメントの情報を発信するために講習テキストまで用意しています。260ページを超えているので、必要な部分をピックアップして提供することができるように準備しています。
〔健康ジャーナリスト/日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

特定非営利活動法人はNPO法人とも呼ばれ、「Non Profit Organization」の略であることを先に(支援する人を支援する1)説明しました。これは直訳すると「利益を得ない団体」となり、NPO法人と名乗ったときには、“儲けでやっていない”ということを宣言するようなことになります。

それもあって途中で一般社団法人に組織変更を行う団体が一時期増えました。2006年に公益法人法の改正によって一般社団法人が設立されましたが、それ以前は小規模な活動ができる法人は特定非営利活動法人しかなかったので、本来の目的や活動内容とは違っていても特定非営利活動法人としてスタートしたところが数多くありました。

特定非営利活動法人と比較すると一般社団法人は設立の認証も必要なく、株式会社と大きく変わらないような事業もできることから、特定非営利活動法人を選択する団体は大きく減りました。

日本メディカルダイエット支援機構が内閣府から特定非営利活動法人の認証を受けたのは2008年のことです。選択肢がある中で、あえて特定非営利活動法人を選択したのは、公益活動オンリーで行こうと考えたからです。

とはいっても、特定非営利活動法人は公益事業(特定非営利事業)だけではなく、収益事業も認められています。ただし条件があって、得られた収益は公益事業の使うことが原則になっています。

それなのに日本メディカルダイエット支援機構は公益事業100%の特定非営利活動法人です。メディカルダイエットという名称で健康に関わる商品を販売したら、法人名が効能効果を表すことにもなりかねません。

そのことは認証前の審査でも指摘されて、名称変更も指導されたのですが、日本メディカルダイエット支援機構にはこだわりがあり、それは特定非営利活動法人でなければ完結しないことから公益100%を選択しました。そのこだわりについても先に説明しています。

公益100%の活動であっても収益は必要であることから、教育と情報発信は公益としての稼ぎが認められました。その代わりというか、「メディカルダイエット」を冠した資格認定が認められました。

これを活かして16年に渡って活動してきましたが、講習と情報では支援活動の限界が見えてきたことから、これまでのスタンスを変更することにしました。それは、メディカルダイエットの目的に合致した支援を行う団体や企業などを支援するということです。
〔特定非営利活動法人日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「ひとみの日」眼鏡・コンタクトレンズ業界が、ひ(1)とみ(3)の語呂合わせで制定。

毎月3日:「くるみパンの日」(カリフォルニアくるみ協会)、「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

「奇跡」という言葉は、あまり使いたくはないと言い続けてきました。ちょっとした変化を奇跡だと言い、いかに自分がラッキーな存在なのか、自分の仕事や生き方が奇跡を生じさせていると言って、何か得になることを引き寄せようとしている人には、嫌と感じるほど出会ってきました。

何を奇跡と感じるのかは人それぞれで、「そんなのは奇跡じゃない」と言いたくなることは多くの人が経験してきたことかと思いますが、一つや二つの出来事は偶然で済まされることです。

たった一つのことであっても奇跡は奇跡で、私が奇跡と強く感じた父の“九死に一生”の出来事は、それ以外に奇跡のようなことが父に起こったとしても、これは奇跡と断言できます。詳しいことは別の機会に書くことにしますが、風水害の避難誘導の先頭に立っていて、土砂の下敷きになり、その上に大きな岩が乗っていたところから自力で這い出てきたこと、その後も短期間で日常生活に戻れたことは奇跡としか言いようがありません。

奇跡という言葉を否定する人が、よく口にする「死んだと思っていた人が葬式の途中で棺桶から出てきたこと」ということに比べたら、その他のことは奇跡ではないことになるかもしれません。

それほどのことではないとしても、ただ助かった、結果としてよかった、望んでいたことが短期間で叶えられたということではなくて、その後の人生に大きな影響を与えて、多くの人に喜びや幸福感を与えるようになったとしたら、これは奇跡と呼べることです。

私の場合は、九死に一生の経験は一回きりでしたが、それよりも不思議な出会いが相次ぎ、これを活かし、出会いをつなぎ、今になって振り返ってみると「奇跡的な出会いであった」と言えることが、本当の奇跡ではないかと考えています。

奇跡は続いてこそ、これを活かしてこそ、奇跡と巡り合わせてくれた何か(something great)に気づくことができるのだとの思いを、これから書き記していくことにしました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「初夢」その年に初めて見る夢ではなく、2日の夜に見るのが初夢。

「箱根駅伝の日」東京箱根間往復大学駅伝競走は記念日に登録されていないものの、箱根駅伝のスタートの日が一般に言われている。第1回(1920年)は1月14日がスタートの日。1956年から1月2日、3日に開催されるようになった。

「よーく考えよう、お金は大事だよ」というのは保険会社のテレビCMで有名になったフレーズで、子どもウケしやすいこともあって、この曲がテレビから流れると子どもが釘付けになり、家族の記憶に刷り込まれやすい効果が狙われています。

このテレビCMが流れるたびに感じるのは、本当に大事なのは「お金」ではなくて「時間」だということです。何度か聞いているうちに、「よーく考えよう、時間は大事だよ」と聞こえてくることがあります。

お金は後になって取り戻すことはできても、過ぎ去った時間は取り戻すことができないものです。自分にとっての大切な時間、チャンスをつかむための時間は、まさに今しかなくて、これもテレビCMで有名になったフレーズの「今でしょ」に通じるところがあります。

これは有名な塾講師が「じゃあ、いつやるか? 今でしょ!」とキラーフレーズとして使い始めた言葉で、2009年には新語・流行語大賞にも選ばれています。

時間は大事で、できるだけ無駄に使うことがないように、というのは、人生の残り時間があまり残されていない人だけでなく、大活躍が求められる働き世代にも、目的に向かって学んでいる子どもたちにとっても同じことです。

そう感じて、そのように行動しようと思っても、それを邪魔する人がいます。そのような人を表す言葉として使われているのが、このコラムのテーマである「時間泥棒」です。

時間泥棒は、他人の時間を盗もうとして近づいてくることは少なくて(絶対にないとは言いにくいこともあるのですが)、本人は盗んでいる意識がないだけでなく、むしろ役に立つと思って時間を取らせたり、最も時間を盗まれたくないタイミングに限って近づいてくることがあるので困ってしまうことがあります。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕