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「求不得苦」という言葉があり、これは八苦(四苦八苦の八つの苦)の一つです。求めるものが得られない苦しみのことですが、ただ得られないだけでなく、本来なら欲しがらなくてもよいものを求めるばかりに、これが苦しみになってしまうということを指しています。

他の人であれば、充分であると感じて、これ以上を求めないのは普通であると考えられるところであるのに、求めないと不安になり、手に入れたものを手放せなくなってしまうことで、“持てる者の悩み”と言われることもあります。

この苦しみは贅沢な悩み、苦しみという周囲の見方とは違って、本人にしてみれば“地獄の苦しみ”にも感じることがあります。これは浄土真宗の開祖である親鸞聖人の言葉を借りるなら「自業苦」と書いて「じごく」と読んで、これは地獄に通じます。

自業苦は自業自得の自業で、そのために苦を感じることで、それまでやってきたことが自業苦を生み出しています。これだけで終わりではなくて、次に出てくる言葉が重要です。それは自業苦を生み出した“業”による苦を楽に変えることで、「業苦楽」(ごくらく)に変えることができます。

この考え方からすると、業苦楽は自業苦を体験した人に訪れるもの、自業苦を体験しなければ得られないものということになります。

しかし、もっと欲しい、もっと上に立ちたいという気持ちを変えることは難しく、完全に忘れることは不可能という状態といえます。

それならば、何が必要なのか、何が必要以上なのかを知り、自らを苦しめるようなことになるものからは離れる、できることなら忘れるようにするということを選択できるようにすべきではないかという提案をしています。

そのためには、これまでの延長であったり、習慣として繰り返すだけでなく、立ち止まり、振り返り、左右を見て、上下を見て、さらに過去も未来も見るようにして、自分を見直すような心構え、覚悟が必要になってくるということです。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

紅麹を用いた機能性表示食品の健康被害が相次いで報道されたとき、テレビ局を初めとした全国メディアから複数の問い合わせがありました。テレビの全国キー局では、専門家のコメントが間に合わず、情報番組では通常のコメンテーターがコメントしたために、専門家ならずとも頓珍漢(トンチンカン)と感じる発言を、各局の番組で見かけました。

機能性表示食品は国の審査を受けたものではなく、届け出をすれば機能性表示食品として販売できるものですが、その一点だけを捉えてのコメントがありました。そして、機能性表示食品制度の危険性を述べるシーンが相次いで、機能性表示食品だけでなく、他の健康食品を製造・販売する企業からも苦情が入ったとのことでした。

テレビ番組の広告の出稿数が減り、広告収入も下がっている中、機能性表示食品は放送局にとっては大きな稼ぎの元になっています。誤ったイメージが視聴者に広がるのは困ったことであるということで、あちこちに情報集めをしたようで、そのうちの1人に私も入れられていました。

特定保健用食品(トクホ)とは違って、機能性表示食品は個別の商品で審査されているわけではありません。自社で機能を試験して、その結果を消費者庁に届け出して、不備がなければ機能性表示食品と表示することが認められるという制度です。

それだけでなく、機能性の研究論文を根拠として届け出することでも認められる制度で、さらに、すでに機能性表示食品として認められた商品と同じ研究論文を根拠とすることもできます。

商品で試験をした場合と、研究論文を根拠とした場合では、広告の表示が違っていて、前者は「〜が認められています」、後者は「〜と報告されています」と使い分けられています。

このことは、できれば消費者に知られたくないことで、だからコメンテーターの口からも聞かれてはいません。

こういったことに気づくのは、業界や制度について知っているからで、よく知らない世界では、間違ったことが伝えられても、コメンテーターが何かの意図があって発言をしても判別がつかないことになります。

そういった間違った情報が平気で流されている可能性が高い、ということを再認識させられた機会でもありました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

栄養失調の指標である体重減少と体重増加は、さまざまな疾患の発症につながることが知られていて、高齢者にとって重要な健康問題となっています。世界の高齢者の約4分の1が栄養失調であるといわれています。

歯が少ない人で体重が減少することは明らかにされていますが、体重増加との関連、噛みにくさや口の渇き、むせなどの他の口腔機能が体重減少・増加に及ぼす影響についてはわかっていませんでした。

東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野の研究グループは、65歳以上の高齢者約6万4000人を対象にした3年間の追跡調査によって、歯が20本以上ある人に比べて歯が9本以下の人では体重減少が1.17倍、体重増加も1.23倍起こりやすいことがわかりました。

また、噛みにくさがある人、口の渇きがある人でも体重減少が、それぞれ1.12倍、1.11倍、体重増加が1.09倍、1.09倍起こりやすいことがわかりました。

この研究は、2016年、2019年に実施された日本老年学的評価研究調査に参加した高齢者を対象として、2016年時点での歯の本数(20本以上/10〜19本/0〜9本)、咀嚼困難、むせ、口腔乾燥の有無を口腔機能の低下として、2016年時点から2019年時点にかけての体重が5%より減少・増加することと関連しているかを評価しました。

分析では、口腔機能低下がある場合とない場合での体重減少・増加の起こりやすさの比が算出されました。性別・年齢・教育歴・等価所得・婚姻状況・併存疾患(高血圧、糖尿病、がん、脳卒中)・喫煙歴・飲酒習慣の影響を統計学的な手法を用いて除外されています。

その結果、対象者6万3602人中、体重減少・体重増加を経験した人は、それぞれ15.2%、10.4%でした。歯の本数が20本以上、10〜19本、0〜9本の人は、それぞれ60.1%、20.4%、19.5%でした。咀嚼困難、むせ、口腔乾燥を訴えた人は、それぞれ23.9%、16.9%、18.6%でした。

分析の結果、体重減少の起こりやすさは、歯の本数が20本以上の人に比べて、10〜19本の人では1.12倍、0〜9本では1.17%高くなることがわかりました。少ない歯の本数や咀嚼困難、口腔乾燥と体重増加においても同様の結果がみられました。しかし、むせでは体重減少・増加ともに統計的に意味のある関連は見られませんでした。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

「横丁の日」アスラボ(東京都港区)が横丁の横(45)の語呂合わせで制定。

「新子焼きの日」旭川名物“新子焼き”の会が新(4)子(5)の語呂合わせで制定。

毎月5日:「みたらしだんごの日」(山崎製パン)

音楽業界や厨房業界の文筆の仕事をしているうちに、知人の紹介でバレーボールとバスケットボールの専門誌を発行する出版社の手伝いをするようになっていました。その編集者の中にPHP研究所の編集部から移ってきた方がいて、その紹介で同研究所のテープ起こしのアルバイトの話がありました。

講演を記録したテープレコーダーの内容を聞いて、原稿に書き出すだけのことなので引き受けました。それは松下政経塾の塾長の松下幸之助さんの講話を文章化して、それを別のライターが書籍にするための原稿にするということでした。

関西弁の話を標準語に直して、文章として整理すればよいということで、注文通りの原稿も書いたのですが、読みやすくするために少しだけ書き換えた文章も作りました。その両方を提出したのですが、書き換えた原稿を編集者が気に入ってくれて、そのまま使われることになりました。

その後、第二弾、第三弾が発行されることが決まり、それも担当させてもらいました。これをきっかけにして、他の著者の原稿の執筆を回されるようになり、結果として17年をかけて150冊をゴーストライターとして手がけました。

これだけをしていたわけではなくて、他にも音楽業界、栄養業界などの仕事もしながらであったので、ほとんど寝ていないという時期もありました。初めは手書きで、その後はワープロ、パソコンと変化はしてきたものの、ずっと文章書きしかしてこなかったようなものだけに、高性能のパソコンも、ほとんど文章作成にしか使ってこなかったのは、そんな流れがあったからです。

契約によって、誰の、どの書籍を手がけたかは言えないのですが、初めの3冊は講話を書籍化しただけという形なので『松下政経塾 塾長講話録』であることを言うことは許可されました。

経済人や文化人など、普通なら会えないような方々に会って話を伺い、書籍には残せない話を伺うことができて、物書きの裏方をする中で、さまざまなことを勉強することができました。その出会いの連続を、自分の生き方を決める好機にすることができました。
〔日本メディカルダイエット支援機構 理事長:小林正人〕

糖尿病は血管を傷める合併症が起こりやすく、血管にダメージを与える他の要因が加わることによって、合併症が起こりやすくなることが指摘されています。

最も合併症に影響を与えているのは血圧です。糖尿病によって血管の弾力性が低下してくると、血流を確保するために心臓の圧力が高まり、高血圧になりやすくなります。このことが動脈硬化の危険性を高めています。糖尿病患者の60%ほどが高血圧であるとの報告あります。

血圧の抑制目安である降圧目標値を見ると、糖尿病の合併症がある人の場合には、拡張期血圧は130mmHg、収縮期血圧は80mmHgと『高血圧の治療ガイドライン』では、過去に比べて最も低く設定されています。

糖尿病になると高血圧になりやすいだけではなく、両方の病気が重なることで動脈硬化が進みやすくなることが指摘されています。

心臓病のリスクは、健康な人の危険度を1とした場合に、肥満、高血圧、高血糖、高トリグリセライド(中性脂肪)血症の危険因子の1つがある場合には5.14倍、2つある場合は5.76倍、3つから4つを併せ持つ場合には35.80倍と大きく跳ね上がることが知られています。

糖尿病で高血圧になる理由としては、以下のことがあげられています。

1)循環血液量が増える
血糖値が高い状態では体内の細胞の浸透圧が高くなり、水分が細胞内から細胞外に出てきたり、腎臓から吸収される水分の量が増えるようになります。その結果、血管の中を循環する血液の量が増えて、血管を圧迫して、血圧が上昇します。

2)インスリン抵抗性がある
糖尿病の人はインスリン抵抗性があります。インスリン抵抗性は、インスリンの作用を受ける細胞の感受性が低下している状態のことで、この状態ではブドウ糖が細胞に多く取り込まれず、血液中で多くなったブドウ糖が尿と一緒に排泄されるようになります。

インスリンが効きにくくなると、それを補うためにインスリンが膵臓から大量に分泌されるようになり、高インスリン血症となります。

高インスリン血症では、交感神経の働きが盛んになり、腎臓でナトリウムが排泄されにくくなるために、血管の細胞の成長が促進されて血管の壁が厚くなっていきます。そのため、血管が拡張しにくくなり、血圧が上昇します。

3)糖尿病性腎症
糖尿病性腎症では、腎臓の細くて弱い細小血管である糸球体がもろくなっていくために、充分に濾過ができなくなり、体内の有害物質が多くなっていきます。糖尿病性腎症になると、腎臓から血圧を上昇させるホルモンが多く分泌されるようになり、血圧が上昇します。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

血圧を下げて、安定させるものとしては、カリウムの摂取、睡眠、休息、ぬるま湯での入浴、運動習慣、適度なアルコール摂取などがあげられます。加齢とともに体重が増加している場合には心臓に負荷がかかることになり、運動や食事制限によって体脂肪を減らすことで血圧の上昇を予防することができます。

野菜や果物に多く含まれるカリウムは、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促進することから血圧上昇を予防する働きがあります。

入浴は、お湯の温度が大切で、38℃以下のお湯では自律神経の副交感神経の働きが盛んになり、心拍数も減り、血管も拡張されて血圧は下がります。それに対して、42℃以上の熱めのお湯に入るか熱いシャワーを浴びると血管が収縮し、心拍数も増え、血圧が上昇します。

入浴中は血圧の変動が大きく、また温かな浴室から温度差のある脱衣室に出たときには血圧が上昇するため、室温には注意が必要です。脱衣所で体が冷えやすいときには、浴室内でバスタオルを使って、皮膚の水分を拭き取ってから出ることがすすめられます。

飲酒をすると、アルコールの作用によって血管が拡張して血圧は下がります。その量は、日本酒に換算して1合、ビールなら大ビン1本程度です。しかし、飲酒量が2合になると血圧は元に戻り、3合を超えると逆に血圧は上昇するようになります。

これは飲酒によって血管が拡張しすぎることによって血流が低下するので、それを戻すための血圧上昇が進みすぎるために起こることです。2合以下の飲酒なら大丈夫かというと、習慣的に飲み続けていると血圧は上昇していくようになります。

適度な運動では血流が盛んになり、血圧は下がるようになります。同じ運動であっても、ストレスがない状態では血圧は下がりやすく、逆に義務的な運動では下がりにくくなっています。日常生活の中に組み込めるような、心拍数が上がりすぎない速歩でのウォーキングのような適度な運動が血圧を安定させるには有効となります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

タバコを吸うとニコチンが副腎を刺激して、血圧を上昇させるホルモンが分泌されます。また、ニコチンには血管を収縮させる作用があるため、タバコを吸うと血圧が上昇します。

運動をして酸素の必要量が増えると心拍数を増やし、赤血球が早く酸素を届けられるようになります。運動をやめれば、酸素の必要量は元に戻るので、心拍数も元に戻ります。

ところが、喫煙した場合には、タバコを吸っているときだけでなく、吸っていないときにも酸素が不足していることから、酸素を早く全身に送り届けるために自律神経の交感神経の働きが盛んになって血圧が上昇します。

また、酸素不足の状態が継続することによって赤血球が増えていきます。

タバコを吸うと、赤血球が増えて血液の量が増えるとともに、血液がドロドロ状態になりやすいことで、血圧が上昇することになります。食事や運動などの生活習慣を改善し、また降圧剤を使用していても、喫煙を続けていれば血圧を安定させることはできないわけです。

飲酒も血圧に影響を与えます。アルコールには血管を緩める(拡張させる)作用があるため、適度な飲酒は血圧を下げます。その量は日本酒換算で1合(ビールなら中ビン1本、焼酎なら25度で0.6合、ワインなら1杯、ウイスキーならダブル1杯)ほどとなります。

2合に相当する量を飲むと、下がった血圧が元の状態に戻るようになり、3合を超えると逆に血圧が上昇します。これはアルコールによって血管が拡がることによって血流が低下して、全身に運ばれる酸素量が減少することから、それを補うために血圧が上昇するようになるのです。

飲酒によって血圧が下がるのは適度な量を、休肝日を入れながら週に2〜3回にしている場合で、毎日の飲酒習慣は、かえって血圧を上昇させることにもなります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

生活習慣病のうち、やせることが医師や栄養士などによって指導されるものというと、肥満症、糖尿病、脂質異常症、肝臓病などと並んで、高血圧があげられます。血圧は心臓から送り出された血液が動脈の壁に与える圧力のことで、必要以上に圧力がかかっている場合が高血圧です。

太っている人は脂肪細胞の中に体脂肪が多く蓄積された状態で、多くなりすぎた体脂肪によって脂肪細胞が膨らんでいきます。脂肪細胞に蓄積された中性脂肪は、体脂肪と呼ばれます。

この体脂肪のうち内臓の周りに蓄積されているものが内臓脂肪で、皮膚の奥についているものが皮下脂肪です。血圧に大きな影響を与えているのは、内臓脂肪のほうです。

血管の周囲にある脂肪細胞が膨らむと、その脂肪細胞によって血管が圧迫され、血液が送り出されたときに弾力をもって膨らみにくくなります。そのために血液による圧力が血管に強くかかるようになり、高血圧となります。

水道のホースを握ると圧力が高まって勢いよく噴出するようになりますが、それと同じようなことが血管内で起こっているわけです。

高血圧になると塩分を減らすように指示されることから、高血圧は塩分(ナトリウム)の摂りすぎが原因といわれます。しかし、原因はそればかりではなく、さまざまな原因があげられています。食塩を減らしても血圧に変化がなかった人が、内臓脂肪を減らすことによって高血圧域から境界域に、さらに正常域へと血圧が下がったという例も少なくありません。

血圧が高めであることが指摘されたら、太っている人の場合には、まずは内臓脂肪を減らすことを心がけることが大切になります。

内臓脂肪が多く蓄積されると、脂肪細胞からアンジオテンシノーゲンという血圧を上昇させるアンジオテンシンⅡのもとの物質が盛んに放出されます。

また、アンジオテンシンⅡはインスリンの作用を抑制したり、膵臓を障害してインスリン分泌を低下させる作用があるため、肥満によって糖尿病が発症しやすくなります。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕

食塩感受性については前回(サプリメント相互作用10)説明しましたが、食塩感受性が高くない人は食塩(ナトリウム)と血圧は無関係であるものの、日本人は食塩感受性が高い人が多く、食塩の摂りすぎには注意が必要であると指摘されています。

食塩を空気に触れさせておくと固まっていくのは、ナトリウムが空気中の水分を取り込むためです。血液中のナトリウムが増えたときにも、ナトリウムが水分を多く取り込むために、血液循環量が増えることになります。

また、塩分が多くなると喉が渇いて、水を多く飲むようになることでも血液循環量が増えていきます。そのために血圧が上昇します。

さらに、ナトリウムが多くなって血液中の塩分濃度が高まると、細胞組織の活動が低下するために水分を薄めることが必要になります。そのために腎臓から血液中に戻される水分が多くなり、血液循環量が多くなって心臓に負担がかかるようになって、血圧が上昇していきます。

血液中のナトリウムが多い状態が長く継続すると、血管の細胞内にナトリウムが入り込むようになります。そして、ナトリウムが水分を細胞内に取り込み、細胞が膨らんでいくために血管壁の内径が狭くなり、血圧が上昇しやすくなります。

食塩感受性が高くない人は、食塩を多くとっても血圧が上昇しにくいのが一般的な考えですが、ナトリウムの過剰摂取は着実に血管の細胞を膨らませていきます。

細胞は一定の水分量が保たれているときに新陳代謝が正常に行われます。水分量が多くなりすぎた細胞は新陳代謝が低下することから、細胞の老化が進みやすくなり、血管がダメージを受けるようになっていくのです。
〔サプリメントデザイン推進機構 小林正人〕